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 新型コロナウイルスの影響により、残念ながら中止となってしまった十和田市を代表する春のイベント「桜流鏑馬」。
 その運営を務めている十和田流鏑馬観光連盟が十和田市のために何かできないかと、その一行で手作りマスクの制作を行った。4月3日に会長の上村鮎子さん、事務局の洞筒妙子さん、田嶋和子さんが市長表敬訪問を行い、その制作したマスクを寄贈した。
 マスクはカラフルな手ぬぐいなどを使って製作。十和田をPRできるような模様がある。上村さんは「秋には流鏑馬の大会が開催できるようにと願いを込めて作った。」と手渡した。
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 小山田市長は「桜流鏑馬の開催中止は本当に残念だ。このマスクも活用させていただき、秋の流鏑馬大会の開催を願います」と激励した。
 4月23日に第5回目となる新型コロナウイルス感染症対策会議が開催された。
 小山田市長は「市から市民への対応をしっかりまとめていかなくてはならない。感染拡大を防ぐために、高齢者や小中学生への対応は良く、感染は広がってはいない。次は市の事業者のために対策を考え、速やかに実行に移せたらいい」と挨拶した。
 「十和田市新型コロナウイルス感染症特別対策室」を設置し、感染症対策班(4名)、給付等支援対策班(10名)、経済支援対策班(3名)の計3班17名で支援を強化をし、市役所別館1階に特別対策室を置き、専用相談窓口及び、専用電話を設置する。また、業務の中断、仕事がなくなってしまった人のためにハローワーク等を通じて、会計年度任用職員の臨時職員の雇用を進めることを決定した。
 支援内容は大きく分けて3つ、十和田市内の飲食店・観光事業者、十和田市立中央病院、小中学校及び公共施設等への支援となる。詳しくは下図を参照。
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十和田市の新型コロナウイルス感染症対策
1.十和田市新型コロナウイルス感染症特別対策室の設置について
感染症対策班、給付等支援対策班、経済支援対策班の3つの班体制で支援を強化。市役所別館1階に特別対策室を置き、専用相談窓口及び、専用電話を設置。会計年度任用職員の臨時雇用の推進。
2.市内の飲食業者及び観光事業者への支援について
飲食事業者への助成。支給額は1店舗あたり20万円。(想定事業者数・約400事業者)対象事業者は①市内に店舗を有する事業者②3月から5月までのいずれかの月の売上金が、前年同月と比較し、20%以上減少している事業者③主たる業務が飲食サービスである事業者
観光事業者への助成。焼山、十和田湖畔地区の観光事業者(宿泊・飲食・土産物店等)の固定資産税及び温泉使用料の減免、並びに上下水道料金の全額助成
3.十和田市立中央病院への防護服等の提供について
防護用マスク・防護服等が不足しているために市が購入し、十和田市立中央病院への提供。必要ある場合は他医療機関等へ提供します。
4.市内小中学校及び公共施設等への消毒液の配布について
市内小中学校及び公共施設に対して、消毒液を必要数配布し、市内介護施設及び社会福祉施設に対して不足分を提供。(現在は1600ℓの消毒液を確保している)
5.十和田市立中央病院における外来対応について
外来を受信する方は全員、玄関入口に専用のブースを設け、自宅での検温結果の聞き取りや体温測定をし、発熱者へ速やかに対応ができる体制となっている。
6.市内小中学校の休校期間における登校日について
4月27日及び4月30日を登校日と設定します
 十和田おいらせライオンズクラブから4月27日に新型コロナウイルス感染予防のための高精度除菌液「ハセッパー水」20リットル7箱(計140ℓ)が寄贈された。
 来訪した同会会長の気田福俊さん、幹事の高渕秀喜さん、会計の佐々木昭二さん、同会メンバーで市議会議員の小川洋平さんらが小山田市長に手渡した。気田会長は「在庫のない中で除菌液は準備できた。マスクも同様に用意できればお持ちしたい。2月からライオンズの活動も自粛中止している。飲食業も人が歩いていなく大変なようで、失業者が増えると経済は停滞するので早くコロナの終息を願いたい。」と挨拶した。
 小山田市長は「福祉・医療・介護・学校などの公共施設などは1日に何度も使うので助かる。国や県、市の制度を活用して欲しい。それを取りまとめる対策室も設置したのでこの苦境を乗り越えたい。」と感謝の意を述べた。
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 また、同日に会長でもあり、青森リース株式会社代表取締役社長の気田福俊さんは会社からの寄附としてウイルス除去・除菌・消臭スプレー(100ml100本、350mlを10本)を寄贈した。
