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 固有の自然を有する地域の交流と、その地域での生業を学ぶ「十和田湖ネイチャーセミナー2018」が2月7日に十和田ビジターセンターレクチャールームで開講された。
 講師として第一部は寒冷地・産業構成・地理や歴史(カルデラ湖)など十和田湖と共通性のある地域「支笏湖」でダイビングなどを実施している株式会社オーシャンデイズ代表取締役社長・板谷貴文氏を招いて「支笏湖の湖中を探る」をテーマに講演は始まった。
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 美しい湖中の映像を流しながらダイビングという生業を通じて地域の活性化につなげる活動を紹介。湖の中を観光地としてPRし、年間500人程がダイビング体験をしに訪れるという。他にも水質・水温を利用したお酒の熟成加工、スキューバーダイビングのインストラクターとしての生業の発展、ゲストハウスを設立してお客様を迎えたり、冬ならではの遊びで地域活性化につなげたりなど、体験できる自然観光を活かした事業を報告し、十和田湖の可能性を伝えた。
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 第二部では写真家・岩木登氏が「0・01%の風景」をテーマに十和田湖・奥入瀬渓流などの写真、約250枚を音楽にのせてスライドショーで映像を流した。自然をとらえ、魅力溢れる写真から自然の美しさや壮大さを伝え、撮影活動を通じた生業を紹介した。
 映像も写真も見た人が行ってみたくなるような素晴らしい内容でPRの発信を事業・地域の活性化につなげるためにはどうすればいいか意見交換も行われた。
  十和田市が主催する地域の特産品と販売促進を推進する「平成29年度6次産業化推進シンポジウム」が2月8日にサン・ロイヤルとわだで開催された。
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 第一部の基調講演では「地域の特色を活かした加工品開発と販路拡大手法について」をテーマに株式会社アグリゲート代表取締役・左近克憲氏が講師を務めた。地域の農業を支え、都心の食を支えるために起業したアグリゲートが考えるSPF事業を紹介。SPF事業とは生産(川上)から販売(川下)までの統合を実現し、生産性・収益を高く安定させる仕組みの事業で、旬にこだわりながらも規格外から価値化することで新鮮な青果を適正な価格で提供し、地方全国の産地から都心の市場へ物流する事で結果、全員が得をする流れを作る。仕入れと物流を自社便で行う事でコストの低減が可能。また、人材にもこだわり、講座などを展開し、学びを通して還元していく。全国展開していく販売網や自社で行った6次化の成功例などを紹介した。
 農業(1次産業)が加工(2次産業)や販売(3次産業)までを一手に手掛ける6次産業ではなく、物流を自社で安定させる事で、1次産業から3次産業までを引き受けられる流れを作り、全国の地域の特色を活かし、販路拡大につなげるのがアグリゲートが考える6次産業だと伝えた。
 第2部のシンポジウムでは株式会社パワフルジャパン十和田の須田憲和氏がファシリテーター(円滑に話しを進める総合司会役)を務め、基調講演を終えた左今克憲氏、東北農政局の反町俊哉氏、黒にんにくの製造・販売をする青森第一食糧有限会社の畑山啓恵氏、6次産業化プランナーを務める国産株式会社の影山恭英氏をシンポジストとして招き、お互いの活動報告や意見交換など、今後の戦略や見通しについて語り合った。
 第三部では地域加工品PRブースを設け、シンポジウムに参加した人たちに商品をPRしていた。お問い合わせは...0176‐51‐6746(十和田市農林部とわだ産品販売戦略課)迄
 1月21日に市民交流プラザトワーレで十和田工業高等学校パソコン部と放送委員会の企画で市内の小・中学生を対象にラズベリーパイゼロを使ったプログラミング教室が開催された。前回も参加した生徒・児童は慣れた手つきで新規参加者と一緒にプログラムを打ち込みながら自分で考えたゲームを作成した。十和田工業高等学校では子どもたちに興味を持ってもらい、将来の進学の選択のきっかけになればとプログラムや衛星受信など様々なことを企画している。
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歌って踊れるスタンドウーマン
元気と笑顔を届ける働く女性
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紺野商事株式会社
下田 小月さん
