十和田市現代美術館

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70mannintoppa.jpg 平成20年(二〇〇八)4月26日にオープンした十和田市現代美術館。平成24年(二〇一二)6月23日、4年1ヵ月で、入館者が70万人を突破した。
 これを月割りにすると月約1万4286人、1日約571人(1ヶ月25日計算)入ったことになる。
 しかもその圧倒的多くは、市外、県外からの入館である。それも昨年の3・11東日本大震災で東北の観光地が軒並み減少している中での、これだけの入場者である。
 十和田市現代美術館の計画が持ち上がったとき、市民をはじめ市議会からも疑問の声があがり、市民の中には「現代美術を余所の人が観るに来るはずがない」と反対集会を開く者もいた。
 それまで現代アートは、地方ではほとんど観ることがなかったから、不安を感じたのは当然であったろう。
 本紙は、平成19年(二〇〇七)1月号より、「野外芸術文化ゾーンって何だ!?」というテーマで、オープン直前の平成20年(二〇〇八)3月号まで連載した。
 その第1は、反対論、賛成論の紹介。
 第2は、金沢21世紀美術館、霧島アートの森、広島市現代美術館、奈義町現代美術館、熊本市現代美術館など、日本の主な現代美術館の作品及び入館状況の紹介。
 第3は、十和田市現代美術館に展示される作品及び作家の紹介である。
 こうして、平成20年4月26日に、市民賛否両論の中オープンした。
 ふたを開けてビックリ。ゴールデンウィーク中の11日間に2万8405人が入場し、関係者をアッといわせた。
 さらに、その年の9月3日、オープン130日目にして10万人突破。
 平成22年(二〇一〇)11月、オープン2年半で50万人突破。
 そして、3・11東日本大震災で出足が鈍ったものの、このほど70万人突破したというわけである

「海外に発信できる美術館にして行きたい」と語る

 sakadomasaru.jpg 開館4年1ヵ月で、入館者70万人に達した十和田市現代美術館。昨年、「行ってよかった美術館&博物館ランキング2011」で、美術館の部で第20位に選ばれたことに見られるように、今や十和田市現代美術館は、日本の人気美術館の一つとなった。
 4月1日から十和田市現代美術館は指定管理者制度に移行。東京の美術企画会社を母体とした企業体「ナンジョウアンドアソシエイツグループ」が指定管理者となった。
 非常勤ではあるが、その初代館長に就任したのが坂戸勝さんである。
 坂戸さんは、
 「海外に向けても知らしめる美術館にして行きたい。たとえば常設展示の海外の作家の作品展を、その国の機関と共同して同時開催で行う。それと同時に、その国との文化交流をも発展させて行きたい」と語る。
 つまり、ちょっと大げさにいうと、国際的にも認められる、世界からもお客を呼べる美術館にして行きたいというのであろう。
 それもそのはず、坂戸さんは現在、日本とドイツ政府の共同出資によって運営される、日独の学術・文化をはじめとする幅広い知的交流および異文化間交流の促進を目指す財団、ベルリン日独センターの副事務総長として、ベルリン在住の国際人であり、ドイツと日本を行き来しながら館長を務める。
 坂戸勝さん。昭和23年(一九四八)神戸市出身。京都大学卒業。外務省所管の特殊法人国際交流基金に採用され、以後バンコック駐在員、ケルン日本文化会館副館長、外務省在ドイツ大使館公使兼ケルン日本文化会館館長、国際交流基金企画部長、外務省ニューオリンズ総領事等を経て、現在は前述したようにベルリン日独センターの副事務総長を務める。
 このように日本と外国との文化を通した国際交流を担ってきた。
 著作も、『日本像の変貌とこれからの文化交流』、『国際交流・協力を仕事として‐国際交流基金で働く』、『国際文化交流を仕事として』などがある。
 まさに、文化による国際交流のエキスパートである。
 十和田市現代美術館は、指定管理者制度になって新たな発展の端緒となることを期待したい。

gennbi.jpg 十和田市現代美術館で、4月21日より開催されている特別企画展「栗林隆 WATER >|< WASSER」の入場者数が6月4日で1万人を突破した。

 1万人目の入場者は、山形県酒田市在住の土田安弥さん(65)、泰(63)ご夫婦。

 1万人目となった土田さんは、

 「以前から現代美術館に行ってみたいと思っていました。酒田市から車で来て、昨日(4日・月)は休館日だったので、奥入瀬、十和田湖に行って来ました。新緑がきれいでとても素晴らしかったでし。そして今日、美術館に来て、1万人目に当たって、大変良い思いでの旅行になりました」と喜びを語っていた。

