十和田湖ニュース

donguri1.jpgdonguri3.jpg どんぐりの森・山楽校恒例の冬のイベント、スノートレッキングは、厳寒の2月11日に行われた。

 参加者は4人であったが、十和田湖宇樽部~瞰湖台までの、登り約2時間のコース。

 この日、少々雪が降っていたが、寒さが半端じゃない。ポケットに入れていたペットボトルの水が凍るほどの寒さである。おそらく零下10度以下であろう。

donguri2.jpg 一行は、宇樽部を、スノーシューを履き、一歩、一歩雪を踏みしめ瞰湖台を目指した。

 行きはウサギやキツネの足跡を確認。1、2度休憩をとり、約2時間かけ瞰湖台に到着。

 瞰湖台は、風が強く、雪が下から吹雪いてくる。

 ここでスノートレッキングのリーダーであるフンババが、携帯コンロでお湯を沸かしチキンラーメンをつくった。こういうところで食べるチキンラーメンの美味しかったこと。

 帰りは、登りの半分の1時間で帰還。また、登る ときになかったカモシカの新しい足跡が2ヵ所ほど発見。遭遇できなかったのは残念である。

 ということで、この日のスノートレッキングも無事終わった。

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 towadako1.jpg恒例、十和田湖冬のイベント、雪と光の幻想の世界「十和田湖*冬物語」が始まった。

 今年度の大きな特徴は、昨年まであった食彩ドームがなくなり、代わりに屋台村が出現したことである。

 零下10度以下にしばれる冬花火の美しさは格別である。

 towadako4.jpgまた、ここでしか体験できない大きなかまくらのなかにつくられた居酒屋も最高!!

 期間は2月26日(日)迄。

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今まで、あまりPRされることの無かった冬の奥入瀬渓流の魅力。
見事に凍った「氷瀑や氷柱」
渓流の中の岩が見せる「雪の綿帽子」
逆光に輝く白銀の世界
時々現れるカモシカなどの動物
などなど
それはそれは夏秋とは全く違った表情を見せてくれます。
しかし
遊歩道は雪に埋もれて歩けないし寒い。
自家用車で行くと除雪でできた雪壁で見えにくい。
雪道の運転はとても怖い。
そこで、焼山に自家用車を置いてマイクロバスを使って
ネイチャーガイドが冬の奥入瀬渓流の魅力を伝えるプログラムを始めました。

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 奥入瀬渓流エコロードフェスタ

oirasekeiryu-1.gif 今年の奥入瀬渓流の秋は、まさに錦秋という言葉がふさわしい紅葉であった。
 10月29、30の両日、奥入瀬渓流のマイカーを規制してのエコロードフェスタは、好天に恵まれたこともあって2日間で約6,000人が奥入瀬渓流の散策を楽しんだ。
 観光シーズンには、マイカーでごった返す奥入瀬渓流。この日だけはシャトルバスのみの運行で、参加者たちは錦秋の奥入瀬渓流の景色を楽しみながらゆったりと歩いていた。
 県南から十和田湖へ行くには、今は奥入瀬渓流の道しかないが、本来の奥入瀬渓流は、大町桂月が「住まば日本 遊ばば十和田 歩きゃ奥入瀬三里半」と歌ったように、歩くのが一番である。
 一日も早い奥入瀬バイパスの完成を望む。そのときは、すべての車をシャットアウトし、本当の奥入瀬渓流の姿を取り戻すことができるであろう。

oirasekeiryu-2.gif奥入瀬渓流の代表的な流れのひとつ阿修羅の流れ。激しい流れだが、奥の方が明るく、黄金の国から水が流れているようにも見える

 

oirasekeiryu-3.gif雲井の滝の紅葉は終わっていたが、人気スポットのひとつである

 

oirasekeiryu-4.gif車が来ないので安心して歩ける。景色のいい場所に行くと、ほとんどのひとがカメラないし携帯のカメラを向ける

 

