ローカルニュース

 令和2年度の十和田湖ひめます稚魚放流式が6月17日に行われた。
 これは十和田湖増殖漁業協同組合(小林義美代表理事組合長)が毎年、近隣の小学生を招待し、十和田湖ひめますについて学べる恒例の体験行事だったが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のために放流式は行わない予定だった。
 それを聞いた秋田県小坂町の小坂小学校から是非、参加したいと申し出があり、当日は小坂小3年生、27名の児童らが急遽参加した。
himemasuhouryuu2020.jpg
 マスクと手袋でしっかりと感染予防を備えた児童らは元気にはねる十和田湖ひめます稚魚70万尾を大きな水槽からバケツに詰め替えてもらい大興奮。
 湖畔に並んで「大きくなって戻ってきてね~」「元気でね~」と十和田湖ひめますの成長を願い、十和田湖に稚魚を放流した。
 児童らは「楽しかった」と満足気。自粛で久しぶりの外出もあり、自然と触れ合いながら十和田湖ひめますの稚魚放流を楽しんだ。
 七戸町で食品加工などを手掛ける株式会社LOCO・SIKI(芝﨑壽一郎代表取締役社長)が十和田市東十一番町に小売店・レストラン・フィットネスクラブなどが集まった複合商業施設「365」を7月3日にオープンした。
365no3.jpg
 中央施設に入ると正面には地元の野菜がお客様を出迎える。おしゃれな内装の店内はテイクアウトや加工品・冷凍食品などを提供するブースが並び、焼きたてのパンが美味しいベーカリー「7days Bakery」、旨味の高いブランド豚・アップルポークを提供する「弘豚精肉商店 KOUTON MEAT SHOP」、こだわりのチーズ専門店「100%LATTERIA」、流行りに合わせたメニューを品揃えしたカフェ「365STANDARD CAFE」、時短料理を提供する開発加工食品が並ぶ「365STANDARD Grocery」など、ここでしか食べられない食品を購入することができ、フードコートで食べながら味を楽しむ事もできる。
365no1.jpg
365no2.jpg
 併設された右隣のレストランでは和牛を使ったハンバーグやステーキを焼いて提供するグリル料理専門店「THE GRILL」は約80席を備え、プロジェクターを完備しているのでスポーツ観戦などの団体利用も可能。
 同敷地内に隣接されたフィットネスクラブ「TAiiKU」では効率的に基礎運動能力を向上できる「クロスフィット」と呼ばれる実用的動作を高強度で行うトレーニングを1人ひとりのレベルに合わせて実施するクラス別レッスンとなっている。また、ボルダリングなども体験できる他にも、疲れた体を癒すカイロプラクティック「Body Mente Powers」があり、セレクトブランドのウェアーやサプリメントの販売している。こちらは会員利用となる。お問い合わせは...0176‐58‐6941(TAiiKU)迄。
365no6.jpg
365no5.jpg
365no4.jpg
 十和田カトリック幼稚園園児らがアマビエの絵を描き幼稚園バスに飾った。
『アマビエとは・・・江戸時代の肥後(熊本)に出現した妖怪。外見は人魚のようで、鳥に似たくちばしがある。「病がはやったら私の写し絵を人々に見せよ」と言いのこし、海へ消えたとの言い伝えがある。「アマビエ」という名称については、目撃記録が一つしかなく、名称の意味が不明であることから、「アマビコ」という同種の妖怪の誤記という説も提唱されている。アマビコとは九州地方を中心に伝わる3本足の猿のような姿をした、予言を行い病を除けるという妖怪。尼彦、あま彦、天彦、天日子、天響、海彦等と表記する。』※ウィキペディアから引用。
 これは病を退ける妖怪アマビエに願いを込め、お医者さんや看護師さんを励ますために園児らが絵や雑貨を用いた工作でアマビエ人形を作り、医療従事者に喜んでもらいたいと制作した。
amabie1.jpg
 それを十和田市立中央病院へ寄贈したいと6月5日、十和田カトリック幼稚園へ中央病院事業管理者の丹野弘晃先生を招き、園児から先生へ感謝の言葉と、絵や人形を贈った。