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 「十和田こども食堂実行委員会」が子どもたちの昼食を支援するためにお弁当の無料配布を企画した。
 3月21日、28日、4月4日に事務局でもある「ホビースタジオ笑輪」で50食限定でお弁当を配布。新型コロナウイルスの影響により、学校給食がなく困っている子どもたちのために趣旨に賛同してくれるボランティアスタッフと一緒に活動。また、食事ではなく、お弁当配布としたのも感染拡大を減らす考慮としてとのこと。
 ボランティアスタッフとして参加した栄養士や本職の弁当屋さんのサポートあり、美味しいお弁当は品数も栄養も量もバランスよく盛り付けられていた。
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 また、5月5日には「おうちでカレーライスを作ろう!」を企画。カレー作りのための食材の無料配布を実施する。これは限定80セット(1セット5人前)でドライブスルー方式で配布する予定。十和田こども食堂実行委員会へのお問い合わせは...0176‐27‐1815(水尻和幸)迄
 現在、全国的にマスクが不足し、どこに行っても売っていない。「みぞぐち布団店」でマスク制作としていると噂を聞き、訪ねてみた。
 作り始めたきっかけはどこへ行ってもマスク不足との声が聞かれる中でも、不織布の使い捨てマスクが大量に捨てられてことを知ったから。毎日捨てることは環境的にも経済的にもよくないと思った。
 目の粗い布のマスクはウイルス予防にはならないけど、花粉の時期にもなり、マスクを必要としてる人は多い。新型コロナウイルスの影響でお店も少し時間が作れるようになったので地域のために自分たちが何かできないかと考えた。
 試作品を作り、フェイスブックで投稿したところ、知り合いのお医者さんからも「病院のマスクが足りない」との声があった。厚手の生地かデニム素材が好ましいと言われたがコストも高く手間がかかる。そこで1インチ間に220本の糸を使った密度の高い布を使い、3月16日から会社総動員で本格的にマスクを作り始めた。一日に約100枚ほど生産しているが、それでも噂を聞いたお客様から注文が殺到し、現在は1週間くらいお待ち頂いている状況だという。
 いまは耳にかけるゴムが足りなくて大変。さらし一反で2枚合わせで50枚くらい作れるので、さらしも販売し、自家製のマスク作りも勧めている。マスクはLサイズ・Mサイズが選べて500円+税で店頭で販売。配送の場合にはプラス100円となる。
 いま、家で過ごしている人も多いと思うので、これを機にもう一度睡眠を見直してみるのもいいと思う。古くなった布団の綿打ちや、布団やマットレスなど、大事な睡眠をしっかりととってこの時期を乗り切って欲しい。ピンチをチャンスに変えられるように頑張っていきたいと語った。
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 十和田市稲生町のAST付近にある「はるひと診療所」の片野春人院長(59)が還暦を記念して「写詩心集」と「散文集」をそれぞれ自費出版した。
 片野院長は秋田県大仙市生まれで三沢市育ち。令和2年3月20日に60歳となり還暦を迎えた。八戸高等学校を卒業後、弘前大学医学部に進学。そこから埼玉県や県内での勤務医として経験を積み、弘前市でクリニックを独立開業した。2005年に十和田市に移住。旧松木屋で診療所を開業。松木屋取り壊し、AST建設に合わせて現在の場所に2010年に移転した。
 また、片野先生は同院で内科医として診療しながら、休診日の水曜日には十和田市立中央病院の糖尿病内科非情勤務医としても働く。
 1993年から年に4回発行されるという上十三医師会誌でデビュー作となる小説「クロコダイル・ティアーズ1993」を掲載、他にも日常の何気ない風景や医師会の出張先での写真などを掲載することとなり、その書き溜めた小説や写真を還暦を迎える記念にと自費出版することを決めた。
 写詩心集は1ページごとに、ポエムを添えて掲載。自分の年齢と同じく60ページでまとめた。お気に入りは表紙にもなっている「白い傘」。旧松木屋の赤いフロアの上で乾かしている白い傘を何気なく写したもの。最終ページの学生時代の片野先生の写真も是非見て欲しいと感じた。
 散文集は2018年8月までの短編小説やエッセー、時代劇から童話まで、様々なジャンル19作品を掲載。その中でも「なったらあかんで、糖尿に」は是非みて欲しい。上十三医師会誌では割愛されてしまったものも全部掲載されている。片野先生は11月14日の世界糖尿病デーに合わせて「糖尿病を退治しナイト」のイベントも企画。怖いのは合併症。まずは糖尿病にならないようにするための知識をしっかり持って欲しいと語った。
