ローカルニュース

 11月18日に十和田市民文化センターで健康都市宣言推進講演会が開催され、演題として「ドクターらく朝の健康ばなし」とし、講師に「立川らく朝」氏を迎えて開演された。医者(内科医)から46歳の時に落語家に転身したという異例な経歴を持ち、立川一門に弟子入りする。医学の知識と落語と合わせた新境地を開拓し、やっと真打ちに上がった時には年金暮らしが始まったという。
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 ただの健康セミナーでは面白くない。人間は不健康なものを欲しがるし、3人に1人はガンになるように出来ている。病気のはなしも面白く言った方が聞いてる方も明るくなる。よく身体にいいものは何かと聞かれることがあるが一番は「笑い」と答える。過労、寝不足、不規則な生活習慣、そしてストレスは一番の天敵、しかしガン細胞を壊してくれる細胞が笑う事で活性化するとはなした。病気について話しているのに絶妙な語りに会場からは笑い声が溢れていた。講演が終わり、後半は落語の時間。時事ネタの振り込め詐欺や認知症を面白おかしく地域の活性化につなげたはなしをした。落語が終わった後は来場者は心が満足したかのように笑顔で健康になって会場を後にした。
 11月20日に七戸町南公民館で「とっておきの話」懇話会が開催された。講演は①「宮沢賢治ゆかりの柏の木」講師・小原保之氏②「短歌の楽しみ」講師・大串靖子氏③「美智子さまと竹内てるよ」講師・安田保民氏の3つの演題で進行した。
 七戸町の眠っているひとやものの歴史や逸話を共有の記憶とするために開催。今回で18回目となった。
 「宮澤賢治ゆかりの柏の木」とは旧天間にある七戸町中央公園に3本ある木で、枯れても葉が落ちない事が特徴。詩人で童話作家だった宮沢賢治が「土地は売ってもこの柏の木たちは、伐らずに残して欲しい」と頼んでいたために今も残っているとの逸話がある。
 もともとの土地の持ち主だった中嶋信氏と、現在の持ち主である七戸町中央公園で宮沢賢治の遺志を後世に伝えようと関係者の手で守られていくことなどが伝えられ、講師の小原氏は巨木や名木が多い七戸町のパワースポットになればいいと思うと語られた。
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 他にも「短歌の楽しみ」や「美智子さまと竹内てるよ」などを演題に「とっておきの話」懇話会は進められ、参加した来場者は七戸町の歴史を知識として学んだ。
 11月中旬に9回目となる「ごらくのらくご」がASTで開催された。十和田の寄席・笑庵「馬噺亭」の馬はなし亭呑助が主催で定期的に口演が行われている。普段はあまり聞くことの出来ない面白い噺を気軽に聞けるとあり、少しずつファンも増えているようだ。rakugonojikan1.jpg
また、馬はなし亭呑助がいつでも落語をやりたいと寄席
を造った。毎月の定期の開演となる。また、出前落語、口演の予定などのお問い合わせも受け付けている。落語を聞きたい、やってみたいという方は下記までお問い合わせを...
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お問い合わせ先(遠田康久まで)090‐9533‐3390

 11月14日に認知症について楽しく学ぶ寸劇で活動をしている「じゅんちゃん一座」が(公財)ソロプチミスト日本財団から推薦され、社会ボランティア賞を受賞したことを報告に小山田市長を表敬訪問した。
 じゅんちゃん一座は現在13名の介護士や福祉士、ケアマネージャーや病院の先生などで構成され、認知症についての理解を深めようと寸劇で分かり易く面白く発表している。11月12日に記念すべき100回目の講演が開催され、認知症の自動車の運転についてがテーマだった。最近ではメディアでも高齢者の交通事故が多く取り上げられ、制度の見直しが話題となっている。座長の竹内先生は医療や介護だけでは見切れない部分を呼び掛けれれば嬉しいと語った。
 ソロプチミスト日本財団はさまざまな奉仕活動に対する援助や協力、優秀な成績を収めた学生の進学に対する援助などを行っている。認知症にこれからなるであろう人たちだけではなく、その一世代下の見守る人たちにも多く観てもらいたいと語った。
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◎場所/十和田市西三番町1‐18
◎電話番号/0176‐23‐6300
◎営業時間/午前11:30~午後6:00(ランチタイムは午後2時・以降はティータイム)
◎定休日/木曜日・第3土曜日(水曜日は午前11時~午後3時まで) ◎駐車場/有り
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 今回はスクールとカフェの時間が楽しめる「友実家」を訪ねた。元々は美術館で教室やワークショップなどを企画していた安田さんが退職を機に、学びと憩いの空間を提供できるようにと旧仏蘭西屋を改装して始めた。「学べるカフェで実りある時間を」をテーマに毎月10件を超える教室を企画。ペーパークイリングやバル―ンアート、画や体操や調理まで様々なジャンルの講師を呼んで教室を開き、その後はゆったりと時間を過ごせるようにカフェでもてなす。 ランチでは人気の週替わりプレート、ポークカレーやジュノベーゼ、季節のピザなどお手頃な値段で食事できる。また、美容と健康にいいと言われている酒粕を使ったデザートやドリンクなども凝って作っている。女子力を上げたい女性や、サプライズをしたい男性にも秘かに人気を集めている教室へ興味ある方は「www.tomomika.com」を検索。
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↑一日5食限定の友実家の男子ごはん☆ほうじ茶煮豚のどんぶり とろ~り半熟味玉のせ 950円
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↑しそとくるみのジェノベーゼ 950円
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↑季節のピザ サラダ・ピクルス・ドリンク付きで950円(単品750円)

