ローカルニュース

 「駒っこランド春まつり」が5月3日から6日までの4日間開催された。
 今年のゴールデンウィークは3日が朝から雨が降り、4日は肌寒い風が吹き、5日に太陽が少し顔を出すような天候となったが、5日には駐車場が埋まるほど多くの家族連れが駒っこランドに訪れた。
 イベントではふれあいミニ動物園・ジュニアオーケストラ十和田演奏会・北里大学生によるジャグリングショー&バルーンアートプレゼントなどが開演された。5日に開演された十和田マジッククラブのマジックショーでは去年観客で見たという子どもたちがクラブに入会し、デビューショーを成功させ会場を盛り上げた。
komakkoharu18.jpg
 また、十和田市馬事公苑称徳館では「第4回駒っこランド写真コンテスト作品展」が6月10日まで展示、次回作品の募集もされている。お問い合わせは...0176‐26‐2100迄

 十和田市農林部とわだ産品販売戦略が支援しているとわだ逸品開発事業の一環で『「売れない」を「売れる」に変える商品ブラッシュアップ術』の講演が4月24日に市民交流プラザトワーレで開演された。講師を務めたのは有限会社長瀬事務所「バイヤーズ・ガイド」編集発行人の長瀬正彦氏。
 始めに、都道府県別に食のイメージがある品目と実際に食べたことのある品目、食べた中で印象に残っている品目はズレがあることを資料で提示。イメージはあっても売れている商品とは限らない。そして知られていなければ存在していない事と同じだと伝えた。ではどうやって消費者へ届けるのかの販路開拓の基礎知識から考える。もっと相手(バイヤー・お客様)のことを知る事から始まる。メーカー(生産者)と消費者との距離を縮めるための改善をしようと語った。
 地域の特色を出したいのに万人受けする無難な商品、ターゲットが広い商品は逆に売れない。ターゲットを絞って標準を合わせた商品開発を考えて欲しい。アイテム(種類)・機能(役割やデザイン)・サイズ(大きさや量)・用途(どこで)・テイスト(スタイル)・価格(消費者が買う値段設定)を変えるだけで売れないものが売れるものに変わる。いくつかの例を問題形式にして参加者に問いかけた。アイデアで同じ素材がまったく違ったものに生まれ変わる。徹底した顧客志向で逸品開発を考えて欲しいと語った。
tokusanhinkaihatu.jpg
癒しの笑顔でフロント接客
simoyamasaori.jpg
十和田シティホテル
下山 沙織さん
 今月は十和田シティホテルの下山夫妻の長女・下山沙織さんを訪ねた。
昭和63年5月11日生まれ。4代目となる父が経営する十和田シティホテル(旧下山旅館)の長女として生まれ、7歳下に双子の弟と妹がいる3兄弟として育った。おっとりとした雰囲気からは想像できないが、父の影響からか子どもの頃は卓球に励み好成績を収める。三本木高等学校を卒業後は、ものづくりや物理が好きなことから大阪府にある大阪府立大学工学部機械工学科に進学。卒業後は神奈川県にある日揮(エンジニアリング会社)に就職した。石油精製設備の管理を業務とし、海外でガソリンや重油などのエネルギー資源を作り、それを輸送して日本でガソリンスタンドなどに販売をする大手企業だ。
 諸事情により29歳で退社すると共に下山さんは2つの決断をする。1つは十和田市に帰郷をする事、もう1つは神奈川県で出会った彼との結婚(これは十和田市民を1人増やしたこととなる)。また、今月は結婚式を控え、十和田市内に新居を建てるなど現在はバタバタしていて忙しく、今後の事ははっきりとは決められてはいないが、これからは家業であるホテルの手伝いをしながら将来の事を考えていきたいと語った。
 当時は家業を継ぐ事は考えてはいなかったが、弟と妹も大学を卒業し県外で就職。ホテル業はGWなどの連休や年末年始など、みんなが遊び、休む時期には必要な仕事。現在は受付業務を勉強し、まだ社員とはなっていないが子供の頃からお手伝いはしていた家業のためにこれから頑張っていきたいと語った。十和田シティホテルでは宿泊だけではなくお得なランチや夜の宴会もおススメ。お問い合わせは...0176‐23‐2076迄
pilsen1.jpg
◎場所/十和田市東三番町1‐47
◎TEL/0176‐25‐1231
◎営業時間/午後5時30分~午前2時
(ラストオーダー1時30分)
◎定休日/月曜日(予約・祝日等で変更あり)
◎駐車場/なし
 創業は平成2年。バーカウンターがあるビアレストランとして開業から28年、ビールと言ったらピルゼンと言われるほど洗浄から徹底して鮮度を管理し、自信を持って提供するこだわりのキリンビールは5種類。洋風のおしゃれで落ち着いた木調の店内は非日常の雰囲気を感じられる。
