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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、市内で出歩く人が減少し、食材の在庫を抱えている業者が多くある。そこで、こうした業者を応援するために十和田高校会議所で「愛ップルプロジェクト」を計画したことを発表した。
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 これは在庫を抱えている商品の中から選んだもの(中こう果樹園のりんごジュースや雅菜工房の加工品など全9商品)を8月8日・9日の2日間、AST内の期間限定店舗で委託販売すること。併せて子どもたちの夏休みの自由研究を応援する勉強会を開催する企画となっている。
 相内会頭は「この企画をきっかけに、将来的な目標としてはクラウドファンディングで資金を集めて高校生が運営するお店を立ち上げたい。飲食店というわけではなく、委託販売を引き受けたり、何かのイベントを企画したりできる場所として考えている。店舗は探し中で、家賃が発生するのでどうするかはまだ企画段階」と答えた。
 現状では明確な決定事項があるわけではないようで、まだ目標の段階と見受けられたが、無限の可能性がある高校生が次にやりたいと言葉に出したことを見守っていきたいと感じた。
 また、新型コロナウイルスの影響で新1年生が少ないとの情報もある。興味のある学生は...0176‐25‐7758迄
 十和田市連合PTA(以下、市連Pと略)が近年、青森県でも猛暑となる日が増えていること、他県では熱中症にかかり児童が死亡する事故もあること、北海道や東北は北国であることから冷房設備の設置がほとんどされていないことから行政に対して「市内小中学校普通教室への冷房設備設置の要望書」を提出した。しかし、予算等クリアしなければならない問題があり、すぐ設置とはならない現状がある。
 そこで市連Pから何かできることはないかと話し合い、市民の方々から使用していない扇風機の回収及び、各小中学校への無償提供の活動に取り組む事を8月6日に市連P・畑中宏之会長が発表した。
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 畑中会長は「現在教室は30度を超える日も多く、教育現場の現状はひどい。この活動は市民全体でやることに意味がある。最終的には行政を動かしてエアコン設置につなげたい。近年の気候を見てみるとエアコンは贅沢品じゃなく必需品だと言える。調査の結果、必要な扇風機の台数は158台。これは学校側が遠慮している数値で実際は全然足りていない。子どもたちのために大きなムーブとしてアピールしたい」と語った。
 扇風機回収は9月30日迄。回収場所は①田中商工株式会社本社②マイハート102SS③十和田東SS④十和田南SS。修理不要のものに限り、新品や寄付も受け付けている。お問い合わせは...0176‐23‐3595(十和田市連合PTA事務局)迄
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 5ページで紹介している映画「犬部!」の撮影終了の報告をするため、篠原監督と近藤プロディーサーが8月28日に小山田市長を表敬訪問した。
 篠原監督は「アート広場での撮影が一番暑かったが、東京の暑さと比べると気持ちのいいものだった。天候にも恵まれ、健康管理にも万全の態勢で撮影に挑み、あっという間の2週間だった。東京から連れてきた動物も元気に走り回る姿を見ると、本当に空気が美味しい綺麗なまちだと思った。エキストラの撮影も協力的で順調に進めることが出来た。自分で撮影してて、昔飼っていた犬を思い出した。この映画を見て、人間と動物の共存をもう一度考えるきっかけになれば嬉しいと思う」と報告した。市長は「完成が楽しみ。まだまだこれから編集作業で大変だと思いますが頑張ってください」と激励した。
 期間限定販売で企画された十和田市観光物産センター併設のテイクアウトのバナナジューススタンド「サンキューバナナ十和田」が好評につき、9月22日まで延長することが決定した。砂糖不使用の濃厚な味わい、シンプルなレシピのバナナジュースと、シュワシュワのりんごサイダー、りんご氷で作ったりんごサイダー、1日限定20杯の青森限定りんごジュースをテイクアウトで販売。値段はどちらも390(サンキュー)円となっている。
