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十和田湖への古道探索


元気なうちに伝えておきたい
十和田湖への古道

 今から400年ほど前から霊場として開けた十和田湖。現在は焼山から奥入瀬渓流の道を通って十和田湖に行っていますが、これは明治36年(1903)以降のことです。
 それ以前は県南からは、五戸の大学沢から、柏木、森ノ越、月日山、そして月日長根を通って、惣辺に出て、惣辺から五十曲りを下り、銚子大滝の上に出て、十和田湖に行っていました。
 もう一本は、旧十和田湖町は片淵川沿いをのぼり、惣辺に出る道と2本ありました。
 これらの道は非常に険しいために、奥入瀬渓流の道ができるとほとんど使われなくなりました。
 昭和62年(1987)に、小笠原カオルが主宰する「ふるさとを歩く会」が初めてこの十和田湖への古道を探索しました。そのとき案内してくれたのが地域史研究家の後沢良太郎さんと東正士さんでした。しかし、後沢さんは亡くなり、東さんも高齢になり案内できなくなりました。
 とすると、この古道を知っているのは小笠原カオル(十和田湖はむかし信仰の湖だった 古道を歩く』の著者)ただ一人であることに気がつきました。
 そこで小笠原カオルが、NPO法人十和田湖未来を設立し、平成27年(2015)に実に100年ぶりに十和田湖への古道を復活しました。
 しかし、小笠原カオルも75歳。まだあと10年は活動できるかと思いますが、小笠原カオルが元気なうちに、若いひとたちにこの古道を伝えたい。
 できれば熊野古道ならぬ、十和田湖への月日山古道として、十和田湖の新しい観光資源として開発したいというのが、小笠原カオルの願いです。

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けもの道のように今も残る十和田湖への古道

第1回十和田湖への古道
「月日山道」探索

日 時/9月16日(土)午前8時 十和田倶楽部東側駐車場集合
コース/十和田倶楽部より出発(マイクロバス)→

 (約13㌔)五戸大学沢「追分の石」→
追分の石=昔の道路標識。ここには、右七戸、左十和田と彫られている

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 (約20キロ)月日山入口(ここでマイクロバスを降りここから歩きます)→
山は月日山だが、神社は日月神社である。
この神社の御本尊は薬師如来で神仏混合時代の名残が残されている

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(約4㌔)月日山日月神社→月日長根(約5㌔)
月日長根にある石碑。今は台座しかない。
が、昔の人は祈願のためにここを通って十和田湖に行ったことがわかる

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 惣辺林道→(約8㌔マイクロバスで)惣辺(惣辺キャンプ場で昼食)→
 
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 約10㌔マイクロバス)戸間替林道入口(マイクロバスを降り歩く)→
 戸間替林道(約2㌔)遥拝場入口→ 
 (約4㌔)遥拝場(ここで十和田湖に祈願)→

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写真上=遥拝場には今は台座しか残されていない。
写真中=昔は十和田湖は女性禁制の湖であったために女性はここで十和田湖に祈願した。
写真下=遥拝場から見る十和田湖

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子ノ口三叉路の角にある
元禄6年=1693=十和田湖への新道を開通した、今でいう道路工事記念日
 戸間替林道入口まで戻る(本来は五十曲を通り、銚子大滝の上に出るが今は封鎖されている)→
 雲井林道(マイクロバスに乗り)→(約4㌔)子ノ口元禄の碑(古道終点)→

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*昔は、宿泊所になっている森ノ越を朝早く出発し、1日がかりで休屋に行ったが、現在は途中林道になっている場所もあり、古道の残っている約20キロを歩き、林道になっているところはマイクロバスでつなぐという方法をとります

定 員/25名(先着25名になり次第しめきります。もし参加者が多い場合は2回目も考えます)
参加費用/4,000円(当日承ります)
申し込み/氏名、住所、電話、年齢をお書き添えのうえ
     ファックス、メール、電話でお申込み下さい
ファックス/0176-23-0292
メール/bunka.ogasawara@gmail.com
電 話/090-2602-8097

*将来は、熊野古道ならぬ、十和田湖の歴史を伝える月日山古道として復活したいと思っています。古道の維持には刈払いなどの作業が必要です。また案内板などの設置なども必要になってくるでしょう。
 たとえば古道復興委員会のようなものをつくりたいと考えております。参加できるかどうかもお書き添えください。