 1万人目となった土田さんに、藤浩志副館長藤から記念品が贈呈された。

十和田市現代美術館

kuribayasitakasi.jpg 「おっ!何だこれ!?すげえや」
 栗林さんの展示室に一歩足を踏み入れたとたんに、そう感じたのは、私だけではないであろう。
 漆黒の険しい連山、その麓に雲海が広がる。観る人は、鳥になったか、あるいは飛行機に乗って見ているような、そんな錯覚に陥る。
 ドイツから帰国後、栗林さんの日本で最初の個展「WATER水WASSER]である。
 「WATER]は英語で水。「WASSER]はドイツ語で水。だから日本語に翻訳すると「水・水・水」ということになろう。
 水は液体としての水のみならず、固体としての水、気体としての水、あるいはエネルギーとしての水など、様々な形で存在する。
 人間と自然の関係を一貫として表現する栗林さんならではの作品である。
 栗林隆さんは、昭和48年(一九六八)長崎県出身。武蔵野美術大学卒業後ドイツに留学。平成14年(二〇〇二)デュッセルドルフ・クンストアカデミーをマイスターシューラーとして修了。国内外の現代美術展に出品。海外で高い評価を受けている。
 展示は、9月2日(日)迄。
 作品を上からも見られるように回廊になっている

常勤の副館長に 藤 浩志さん
 hujihirosi.jpg十和田市現代美術館は、平成24年度より指定管理者制度に移行した。そして公開公募の結果、指定管理を受けたのが㈱エヌ・アンド・エーと㈱十和田ビルサービスである。
 その常勤の副館長として就任したのが藤浩志さんである。
 「その地域の歴史、素材を使って、その地域に最もふさわしいかたちで地域づくりをして行く。〃まちづかい〃これが私の専門です」と語る藤さん。これまで30年近く、全国100を越える地域で、アートプロジェクトに携わってきた。
 「アートプロジェクトを考える場合、その拠点と仕組みが大事です。この現代美術館で、どういうことができるのか挑戦して行きたい」と、副館長就任の豊富を語る。
 藤浩志。昭和35年(一九六〇)9月、鹿児島県に生まれる。京都市立芸術大学工芸科卒業。在学中は、演劇に没頭。そこから空間や地域での表現に興味を持つようになってきた。同大学院終了後、青年海外協力隊として、2年間パプアニューギニア国立芸術学校の講師を務めた。
 以後、都市計画のコンサルタント会社勤務を経て、藤浩志企画制作室を設立。
 美術家として、国際展等に出品する傍ら、対話と地域実験を重ねる手法により、前述したように、全国100を越える地域にアートプロジェクトを展開してきた。
 十和田市は、現代美術館の設立によって、そのイメージが大きく変わった。
 が、今後さらに、十和田市現代美術館を核に、文化の新しい風を吹き込み、十和田市をどう変革してくれるのか、楽しみである。
 これまで全国100を越えるアートプロジェクトに携わってきた藤浩志副館長。現代美術館を核に、文化の新しい風を吹き込み、十和田市をどう変革してくれるか楽しみにである

genbi1.jpg  「Arts Towadaオープンギャラリー」は、アーティストの育成と、地域に新しい魅力を作り出そうとするアートの可能性への試みです。

 滞在制作を経て完成した作品を軸に、「Arts Towada」のミッションに掲げられる『アートでまちを活性化する』ための展覧会を開催し、アーティスト、市民、美術館が出合い、交流し、アートによる新しい発見と気づきを、まちの元気のもとにしていきます。
 今年度は、プロポーザルにより選出された、80年代からパフォーマンスやヴィデオアート、絵画、インスタレーションなど独創的な活動を国内外で展開し、近年、幼児期における造形教育活動への取り組みも活発に行っているアーティスト、みねお あやまぐち による展覧会を開催します。
展覧会概要

 紙をちぎる、やぶる、おる、まるめるなど、手でできる行為で、形にしていきます。
 赤・黄・青・黒・白のポスターカラーの混合色により、無限大に作りだされた色を塗られた紙は、色と形の違いで様々な表情をあらわします。床・壁・天井などの空間に、これらを無意識と意識の交差で貼り付け、色と形の2次元から3次元の世界に向かう、インスタレーションを行います。
 また、小さな子どもたちを対象にしたワークショップも開催します。1枚の白い紙から色を塗る、ちぎる、まるめる、など3歳児でもできる動作で、造形を生み出す喜びを共有できたら、と思います。完成した子どもたちの作品、その過程も展示します。
展覧会関連イベント
 