 園児らは「病気と闘ってくれてありがとう」「病気にかからないようにこれからも頑張ってください」と感謝状を手渡した。
 高木由加里園長は「世界中で大変な想いをしている人がたくさんいる。子どもたちにはそれを知ってもらい、広い視野を持っていろんな人たちのことを考えられるように育って欲しいと思う。命をかける医師や看護師の仕事も知ってもらえてありがたいと思う」と挨拶した。
 丹野先生は「みんなが一生懸命作ってくれた絵や人形から病気を吹き飛ばしてくれる気持ちは伝わりました。これからも病院や患者を応援してください」と感謝の言葉を返した。
 最後に園児らで「アマビエでみんなが笑顔!!」と声を合わせて病気の退散を願った。
 園児らの作品は中央病院の渡り廊下の壁に掲示したり、病棟の飾り棚に飾る予定となっている。
amabie2.jpg
ogasawaramakotoa.jpg
 この程、2冊目の詩人論(詩集は6冊)となる「続・詩人のポケット‐すこし私的な詩人論」を発行したとわだ耳鼻いんこう科院長・小笠原眞先生(63)を訪ねた。
 約6年前に発行した『詩人のポケット』の第2弾にあたる作品集は令和2年2月28日に発行。作品集は年に2人くらいのペースでゆっくり書きながら、全国にいる詩人との交流、好きな作家の作品などをまとめたもの。なぜ医者である院長先生が詩人となったのか聞いてみた。
 小笠原眞先生は十和田市(旧十和田湖町)出身。昭和31年9月1日生まれ(63)旧十和田湖町にある旅館の後継ぎとして育てられた。八戸高校を卒業後は家業である旅館を継ぎたくない方法の一つとして医者を目指したという。岩手医大の医学部に進学し、卒業後は盛岡で耳鼻咽喉科の先生として約12年勤務。帰郷後、38歳で十和田耳鼻咽喉科を開業し、今年で25年目を迎えた。
 中学時代の恩師が文学が好きな先生だったことに影響され、一番最初に読んだ本は太宰治の「人間失格」。当時の自分には内容が難しくて最初の本は最後まで読むのに3ヶ月くらいかかったという。高校時代は野球やバスケを経験してきたというスポーツマンな一面もあり、文武両道を目標とし、学業が忙しい中でも当時は夜9時まで部活をやるような時代。部活で疲れて帰ってくると正直、それから勉強をできるような環境ではなかった。そんな中でも本が好きで、小説を読む事で気持ちが癒された。高校2年生の時に講演に来た芥川賞作家の「三浦哲郎」さんの講演を聞き、自分も小説家として目指してみたいと感銘を受けた。
 それから医大へ進学したが、入学してからは本当に勉強が大変だったという。そのため、小説を書くのは無理だと思った。しかし、小説よりも短い詩なら書けると思い、小笠原さんは21歳で詩を書こうと自分で決めて書き始めたという。それからは詩の集まりなどにも顔を出すなど、交流を深めながら詩の世界を学ぶ。小説とは違い、詩は少ない言葉で伝えなくてはならないので逆に難解だと気付き、その面白さに魅了された。その努力と才能あってか大学4年生の頃の岩手県の芸術大賞を受賞することができ、更に詩の世界にのめり込むようになった。
 大学では夜12時まで勉強し、朝7時から勉強を始めるという日常で、大学院で研修医を経て、医者になってからも忙しい生活は変わらない。26歳で結婚。38歳で開業。二人の子を授かり、現在は長男は脳外科医、次男は呼吸器科医となった。どこに詩を書く時間があるのか不思議なくらい多忙な毎日でも詩を書き続けるということは、それほどの魅力があるということなのだろうと伝わってきた。
 小笠原先生はあまり詩を読まない人でも気軽に読んでもらえるように私的に親しみやすい作品を選んだ。これまで詩が好きで読んだり書いたりしてきたが、この詩人論はこの楽しさを他の人と共有出来たらもっと楽しいだろうなという思いから書き始めた。詩を読むことの喜びがそのまま読者に伝わってくれれば嬉しいと語った。この『続・詩人のポケット』は現在、大七書店で販売。AMAZONでもネット販売している
