ローカルニュース

 11月8日に三本木農業高等学校植物科学科生徒44名が三畑喜一氏所有のデントコーン圃場で「きみがらスリッパ用デントコーンの収穫作業」を行った。
 十和田市の伝統工芸である「きみがらスリッパ」を守るとともに地域との交流を深め、地域貢献を目的とした姿勢を育てるために三本木農業高等学校植物科学科の授業の一環として十和田きみがらスリッパ生産組合と協同し活動している。当日は植物科学科の選択科目である野菜研究室の3年生7名が主に指導にあたり、2年生10名と一年生27名で組合員の説明を聞きながらデントコーンの雌穂の収穫ときみがらの皮剥き作業を行った。今年は台風などの影響で去年よりは収穫は少ないらしいが量は多く、慣れない皮剥きにコツをつかむまでは苦戦していたようだが会話も楽しみながら作業をしていた。
sanononoudento1.jpg
sanononoudento2.jpg
 このきみがらは乾燥させてから冬季期間に生産組合の手で一つずつ編み込まれていき、一日に1個ずつ完成されるようだ。三農では手芸部の協力も得て、きみがらスリッパ作りにも参加。また、今回は十和田工業高等学校の機械・エネルギー科とも協力しスリッパ作りに必要な作業台を製作した。担当の佐々木秀幸教諭は「これからは1つの「ものづくり」に、特色のある地域の高校と連携していき、地域活性化にもつながるように取り組んでいきたい」と語った。
 11月6日に十和田市立中央病院で「病院ふれあいまつり」が開催された。市民を見守り・支え・つなぐ中央病院として昨年度に引き続き企画。ステージイベントでは院内保育園発表会やじゅんちゃん一座による寸劇、アコースティックライブ、ジャグリングや盲導犬のデモンストレーション、琴演奏などが行われた。また、院内では医療体験や健康相談など開催され、多くの来場者と病院の看護師らが交流の時間を過ごした。
hureaijyuncyan.jpg

 11月9日に十和田バラ焼きゼミナールが12月3日・4日に開催される「2016B‐1グランプリスペシャルin東京・臨海副都心」の出展に伴う合同記者会見を行った。今回は出展団体ではなく、自治体(十和田市)として出展する。また、ゴールドグランプリを決めるわけではなく「行きたいまち、住みたいまち、応援したいまち」を投票によって決める大会となる。
 都心ということもあり、来場者見込は40万人を超える事が予想できる大きなイベントとなる。十和田バラ焼きのブースでは奥入瀬渓流の魅力を伝えるため苔丸め職人の起田高志さんを呼び「苔玉作り」を教える。また、市職員が十和田市の観光パンフレットを配ったり、移住に関する相談を受け付けたりもする。今回は学校行事の都合のため学生は連れていくことができないため「ゴミいただき隊」のボランティアスタッフを5名募集。交通費・宿泊費は無料となる。40万人の1%でも移住や観光を考えてくれれば十和田市の活性化に直につながる大会と言えるだろう。
barazemitoukyo.jpg
 11月12日に十和田市民文化センターで「上十三もの忘れフォーラム2016」が開催された。認知症について講師を迎える講演4つと質疑応答のパネルディスカッションで構成される。会場を埋め尽くす来場者を迎え、総合司会の阿部クリニック院長・阿部芳則先生が流暢な会話で司会を進める。
monowasure3.jpg
 講演①は十和田市立中央病院 脳神経外科 診療部長・赤坂健一先生が務め「脳卒中・認知症と運転」をテーマに進められた。最近は高齢者の事故が多く取り上げられているが免許をはく奪することは出来ない。どうやって運転免許を「卒業」してもらえるかを考えると伝えた。
monowasure1.jpg
 講演②は高松病院 認知症疾患医療センター センター長・高松幸生先生が「地域で考える認知症と運転」をテーマに講演する。危険な認知の運転の可能性があっても日常生活に支障が出る場合が多く地方では特に車社会、バスや電車の公共機関よりもタクシーなどの利用が多く生活面でも厳しい。実際にアンケートを取った結果を見ながら現状を把握し傾向を考える。医療・介護・生活支援の充実を循環させる「地域包括ケアシステム」を考えていきたいと伝えた。