 11月27日に十和田市民文化センターで第29回十和田市民合唱祭が開演された。出演団体は...三本木小学校音楽部・南小学校合唱部・みなみ大学・コーラス四季・十和田湖コーラス愛好会・滝の詩王者合唱団・コールアゼリア・とわだ混声合唱団
 三本木小学校音楽部は新曲「とわだふるさと」を熱唱。子供たちの透明感のあるハーモニーが会場に響いた。
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↑写真は南小学校合唱部。素晴らしい歌声で観客を魅了した。
 12月23日に第14回目となるジュニアオーケストラ十和田の定期演奏会が開演される。その練習風景を覗いてみると、指揮者・福田守氏の指揮でジュニア団員22名、オーケストラに足りない人員は大人のサポートが入り、様々な弦楽器・管楽器・打楽器などの音色が流れる。福田氏は音の流れに感情を込めるようにニュアンスで指示しながら表現をまとめて一つの音楽にしていく様子が窺えた。今回はソプラノ歌手・亀山瑠香さんとコラボしての歌と音の合唱もある。細かい修正点などを確認しながら本番へ向け意識を高めていた。

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また、ジュニアオーケストラ十和田は団員・教室受講生募集中!演奏に興味のある音楽を好きな小学生から高校生までお気軽にどうぞ♪ ▽練習会場/十和田市民文化センター第8・10研修室▽練習日/土曜日午後1時30分~午後4時30分▽活動費/月1500円
 初心者のためのヴァイオリン教室(水曜日午後6時~)&チェロ教室(木曜日午後6時~)もあります。
 お問い合わせ/℡090‐4042‐9920(ジュニアオーケストラ十和田事務局・豊川)迄
立ち止まって観ると探せる光
 自然が生んだ歴史を歩きながら
奥入瀬渓流の魅力を伝える案内人
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NPO法人 奥入瀬自然観光資源研究会
事務局・ガイド 玉川 えみ那さん
 今回スポットを当てたのはNPO法人奥入瀬自然観光資源研究会(通称・おいけん)の事務局でガイド(案内人)を務める玉川えみ那さんだ。
 昭和60年3月24日生まれ(31歳)三本木高等学校を卒業後、東京の玉川大学に進学。この時に知り合った玉川さんと後に結婚する事になる。卒業後は写真関連の卸売り業で働き、27歳の時に帰郷した。
 学生の頃にはあまり興味もなく行ったこともなかった奥入瀬渓流。父親の起ち上げた旧ノースビレッジが企画していたモスプロジェクトに参加することになり、カヌー体験や苔の専門家を呼んでの講習会などを開いたりと奥入瀬渓流に携わることが多くなり、自然の大きさへの衝撃と小さな自然の感動の虜になってしまったという。ガイドの河井さんとの出会いで蔦温泉の周りのブナの話しや奥入瀬渓流の自然や苔の価値や魅力を教えられ、それを伝えたい!との使命感が生まれた。任意団体として起ち上げた「おいけん」は河井さんを中心に2014年にNPO法人に認定された。素晴らしい景色を見て歩く観光から、本当の「光」を「観」る観光へ、立ち止まらないと観えない苔などの小さな自然が大きな自然を作り上げている事を知って欲しい、ガイドをしながら伝えたいと語った。観光シーズンも一旦落ち着き、これからの冬季の観光事業をどうするべきかが課題という。また、玉川さんはこの取材の中でも書ききれないほど絶対に聞かなければ知らないような事をたくさん教えてくれた。
 奥入瀬渓流の本当の魅力を知りたい方は...0176‐23‐5866(おいけん)迄
オペラを歌う保育士
音から伝える園長先生
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~山内豪士さんプロフィール~
 昭和52年11月22日生まれ(39歳)幼少から音楽は大好きで小学校時代には合唱部、兄の影響もあり八工第二高を卒業してから昭和音大に進学し、オペラ歌手を目指す。卒業後は浜松の楽器の博物館に就職しながらも25歳で帰郷した。初めは楽器の指導者として保育に携わったのがきっかけで、幼児期に自分で考え自分で行動することに適しているマーチングなどを教えるているうちに、保育士として目覚め、資格を取得。平成28年に園長として就任した。

