ローカルニュース

 十和田市連合PTA(畑中宏之会長)から市内小中学校普通教室への冷房設備設置の要望書が6月9日、小山田市長へ提出された。
 これは寒冷地と言われる北海道・青森・秋田県を除く都道府県の設置率が80%~100%となっているのに対して、青森県では5.3%の設置率となっていること。最近では東北でも「猛暑」という言葉がにぎわせていることから市連合PTAが公立小中学校の冷房設備の設置を嘆願した。
 小山田市長は「前向きに考えたい」と予算と相談し検討する方向だ。熱中症で倒れる子どもたちが一人でも減る事を願いたい。
ptarengouyoubouy.jpg
 一般社団法人十和田奥入瀬観光機構がAST内にある十和田市観光物産センター併設所に6月12日から8月末までの期間限定でバナナジュース専門店「サンキューバナナ 十和田」をオープンした。
 サンキューバナナは京都で大人気のバナナジュース専門店で、体に優しいシンプルなレシピの濃厚バナナジュースをテイクアウトできるお店。
 コインパーキング30分無料を利用すれば駐車場代もかからない。値段は名前の通りに390(サンキュー)円となっている。また、十和田店では限定で十和田産リンゴジュースを販売予定。
bananajuice.jpg
↑マスク越しでもわかる笑顔でバナナジュースを提供する川崎さん
 十和田市に移住してきた葛西睦さん(22)と岡駿岳さん(21)が中央商店街にある交流スペース「14‐54」内に14‐54カフェをオープンした。
okakasai.jpg
 葛西さんは1998年5月3日生まれ。深浦町出身で木造高校を卒業後は秋田県で花火師として3年働いた。
 岡さんは1998年12月28日生まれ。中泊町出身で木造高校を卒業後、七戸町の営農大に進学。卒業後は中泊町の役場で働いていた。
 別々の道を進んだ同じ高校出身の2人を再び繋いだのはお互いに興味をもっていた「コーヒー」の奥深さだった。まったく違う業種の2人がカフェをやってみたいと思った時に、地元にはカフェがないことを知り、それが逆に2人のカフェをやってみたいという気持を強くした。
 まずは経験をとカフェの面接を受けたのだが、全部断られてしまった。そこで葛西さんが以前、知り合いとなった前14‐54カフェの店長であり、現在は弘前市でカフェバーを営んでいる中野渡夫婦(卓也さん、実知さん)と出会い、この十和田市の14‐54を紹介してもらった。
 去年の11月にその話を聞き、それから何回か十和田市に足を運び、同施設を運営するアレックス・クイーンさんと打ち合わせを兼ねた。当時は他にもやりたいという人がいたにも関わらず、3月末に先に移住を決めた。それから4月に許可が下り、本格的にオープンの準備をする。メニューを考えたり、知識や経験を深める準備期間。しかし、3月中旬から新型コロナウイルスの影響により、5月7日に念願のオープンを叶えたが、オープンしてからも全く人がこなくて不安しかなかったという。
 フードはポークとチキンから選べるトルティーヤ巻や自家製ソーセージなどがメインで、これから客層を広げるためにメニューは増やしていきたい。学生は嬉しいドリンク100円割引き。これからイベントなども少しずつ増えていくことも願い、地域の人たちと触れ合っていきたい。そして、この店からコーヒーの魅力を伝えたいと語った。
 「14‐54カフェ」の営業時間は午前10時~午後6時。月曜定休。テイクアウトメニューもあり。お問い合わせは...0176‐78‐9154迄
 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開幕を延期していたArts Towada「インター+プレイ」展が開幕されることが決まった。
 会期は変更され、第1期は2020年7月23日(木・祝)~2021年8月29日(日)、第2期は2021年9月18日(土)~2022年1月10日(月・祝)、第3期は2022年1月22日(土)~2022年5月29日(日)となる。
 第1期の関連イベントとして、松原慈レクチャーパフォーマンス「赤の謎かけ」+金澤韻(本展キュレーター)との対談が7月19日に十和田市現代美術館YouTubeチャンネルで午後2時から午後3時30分の間にライブ配信される。
 お問い合わせは...0176‐20‐1127(十和田市現代美術館)迄
ringonoki.jpg
 十和田八甲ロータリークラブから平成23年度から継続されている「十和田市子ども夢チャレンジ基金」へ10万円、「修学支援給付金事業費」へ30万円。計40万円が市に寄附採納された。
oiraserotarikihu.jpg
