催物案内|講演


 十和田市農林部とわだ産品販売戦略が支援しているとわだ逸品開発事業の一環で『「売れない」を「売れる」に変える商品ブラッシュアップ術』の講演が4月24日に市民交流プラザトワーレで開演された。講師を務めたのは有限会社長瀬事務所「バイヤーズ・ガイド」編集発行人の長瀬正彦氏。
 始めに、都道府県別に食のイメージがある品目と実際に食べたことのある品目、食べた中で印象に残っている品目はズレがあることを資料で提示。イメージはあっても売れている商品とは限らない。そして知られていなければ存在していない事と同じだと伝えた。ではどうやって消費者へ届けるのかの販路開拓の基礎知識から考える。もっと相手(バイヤー・お客様)のことを知る事から始まる。メーカー(生産者)と消費者との距離を縮めるための改善をしようと語った。
 地域の特色を出したいのに万人受けする無難な商品、ターゲットが広い商品は逆に売れない。ターゲットを絞って標準を合わせた商品開発を考えて欲しい。アイテム(種類)・機能(役割やデザイン)・サイズ(大きさや量)・用途(どこで)・テイスト(スタイル)・価格(消費者が買う値段設定)を変えるだけで売れないものが売れるものに変わる。いくつかの例を問題形式にして参加者に問いかけた。アイデアで同じ素材がまったく違ったものに生まれ変わる。徹底した顧客志向で逸品開発を考えて欲しいと語った。
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 市民交流プラザトワーレで4月25日に「あきらめないで、認知症」公開講座が開催された。講師を務めた小川眞誠氏はこれまで薬では改善する事ができないとされてきた認知症に30年前から取り組み「新進機能活性運動療法」のプログラムを実践し、多くの悩める介護者を救ってきた第一人者だ。高齢化社会になり、認知症を発症してしまうと薬を増やすか諦めるかという現状があるが、介護者の金銭的・肉体的・精神的負担が増えるだけで何も解決出来ていない。人は物事を学習する生き物で自分で新しい神経を作っていく。それを欠落していく認知症となっても諦めず新しい神経を作っていけばよい。薬では治らない病気は自分で治すしかない。そのための方法として心身機能活性運動療法を広めていきたいと語った。
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 実際に今まで回復してきた人たちの様子をDVDで紹介。アルツハイマー型の認知症や脳卒中の後遺症で「アーウー」しか言えなく、動けなくなった患者が4種の運動法「心身体操・フィンガースポーツ運動・フラハンド有酸素運動・ゲーゴルゲーム運動療法」などを行い、回復していく姿が映し出されていた。少しずつ動けるように、少しずつ喋れるように...まるで子育ての時のような「笑った!立った!話した!歩いた!」という姿に来場者は感動していた。5月27日には体験会を予定。申込み・お問い合わせは...080‐5222‐1224(林)迄
 第13回「上十三もの忘れフォーラム2018」が4月14日に十和田市民文化センターで開催された。
 会場には1000人を超える来場者が訪れ、阿部クリニック院長・阿部芳則氏が司会を務め、もの忘れフォーラムは始まった。
 十和田済誠会病院副院長・江渡江氏が「睡眠と運動」をテーマに、十和田市立中央病院脳神経外科診療部長・赤坂健一氏が「脳卒中と認知症」をテーマに、はるひと診療所院長・片野春人氏が「糖尿病と認知症」をテーマに、それぞれ認知症が引き起こす病気や認知症の原因となる生活習慣について講演を行った。講演と言っても堅苦しい雰囲気ではなく、漫談や歌を交えての勉強会のような内容で会場からは何度も笑い声が響いていた。
 後半は恒例となった竹内淳子&じゅんちゃん一座の寸劇。面白く分かり易く認知症について学べる寸劇はファンも多く期待される。今回は第7作目となる新作「相棒~振り向けば君がいる、前見れば友がいる~」が開演された。今回は長男の「若年性認知症」についての本人、家族、周りの人たちの悩みをテーマに演じられた。その人らしく生きるために周りの支援(相棒)が必要だと伝えた。
 講演終了後は講演を務めた先生方と高松病院認知症疾患医療センターセンター長・高松幸生氏と十和田市高齢介護課保健師・気田多香子さんをパネラーとして招き、パネルディスカッションを行い様々な実例からの見解や予防策などを意見交換した。
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 平成29年度の第16回目となる一般財団法人済誠会主催による、精神保健福祉セミナーが3月22日、サン・ロイヤルとわだで開催された。ストレス社会と言われている現代では「キレる」など突発的な怒りの感情からくる事故や事件が後を絶たない。医療や保険・福祉の現場も様々な人間関係が重層的に重なったストレスのある仕事。そこで怒りのコントロールを学ぶアンガーマネジメントの大切さを知り、心の健康度を上げ、モチベーションを保つことを学ぶために開催された。
 テーマを「怒りやイライラとの上手な付き合い方」~初歩から学ぶアンガーマネジメント~と題し、講師に中野正樹氏を招き講演が始まった。ストレスの原因でもある仕事に対しての不満は人間関係や方針や評価、待遇の差などがあるが事実と主観の他に俯瞰の視点を持つことが大事。「過去と他人は変えられないが未来と自分は変えられる」と語った。
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 アンガーマネジメントとは怒らないことではなく、怒りの理論を学び、怒りの感情をコントロールする技術を身に着けることで少しずつ上手くなるものだと伝えた。そして、怒らせるものの正体とは「~べき」という自分の願望や理想であって一見すると正しいもののように思えるが全てがそうではないと理解する。問題となるのは4つの怒り
(強度・頻度・持続性・攻撃性)で自分がどの怒りのタイプか知る事が必要。そして、自分と他人の怒るポイントが違う事も話し合い共有することで解る事もあると伝えた。最後に怒ると決めて怒ること、自分の感情に責任を持ち、後悔しないことが一番大切だと語り講演は終了した。