 今回は十和田市で数少ない小規模認可を受けているきく保育園の園長・山内豪士さんを訪ねた。小規模認可とは0歳児から3歳児未満までの赤ちゃんを預かれる保育園のことで、関東では家庭的保育の地方型として待機児童の解決のために急増している。特徴としては県ではなく、市の認定なので預かれる園児の年齢や人数、保育士の必要定員など条件は自治体ごとに違うという。
 元々はオペラ歌手を目指していたという経歴を持つ山内さんは音楽の持つ力を知り、それを通して元気に活動したり、集中力を高めたり、落ち着かせたりなど様々な場面で「音」を伝える指導者として保育に携わった。それをきっかけに保育士の資格を取得し、現在は園長として勤務している。保育園主観の保育園ではなく、親と子供たちと相談しながら同じ目線で保育を考える保育園を目指していきたいという。小規模認可(3歳未満)ということもあり、小学校に上がる6歳まで見れない事や、園長としての仕事が忙しく、園児たちとの時間が多くとれないのが大きな悩み。そして39歳独身なのが小さな悩み(笑)だという。また、昨年度は忙しい最中でも十和田青年会議所に入会するなど地域活性化にも意欲的で職業体験事業などに携わった。時間のない中での時間を大切に使うことを学んでいきたいと語った。
 少子化が進む中でも待機児童が増える理由は、3歳未満児が預けられないから働けない→育児疲れから働く意欲が減る→働いていないから預けられない...という流れもあるという。これからは小規模認可をもっと広めて制度として6歳児まで預かれるように働き掛けていきたいと目標を語った。 
 きく保育園へのお問い合わせは...0176‐23‐9066迄
仕事と人と地域をつなげる
介護支援のプランナー
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~橘友博さんプロフィール~  昭和55年7月16日生まれ(36歳)
 八工第一を卒業後、東京の福祉専門学校に進学し、20歳で帰郷してからは十和田湖会(社会福祉法人)特別養護老人ホーム湖楽園に勤める。34歳までケアマネージャーとしての仕事などを学び、独立を決断する。忙しい中ではあったが、じゅんちゃん一座の長男役で活躍しながらも平成27年10月に目標を叶え、「合同会社くらしラボ」をオープンした。

 今回はじゅんちゃん一座の長男役でも活躍中で去年10月に「合同会社くらしラボ」を起ち上げた橘友博さんを訪ねた。学生時代は柔道や極真空手で活躍していたという橘さんは、武道とは全く縁のなさそうな介護福祉の道を選んだ。そのきっかけは、亡くなったお祖父さんを介護した時に自分には出来ない事が多かったという後悔からだった。
 東京の福祉専門学校を卒業してからは地元に帰郷し、介護福祉士として実務しながら難関でもあるケアマネージャー(介護支援専門員)の資格を27歳の時に取得。介護だけではなく、利用者が何が必要で、どう支援すればいいかの計画を立てる役職となった。約14年間、湖楽園で働きながら目標であった独立を決意。平成27年10月に「合同会社くらしラボ」を設立した。
 現在は社長兼ケアマネージャーとして勤務し、病院や地域支援センターなどから依頼を受け、利用者の様々な要望がきて応えるのが仕事だが、何から何までやってしまうと金銭的負担も上がり、利用者が自立できなくなってしまう。そのため必要最低限のサービスで最大限の満足を得てもらうための計画を立てる。近い将来、高齢者は全体の30%を超えるため、生きがいや楽しみをもって生きていける社会。地域で見守り支え合う地域づくりを目指していきたいと語った。
 また、今後の目標としてはシニアの有償ボランティア事業も企画し、地域のコミュニティも復活させていきたい。仕事と人と地域のつながりの間に立てる仕事に誇りを持ってこれからも頑張っていきたいと語った。合同会社くらしラボへのお問い合わせは...0176‐58‐6429迄
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