 今月は紺野商事(株)のガソリンスタンドで元気に働く下田小月さんを訪ねた。十和田市出身、三沢高等学校を卒業後は東京IT会計法律専門学校横浜校法律学科に進学。中学時代は新体操部、大学へはCMを見てチアリーディングをやりたくて進学を決めたという。歌うのが好きで踊るのが好き。昔から歌手に憧れていた下田さんは大学ではチアリーダーを任され、第一回夏おどりでは準グランプリを受賞するなど活発的な一面も見せる。歌好きが高じて家の敷地内にある小屋を改装してもらいカラオケボックスまで作ってもらったという。...余談となるが名前は全て小学校1年生で習う漢字なので覚えやすい(笑)
 ここまでの経歴を聞いただけではガソリンスタンドのスタッフという職業に就くことは想像できない。理由を聞くと、もともとは家族で利用していた紺野商事のスタンドでスタッフに誘われバイトを始めたのがきっかけだった。現在2人の子を育てる下田さんは、朝早くから夕方6時まで稼ぎながら仕事と子育ての両立をしながら働く。暑がりで寒がりで大変なことも多いが接客業が好きなこともあり、季節を肌で感じられるスタンドの仕事に魅了され、危険物の資格も取得し、上司にも認められ、会社の石油部で女性としては初めての正社員雇用となった。
 自信を持って言える事は、毎日「元気だね」とお客様によく声を掛けられる。洗車も指名で担当するお客様が増えてきた。人と人とのコミュニケーションの先に信頼が生まれるのだからいつも笑顔で明るく接客を心掛け、今をしっかりやることで次につながる仕事がある事を知っているから絶対に手を抜かない。特に洗車に関しては十和田市で一番だと自信を持って答えられるように日々取り組んでいる。今では指導係として新人教育も兼任するなど会社にとってもお客様にとっても必要な存在となり、今日も元気に笑顔でお客様を迎える。
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◎場所/十和田市東十五番町51‐15
◎TEL/0176‐24‐0844
◎営業時間/午前11:30~午後15:00 (ラストオーダー午後2時※ランチセットは月~金、祝祭日以外)/午後6:00~午後9:15(ラストオーダー午後8時30分※予約に応じて変更可)
◎定休日/5月~10月毎週日曜日・11月~4月毎週月曜日
◎駐車場/あり
 中央モータースクールの南側にあるレストラン、フクロウを意味する「Owl」は今年で創業14年目を迎え、夫婦2人で仲良く営業している。自信をもって提供する手作りハンバーグは肉の挽き方から全て手作りというこだわり。店内に入るとウッド調の落ち着いた雰囲気でテーブルが4席、小上がりが4席、おしゃれなバーカウンターがある。
 おススメの日替わりランチプレートは選べるドリンクが付いて980円。メインの5段階(150g~300g)6種類から選べるハンバーグの他にもパスタやピザやサラダ、単品メニューも充実しているので夜にお酒を飲む店としても楽しめる。
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↑溶かしたチーズが美味しくからまるホワイトソースハンバーグ(220g)1,130円
(※写真はライスセット・チーズトッピング付)
↓中身がぎっしりとつまった大きなカキフライセット 1,250円
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 このほど「秘密のケンミンshow」でバラ焼きピザが紹介された「喫茶ポプリ」が1月から3月まで店内に色鮮やかな手作りの「つるし雛」を飾ることをお知らせした。他にも可愛い手作りのぬいぐるみなども飾ってあり、来店したお客様にコーヒー半額サービスも実施中。
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 1月18日に十和田市馬事公苑(駒っこランド)がキッズゲレンデをオープンした。十和田みなみ幼稚園園児23名が招待されたが今年は珍しく雪がほとんど降らないため、馬そり始走会は延期。にんじんあげとゲレンデでのソリ滑りとなったが園児らは元気に冬の遊びを笑顔で満喫した。
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 同月27日28日に開催される「駒っこランド雪まつり」も開催が心配されたが願いが届いたのか雪は降り、第5回目となる雪像コンテストも無事開催された。27日にはセレモニーが行われ、28日の親子馬力大会では3連覇を目指す原子舞美さん親子を抑え、倉岡大和くん親子が優勝し会場を盛り上げる。行列の並ぶJAF「子ども安全免許証」コーナー、外ではソリを滑りながら雪像と記念撮影したりと、たくさんの親子の笑顔でいっぱいになった。
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 今年は10社が名乗りを上げた雪像コンテストは会場に訪れた子どもたちの投票により決定。子どもが好きなキャラクターを模った雪像は大人気で投票の結果、田中建設株式会社の「となりのトトロ」が優勝した。この2日間で馬事公苑へ訪れた人数は約2700名(当苑調べ)。たくさんの親子が笑顔で冬の駒っこランドを楽しんだ。