monowasure2.jpg
 講演③は十和田警察署交通課指導取締係・川村泰弘さんが「高齢者の交通事故の現状について」をテーマに務める。交通課では一般的に65歳以上を高齢者とする。十和田市内では全体的に交通事故は減っているが高齢者の事故は増えている。身近に起こった事故例や人口と運転年齢人口の推移のグラフなどを見せた。人身事故は当人だけではなく家族までも巻き込んでしまう、免許証を返納し、一部公共機関などでサービスを受けることが出来る「運転経歴証明書」というものがあることを伝えた。
monowasure4.jpg
 講演④は竹内淳子&じゅんちゃん一座の寸劇「和田黄門~このカードが目に入らぬか!!~」が開演された。今回で6作品目となる寸劇。認知症のお爺さんがいる、とある一家の日常を楽しく学ぼうと結成された。来場者は心当たりがあるのか所々で笑いがおこる寸劇で運転経歴証明書を手にしたお爺さんとその家族が演じられた。じゅんちゃん一座は今回で記念すべき100回目の寸劇となり、公益財団法人ソロプチミストから社会ボランティア賞を受賞した事を報告。一座起ち上げに尽力を尽くした竹内淳子先生と清水恵美さんに感謝状が手渡された。
monowasure5.jpg
monowasure6.jpg
 後半は質問に対する意見交換のパネルディスカッションが行われ、認知症について理解を深める上十三もの忘れフォーラム2016は閉会した。
 11月6日に老人保健施設みのり苑で平成28年度みのり苑文化展が開催された。午前中はリハビリ機器の運動体験やロコモ度測定など、身体を動かしながら来場者と施設員が交流を深めた。
 展示ブースでは施設利用者や近隣の小中学校の生徒の様々なジャンルの作品などが展示され、特別展示として写真家・岩木登氏の写真展も開催された。
 午後からはステージ発表が行われ、初めに沢田鶏舞保存会による舞が披露された。
minorien1.jpg
次に下切田中学校によるバイオリン演奏、中学では珍しく、過去に高価なバイオリンを寄贈してもらった事から始まった活動だという。来場した高齢者にも子供たちが教えながらバイオリンの弾き方を体験させ交流を深めた。最後は弾きながら童謡の歌をみんなで歌って会場を盛り上げた。
minorien2.jpg
 締めは切田神楽保存会による演舞。文化奨励賞を受賞した伝統ある演舞は迫力があり、来場者を惹きこんでいった。
minorien3.jpg
 11月22日に介護老人保健施設とわだで不審者侵入を想定した防犯訓練が実施された。相模原市での障害施設の事件もあり、二度と被害に遭われる方を出さないためにも警察からの協力も得て実施された。
 始めに刺叉(さすまた)と呼ばれる先端がYの字に広がっている長い棒を使った訓練。凶器を持っている不審者との距離を取って押さえ込むための道具だが、実演となると扱い自体も難しいようで出来れば1対2で対応して欲しいと警察から指導があった。反撃ではなくあくまで警察が到着するまでの対応として考える事、施設利用者と施設職員の安全が一番大事だと伝えた。実際に不審者を想定して犯人役と対応役の演技を行い、警察官が犯人確保までの流れを実演していた。
 実演の後は十和田警察署署員の鎌田氏の講演があった。小学校などは昔から防犯の意識はあるが施設などは最近見直されるようになってきた。不審者の見分け方って何でしょうか?テレビで見るような見るからに不審者っぽい格好の人はあまりいない。普通の格好で普通に入ってきていきなり犯行に及ぶ人が一番怖い。防犯にかけるコストを考えると何から何までというのは無理がある。不審者が簡単に侵入できないような工夫が必要だと語った。
 講演が終わってから鎌田氏が施設職員に質問する。「犯人はどんな服装でしたか?」...答えられる職員は少なく意外と覚えてる人はいなかった。身長や服装の特徴だけでも伝えられるように覚えて欲しいと言って防犯講演は終了した。
roukenbouhan2.jpg
roukenbouhan1.jpg