oirasekeiryu-5.gif自転車で渓流をのぼるのもいい

 ㈱ノースビレッジネイチャーランブリングガイド

kawaidaisuke.gif このほど、㈱ノースビレッジより『奥入瀬渓流自然遊歩マップ』が発刊された。
 これは、奥入瀬渓流の、例えば、自分がいるここから石ヶ戸まで何㌔あるとか、ブナの倒木が流れにかかっているとか、カワガラスがいるとか、ツツジが生えている大岩があるとか、よくもこんなに調べたものだと、清流だけでなく、木、花、コケ、動物など、事細かに書いている。奥入瀬渓流は、通り過ぎる観光客が多い中で、このマップを片手に歩いたなら100倍は楽しめる。そんなマップである。
 このマップをつくった河井大輔さん。「奥入瀬渓流をゆっくり歩いて、いろんなものを探して下さい」と語る。
 河井さんは、昭和39年(1964)大阪生まれの、東京育ち。子どもの頃から自然が好きで、自然の中で暮らすには北海道がいいだろうと北海道の大学に入る。その後、北海道の自然を紹介する雑誌の編集や環境調査などを経て、全国の自然を旅した。
 十和田湖に来たとき、こんなに近くに、下駄履きでも行けるような生活の場にブナの原生林が残っている。こんな素晴らしいところがないと、平成19年(2007)に十和田市に移住した。

奥入瀬ウエルネスラボ栄養士
matusakakanako.gif メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)。日本にはいわゆる内臓肥満者が約900万人、その予備軍が約1,000万人いるといわれている。特に年齢が高くなるにしたがってその比率が高くなってくる。
 そんなこともあり、最近は低カロリーレストランの人気が出始めてきた。
 と同時に、健康がビジネスとして成り立つようになってきた。
 奥入瀬ウエルネスラボは、二泊三日からの宿泊で、栄養と、温浴、森林浴やカヌーなどの運動を通して体をリフレッシュさせ、さらなる生活向上のきっかけをつかんでいただく、まさに健康ビジネスの会社である。その中で、食を担当するのが松坂さんである。
 「私の仕事は、食事の前に30分ぐらい栄養講座や献立の説明など、栄養や食の指導です。奥入瀬ウエルネスラボでの半断食では、1日500~800Kcalですが、性別や年齢、生活活動レベルによって栄養素量が違ってきますので、一人ひとりの献立が若干違ってきます。私にとっては天職です」と語る。
 昭和59年(1984)12月十和田市出身。北海道の大学の健康栄養学科卒業。現在は、奥入瀬ウエルネスラボ栄養士として仕事をしている

hujisironoriko.gif 奥入瀬渓流エコツーリズムフォーラム2011は、10月10日、十和田市民文化センターで行われた。
 第5回目となる今回のフォーラムは、基調講演もパネルディスカッションのコーディネーター、パネリスト共に、すべて地元で活躍する人たち。
 基調講演にたった、㈱ノースビレッジウエルネス代表取締役の藤代典子さんは、「奥入瀬のファンをつくろう!」と題して講演。
 藤代さんはまず、奥入瀬地域の、住みたいと思わせる100年ブランドを築いていこう。
 奥入瀬地域は、国立公園の豊かな大自然があり、湯治文化に根ざした泉質の異なる多様な温泉群がある。しかも、食料の自給率は全国第4位。その中には、無農薬、有機肥料の、滋味あふれる、安全安心な、アンチエイジング食材を生産している農家も多い。
 大間のマグロは今年の初競りで1628万円で競り落とされた。これは、世界から注目される高級マグロの産地というブランドである。
 滋味あふれる食材、大自然での運動、湯治文化などを通して、日本一健康になれる地域として、旅行先として憧れの地域、居住地として憧れの地域、生涯に何度でも訪れたい地域、そんな奥入瀬の100年ブランドを築いてゆこうと結んだ。
 続いて行われたパネルディスカッションでは、NPO法人どんぐりの森・山楽校の川村清市塾長をコーディネーターに、パネリストは、どんぐりの森植樹祭推進会議の杉本佳築子会長、JR七戸十和田の眞田雅春駅長、十和田湖観光汽船㈱の松橋泰彰代表取締役、十和田ロータリークラブの佐々木千佳子直前会長の4人が、「奥入瀬渓流の世界遺産をめざそう!!」と、それぞれの体験をもとに、奥入瀬渓流のすばらしさを語り合った。

