ローカルニュース

 新規高卒予定者の地元雇用を推進するために市長が市内の経済団体や企業を訪問し、採用枠の確保・拡大と求人票の早期提出を要請した。当日は十和田商工会議所、十和田市建設業協会、上十三電気工事協同組合、株式会社ササキコーポレーションの4社を訪問、147社に対して要請書を提出した。
 訪問先での会話では「いい人材ほど外に出る。大学に行った若者は地元には戻ってこない」「6月時点の高卒予定者の就労希望は県内が47%、県外が53%となっており、半分以上が県外へ流れる」「働く若い力がないと、どの業界も厳しい。また、海外就労者の条件も厳しく、雇うのも難しい」など地方が抱える問題を小山田市長へ伝えた。
 市長は仕事の魅力を発信して7~8割でも地元に残って欲しいと思う。Iターン、Uターンの人には初任給で本人に10万円支給される制度もあり、学校の先生にも周知を務めたいと語った。訪問先の(株)ササキコーポレーションでは農業機械の製造なので農家に携わっていなければ知らない人も多く、イメージと違った仕事だと辞めてしまう子も多い。5年ほど欲しい人員は足りてない。高卒でもやる気があれば100%採用すると市長に伝えた。将来を担う若者の将来を決める就職は企業側も解決しなくてはなれない課題があった。
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 公益社団法人三沢青年会議所が創立55周年記念として「小泉進次郎講演会」を6月10日にきざん三沢で開催した。定員700名に対して900名近い参加者が応募し、会場は熱気に包まれた。開会の挨拶では新堂友和理事長が「現代は様々な社会問題を抱えている。今日の講演が未来へ向けての意識を変えるきっかけになれば嬉しい」と挨拶した。
 オープニングではあんべ、ほのか、ポチの3人からなる三沢市出身の現役高校生バンド「No title」とキッズコーラスミニビートルが熱唱した。混雑のために開始が遅れるも、満を持しての小泉氏の登場は歓声に包まれ、人気の高さがうかがえた。第1部となる講演の挨拶では小泉氏が自身の生まれ故郷の横須賀も基地のあるまち、三沢市と沖縄が姉妹締結してる事も知り、是非つなげていきたいと語った。現在、無所属となっている小泉氏はアンケートデータをスクリーンに映し、政治家を信頼していない人が70%を超えていること、日本の現9歳以下の子どもたちの平均寿命が107才といわれていること、2024年には人口の半数が50歳以上になることなどを説明。それを受けて、これからは①地方創生(若者を故郷にしばりつけず世界を視せるべき。残った者が若者が戻ってきたいまちづくりをする事と伝えた)②農業改革(モノを売るのではなく世界を相手に文化を売る。ワインを例にグラスや作法、添え物を関連させる工夫を伝えた)③ 国会改革(国会会議や投票時における無駄な時間は必要か?世界と比較し、働き方改革を一番しなくてはならないのは国会ではないのかと語った)の3つをしていかなくてならないと語った。講演最後には「前例なき環境には前例なき教育を!」と熱く語り、まちづくりの取り組みや政治にも興味を持ってもらいたいと挨拶した。
 第2部は未来を切り拓くトークセッションと題し、三沢出身の高校生と質疑を交わした。来場した方々が未来へ向けて何か変わるきっかけになったのかもしれない講演会は大盛況のまま終了した。
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 平成29年度十和田湖ひめます稚魚放流式が6月16日に十和田湖ふ化場で行われた。開会の挨拶では十和田湖増殖漁業協同組合の小林組合長が「今日で合わせて70万尾の放流となる。今年は7㎝4gと立派なひめますに成長している。青森、秋田の関係者ならびに飼育管理の協力に感謝します。」と66回目となる十和田湖ひめますの放流の成功を祈念した。
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 放流式には十和田市立十和田湖小学校、小坂町立小坂小学校、十和田湖保育園、わんぱく広場保育園の児童・園児ら約50名がバケツを持参し参加。子どもたちから小林組合長と飼育管理者・蛯沢さんに感謝状が手渡された。
 開会式が終わると全員で桟橋へ移動し、順にバケツにひめますを入れ「大きくなって戻ってきてね!」と元気に声を掛けながら放流した。十和田湖の観光資源として「十和田湖ひめます」が大きく育ち、地域活性化につながるように祈念して十和田湖ひめます放流式は終了した。
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  平成24年度から始まった三本木農業高等学校植物科学科の取り組みで「十和田きみがらスリッパ生産組合」および「十和田市農林部とわだ産品販売戦略課」「十和田工業高等学校」「十和田むらさき研究保存会」と連携し、伝統工芸品である「きみがらスリッパ」の生産を通して、地域活性化へ貢献していく姿勢を育てるための活動が行われた。今年で6期目となる。