 11月18日に十和田市民文化センターで健康都市宣言推進講演会が開催され、演題として「ドクターらく朝の健康ばなし」とし、講師に「立川らく朝」氏を迎えて開演された。医者(内科医)から46歳の時に落語家に転身したという異例な経歴を持ち、立川一門に弟子入りする。医学の知識と落語と合わせた新境地を開拓し、やっと真打ちに上がった時には年金暮らしが始まったという。
kenkoutosisengen.jpg
 ただの健康セミナーでは面白くない。人間は不健康なものを欲しがるし、3人に1人はガンになるように出来ている。病気のはなしも面白く言った方が聞いてる方も明るくなる。よく身体にいいものは何かと聞かれることがあるが一番は「笑い」と答える。過労、寝不足、不規則な生活習慣、そしてストレスは一番の天敵、しかしガン細胞を壊してくれる細胞が笑う事で活性化するとはなした。病気について話しているのに絶妙な語りに会場からは笑い声が溢れていた。講演が終わり、後半は落語の時間。時事ネタの振り込め詐欺や認知症を面白おかしく地域の活性化につなげたはなしをした。落語が終わった後は来場者は心が満足したかのように笑顔で健康になって会場を後にした。
 11月20日に七戸町南公民館で「とっておきの話」懇話会が開催された。講演は①「宮沢賢治ゆかりの柏の木」講師・小原保之氏②「短歌の楽しみ」講師・大串靖子氏③「美智子さまと竹内てるよ」講師・安田保民氏の3つの演題で進行した。
 七戸町の眠っているひとやものの歴史や逸話を共有の記憶とするために開催。今回で18回目となった。
 「宮澤賢治ゆかりの柏の木」とは旧天間にある七戸町中央公園に3本ある木で、枯れても葉が落ちない事が特徴。詩人で童話作家だった宮沢賢治が「土地は売ってもこの柏の木たちは、伐らずに残して欲しい」と頼んでいたために今も残っているとの逸話がある。
 もともとの土地の持ち主だった中嶋信氏と、現在の持ち主である七戸町中央公園で宮沢賢治の遺志を後世に伝えようと関係者の手で守られていくことなどが伝えられ、講師の小原氏は巨木や名木が多い七戸町のパワースポットになればいいと思うと語られた。
miyazawakenjinoki.jpg
 他にも「短歌の楽しみ」や「美智子さまと竹内てるよ」などを演題に「とっておきの話」懇話会は進められ、参加した来場者は七戸町の歴史を知識として学んだ。
 11月中旬に9回目となる「ごらくのらくご」がASTで開催された。十和田の寄席・笑庵「馬噺亭」の馬はなし亭呑助が主催で定期的に口演が行われている。普段はあまり聞くことの出来ない面白い噺を気軽に聞けるとあり、少しずつファンも増えているようだ。rakugonojikan1.jpg
また、馬はなし亭呑助がいつでも落語をやりたいと寄席
を造った。毎月の定期の開演となる。また、出前落語、口演の予定などのお問い合わせも受け付けている。落語を聞きたい、やってみたいという方は下記までお問い合わせを...
rakugonojikan2.jpg
お問い合わせ先(遠田康久まで)090‐9533‐3390

 11月14日に認知症について楽しく学ぶ寸劇で活動をしている「じゅんちゃん一座」が(公財)ソロプチミスト日本財団から推薦され、社会ボランティア賞を受賞したことを報告に小山田市長を表敬訪問した。
 じゅんちゃん一座は現在13名の介護士や福祉士、ケアマネージャーや病院の先生などで構成され、認知症についての理解を深めようと寸劇で分かり易く面白く発表している。11月12日に記念すべき100回目の講演が開催され、認知症の自動車の運転についてがテーマだった。最近ではメディアでも高齢者の交通事故が多く取り上げられ、制度の見直しが話題となっている。座長の竹内先生は医療や介護だけでは見切れない部分を呼び掛けれれば嬉しいと語った。
 ソロプチミスト日本財団はさまざまな奉仕活動に対する援助や協力、優秀な成績を収めた学生の進学に対する援助などを行っている。認知症にこれからなるであろう人たちだけではなく、その一世代下の見守る人たちにも多く観てもらいたいと語った。
puchisorojyusyou.jpg
2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12