 これは毎年、チャリティーゴルフコンペの参加者からご芳志を寄附していただいたものからだが、今年度は新型コロナウイルスの影響によりゴルフコンペは中止となった。しかし、寄附は継続していきたいとの意向で今年度も寄附採納の運びとなった。
 6月3日に小山田市長を表敬訪問した十和田八甲ロータリークラブの田中一史会長、小川秀樹幹事、三浦敏明社会奉仕委員長、稲本修明次期会長、成田一郎時期幹事らが市に寄附金を贈呈した。
 小山田市長は「夢チャレンジ基金は去年で40件、うち2件はコロナでなくなってしまったが、全国大会へ出場する子どもたちは多く、派遣費用として活用出来て本当に助かっている。また、修学支援給付金事業費は十和田市奨学金制度を利用している県外へ行った生徒・学生に対して活用していきたい」と感謝の意を述べた。
 十和田八甲ロータリークラブは十和田市子ども夢チャレンジ基金へ今回で9回目、計116万円の寄附となる。夢を追い、頑張っている子どもたちのために活用して欲しいと挨拶した。
十和田市連合婦人会から6月21日の父の日にちなみ、小山田市長に花束が贈呈された。当日来庁した婦人連合会7名(張摩博子会長)から花束と、個人的に趣味で描いているという油絵が贈呈された。歓談後にお礼にと新市庁内を案内した。
hujinkaikizzou.jpg

 十和田東ロータリークラブから6月19日に市・中央病院へ「フェイスシールド」の寄贈が行われた。
 小山田市長を表敬訪問した同クラブの佐々木紀仁会長(現YEGの会長も兼務)と金沢守明会場監督(会場準備などをする直前会長の呼び名)と白濱道義幹事から新型コロナウイルス感染症対策用としてフェイスシールド1800枚(中央病院へ1300枚、市へ500枚)が寄贈された。
 佐々木会長は「これから夏場になり、マスクも厳しい時期になる。簡易組み立て式で使い捨てでもいいが、マスクと違って消毒して再利用も出来るので活用して欲しい」と挨拶した。
 小山田市長は「全国的にゼロになるには1年以上かかると予想できる。観光客に対してもこれからの対策をしていかなくてはならないと思うのでありがたい」と激励した。
rortariikizou.jpg
 新型コルナウイルス感染症拡大防止のために、中央病院へ活用してほしいと、「協同組合十和田管工事協会」と「上十三電気工事協同組合十和田支部有志一同」の各団体から、それぞれ30万円の寄附採納がされた。
 6月10日に小山田市長を表敬訪問し、協同組合十和田管工事協会の山田靖博理事長と管文昭副理事長、上十三電気工事協同組合十和田支部有志一同代表として同組合の新川剛理事長と畑中健一副理事長が小山田市長に寄付金を手渡した。
 市長は「御承知の通り、新型コロナウイルスの入院があり、クラスターや感染拡大防止のために医師、看護師が頑張ってくれた。今後のために役立てたい。」と感謝の意を述べた。組合からは「使い道は自由。医療従事者のために使って欲しい」と伝えた。
kankoujizoutei.jpg
 十和田市の画家で俳人の日野口晃さん(87)が画文集『木洩れ日』を出版した。日野口さんは1932年11月9日生まれ、十和田市出身。弘前大学教育学部美術科卒。青嶺俳句会で出版している俳句の月刊誌『青嶺』での自身の連載と、担当している表紙の画を88歳になる米寿の記念にまとめようと知り合いに勧められ画文集出版の運びとなった。
hinoguchiakira.jpg
 日野口さんは幼少のころから画に興味があり、画家になりたかったという。ただ幼少時、戦後間もないころは農家の子は農家を継がなくてはいけない風習だったために大学進学を希望したときは勘当同様に家を追い出されたという。なぜか学力は周りより秀でていたため流されるように教員の道へ。最初の赴任先の六戸中学校でピアノや美術の教員の過程を経て、それから同僚の紹介を受け、弘前大学へ進学。
 大学へは独り身であてもなく進んだが、偶然としか言いようのない人との縁もあり、住むところも学費にも困ることはなかった。そこでは演劇やダンス、絵画や彫刻など、様々な文化芸術を体験した。卒業後は映画好きが集まった映画観賞会などに携わり、他にも俳句や川柳なども経験してきたという。
 幼少時から実感していることは、やらないで悔やむよりもやってみること。何より自分自身が好奇心旺盛で何でもやってみたいという気持ちが強く、それがまた自分の人生を面白くしているのだと思うと語った。
 約35年前に「十和田市に文化の灯をともそう!」とアトリエ「ふおるむ」を開設。そこで油彩画や彫刻などに勤しむ。画を描きながら、俳句や合唱など様々な文化的なジャンルを独学で学びながら挑戦し、1987年に「十和田市文化奨励賞」、1997年に「十和田市文化功労賞」を受賞した。