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 8月29日に十和田市役所新庁舎及び、屋内グラウンドの落成式が行われた。
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 市長式辞では小山田久市長が「昨年6月に新庁舎は完成し、今年6月に旧庁舎の解体が終わった。多くの方々の力添えにより完成した。市民の皆様に効率よく利用してもらいたい。また、屋内グラウンドは1年を通して子供から高齢者までが活用できる場として使用し、市民の声にも耳を傾けたい」と挨拶した。設計・工事業者に感謝状が授与され、屋内グラウンドの愛称募集受賞者の三浦暖真くん(10)に記念品が贈呈され、落成記念のテープカットが行われた。
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 その後に移動し、屋内グラウンドのオープンセレモニーが行われた。屋内グラウンドの愛称は「駒街道」と「ドーム」を合わせた「こまかいどーむ」に決定。9月1日からオープンとなる。サッカー・フットサル・野球・ソフトボール・ゲートボール・グランドゴルフなどが利用可能。一般開放もしている。
 令和2年度の「市と町内会の懇談会」が8月24日に東コミュニティセンターで開催された。三本木小、東小、高清水翔学校区の十和田市町内会連合会(升澤博也会長)が集まり、小山田市長と懇談会を行った。
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 始めに小山田市長から、市民の足・コロナ等についての報告や、これからの議案の発表が行われた。実施している夜の飲食店400店舗への支給や経済対策としてのプレミアム付商品券の配布、十和田湖焼山地区への税金の免除、北里大学生への家賃補助等、第2次、第3次の支援支給のこれからを伝えた。
 新しい生活様式として、子供たちに一人1台のパソコンを配布。市内ほぼ全域に光ファイバーを通してリモート授業をできるような環境づくりをする。また、エアコンは保健室のみであったが、まずは低学年の教室にはエアコン設置をする予定。コロナは完全になくなることはないと想定できるし、全国民がワクチンを受けられるわけではないと思う。感染症対策を考え、感染症外来を設けた。今後のコロナの拡大についても考えていかなくてはならないと伝えた。
 高齢化による免許返納については市内循環バスを始めた。利用者は着実に増えていて、現在は1台あたり約36名が利用している。それでも十和田市は80歳以上の高齢者でも運転している人が多いとあると伝えた。
 その後の質疑応答では新しくできた室内運動場の利用規約についての変更要望などが出された。懇談会後は各地区の36項目の問題点に関する要望書、実施・不実施・継続・検討の回答が提出され、市と町内会の意見を交換する懇談会は終了した。
 新型コロナウイルスから休館をしていた七戸町立鷹山宇一記念美術館が約5ヶ月ぶりに企画展「大正浪漫の寵児 竹久夢二展」を開催した。
 竹久夢二は明治17年(1884)に生まれ、昭和9年(1934)に51歳の生涯を終えた大正ロマンを象徴する画家として知られ、代名詞といえる美人画は「夢二式美人」と称され、多くの人々の心を魅了した。夢二式美人画の特徴は、当時はふっくらとした女性が美人の典型とされていた時代に、細身で八頭身という現代風プロポーションで手足が大きくデフォルメされ、指先に女性らしい表情をあらわす。大きくてうるんだようなつぶらな瞳に、あたかも一人ではたっていられないようなダラリとした姿の構図が多い。美しいだけの美人画ではなく、夢二が実体験を通して得たであろう、女性の内面的な優しさや強さや儚さなどを表現しようとしたリアルな美人画であると言える。
 また、夢二は一つの才能にとどまらず、雑誌の表紙や便せん、封筒やうちわ、浴衣など日用品まで幅広くデザインを手掛け、装丁、挿絵、楽譜、詩人、版画家、デザイナーとしても活躍した。
 驚くべきは夢二の大正時代の作品が昭和9年の死後、戦争期を経てから、昭和後半にも盛り上がりをみせ、平成、令和と時代が変わってもその作品が永続していることにあると思う。名実とともに夢二版画の第一人者で、夢二版画の復刻をライフワークとしている文化庁指定の伝統技術保持者である松永安生氏が技術の限りを尽くし、敬愛の念を注ぎ入れるほどの夢二の作品は、時代を超えて人々の心を魅了する芸術作品と言えるだろう。