 テーブルが9席、カウンターは14席と広い1フロアで70名までの団体客から個人客まで受け入れられ、男女問わず年代も幅広くお客様に昔から愛されている。料理も自慢の1つで和洋中などの多国籍料理は何を食べても美味しい。また、お店のウリの一つである店長の岩城さんのトークにもファンは多い。飲んで食べて会話と雰囲気を楽しめるBEER PLAZA PILSENはおすすめしたい店である。
pilsen2.jpg
pilsen3.jpg
pilsen4.jpg
pilsen5.jpg
 大学通りにお店を構えるお菓子の「花咲庵」から新商品が販売。地元産の黒にんにくを使った真っ黒なお菓子「レコニーナ」が2年の構想を経て誕生。角切りのサツマイモと黒にんにくを練り込んだ生地を焼いて出来立てはモチモチ感がある食感。ほんのり甘く、ほのかな黒にんにくの匂いが食欲を刺激する。1週間ほど袋から出しておくとパリパリ煎餅の食感に変わる面白い商品で名前の由来は見て食べて「何これ?」と思うところから。商品は1個140円(税込)お問い合わせは...0176‐24‐2311迄
hanasakisansinsyo.jpg

 市民交流プラザトワーレで4月25日に「あきらめないで、認知症」公開講座が開催された。講師を務めた小川眞誠氏はこれまで薬では改善する事ができないとされてきた認知症に30年前から取り組み「新進機能活性運動療法」のプログラムを実践し、多くの悩める介護者を救ってきた第一人者だ。高齢化社会になり、認知症を発症してしまうと薬を増やすか諦めるかという現状があるが、介護者の金銭的・肉体的・精神的負担が増えるだけで何も解決出来ていない。人は物事を学習する生き物で自分で新しい神経を作っていく。それを欠落していく認知症となっても諦めず新しい神経を作っていけばよい。薬では治らない病気は自分で治すしかない。そのための方法として心身機能活性運動療法を広めていきたいと語った。
akiramenaininchisyou.jpg
 実際に今まで回復してきた人たちの様子をDVDで紹介。アルツハイマー型の認知症や脳卒中の後遺症で「アーウー」しか言えなく、動けなくなった患者が4種の運動法「心身体操・フィンガースポーツ運動・フラハンド有酸素運動・ゲーゴルゲーム運動療法」などを行い、回復していく姿が映し出されていた。少しずつ動けるように、少しずつ喋れるように...まるで子育ての時のような「笑った!立った!話した!歩いた!」という姿に来場者は感動していた。5月27日には体験会を予定。申込み・お問い合わせは...080‐5222‐1224(林)迄
 十和田市春祭りが4月20日から5月5日まで開催。その人気イベントとして4月21日・22日に女流騎手の大祭典「桜流鏑馬」が開催された。今年は4月に入ってから雪が降ったり、強風警報が入るなど、4月中頃まで天候が安定しない日が続いたが、4月19日には桜の開花宣言、22日に桜の満開宣言をした。
 15回目の開催となる桜流鏑馬は県内外からの参加者が初級・中級・上級、団体戦に分かれ、36名の女流騎手が参戦。太陽が暖かく、風の気持ちいい会場では桜の花びらと砂埃が舞う中で200mの馬場を颯爽と駆け抜け、一瞬の美技で馬にまたがり駆けながら素早く矢を射る。見事に的を射るとスマホを構えた観客からは驚きの歓声が上がり、カメラマンがシャッターを切っていた。
 会場では青空商店街にたくさんの人が溢れ、乗馬体験コーナーでは子供たちが行列を作る。女流騎手のベストドレッサー賞を決める総選挙やフォトコンテストも同時開催し、他にも様々なイベントで外国人観光客や親子連れで訪れる人たちを楽しませていた。
sakurayabusame181.jpg
sakurayabusame182.jpg
sakurayabusame183.jpg
sakurayabusame184.jpg
sakurayabusame185.jpg
sakurayabusame186.jpg
sakurayabusame187.jpg
人から人へ「物」を運ぶ物流
行きたい場所へ「人」を送る運送
物流と運送で笑顔をつなげる仕事人
niiyamaryouhei.jpg
~新山良平さんプロフィール~
 昭和55年6月17日生まれ(37歳)
十和田市出身。三本木農業高等学校を卒業後は駒澤大学経営学部に進学。卒業後は東京の運送会社へ入社した。約6年間勤務した後、父親の白髪が増えてきた事が理由で後を継ぐために帰郷したという。東京で結婚し、現在は3人の子宝に恵まれる。
株式会社新山運送
 十和田市街から七戸方面に向かう途中、ローソンを過ぎてすぐ左手に紫色のトラックが並ぶ運送会社「株式会社 新山運送」がある。