 植物科学科では2・3年生は野菜研究室の研究課題として取り組み、新1年生は知る事から始まる。始めに十和田きみがらスリッパ生産組合・宮本桂子さんが1年生35名、2・3年生18名に趣旨と作業方法を説明。生徒らはお揃いの作業着を着て、長靴に履き替え、きみがらスリッパで使用するデントコーンの播種を実施した。農場に一列に並び、一斉にスタート。腰をかがめて鎌で穴を作り、赤色の種を40~50㎝間隔で1個ずつ、一歩ずつ踏み押しながら植えていく。作業スピードも速く、人数も多いのであっという間に播種は終了した。今後は7月に除草、10月に収穫・調整の予定となっている。
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 映画上映団体「大地の眼」が主催となり、6月9日にドキュメンタリー映画『「奪われた村」避難5年目の飯館村民』と『「チャルカ」~未来を紡ぐ糸車~』が上映された。
「奪われた村」は2016年の作品。日本で最も美しい村と呼ばれていた福島県飯館村のドキュメンタリー。2011年3月11日、東日本大震災の二次被害、原発事故の放射能汚染により、すべてを奪われてしまった村民の夢や生活、残された捨てる場所もないセシウムと汚染土を詰めたフレコンパック、村を追われた後の仮設住宅で暮らす人々の声、そして目の前の利益のために原燃を再稼働すると決めた政府への憤りの声がリアルに映し出されていた。
「チャルカ」とはインドの手紡ぎ糸車のことで、ガンジーがイギリスの支配から自立するために起こした独立運動のシンボル。作品の前編では高レベル放射性廃棄物は10万年消えない危険なゴミだという事や、その捨て場を何処にするのかを研究する施設として選ばれた北海道幌延町と岐阜県東濃地域の核反対運動をする地域住民の闘い、そして世界で初めて地下処分施設が建設中のフィンランドの情報。小さな島国で地震の多い日本では地下処分も出来ない事が理解出来る。新しいエネルギーや生き方が織り込まれ、未来のために一人一人がどう紡いでいくかを考えさせられる作品となった。
 また、主催の「大地の眼」代表の明山さんとゲスト「NPOみんな地球のこどもじゃん」代表・木村一雄さんのトークショーも開催。木村さんは世界で一番イスラム教の多い国、インドネシアに渡り、高層ビルの目の前で物乞いしている子供たちの現実を目の当たりにし、日本との違いに驚く。義務教育だが学校に通えない子どもたちのためにスクールバスの寄贈などの活動を起こし、東日本大震災では被災地の支援などを行っていた。5年前に十和田市に移住。そこからは更に活動は活発になり、福島県の離れ離れになった家族を対象に十和田市に招待し、少しでも楽しめる時間を提供するために「遊ぼう十和田!キッズサマーキャンプ」などを企画している。
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 NPO法人奥入瀬自然観光資源研究会(通称・おいけん)がコケを活用したブランディングに取り組み、コケの三大聖地と呼ばれる奥入瀬・北八ヶ岳・屋久島の事例発表を含めたシンポジウム『モス・ツーリズムシンポジウム2018』を開催。
 開会の挨拶ではおいけん理事長・河井大輔氏が「コケの三大聖地には3つの共通点がある。観光地でありながら国指定の自然保護区になっていること。民間が一般向けの観光案内をしていること。地域のコケが自然の根幹を作っていること。コケを見る旅にどのような可能性があるか考えて欲しい」と挨拶した。
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 小山田市長は「緑が深くなってきた十和田市でシンポジウムの開催と県外からの参加が嬉しい。第一人者の発表をブランド強化にもつなげたい。現在はコケ散歩も注目されている。古くから馴染みのあるコケを理解し環境保全も考えたい。」と挨拶した。
 第1部は事例報告。始めに鹿児島県の屋久島から参加した「YNAC、屋久島野外活動総合センター・小原比呂志氏」が発表。屋久島のコケは暖められた海流が打ち上げられ、霧や雲に覆われた環境があり、自然のコケ玉が多くある。幻のコケも発見され、山のイメージから苔の森のイメージへとなった。ジブリ映画の「もののけ姫」のモデルともなり、登山ではなく、森を見るための入山者が増えてきた。エコツーリズムは自然観光のPRだけではなく、入山者が何を学べるかを伝えることも必要だと語った。
 次に長野県の北八ヶ岳から参加した「北八ヶ岳苔の会事務局・遠藤降也氏」が始めに発見された485種類(現在は519種)のコケのPR動画を見てもらい発表。朝しか見れない胞子体の姿を観察できる観察会や宿泊ツアーを企画したり、コケのゆるキャラを作ったりしている。森開きでは小学生を対象としたイベントなども企画、子どもの頃からコケを知ることが大事だと語った。