まちをかえる建築

[催物案内, 美術, 講演]
十和田市現代美術館を設計した建築家、西沢立衛氏による記念講演会
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 ▽日時/4月28日(土)午後2時開演▽会場/十和田市民文化センター1階生涯学習ホール▽参加/無料▽お問い合わせ/℡0176‐20‐1127

▽『心の経営』/法人レクチャラー・又川俊三
▽大転換の時代/法人スーパーバイザー・佐藤秀夫
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 ▽日時/4月19日(木)午後6時~午後8時▽会場/富士屋グランドホール▽会費/2000円▽お問い合わせ/℡0176‐22‐8811
▽講演1「睡眠と運動」十和田済誠会病院副院長・江渡江▽講演2「脳卒中と認知症」十和田市立中央病院脳神経外科診療部長・赤坂健一▽講演3「相棒~振り向けば君がいる、前見れば友がいる~」竹内淳子&じゅんちゃん一座▽講演4「糖尿病と認知症」はるひと診療所院長・片野春人▽パネルディスカッション/司会・阿部クリニック院長・阿部芳則
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 ▽日時/4月14日(土)午後1時~午後4時▽会場/十和田市民文化センター大ホール▽お問い合わせ/℡017‐722‐6122
 十和田市の企業・個人の寄付・協賛による有志の企画で2月6日に十和田中学校で腰塚勇人氏の「‐ドリー夢メーカーと今を生きる‐命の授業」が開催された。
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 腰塚氏は中学校でバスケ部の顧問として教育・指導に取り組む熱血教師だった。ある日、人生を大きく変える出来事が起こった。スキーで首の骨を折り、一命は取り止めたものの全身を動かす事の出来ない麻痺状態となった。絶望の中で心を救ってくれたのは、妻や両親、同僚の先生や生徒、医者や看護師、周りにいる人たち。入院、リハビリ生活の中で自分の命が助けられ、生かされていることの幸せに気が付き、奇跡的に職場復帰を果たすことが出来た。
 この期間に自分の人生についての見方や考え方、感じ方が変わってきたが、世間では障がい者に対する視線、子どものいじめによる自殺など、心痛ましい事件が多く取り沙汰されていた。自身の実体験から命の大切さ、生きてることの素晴らしさ、普段の生活で当たり前に感じ、忘れかけている幸せについて伝えたい。その想いから全国を回って「命の授業」を始めた。活動開始から約8年、1450回目の講演が十和田中学校となった。
 講演では脚を引きずりながらも力強い声で生徒らに呼びかけ、命の喜ぶ生き方「ドリー夢メーカー」について語った。口は何のために使うのか?目は何のために使うのか?耳は何のために使うのか?手足は誰のために使うのか?心は誰のために使うのか?自分の命を喜ばせる行動を一つ、仲間や家族を喜ばせる行動を1つ、考えて欲しいと問いかけた。
 日常にある「当たり前」が実はとても素晴らしいことだと気付くことは感謝の気持ちにつながり、感謝が出来ることで誰かを喜ばせることができる。講演が終わり、生徒らは大きな拍手で腰塚氏を見送った。この「命の授業」を聴いた子どもたちが自分の命も、周りの命も粗末にすることはないだろう。
 十和田市名水保全対策協議会が「春の小川」の復元事業の一環として平成29年度元気な十和田市づくり市民活動支援事業の支援を受け、2月17日に十和田市民文化センターで「名水・湧水環境の保全に関するシンポジウム」を開催した。
 事例発表で北里大学獣医学部生物環境科学科講師・柿野亘氏が「湧水環境保全にかかわる生活論理をつくりたい」をテーマに白上名水広場・沼袋名水公園の水域に棲んでいる生き物たちを紹介。シナイモツゴなど絶滅危惧種も棲んでいることから私たちがどう取り組んでいかなくてはいけないのかを語った。
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 パネルディスカッションでは「100年先まで守り続ける湧水環境について」をテーマに十和田市立西小学校4年生と十和田市立藤坂小学校4年生をパネリストとして招き、環境保全の取り組みを発表。柿野氏をコーディネーターとし環境教育について学んだ。
 固有の自然を有する地域の交流と、その地域での生業を学ぶ「十和田湖ネイチャーセミナー2018」が2月7日に十和田ビジターセンターレクチャールームで開講された。
 講師として第一部は寒冷地・産業構成・地理や歴史(カルデラ湖)など十和田湖と共通性のある地域「支笏湖」でダイビングなどを実施している株式会社オーシャンデイズ代表取締役社長・板谷貴文氏を招いて「支笏湖の湖中を探る」をテーマに講演は始まった。
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 美しい湖中の映像を流しながらダイビングという生業を通じて地域の活性化につなげる活動を紹介。湖の中を観光地としてPRし、年間500人程がダイビング体験をしに訪れるという。他にも水質・水温を利用したお酒の熟成加工、スキューバーダイビングのインストラクターとしての生業の発展、ゲストハウスを設立してお客様を迎えたり、冬ならではの遊びで地域活性化につなげたりなど、体験できる自然観光を活かした事業を報告し、十和田湖の可能性を伝えた。
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 第二部では写真家・岩木登氏が「0・01%の風景」をテーマに十和田湖・奥入瀬渓流などの写真、約250枚を音楽にのせてスライドショーで映像を流した。自然をとらえ、魅力溢れる写真から自然の美しさや壮大さを伝え、撮影活動を通じた生業を紹介した。
 映像も写真も見た人が行ってみたくなるような素晴らしい内容でPRの発信を事業・地域の活性化につなげるためにはどうすればいいか意見交換も行われた。
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