ローカルニュース

新しいことに常にチャレンジ
十和田飲食店を支える期待の若手経営者
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 ~安西直軌さんプロフィール~ 平成2年8月22日生まれ(28)十和田市出身。八戸水産高等学校に進学。3年生の夏に諸事情により中退し、十和田市の飲食店で勤める。それから三沢市の「和がや」で5年勤めた後、東京へ2年、飲食関係の仕事をしながら勉強した。帰郷してから26歳の若さで旧島津家跡地に旬彩和海を新規改装オープンした。今年7月で3年目を迎える。
 十和田市の飲食店旬彩和海の店長を勤める安斉直軌さんを訪ねた。水産高校を中退後は十和田市、三沢市、東京と様々な飲食店で働きながら、仕事のノウハウを学んだ。十和田市で海鮮系の飲食店をやりたいとの強い想いから26歳という若さで起業した。
 5年間勤めたという三沢市からの独自の仕入れルートもあり、調理や接客などの仕事の基本も身につけたが、経営は初めてでわからないことが多かった。オープン当初は4人でスタート。スタッフは募集してもなかなか集まらず、新人スタッフの教育をしても仕事を覚える前に辞めてしまう。新人スタッフが入るとまた始めから教えることをしなくてはいけないため負担も多く、初年度は人の入れ替えも激しかったという。徐々に経営も安定し、仕事にも慣れたスタッフも増えてきたことで気持に少し余裕も生まれてから、安西さんが次に考えたのはスタッフのことだと教えてくれた。社会保険をかけてあげたいと法人化し、社会的信用を安定させたいと今年2月に株式会社として設立。また雇用のためにも日曜定休をなくし、信用できるスタッフらとお店を盛り上げていきたいと意気込んだ。
 オープン当初は海鮮メインだったが、調理スタッフも増えた事で肉料理なども増やしている。お客様が楽しめるように新しいメニューを開発していき、凝った料理を勉強しながら季節のおススメなど提供していきたいと語った。
優先順位も変わる時代に適応し
会社と社員のためのバランスを考える
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~大坂陽一さんプロフィール~
 昭和56年5月22日生まれ(37)十和田市出身。十和田工業高等学校建築科を卒業後、八戸工業大学へ進学。卒業後に八戸市の建設会社へ就職。約3年勤務し、家業を継ぐために26歳の頃帰郷し、株式会社大阪へ入社した。
 ㈱大阪の専務取締役でもあり、㈲大昇運輸の代表取締役を勤める大坂陽一さんを訪ねた。大学を卒業してから八戸市の建設会社で勤務し、26歳まで建築業務に従事していたが、家業を継ぐため帰郷。入社当時、会社は土木がメインだったが総合建設業として仕事の範囲を拡大する。自身は営業課長として働きいていたが、責任を持ち、発言権を行使するために33歳と言う若さで㈲大昇運輸の代表取締役として就任した。そうしたことで仕事に対する考え方は少し変わってきた。会社の利益のためだけに働くのではなく、社員のためにこれからどうしていかなくてはならないかを考えるようになった。
 仕事では「人・物・金」のバランスが一番大事。会社を運営していくためにはどれかが欠けていてはいけない。その中でも一番大事なものは「人」だと語る。父世代はいくらでも仕事があって、働く人もいて、その利益で重機などを買った。休む間を惜しんで働く職人さんがいたからこそ成り立っていたが、今は違う。仕事があっても人手が足りないのが現状だ。物にお金を投資する時代から人にお金を投資する時代になった。
 これからは新卒者の確保など、学生に対するPRもしていきたい。先の事は考えながら、しっかりと今を見据えてフラットな目線を大事にしていきたいと語った。
 去年の10月28日に開催した十和田夜会実行委員会主催のカクテルパーティー「音楽とカクテルの夜会Ⅱ」の売り上げから30000円を桜流鏑馬などの流鏑馬競技発展のために役立てて欲しいと、十和田流鏑馬観光連盟(以下、流鏑馬連盟と略)に寄付をする運びとなった。
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 贈呈式は2月8日に十和田市現代美術館で行われ、代表のBarcara店長・鈴木幸治さんから、流鏑馬連盟・上村鮎子会長に手渡された。元々はバーテンダー協会で十和田市に寄付をしていた活動だったが、協会がなくなり、別の形で役立てたいと今回は流鏑馬連盟に寄贈した。受け取った上村さんは「優勝者に贈る記念品の楯を作りたい」と感謝の意を述べた。
 公益社団法人「小さな親切」運動本部では、お互いを思いやるという社会づくりに貢献する活動を行っている個人・団体を推薦し、表彰する活動を行っている。