 写真右上は基調講演の藤代典子さん

 

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iwakinoboru1.gif 二〇〇九年(平成21年)のキャノンカレンダー写真作家公募に入賞。その作品が全国印刷産業連合会会長賞を受賞して以来活躍目覚しい、十和田市出身の写真家岩木登さんが、このほど東奥日報社より『峡谷に宿るもの~八甲田連峰の知られざる峡谷をゆく』を出版した。
 キャノンカレンダー写真作家公募は、プロ写真家の登竜門といわれているが、この写真集は、他の追随を許さない入賞後まさにプロ写真家として歩んできた岩木さんの、入魂の一冊である。
 岩木さんが写真を撮るとき、写真機材一式の他、テント、食糧、つり道具、登山用の携帯コンロなどをリュックに詰め、山に入る。こうして年間100日くらいは八甲田の山に入っている。
 ただ山に入るだけではない。川があると、その源流を求めて川をこぎ分水嶺まで遡るのである。
 その名場面の一つが写真集の表紙に使われている『暗門の回廊』である。
 写真集は、第一章「秘境・ゴルジュへの道」、第二章「源流」、第三章「竜神様=松見の滝」、第四章「南八甲田の渓谷」、第五章「八甲田山」、第六章「神秘の湖=赤沼」、第七章「森」、第八章「キャンプと森の生き物たち」、第九章「下流」と、岩木登が見た、これまで誰も見たことのない八甲田の自然がとらえられている。
 岩木登写真集『峡谷に宿るもの』東奥日報社刊、定価2000円+税。

iwakinoboru2.gifライブハウストークで撮影について語る岩木登さん

奥入瀬ウエルネスラボ ホスピタリティコンサルタント
菊地 祐緒美 さん

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 秋田県角館町出身。桜美林大学卒業。第一ホテル、会員制ホテル「ウラク青山」、六本木ヒルズの中にある「グランドハイアット東京」、六本木ミッドタウンにある「ザ・リッツ・カールトン東京」の総支配人代理を経て、平成22年(2010)藤代さんとノースビレッジウエルネスを立ち上げ十和田市に移住。

 第一ホテル、会員制のホテル「ウラク青山」、六本木ヒルズの中にあるアメリカ系列の「グランドハイアット東京」、同じく六本木のミッドタウンにある「ザ・リッツ・カールトン東京」の総支配人代理と、キャリアウーマンの道を歩んできた。そんな経歴を持つ、しかも美しい女性が、なんで十和田市ということになる。