 鷹山ひばり館長は現代アートが流行する中で、大正の名作を企画展示する理由は、わかりやすい美術だからという。誰が見ても理解、共感、感動ができる作品は心の記憶の中にしっかりと残る。大正から令和になっても高い評価を受ける作品をぜひ観に来て欲しいと語った。
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 久しぶりの企画展初日には待ち望んでいたお客様で開館と同時に多くの人が訪れた(検温・消毒とコロナ対策は万全である)。帰り際には夢二作品の記念の小物やはがきなど買って帰るお客様も多く見受けられ、一度見たらファンになる魅力があることを証明したようだった。会期は8月22日から11月8日まで(月曜休館、但し9月21日は開館)。入館料は一般1000円/高校・大学生400円/小・中学生200円(前売券及び20名以上の団体割引あり)お問い合わせは...0176‐62‐5858迄。
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 新型コロナウイルスの影響にあり、全国的に大打撃を受けている宿泊・ホテル業界、観光業界、およびバス業界、旅行に行きたくても自粛をされているお客様のために何かできないかと思案し、星野リゾート 奥入瀬渓流ホテルが地元の方の少人数の旅行「マイクロツーリズム」を提案した。
 その中の企画の一つとして、この長期化する「withコロナ時代」の在り方を考え、星野リゾート 奥入瀬渓流ホテルが声をかけ、日の丸自動車興行株式会社と十和田観光電鉄株式会社と手を組み、3密対策と同時に360度が見渡せ、開放感抜群の「渓流オープンバスツアー」を8月1日から10月31日までの期間限定で始動することを発表した。車両は日の丸自動車興行株式会社からのリースで運行は十和田観光電鉄株式会社へ委託となる。
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 赤いカラーの2階建てバスの座席に座ると約3mの高さからの視点で奥入瀬渓流を眺めることができ、今までとは違った奥入瀬渓流の景観を満喫することが可能。
 屋根のないバス運行は太陽の暖かさと風の気持ちよさ、鳥のさえずりや渓流のせせらぎ、虫の鳴き声や森の匂いなどを感じることが出来る。下を向いて歩く徒歩の散策と違って、高い位置にある木や滝などが近くに感じることが出来る。
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 メディア向けに行われた試乗体験会で感じたことは、奥入瀬渓流が元々は緑がない岩場だったということがはっきりとわかる景観に改めて驚き、今までとは一味違った奥入瀬渓流を感じることが出来ること。目線が上に上がるので間近で見れる大きな岩壁の迫力、岩だらけの斜面に苔が緑を育み、森をつくり、森が蓄えた水が滝となって流れることが目で見てわかる。
 運行がスタートすると下流付近では森が多く、手を伸ばせば届きそうな木々が頭上を通過する。中流では徒歩とは違った角度から渓流を眺められる。上流では様々な滝が流れる様子を上方から観察することが出来る。
 星野リゾート 奥入瀬渓流ホテルの高橋伶央総支配人は「新型コロナウイルスで疲れた人にも対応できるマイクロツーリズムで近場の魅力を再発見して欲しい。日本初となる渓流沿いを運行するオープントップのバスツアーで屋根のある車内空間では感じることが出来ない森の匂いや音を楽しんで欲しい」と語った。
 オープントップバスは星野リゾート 奥入瀬渓流ホテルから子ノ口までの区間往復走行。片道14㎞をゆっくりとガイドの解説を聞きながら75分ほどかけて往復走行する。座席数は26席。宿泊者限定のサービスで8月~9月は1名1500円。紅葉シーズンとなる10月は1名2000円(ともに税込み)となる。利用は要予約となっており、公式サイト(https://www.oirase-keiryuu.jp/)を検索。お問い合わせは...0570‐073‐022(星野リゾート予約センター)迄。また、出発1時間前であれば現地にて受付もできる。
 新型コロナウイルスの影響により、4月から開催を予定していたアーツトワダ10周年記念展「Inter+Play」展が会期を変更し、7月23日(木・祝)から第一期として開催することが決定した。前日22日にはオープン記念のテープカットセレモニーが行われ、小山田久市長、鷲田めるろ館長、本展覧会出展作家らと成功を願った。