 最後においけん副理事長の丹羽裕之氏が発表。火山から生まれた十和田湖。それが決壊し作られた渓流。長い年月を掛け、岩だらけの谷がコケだらけの森となり、コケを通して広がった自然景観が奥入瀬渓流。デザインを見る・ストーリーを知る・観るというスタイルの変化が天然の自然博物館(フィールドミュージアム)を面白くさせる。奥入瀬渓流ホテルでの森の学校やルーペの貸し出しやガイドブック作成など流し見る観光から滞在型へすすめていく事が地域の活性化にもつながると語った。また、どの地域でも言えるのが環境と観光の共存。環境保全と盗掘などの問題、観光客の安全と自然景観の問題など、解決しなくてはならないテーマも様々あると伝えた。
 第2部はコーディネーターとしてあおもり観光デザイン会議メンバー・佐藤大介氏を招いて「コケを通して自然を観るツーリズムの可能性」をテーマに開催。パネラーは講師を務めた小原氏と遠藤氏、おいけんの玉川えみ那さん、十和田市観光商工部長・本宿貴一氏を迎えてパネルディスカッションを行った。
 「観光スポットを見て回る事に苔の散策を足すと一日では全然足りない。そこに宿泊というプランを付け足したい。」「外国人観光客も増え、観光客を育成する事も必要だと思った。地域ルールを作って当たり前のマナーを浸透させたい。」「観光客は増やしたいが安全管理や環境保全に気を付けなければならない。」「地元の人の方が地域のことを知らない事も感じた。コケを通した楽しみ方を伝えたい。」など多くの意見が交わされ、コケの三大聖地としてのこれからの在り方を考えた。
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 ▽期間7月6日(金)~9月30日(日)▽運行通路/十和田市中央バス停を中心に、一日8便、1周約40分で運行/十和田湖支所と市街地を1日2往復▽運賃/1回の乗車につき100円▽お問い合わせ/0176‐51‐6710
 市民と行政の協働によるまちづくりを推進するために「元気な十和田市づくり市民活動支援事業」を実施している。
 5月14日に市民交流プラザトワーレで支援事業の各案件を評価・検討するための公開プレゼンテーションが行われた。本年度は13団体(十和田山岳振興協議会・コミュニティワーク礎・十和田市名水保全対策協議会・「弁当の日」で子どもの健全な自立を促す応援団・十和田へ宇宙をPR・三本木農業高等学校馬学研修室・十和田スケートボードサービス・NPO法人奥入瀬自然観光資源研究会・とわだをピンクにそめる会・十和田市南商店街振興組合・NPO法人十和田歴史文化研究会・十和田市老人クラブ連合会・インバウンド十和田)から応募があり、1団体持ち時間5分という中でプレゼン。検討委員との質疑応答で審査され、支援を受ける事となる。
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 十和田市立松陽小学校で児童保護者である山端氏が使わない田んぼを活用し、稲作体験を通しての子どもの食育と高齢者との交流を目的に農業体験が行われた。今年で4度目となる農業体験は昔ながらの方法で苗植えから稲刈り、脱穀までを体験しながら先人の苦労を体験してもらい、お米に対する感謝の気持ちを育むもの。
 5月21日は2年生から6年生までの児童31名が苗の手植えを体験した。足場の不安定な田んぼの泥の中を3本1束にした苗をつまんで腰をかがめて植えていく。半分以上の児童の家が農家というが農機の発達もあり、普段はあまり手伝わない子どもが増えてきているようだ。子どもたちは泥んこになりながらも疲れを気にしないように楽しみながら少しずつ植えていった。農業体験の後の給食は格別に美味しく感じただろう。
 第21回目となる「クレールウインドオーケストラ」が5月19日に十和田市民文化センターで開演された。
 コンサートはウェルカム演奏で迎えられ、会場には500名を超える来場者が訪れた。司会を中島美華さんが進行。今回の指揮者を務めた北部航空音楽隊1等空尉の五味渕敦さんは「普段は仕事として給料を貰って指揮をしている。仕事と音楽を両立しているみなさんと同じ場で立てるのは嬉しい」と挨拶した。
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 第1部では「Daja~南部地方盆唄「ナニャドヤラ」による~」などを演奏し、会場を沸かせた。第2部では音楽物語「ロメオとジュリエット」を熱演。ストーリーのあるバレエ音楽とオーケストラを見事に融合させ拍手喝采を受けた。第3部は創団20周年特別企画合同演奏と題し、ゲストにソプラノ歌手亀山瑠香さんを招いて合唱した。コンサートは最初から最後まで盛り上がりを見せ、観客を魅了したまま終了した。クレールウインドオーケストラは団員を募集している。お問い合わせは...「 clairwind@gmail.com」
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