 十和田市建設業協会から十和田市のコロナウイルス感染症対策のために使っていただきたいと申し出があり、寄付金100万円が市長に贈呈された。同会は現在、44の事業者で運営されている協会で、秋まつりへの参加やボランティア除雪など、地域貢献活動に取り組んでおり、今回はその例年に行う事業に使う予算の中の会員費から充てた。
kensrtugyoukyoukaikihu.jpg
 5月27日に小山田市長を表敬訪問した十和田市建設業協会の田島一史会長(上北建設株式会社 代表取締役社長)、竹ヶ原實副会長(南部建設株式会社 代表取締役)、田中俊次総務委員長(株式会社田中組 代表取締役)の同協会代表の3名が市長に寄附金100万円を贈呈し、小山田市長から田島会長へ感謝状が手渡された。
 小山田市長は「6月に入れば自粛も収まる見込み。事業主が大変な時。第一次経済支援補正対策が行われたが足りていない。第2次補正予算案が決まればもう少し予算がつくと思うので、時間はかかるとは思うがこれからの回復を願いたい。」とこれからの経済成長を期待した。
 田島会長は「飲食・ホテル業は本当に大変な時でよく取り上げられているが、他の事業も厳しい現状。建設業はまだいいが設備投資も出来なくなっている。いまはまちが賑やかになってくれればいい」と述べた。寄附金は市の新型コロナウイルス感染症対策支援のために使われる。
 田中建設工業株式会社から十和田市及び市立中央病院へ新型コロナウイルス感染症拡大防止に役立てて欲しいと現金50万円の寄附彩納の申し出があった。
tanakakenkokizou.jpg
 5月15日に小山田市長を表敬訪問した田中建設工業株式会社代表取締役社長・田中 進氏、常務取締役・東大野 晃のぶ氏が現金50万円(市へ30万円、中央病院へ20万円)を寄贈した。
 小山田市長は「市もいろんな対策で大変な時。市内の感染拡大も確認されておらず、解除宣言もされたが今月いっぱいは市もまだ自粛となっている。この大変な時に助けていただくのは本当に有り難い」と感謝の意を述べた。
 田中氏は「コロナの関係で予定していた行事を中止せざる得なかった。それに伴う予定していた予算を市・病院へ役立ててもらってはどうかと提案があり、今回の寄附に至った。マスクや消毒液などは手に入りにくいので使い道が自由な現金とした。会社としては現在県外の仕事は自粛している。4月に予定していた挨拶回りも中止。今後、連休も明けて、何もなければいい。寄附金はいろんなことに使っていただければいい。」と挨拶した。
 寄付金は市へ30万円。中央病院へ20万円の内約で寄付される。
 この度、十和田高校会議所が特製テイクアウトメニュー「とわだオードブル」を企画、5月23日にお披露目をした。十和田高校会議所は高校生が主役となってまちの活性化を考え、大人がサポートする団体で、本来は高総体で活躍する「アスリート弁当」の制作予定だった。しかし、新型コロナウイルスの影響ため、大会は中止となった。
 相内大地会頭(十和田西高校3年)は「コロナウイルスの影響で大打撃を受けている市内飲食店、その中でもSNSを活用したテイクアウトメニューに活路を拓くことが難しいシニア世代の経営者が多い食堂の経営を支援するために、食堂の逸品を集めた『とわだオードブル』を企画しました」と挨拶。
 これは趣旨に賛同した市内食堂の逸品を合わせたオードブルで、予約注文を受けた後、各食堂で調理しスタッフが料理を受取りオードブルとして提供するというもの。現時点では市内6店舗の食堂(食堂花心・いずみ食堂・谷村食堂・食堂味喜・金龍食堂・司十和田バラ焼大衆食堂)が参加。
barazemiordoburu1.jpg
 八戸を拠点に活動してる食育料理室・なぎさ なおこ代表(41)が監修を務め、野菜ソムリエ・欠畑睦子さんが講師を務め、会員が勉強した十和田産、青森県産の野菜と一緒に詰め合わせて完成させた。
barazemiordoburu2.jpg
 とわだオードブルは3500円(税込)となる。お問い合わせ・注文は...080‐6059‐8015(司十和田バラ焼大衆食堂)迄
 青森県立三本木農業高等学校で約10年前から全国でも唯一取り組んでいる「青森シャモロック飼養管理プロジェクト学習」が開講された。