 日野口さんの活動は一つの事にとどまらず、油彩画の他、彫刻、俳句、音楽など多岐にわたっている総合芸術科と言っても過言ではないだろう。
 その日野口さんの人生のほんの一部を振り返られる作品「木洩れ日」は、5年前から掲載している「青嶺」の短文と表紙画をまとめたもので、日野口さんの今までの体験や、出会った人など日常にあった特別な出会いや、そこで感じたことなど、ありのままの「素」を垣間見ることが出来る画文集となっている。
 三沢米軍基地でのこと、十和田少年少女合唱団の思い出、新渡戸十次郎や渋沢栄一や寺山修司など郷土の偉人のことやそれに関わりのある人物の話し、父の馬のはなしやアキラ画塾の誕生の話し、「熊さんと呼ばれていた頃の話しなど、全83ページにもわたり日野口さんの魅力が満喫できる内容となっている。お問い合わせは...0176‐23‐0646迄
hkomorebi.jpg
 ユニバース十和田東店近接に、7月3日に複合商業施設「365」がオープンする。その運営をする食品加工を手掛ける「株式会社LOCO・SIKI」代表取締役・芝﨑壽一郎さんを訪ねた。
sibasakijyunichirou.jpg
 芝﨑さんは昭和53年8月6日(41)、兵庫県姫路市出身。高校を卒業後は祖父が肉屋、母が飲食業を営んでいたこともあり、大阪の辻調理専門学校へ進学。フランス料理やイタリア料理を学んだ。卒業後は当てもなく東京へ10万円を握りしめ上京。当時、料理本で調べたという人気ランキング1位の「サバティーニ」へ飛び込み面接し、その日の夜から働いたという。そこから10年間、料理人として勤め、料理の技術を学んだ。
 それからは全国の生産者からレストランへ食材ルートを提供するコンサルタントとして活動。また、料理人として商品開発や経営アドバイスなどを関西中心に、国内外で活動していたが、七戸町にある工場へ訪れる機会があり、青森県で出会った食材のクオリティの高さに驚いた。しかし、それが全国へは伝わっていないことを残念に思い、自分が何か出来ないかを考えた。
 今から約3年前に青森へ移住を決め、1年間は冷凍の食品メーカーとして冷凍技術を学んだ。そこで従来の大量生産型の冷凍食品と違い、料理人が作ったものを冷凍食品として提供する加工技術を開発。大手メーカーのように大量につくるモノではなく、食材にこだわり、一つ一つ手作りで提供する食材は現在は70品種ほど開発が成功している。主に青森県産の食材を使って、安心・安全・簡単・便利・美味しいをテーマに料理人としての経験、冷凍・加工の技術を活かした食品は、解凍後でもカリっとした食感や味付けを工夫。アクやドリップが出ない技術を使った冷凍食品は調理したての料理と遜色なく、人気、評価も高く、東京や海外へ輸出もしている。
 食品の専門店として農家や酪農の生産者とのつながりを大切にし、売れ残りが無いように次の商品へ変化させるアイデアを話し合ったりと次々に開発を進めている。アップルポークや自家製チーズやパン、惣菜やドレッシングなどぜひ一度味わってみて欲しい。
 十和田市で出店するきっかけはそれまでに出会った人との縁もあり、専門店がないこと、新しい観光スポットとして観光客が立ち寄れる場所を作りたかったという想いから。施設名の「365」の名前はここでしか出会えない食材が365日の日常にあることをメッセージとして考えた。
 また、同敷地内にあるフィットネスクラブは先に十和田市内で複合施設を運営しているよつ葉の中岫さんのつながりで起ち上げ、運営をすると共に管理を任せている。食事と運動ができる場所として、様々な人に足を運んでもらいたい。店外イベントスペースも確保。現在、企画考案中。現在は地元雇用した25名ほどのスタッフで独立した複合店舗のイメージで来店してくれるお客様を迎えます。
 自身のコンセプトとしては、ここから全国へ美味しいものを届けたい。観光者も立ち寄れるような地域密着型の複合施設として生産者とWin‐Winの関係を築けたらいいと思う。県外から来た自分だから見える青森の「もったいない」と「素晴らしい魅力」を伝えていきたい。
 また、オープンに先駆けて新型コロナと重なってしまったが、元々は準備期間の時間だったので問題はなく、加工食品の売り上げは伸びている。調理が難しい食材も小分けにしたり、よりリーズナブルな価格で提供することができ、自粛期間でも必要とされることがわかった。保存が効く商品であることが強み。レストランも自信を持って自社製品の冷凍食品を提供していきたいと語った。 ※施設についての紹介は裏面(p7)に記載。
1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11