 株式会社新山運送の代表取締役常務の新山良平さんは東京の運送会社で学んだノウハウを活かし、帰郷してからはトラックの物流に力を入れ、関連会社の上十青果との事業を成功させ、新事業として約2年前から貸し切りバス「新山交通」を起ち上げ、物流・運送と活躍する。
物流の必要性
 新山さんは主にトラックの配車を業務とし、物流の要である運送業に従事する。交通時間や距離の計算、運送費(高速道路の料金やガソリン代など)、運転手の睡眠・休憩時間の管理などを計画するのが配車の役割。新山運送は全国を駆け回り、南は九州まで運ぶという。
 現在、運送事業は全国展開するネットショッピングなどには必ず必要不可欠なものだが、大型車の運転や荷物の受け取り・降ろし、長時間の運転など、厳しい労働業務イメージもあるのか人手不足の解消が難しいという。人材不足はどの業種でも言えることかもしれないが自社では現在38名いる従業員の高齢化にも対応するためにもパッカー車(ゴミ収集車)や塵芥車など市内近隣を回る業務にも取り組んでいる。
 物流の手段は陸海空と様々あるがトラックは物流の中でも一番気候の変化にも強く機動力があり、国内物流の約90%を締めるという。それを一番実感したのは東日本大震災の時。偶然にも前日に会社の燃料タンクを満タンにしていたため震災時にトラックを動かすことが出来た。もし、あの時トラックの物流が止まっていたら被害はもっと深刻化していただろうと思うし、あの時みんなが寝ている間も休まずに運転してくれた運転手には感謝しかないと語ってくれた。
バス事業の展開
 バス事業を始めようとしたきっかけは「物」を運んできたプロとしてのノウハウを活かして「安全・確実」を約束できること、十和田市は観光地でありながら人口減少のためにバスの本数自体が減ってきていることを感じたからで、学生のスポーツなどの遠征や会社の慰労会などの送迎などを行っている。
 東京などへ遠征の場合はバスよりも新幹線の方が少し安くなるかもしれないが混雑している電車の乗り継ぎもなく、目的地まで直接「人」を運べる利便性と安全性は確実にある。金額に関しては何年か前に格安バスツアーの運行で大きな事件が起きてからは規制が厳しくなり、国土交通省で決められた料金(時間×単位+距離×単位=バス料金)を貰わなくてはならないのが現状のため、下げ幅には限界があると教えてくれた。バス事業が厳しい現状にある中で、なんと貸切バスは7台中5台が新車だという。ゆったりとしたきれいな空間でバス運行を堪能できるのが強み。去年から約1年学んできたことを活かし、お客様とのつながりを次につなげてもっと稼働率を上げていきたいと語った。
 また、関連会社の上十青果とも連携して高原大根の収穫イベントなどを企画したり、手づくり村鯉艸郷でのそば打ち体験、奥入瀬渓流や十和田現代美術館の観光・散策、十和田バラ焼きを食べるなど地域貢献につながる事業も企画し展開していきたいと語った。
niiyamaunsou.jpg
 恒例行事となった十和田馬事公苑(駒っこランド)で「春の花植え会」と「馬車始走会」が4月18日に行われた。
 今回は十和田市外からのお客様も多い事から市内保育園ではなく、おいらせ町の深沢保育園の園児8名が招待された。
 春の花植え会ではビオラの花を植えてから名札を挿し、今度来たときに咲いてるようにと願った。馬車始走会では場内で躰の一番大きいティアラに馬車を引っ張ってもらい、ゆっくりと馬車に揺られながら楽しんだ。
komakohanauehuka1.jpg
komakohanauehuka2.jpg
komakohanauehuka3.jpg
 にんじんあげ体験では初めて駒っこランドに来たという園児も自分の身体よりも大きな馬(ほうらん・しらはま・のぞみ)に臆することなく笑顔でにんじんを食べさせ、馬と触れ合う時間を楽しんだ。終わってから黒沢理事長から記念のお菓子を貰い、5月連休にはまたお父さんやお母さんと遊びにきたいと馬との別れを惜しむように帰っていた。十和田馬事公苑へのお問い合わせは...0176‐26‐2100迄
 十和田市馬事公苑称徳館で4月21日より、第4回目となる「駒っこランド写真コンテスト作品展」が開催された。
 応募総数は49点。最優秀賞は浅田なつきさん(黒石市)の「UMAでMAU(舞う)」バランスや構図、駒っこランド楽しむ雰囲気などが評価された。国際ソロプチミスト十和田会長賞は石田宏枝さん(宮城県名取市)の「ラブ♥ティアラ」遠近法を使ったアイデアとティアラへの愛情が伝わる構図が評価された。他にもたくさんの魅力ある作品が並べられ、駒っこランドでの思い出が写真として展示されている。駒っこランド写真コンテスト作品展は6月10日迄。
komakkofoto1.jpg
komakkofoto2.jpg
3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13