 このほど「小さな親切」運動青森県本部を通じ、十和田支部より推薦を受けた4団体の受章が決定し、2月16日に市民交流プラザトワーレで表彰式が行われた。鳥谷部一嘉会長が実行章を贈呈。表彰を受けた団体、功績は以下の通り...【十和田市立北園小学校】児童が樹木を6年間育てたり、いじめサミット会議を開いて「日本一やさしい心」を目指して活動を続けている。/【十和田市立藤坂小学校】伝統芸能の駒踊りの伝承活動や秋祭りへの参加を通して郷土愛を育んでいる。/【さわらびボランティアの会】十和田市立中央病院で朝から利用者のイスの補助や案内などのボランティア活動をしている。/【馬はなし亭一座】チャリティー寄席を定期的に開催し、募金を東日本大震災の被災地へ毎年寄付している。
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 表彰後に馬はなし亭一座の馬はなし亭呑助さんが漫談で笑いを、たなかポン太さんが昔ばなしを語り、式典を締めた。
 平成30年度の十和田市6次産業化推進シンポジウムが2月8日に十和田市民文化センターで開催された。
 小山田市長は「十和田市は県内でも有数な農畜産物の産地であり、にんにく・長芋・ごぼう・ネギ・十和田湖和牛・ガーリックポーク・十和田湖ひめます等と品質の良い産品が多い。ブランド価値を高めながら全国へ販売していきたが加工分野がまだ弱い。そのために6次産業化を推進してきた。食と農についていろいろと取り組んできたが農家の担い手・後継者が少ない現状がある。インターネットを活用した販売、GPSを使った農機の耕しなどスマート農業を推進し、農商工の連携をしていきたい。」と開会の挨拶をした。
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 第一部の基調講演は(特非)日本フードコーディネーター協会理事・和泉守計氏が「6次産業化商品の魅力を伝えるネーミング、ブランドの役割」をテーマに講師を務めた。
 商品の魅力の伝え方のツールとしてネーミングなどがあり、ブランドとして商品登録し、守っていくことも必要。作る時に消費者の立場になって商品を手にしたいかどうかをイメージすることも大事。地域の食文化、歴史の背景を伝えるブランド化戦略など、しっかりとした価値、地的財産を提供していき、地域ならではの連携を活かした「ものづくり」と「ものがたり」を考えなければいけないと語った。過去の成功事例などを紹介し基調講演は終了した。
 第二部に市内事業者による事例発表が行われ、㈱小原興業・十和田香美工房の松田美穂子さん、ガーデンキッチン垂穂の小野美保さん、㈲丸井精米工場営業部長の丸井可朗さん、㈱WAND代表取締役・岡山拓也さんがそれぞれの事例を発表した。成功例だけではなく、どんな苦労や失敗があったか、それをどういう工夫で乗り越えてきたかを伝えた。来場者はもっと聞きたい話もあったようだが発表時間が8分と短かったため全部を聞くことは出来ず、そこだけは残念に思えた。
 次にパネルディスカッションが行われ「効果的な情報発信の手法と効果」をテーマに㈱パワフルジャパン十和田取締役・須田憲和氏をコーディネーターとし質疑応答が交わされた。始めにプレゼンを決められた時間内に伝えられるようにどうするか話し合う。パネラーとして参加した国産㈱影山恭英氏は「魅力は言葉で伝えようとしてもなかなか上手くは伝わらない。何を強調するのか、どんな共感を得られるのか、自分の想いの熱量を出していくことで伝わる」と語った。
 第3部は隣会場に6次産業化で関わる11の企業が地域加工品PRブースを設置し、来場者は試食を楽しみながら交流を深めていた。
 6次産業化へのお問い合わせ・申し込みは...0176‐51‐6743(十和田市農林部とわだ産品販売戦略課)迄
 十和田市立松陽小学校では子どもたちの健全な自立を促すための取り組みの1つとして「弁当の日」を実践している。2月18日には12月に続き2回目の弁当の日を実施。学年ごとに難易度を変え、1・2年生は自分で弁当につめる。3・4年生はおかずを一品作る。家庭科のある5・6年生は全部自分で作ると決めた。
 お昼時間には全学年で2教室に分かれ昼食。 六年生は作ったお弁当の感想を発表した。手作りのお弁当を羨ましそうに覗く低学年と、少し恥ずかしそうに食べる高学年の姿があった。
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 「弁当の日」講演会などの希望があれば受け付けている。お問い合わせは...FAX0176‐25‐6060(大友歯科医院長・大友聡之)迄