徳島県出身の藤代典子さん十和田市に移住

hujiswironoriko.gif   東京、青森間約3時間。首都圏はもはや気軽に声を掛けられる距離となった。そのビッグチャンスである新幹線青森開業を活かした、新しい健康ビジネスを興した人がいる。藤代典子さんがその人である。
 徳島県出身の藤代さん、
 「平成20年(二〇〇八)の冬に初めて十和田に来たんですが、渓流の石の上に綿帽子のように雪が乗っかっている。それを見て感動しました。こんなきれいなところをみたことがない。これが日本?まるで外国に行っているような思いでした」と語る。
 このほど、㈱ノースビレッジウエルネスを設立。十和田の美しい自然と、安全安心な食と、温泉を生かした健康ビジネスを開業した。
 藤代さんは、昭和47年(一九七二)3月徳島県に生まれた。広島大学を卒業。NTTに入社。東京に転勤になった。
 もっと勉強したいと、NTTで貰った給料を貯金し、30歳を過ぎてから米・南カルフォニア大学修士課程に留学、経営学を学んだ。
 同時に、広くアメリカを見てきた藤代さん。観光と健康を併せた会社をやりたいと考えていたところ、同僚が、あなたと同じ事を考えている人がいるよと、大谷真樹さんを紹介された。
 大谷さんは、ITで成功を納め、次の仕事として青森県を日本の理想郷にしたい。そのために10年で100人の起業家を育てようと、起業家養成講座を開講している八戸大学・八戸短期大学総合研究所所長教授である。
 話をしてみると、自分がアメリカで考えてきたことと、大谷さんがやろうとしているこことと考え方が同じである。この人とだったら一緒にやって行けるだろうと決意した。
 そして、まず東京で会社を設立。誘致企業という形で十和田市に会社を移した。藤代さんも4月に東京都から十和田市に住所を移し、オープンの準備を進めてきた。
 さて、㈱ノースビレッジウエルネスがやろうとしている健康ビジネスとは、どんなことであろうか。
 第1はマクロビオティックに基づいた食事である。
 マクロビオティック?
 これは、玄米菜食、あるいは穀物菜食、自然食で、実は日本で生まれ、欧米で発展した長寿法、健康法である。
 わかりやすくいうと、日本の一汁一菜の粗食、あるいは玄米菜食ということになろうか。
 現在、欧米では最も健康的で、しかも美容にいい食事として、バレリーナやダンサー、スーパーモデル、あるいは有名人や上流階級に普及している食事である。
 戦後日本は、特に経済の高度成長と共に食生活が、欧米風の肉食、あるいは栄養豊富な飽食へと変ってきた。
 結果、肥満、糖尿病が国民病となり、がんが死亡原因の第1位となった。これは、食生活の変化からくるものである。
 実は現人類につながる人類が誕生して凡そ15~16万年前。そのほとんどが飢餓との戦いの中で暮らしてきた。そのために人間の体は、飢餓に対する様々な機能が備わっているが、飽食に対する機能が極めて不備である。
 日本でいえば、昭和20年代まではまさに飢餓状態であった。
 成人が1日に必要なカロリーは、年齢や運動量によっても違うが1500~1800㌔カロリー。
 それを越すカロリーを摂れるようになったのは経済高度成長以降のせいぜい50年程度である。
 現在の日本の状況は、美味いものを食べて不健康になり、高い医療費を支払っているということであろう。
 それに対しノースビレッジウエルネスでは、玄米と穀類を中心に、十和田市のへらい農園等で作られた安全安心な自然栽培野菜を使った食事と、1日500~800㌔カロリーの食生活を行なう。断食は免疫力を高める効果がある。
 第2は、運動である。
 十和田の美しい自然の散策及び森林浴。そして健康増進につながる運動を行なう。
 第3は、温浴である。
 蔦温泉などと提携し、1日数回入浴し芯から体を温める。いわばこの地域でむかしから行なわれている湯治である。
 その他、生活習慣や病気の予防に対する健康講座。体温、血圧などをセルフチェック。自分の体の状況を知ることで、自身を体調の気づきを促すなどである。
 まさに、十和田の美しい自然と、安全安心な食、そして温泉を充分に生かした健康ビジネスである。
 さて費用だが、2泊3日で5万円である。
 この他、八戸の㈱近田会計事務所と連携し、「ゲームで財務を学ぶ経営者向け健康合宿」も行なっている。
 これは、「戦略MGマネジメントゲーム」の演習を通じて、財務・会計といったノウハウを習得するもの。いわば遊びを通して経営を学ぶというものである。
 藤代さん自身も南カルフォルニア大学で経営を学んだエキスパートで、医師が経営する、栄養・運動・医療を統合させた会社(カルフォルニア州)のマーケティングマネージャ、米系のホテル投資会社のマーケティングマネージャなどを歴任してきてる。
 著書に、『TOKYO美食パラダイス』(実業之日本社刊)、『成功するオンラインショップ』(東洋経済新報社刊)などがある。
 このような能力を持った人が青森県で事業を興す。将来が楽しみである。
 問い合わせは、℡0176‐51‐6351迄。

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