 現在、片野先生の作品集「写詩心集」と「散分集」は十和田市大七書店と三沢市好文堂書店とはるひと診療所でのみ販売している。写詩心集は2200円(税込)。散文集は1100円(税込)となっている。はるひと診療所(休診日/水曜・日・祝)へのお問い合わせは...0176‐22‐4007迄。
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 十和田市は3月19日、4月1日付けの2020年度人事異動を内示した。課長級以上を占める女性の割合が31.7%(前年度比9.7ポイント増)となり、過去最高となった。
 この発表で部長級では総務部長に中野孝則氏、企画財政部長に漆舘典子氏、民生部長に小林秀記氏、健康福祉部長に佐々木操氏、農林商工部長に田村和久氏、建設部長に杉沢健一氏、教育部長に中野寿彦氏が就いた。
 福島均氏が議会事務局長、牛崎満氏が十和田地域広域事務組合事務局長に就く。また、本宿貴一農林商工部長が県に復帰が決まった。
 中央病院では院長に高橋道長氏、副院長に鈴木直也氏、杉田純一氏が就任。中谷慎志氏が事務局長を務める。
 組織再編では健康増進課内に「子育て世代親子支援センター」を設置。市保健センターを拠点に妊娠期から子育て期まで総合的に支援する体制を整える。新庁舎整備事業が外構工事を残すのみとなり、新庁舎建設室は廃止となる。
 新採用は一般行政職10人、消防職4人、再任用(新規)は11人。消防職や派遣を除いた市長事務部局などの職員数は416人(前年度より3人少ない)となった。
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中野 孝則 総務部長
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漆舘 典子 企画財政部長
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小林 秀記 民生部長
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佐々木 操 健康福祉部長

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田村 和久 農林商工部長
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杉沢 健一 建設部長
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中野 寿彦 教育部長
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福島 均 議会事務局長
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牛崎 満 十和田地域広域事務組合事務局長
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高橋 道長 中央病院院長
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鈴木 直也 中央病院副院長
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杉田 淳一 中央病院副院長
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中谷 慎志 中央病院事務局長

 十和田市では4月1日から本格運行を開始する市街地循環バスと西地区シャトルバスを十和田市現代美術館10周年の記念に合わせて、アートのまち十和田をPRしようと「まちづくりプロジェクトアーツ・トワダ」が3人の作家に依頼し、アートデザインをラッピングしたバスの運行を決めた。
 市街地循環バスには写真家・映画監督の蜷川実花さん、兵庫県を拠点に活動する美術家の飯川雄大さんが担当、西地区シャトルバス(10人乗り)は絵画とインスタレーション(空間芸術)を手掛ける美術家の曽屋朝絵さんが担当した。
 蜷川さんはそれぞれの違った色を放つ四季折々の花々を月日や季節を紡ぐように描き「一度見たら忘れられない圧倒的なインパクトの美しさ、乗ってみたい思えるようなビジュアルを目指した」とコメント。
 飯田さんは大きなピンクの猫に加え、作品のコンセプトを英語表記で記し「バスを見てあれってどういう意味?写真上手く撮れないな、などバスを見た人の会話が始まればいいと思う」とコメントした。
 曽屋さんは色と音による共感覚(ある刺激に対してそれ以外の他の種類の感覚が生じる現象。例えば色に音を感じるなど)を可視化した「鳴る音」がテーマで「鳴る音の波紋がバスに乗って外に飛び出し、その飛躍が十和田市の風景や人の心の中に広がっていくことを夢見ている」とコメントした。