 アジアからの教育旅行や観光客を農家民宿に誘致し、生徒や農家との国際交流を進め、農村地域の活性化を目的とした「アジアからの観光客誘致推進協議会」の紹介で十和田市立第一中学校生徒が台湾の高雄市立明華中学校生徒との異文化交流を行った。
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 明華中学校生徒と保護者は前日には農家へ民泊体験。25日に第一中学校で迎えられグローバル人材育成につながるように英語を共通語とした交流授業が行われた。始めに沢田地区の伝統芸能沢田っこ「鶏舞」が披露され明華中生徒を歓迎した。お互いに違う国の言葉でも共通語の英語で自己紹介などをし、コミュニケーションを深める。また、新渡戸稲造が高雄市に工場を持っていた(現・台湾糖業博物館)事も知り、共通点があった事で距離も近づいたようだった。それから日本文化である「節分」を体験。台湾にはない文化で最初は戸惑っていた。邪気を払い福を呼ぶ儀式のような日本文化だが、台湾から見ると豆(落花生)を人に(鬼役)ぶつけてから拾って食べる風習に驚いていたようだが最後は楽しんでいた。
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 お昼には一緒に給食を食べ(台湾では朝・昼・晩と学校給食)、年賀状を送るため(台湾では正月は2月16日)にハガキに住所を書いてもらっていた。第一中の生徒からは最後に手作りのウマジンと短期留学修了証を手渡し明華中生徒を見送った。英語の必要性、文化の違いを知る事、国際交流のこれからを生徒らは学んだのだと感じた。
 昨年「国立公園満喫プロジェクト」に選定された奥入瀬渓流を含む十和田八幡平国立公園。冬季観光の充実・強化を目指して国内外からのお客様に新緑や紅葉だけではなく、冬ならではの自然美に触れて奥入瀬渓流の冬の魅力も楽しんで欲しいと「奥入瀬渓流氷瀑ツアー」を開始した。実施にあたり(株)三沢奥入瀬観光開発、宝産業株式会社の企業版ふるさと納税を活用。
 コースは昼と夜の部の2つでガイドツアーの解説を受けながらとなる。
【奥入瀬ネイチャーガイドツアー】は1月13日から3月18日まで、土・日・祝のみ専用バスで運行。白銀の奥入瀬渓流の自然景観美が楽しめる。
【冬の奥入瀬ナイトツアーバス】は1月10日から3月17日まで、1・2月は毎日運行。3月は土曜日のみ運行。昼間とはひと味違うライトアップされた奥入瀬渓流を堪能出来る。料金はいずれも市街地発着で大人2000円、小人1000円(※焼山乗車は半額)となる。
 申し込みは...0176‐23‐6102((株)十和田電鉄観光社)/0176‐23‐5866(NPO法人奥入瀬自然観光資源研究会)迄
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 十和田市立第一中学校で取り組んでいる「ふるさと学習」の一環で「移住者さんと語ろう第2弾ワールド編」が1月18日に開催された。ゲストは十和田市に移住してきた稲生町の「14‐54」のオーナー、マイケル・ウォーレンさんとアレックス・クイーンさん(当日は都合が合わずに欠席)が講師として十和田市立第一中学校2年生22名の生徒と移住をテーマに英語で語り合った。
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 マイケルは五戸でALTをしたことがあり青森を知った。毎年、五所川原の立佞武多を見に行くなど青森の様々な魅力を好きになった。自身の新しい表現の場として都会と田舎をつなげたいと感じ、条件のいい物件を探していたら十和田市にたどり着き「14‐54」をオープンしたという。メインの仕事は東京でとても忙しい→田舎にくると落ち着く→けど少し物足りない→何か出来ないかと新しい自分を考える→音楽イベントや地域交流の場として企画して楽しんで欲しい。一つの事にこだわり過ぎずに「I am~(私は○○)」と言えるものを何個でも持って欲しい。それをまとめたものが私になる。自身の紹介を兼ねて生徒らに考え方や活動を伝えた。
 生徒からは「外国から見た十和田市はどう映っているのか?」「十和田市に移住してきて何をしたいのか?」など英語で質問がありマイケルは質問の意味をしっかりと受け止めながら丁寧に答えていた。また、当日これなかったアレックスの人物像が想像できる放映された録画映像を見せて移住者として周りに助けられた事、地元の人たちと仲良く出来たことなどを伝えた。
 外国人移住者との語りの場は出来るだけ英語で進行されていた。元ALTの英語を学びながら、ふるさとを確認し、外国人移住者の考え方や働き方など知るなど学ぶことが多かった時間となった。
 ふるさと活性化のためには一生地元から出ないのではなく、一度くらいは県外、国外を見て知るほうが新たに見えてくるものがあるのだと学んだ授業となった。
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