 5月14日に第1回目の講義となり、同校動物科学科1年生35名(男子15名・女子20名)が青森シャモロック初生雛の管理方法について学び、青森シャモロックの初生雛の体重測定とビークトリミング(嘴の頂点を切除)を体験した。
sannousyamorok1.jpg
 半数以上が雛に触れるのも初めてだと言う生徒らは慎重に温度管理された育雛器から雛を取り出し、手のひらの中で優しく抱えた。
 青森シャモロックは足のサイズが特徴的で雛の頃から身体のバランスと比べると大きい。雛の体重測定では今後の管理での成長の記録を取るために1羽ずつ計る。計ってからは担当の太田哲先生が生徒と雛の写真を一枚ずつ記録。生き物を育てるための責任と愛情を持って欲しいと伝えた。
sannousyamorok2.jpg
 次に雛の嘴の先端を焼き切るビークトリミングを実施。少し可哀想にも思えるが、これは鶏同士がつつき合い傷つけあうことを防ぐために行う。生徒らは先生の指示を聞き、しっかりと雛を抱え、ゆっくりと専用の機材へ押し込んで嘴の先端を切除した。この形のまま雛は鶏になるので餌が食べにくくならないように切断面が斜めになっていないかなど確認した。
 実習後は青森シャモロックについての講義を行った。青森シャモロックはオスの横班シャモとメスの速羽性横班プリマスロックの交配のみで生まれる雑種第1代のみを指し、一代のみしか認められない。青森シャモロック同士、または掛け合わせの交配では青森シャモロックとはならないという。
 専用の研究所でしか扱わない貴重な青森シャモロックを三農では生徒のために飼養管理している。今後は当番制で生徒らが水や餌、紙の交換など成長記録を管理していく予定。
 青森シャモロックの三農ブランドを作ってはどうか?との記者からの質問に太田先生は目的は販売ではないため利益が出てはいけない。無料で配る事も他業者の営業妨害になってしまうので難しいところ。貴重な青森シャモロックを学習のために譲ってもらっているので何かいい形で活かせないか考えていきたいと語った。
 十和田青空商店組合(志田博俊会長)は十和田市の春祭りなどに露店を出し、その売り上げの一部を毎年寄付している組合であり、今年は春祭りそのものが新型コロナウイルス感染拡大防止のために中止になってしまった。
aozorasoutenkizou.jpg
 5月12日に小山田市長を表敬訪問した志田博俊会長は「組合としては春まつりが中止となり、売り上げゼロになるが、それでも市のために何かできないだろうかと話し合いをし、組合の中の女性グループ・青空レディースに協力を依頼して布マスクを制作して寄贈しようと決まった。」と報告した。
 布マスクはシワにならないサラシ生地でアイロンいらず。ゴムひもが足りないため、シャツから切り抜いたバイヤステープと呼ばれる紐を使用。ゴムよりも耳が痛くないと好評で約200枚制作した。
 最後に志田会長は「手作りマスクは1枚400円~500円で売っているが人件費や制作代や手間ひまを考えると決して高いとは思わない。あとは、病院で働く看護師さんへの風評被害もあるようなのでそこはしっかりとフォローして欲しい」と語った。
 協同組合青森県黒にんにく協会理事長・柏崎進一さん(有限会社柏崎青果 代表取締役)と同協会理事の畑山啓恵さん(青森第一食糧有限会社 代表取締役)が5月8日に小山田市長を表敬訪問。青森の黒にんにく30㎏(約3000食分)を中央病院医療従事者を応援するために寄附をした。
ninnnikukizou.jpg
 柏崎さんは「にんにくを食べて元気になって欲しい。マスクも考えたが自分たちが出来る事として生産加工している黒にんにくを寄附することに決めた。黒にんにくが持つ免疫力の向上も注目されている。これを機に、にんにくの産地として東京の医療従事者へも送りたい。」と語った。寄付された黒にんにくは中央病院へ贈られ、医師・看護師へと配られた。
1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11