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 小山田市長は「まずは本展に参加してくれたアーティストに感謝。日本の道百選に選ばれた官庁街通りに美術館とアート広場が併設され、この通り一帯を美術館としてみる企画としてアーツトワダが開催された。国内外から高い評価を受けているアーツトワダグランドオープンとして10周年となった。コロナの影響で延期となってしまったが今日から開幕。集まってくれたメディアの方々にも大々的に発信して欲しい」と記念企画展の成功を願った。
 鷲田館長は「4月オープン予定から、先の見えない中でスタッフやアーティストの方々も大変だったと思う。このインター+プレイ展は相互作用という意味。十和田市と自然と作家が向き合って新しい作品を生み出し創っていく。会期は1年延長し、期間を長く設けることでより多くの人に見て欲しいと思いました」と挨拶し、テープカットセレモニーを行った。
 企画展示作品を紹介...通年展示となる鈴木康広さんの『はじまりの果実』は青森県の形をした白い切り蕪の上の十和田市の位置にりんごが落ちて、そこから波紋が広がるようなイメージ。アートの波がここから波紋のように伝わって欲しいと作られた。
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 アーティスト荒神明香、ディレクター南川憲二、インストラクター増井宏文を中心とする現代アートチーム・目[me]は十和田市現代美術館から徒歩10程離れたまちの建物の一角に作品を作った。切り取られたような空間にある箱。お互いに違うものが同時にそれぞれに存在している。室内に入ると白い壁と両面ガラスの部屋にアクリルで作った作品が飾られている。時間の変化によって変わる作品。
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 第1期出展作家の津田道子さんの作品『あなたは、翌日私に会いにそこに戻ってくるでしょう。』は空間に吊り下げられた枠の中に鏡や投影された画像が写されている。立つ位置や見る位置によって見える人の数が違って見える不思議な空間。観覧者がいて初めて完成する参加型のアート作品となっている。
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 音楽家、サウンドアーティストのevalaさんは目に見えないもの、音や匂いなどを視ることにこだわりを持ち「耳で視る」をコンセプトに作品を完成。奥入瀬渓流の水の音を立体的に表現し、ここでしか聞けない音を作品とした。
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 『赤』に魅せられた松原慈さんの作品は3つのテーマ「赤の部屋には何もなく」「眼が燃えるまでここに」「赤い光を見るばかり」から空間を制作。自然の中にある様々な赤。それは鉱物だったり自然から生まれた赤い色。それを壁にパズルのピースのように重ね合わせた。床に敷いているのは水に浮く浮岩と呼んでいるもので、はるか昔にあった噴火で遠くへ飛んだものを拾い集めた。室内に流れるレッドノイズと呼ばれる空間と時間を体験して欲しい。
 企画展示はどれも文章で表現は難しい作家独特の不思議な世界であり、是非一度は足を運んで見てもらいたいものばかり。第1期の会期は企画展としては異例の2021年8月29日(日)の約13ヶ月間の長期となっている。
 お問い合わせは...0176‐20‐1127(十和田市現代美術館)迄 
 上北建設株式会社(田島一史代表取締役)から自社の発明品「ピタリング(道路工事など交通規制箇所の手前に設置するもの)」の売り上げの一部から南・東コミュニティセンターで創作活動を行っている「十和田市少年少女発明クラブ(佐々木会長)」の活動費として現金12万円の寄付が行われた。事務局総務部の野月忠彦部長が小山田市長を表敬訪問し発明に役立てて欲しいと寄贈した。
 ピタリングは全国へ販売・リースしている上北建設株式会社の発明品で、その発明や標章登録で協力してくれた佐々木会長への感謝の意を込めて平成24年から寄付は継続され、今回で10回目。計130円の寄付となった。
 小山田市長は「発明は子どもたちの創造力などの力を鍛えられると思う。特に十和田市は優秀な成績を収めているので活動費としての寄付はありがたい」と感謝を伝えた。十和田市少年少女発明クラブは小学校を卒業しても継続してくれる子どもたちも多く、会員は増加しているが、新型コロナウイルスの影響により、現在は活動休止中。9月から再開する予定だ。
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