 十和田市まちづくり支援課では平成22年度から循環型社会の形成を目的とし、幼児期から環境保全の意識向上を図るため、市内21の保育園・幼稚園・こども園を回りながら資源ごみのリサイクル教室を開催している。
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 紙芝居「ゴミラスくん」を読んでから、資源ごみの分別ゲームを行い、そのゴミがどんなものに生まれ変わるのかを伝えた。きちんと分別することで、プラスチックはバケツに、紙はトイレットペーパーに、アルミ・スチール缶は新幹線に、ペットボトルは服になることに園児らは驚いていた。
 十和田工業高等学校で2月6日、第7回目となる生徒の学習発表会が行われた。代表の生徒らは日頃の取り組みの成果を発表した。
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 以下、課題研究テーマを紹介。電気科「ドリンクサーバーの製作」/建築科「切田八幡神社の知られざる魅力を探る~文化財を目指して~」/機械・エネルギー科「セグウェイを作ろう!」/電子科「電子オセロ盤の製作」/電子機械科「児童ライン引きロボットの製作」/ロボット研究部からは「全国高等学校ロボット競技大会への取り組みを堂々と発表した。
 それぞれに目的や課題があり、自分たちがどう工夫してきたか、その結果がどうなったのかを伝えた。
 三本木農業高等学校植物科学科では平成24年度より「十和田きみがらスリッパ生産組合」および「十和田市農林部とわだ産品販売戦略課」と連携し、きみがらスリッパの原料となるデントコーンの栽培、普及活動に取り組んでいる。きみがらスリッパは現在、新宿ビームスジャパンで販売が開始されるなど、生産が追いつかないほど受注があるが、少子高齢化のため後継者の育成が課題となっている。
 三農と生産組合が連携を開始してから7年、悲願の後継者が誕生した。今年度卒業する生徒の1人、村井咲彩さんがきみがらスリッパ生産組合に加入したことを発表した。
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 村井さんは「1年生の時からこの活動に参加して、デントコーンがきみがらスリッパになることに興味を持った。地元に就職が決まったことをきっかけに地域の伝統工芸を守っていきたいと思いました」と笑顔で教えてくれた。
 また、十和田工業高等学校機械・エネルギー科も3年前から折りたたみ式製作台の研究に取り組んでいて、毎年改良しながら今回で4代目となる製作台を提供した。作成した福田瑞紀くんと苫米地優人くんは「僕たちは十和田市出身ではないのですが先輩の取り組みを見て興味を持った。持ち運びしやすいように軽量化も考えた。ものづくりで地域貢献することが出来て嬉しい」と答え、会員から改良点についてアドバイスを受けていた。
 きみがらスリッパの製作技術向上のため、講習会を定期的に開催している十和田きみがらスリッパ生産組合組合長の宮本桂子さんは「若い人の加入は本当に嬉しい。東京からも参加してくれる人もいて、会員も増え、組合も活性化している。今後も若者と連携しながら伝統工芸を発展させていきたい」と喜んでいた。
 十和田きみがらスリッパ生産組合は組合員を募集している。お問い合わせは...0176‐51‐6743(清野)迄
 平成30年10月31日、11月5日に発生した火災に対し、早期発見、通報及び迅速な初期消火を行い、被害を最小限に食い止めたとし、十和田地域広域事務組合消防本部から感謝の意と功績を称える表彰が2月6日に行われた。森一仁署長は「偶然遭遇した火災現場で危険を顧みず、火災の初期消火に務めていただいた。緊迫した状況下での勇気と行動に感謝の意を表したい」と表彰した。
 《10月31日に十和田市大字三本木字西金崎で発生した建物火災について》消防協力者/附田麻衣子さん(車庫から火が出ているのを発見。通報、避難誘導させた)、鳥谷部勲さん(車庫近くのホース付きの水道で消火活動を行った)、布施貴樹さん(会社から消火器を持ち出し、共に消火活動を行った)
 《11月5日に十和田市大字三本木字西金崎で発生した住宅敷地内での火災について》消防協力者/中渡力也さん、有限会社悪原板金塗装代表取締役・悪原誠さん(同時刻に発生した火災を発見。木材とセメント袋が燃え、火が立ち上がっていたところ、水道とバケツ、消火器を使用し後から駆けつけた消防隊と共に消火した)。
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 一連の火災は未成年が放火に関与した疑いで、児童自立支援施設送致の保護処分を受けている。
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