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 4月1日に出発記念セレモニーを市民交流プラザトワーレ駐車場で行い、小山田市長、畑山親弘市議会議長、十和田市現代美術館館長・鷲田めるろ氏、十和田観光電鉄㈱代表取締役・佐藤行洋氏、青森タクシー㈱代表取締役社長・大宮克己氏がテープカットをし、成功と安全を祈願した。バスは1回100円。小学生未満は無料となる。
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↑作家の蜷川実花さん
↓四季折々の花を描いたデザイン
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↑ピンクの猫がデザインされたバス
↓作家の飯川雄大さん
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↓西地区シャトルバスを担当した作家の曽屋朝絵さん
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↑カラフルな波紋のような「鳴る音」がテーマのデザインバス
 4月1日から「十和田湖温泉郷」が「奥入瀬渓流温泉」に名称変更した。
 十和田湖温泉郷は昭和38年に誕生し、56年の歴史を持つ伝統ある旅館。外国人観光客の増加や旅行スタイルの変化に合わせて活性化に向けた取り組みが試される状況となっている。
 名称変更と同時に新たな新アーチ看板を設置。十和田市版DMO(一般社団法人十和田奥入瀬観光機構)がロゴマーク(漢字表記と英語表記を4パターン計8種)を作成した。
 新たなスタートを契機に奥入瀬・十和田湖のブランドをより一層地域振興に活かしていくとともに、地域住民や事業者と連携しながら、地域の魅力や資源を活かした観光コンテンツの開発等に取り組んでいく予定。最初の取り組みの一つとしてオリジナルランチボックスの販売(奥入瀬コケ弁当・税込1000円)をする。
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↑新アーチ看板と↓新たに制作されたロゴマーク(英語表記と漢字表記)
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 全国でもまだ例のない「子ども食堂バス」で青森県に住む子どもたちに美味しい食事を届けたいと水尻和幸さんが去年の10月から始めたクラウドファンディング。目標金額の200万円を大きく超え、412万円の支援を受けた。それを資金にバスを購入し、食事を作れるように改装。バスには厨房が完備され、客席数は16名となっている。
 水尻さんは有限会社ケアサービス十和田イースト・グループホームたかしずの森の管理者であり、公益社団法人十和田青年会議所60代目の理事長を務め、2017年、ホビースタジオ笑輪を開設。十和田こども食堂実行委員会委員長を務める。
 趣味がオフロードバイクだったが怪我をきっかけに引退。生きがいであった趣味がなくなったことで誰かのために何かをやりたいと考えた。鈴木弁護士と出会い、満足に食事をとれない子どもがいることを知り、全国的にも広がっている子ども食堂をやりたいと去年から「子ども食堂」実施していた。実施についての課題を考え、交通の便を解消するためにバスで子ども食堂を出来ないかとクラウドファンディングを活用し、その夢を叶えた。
 今まで公民館や市民交流プラザトワーレや相撲場を借りて実施していたが場所が固定されると来たくてもこれない子もいるし、場所の使用料金もかかる。そこで移動できる食堂バスで提供できないかを考えた。バスならもし震災などの場合も活躍できるし雨でも対応できる。暖房冷房もあるしメリットは多い。
 課題は運営費。クラウドファンディングはバス購入まで。手数料や返礼品や改装費まで終わっても実際に活動できなければ意味がない。そこでバス広告を活用して運営をしていきたいと考えている。
 今回はコロナウイルスの影響もあって先週が初開催、料理の提供ではなく弁当の配布となった。全国でも初となる子ども食堂バスは今後、他でやりたい人が出た時にモデルとなればいいと思う。
 5月5日に八甲荘駐車場で開催予定。また、人数が予定よりも増えた時にも対応できるようにテントも購入済み。約60名までは受け入れることが出来る。今後はバスの維持費や機材の破損なども考えられるので、子どもたちからお金を取らずに運営を継続できるように助成金を活用したり、広告を活用出来ればいいと思うと話した。
 固定店舗ではなく、移動できるバス店舗でしか出来ないことにもチャレンジしていきたい。お金がなくてもお腹を空かせている子どもがいなくなるように今後もこの活動を続けていきたので協力できる方はお願いしたい。お問い合わせは...0176‐27‐1815迄
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