まちなか公開制作

 日時:2月26日(日)~29日(水)/3月5日(日)~9日(金)
 中心商店街桜田酒店隣〈まちなかアトリエ〉
※作家不在の場合があります。ご了承下さい。
 ○内覧会

 日時:3月9日(金)17:30~19:30
 会場:美術館休憩スペース(カフェ)・企画展示室
 展覧会に先立ち内覧会を行い、同時に作家との自由な歓談のひとときを持ちます。
立体ワークショップ「大きな公園をつくりだそう!」

 会場/協力:十和田みなみ幼稚園
 日時:3月6日(火) 10:00~11:30
 石や木、稲など十和田の自然の素材と、カラフルな紙を合わせて貼って・・・みんなで公園をつくります。
 ○平面ワークショップ「みんなのまちを自由に描こう!」

 会場/協力:十和田カトリック幼稚園
 日時:3月8日(木) 10:00~11:30
 自分たちでつくったいろんな色を手づくりの道具で塗り、まちをみんなで描き出します。
親子ワークショップ「親子でカラフルおめん作り」

 日時:3月10日(土)10:00~11:00 ※汚れても良い服装でご参加ください。
 場所:美術館市民活動スペース参加無料 要申し込み(下記の美術館連絡先まで)
 対象:親子(3才~6才)定員20名(定員に満たない場合当日受付有)
 子供たちは誰もがアーティスト!出来上がったら輪になって、みんなと仲良くなろう!
開催期間:2012年3月10日(土)~3月25日(日)genbi2.jpg 

問い合わせ:十和田市現代美術館 TEL:0176-20-1127FAX:0176-20-1138

担当:佐々木・豊川・加賀 mikako_sasaki@city.towada.lg.jp (佐々木)

034-0082 青森県十和田市西二番町109

 

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takagikumi.jpg 将来を嘱望される若手表現者の一人、高木久美展が今十和田市現代美術館で行われている。

 高木久美は現在、東京芸大大学院美術研究科博士課程先端芸術表現専攻に在籍中。

 高木久美は、彫刻家としての経歴を持ちながら、その作品は、伸縮素材であるラッテクスゴムを用い、揺らぐ「かたち」を制作している。今回のテーマは、「トータル・エンクロージャー:徘徊少 と浮遊の園」。

takagikumi4.jpg 現代美術は、あなたがそれをどう観るかである。

 まずは、一度十和田市現代美術館に足を運んでみて下さい。

 ▽期間/2月10日~26日(日)

 ▽主催/TEZEN

 ▽問い合わせ/

   Tel / Fax: 03-6324-8937
   Mobile: 080-6528-9718
 takagikumi2.jpg  E-mail: w@tezen.co.jp

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 bijutyukantomonokai.jpg十和田市現代美術館(高屋昌幸館長)がオープンして4年、今やその全国に名が知られるようになった。
 また、今春からは、運営が指定管理者制度に移行する予定である。
 それに伴い、美術館の運営を支援すると共に、アートによる地域振興に貢献して行こうと、このほど十和田市現代美術館友の会(川崎富康会長)が発足した。
 主な事業としては、①アートに親しみアートへの感性を高める事業。②アートによる地域振興に貢献する事業。③十和田市現代美術館が行う事業への協力・後援(会則より)などある。
 アートに親しみアートへの感性を高める事業では、現代アート展の観覧ツアーなども行う。会員にメールマガジン発信などがある。
 また、ボランティア部会とジュニア部会があり、ボランティア部会は、美術館来館者へのホスピタリティを高める活動などを行う。
 ジュニア部会は、子どもたちの見学や体験プログラムを支援し、子どもの想像力と可能性を高める活動をする。
 会費は、一般会員は年1000円、賛助会員1万円、高校生以下は無料となっている。
 問い合わせは、十和田市現代美術館、℡0176‐20‐1127迄。

 wanokai.jpg日本の伝統文化を子どもたちに伝えようと、市民文化センターを会場に行っている、伝統文化子ども教室「十和田和の会」の発表会ワンダフルキッズクリスマスが、12月28日、十和田市現代美術館で行われた。
 発表会には、花柳流花すず会日舞教室、表千家こども茶道教室玉掛社中、青山御流いけ花教室花はともだち他、生田流宮城社田中社中、北園小学校合唱部、十和田マンドリンクラブが賛助出演。
 これには、家族や子どもの友だちなど100人近くが参加。
 茶道教室では、子どもたちがお点前を披露。参加者に抹茶と和菓子が振る舞われるなど、優雅な楽しい1日を過ごした。

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