鷹山宇一記念美術館

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 ▽日時/~6月26日(日)▽会場/七戸町立鷹山宇一記念美術館▽入館料/一般850円・高大400円・小中200円(割引あり)▽お問い合わせ/℡0176‐62‐5858
 道の駅と合体・文化村構想として発展
 20年間(1994年8月~2014年7月)で452,045人入館

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 文化のまち、教育のまちといわれていた合併前の旧七戸町。昭和63年(一九八八)当時の濱中博町長が「美術館」建設を打ち出し、さすがに文化のまちだと世間をアッといわせた。しかし、濱中町長が急逝。町長が変わり「美術館」建設が議会で否決された。それに対して町民有志が立ち上がり署名活動を行い再び「美術館」建設が復活した。
 こうして宮城県中新田町のバッハホールの提案者の一人である北川フラムさん(アートディレクター)を顧問に「文化施設構想整備策定委員会」が発足。それが「文化村」構想に発展。平成6年(一九九四)、誕生したばかりの道の駅と合体した全国でも前例のない鷹山宇一記念美術館が開館した。
 それから20年。この20年間で45万2045人が入館。年平均約2万6000人。毎週月曜日が休館日であるから開館日月26日として計算すると、1日平均約83人が入館していることになる。これは地方の、しかも人口1万数千人の町としては大健闘といっていい入館者数である。
 これだけの入館者数を維持してきたのは、第1に、大胆に道の駅と合体したこと。第2に、鷹山宇一の長女で、当時二科会事務局長であった鷹山ひばりさん(平成11年~平成21年・現青森県立美術館館長)を館長に迎えたこと。第3に、市民による後援団体「友の会」を組織したことなどが挙げられる。
 これは、道の駅と合体したことでこれまで美術に関心がなかったひとでも気軽に入館できる雰囲気を作った。二科会の事務局長鷹山ひばりさんは日本の画壇に顔が広く企画力に優れていた。そして「友の会」は企画展などをボランティアで支えてくれた。
 この20年間に1万人以上が入館した主な企画展を紹介すると、平成11年「~世界の文化遺跡を描く~平山郁夫展」(1万4570人)。平成12年「手塚治虫の世界展~世代を超えた夢ワールド~」(1万8260人)。平成13年「夢は無限 藤子・F・不二雄の世界展」(2万5455人)。平成14年「安田火災東郷青児美術館蔵‐東郷青児展」(1万7450人)。平成16年「箱根・芦ノ湖成川美術館コレクション~春光うらら~さくら・桜展」(1万1730人)。平成17年「手塚治虫のふしぎな虫眼鏡展」(1万7265人)。平成20年「青森放送創立55周年記念~ヤマタネ所蔵作品による~日本画名品展」(1万5077人)。平成21年「箱根・芦ノ湖成川美術館コレクション~日本のこころ~Sakura桜・富士山Fujiyama展」(1万3082人)。平成22年「山形美術館 服部コレクション~伝統とエスピリー~20世紀フランス絵画の精髄」(1万1285人)。平成23年「平山郁夫展~次世代への伝言」(1万3706人)などである。
 鷹山宇一記念美術館20周年は、記念作品として彫刻家吉野毅制作のブロンズ『請』(高さ178㌢、奥行45㌢、幅45㌢)を購入した他、特別記念展として「日本近現代洋画への旅‐鷹山宇一作品と山岡コレクションを中心に‐」を行った。
 舩山義郎館長は、
 「鷹山宇一記念美術館はどうしても中高年のひとたちが多いです。今後は若いひとたちに来てもらえるような企画を考えて行きたいです」と語る。

「日本近現代洋画への旅」展始まる

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 鷹山宇一記念美術館の開館20周年記念展が「日本近現代洋画への旅」がこのほど始まった。
 この「日本近現代洋画への旅」は、ヤンマーの創業者で、絵画や美術品の収集に力を注いだ故山岡孫吉が収集した、江戸末期から明治初期に至る幻の洋画といわれた司馬江漢や円山応挙などの日本の洋画の前史から、近代洋画の父といわれる高橋由一や、洋風美術団体白馬会を結成した黒田清輝、武藤武二、青木繁などの洋画の近代前史に至る作品(山岡コレクション)110点と、近代後期・現代を生き抜いた鷹山宇一の作品23点が展示されている。
 「日本近現代洋画への旅」展は、画家たちが苦難の道を歩みながら、洋画の油彩技法や写実的な表現方法などの画法を編み出し、新たな美の表現を求めて生涯を捧げた秀作を美術史的に取り上げている。会期は9月15日(月・祝)迄。問い合わせは、℡0176‐62‐5858迄。

 同じく世界から応募された地球環境をテーマに児童画も展示された。
 いろんな国から送られてきた手紙のような絵画は、さまざまな国の抱えてる問題を子供の視点で表現されていた。飢餓や地球温暖化、絶滅しそうな動物の保護など地球の幸せを考えさせられる作品も多数あった。
 どの作品にも澄んだ自然があり、贅沢はなく幸せに暮らしている人たちの表情が描かれていた。
 記者自身は芸術を評論できる目はないが見て感じた感想です。たくさんの人たちにも観てもらい何かを感じて欲しいと思いました。 

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 小学生の部門では種子叶志大(たねこ としひろ)君の「待て!かぶとむし」が鷹山賞を受賞

takayamauitikinenkan.jpg 10月4日(金)、5日(土)に審査が行われた鷹山賞児童作品展は「自由な表現 光る個性 豊かな発想」をテーマに応募点数52団体より総計748点もの応募作品が出展され、入賞した119点が七戸町立鷹山宇一記念館に展示された。
 審査委員長である洋画家・濱田進氏は青森県内全域からの協力と、新しい試みの技法や表現豊かな作品に驚きと感謝の気持ちを総評で述べた。
 中学生の部門では木村陸(きむら りく)君の「自然の攻防」が鷹山賞を受賞した。

 どの作品からも声が聞こえてきそうな躍動感や色使いの工夫が感じられ見応えのある作品展となった。まだ見ていない方はぜひ一度足を運んで、未来の芸術家となるかもしれない子ども達の作品をゆっくりと鑑賞して欲しいと思った。

 

kokusaishasinsaron.jpg 国際写真サロンは、写真を通して国際文化の交流と親善を目的として、全日本写真連盟の創立記念事業として昭和2年(一九二七)に第1回展が開かれたのが最初である。
 戦争で一時中断したが、昭和25年(一九五〇)に復活し、今回73回という写真では最も歴史のある写真コンテストである。
 今回の国際写真サロンは、ベトナム、イラン、インド、スリランカ、バングラデシュなど海外及び国内から併せ9295点の応募があった。うち海外80点、国内50点が入選。
 その中からさらに優れた作品、海外及び国内から3点づつを選んで審査員特別賞として評価している。
 鷹山宇一記念美術館での開催は~11月4日(月・祝)。
 詳しくは℡0176‐62‐5858迄。

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 ▽期間/~11月4日(月・祝)
 ▽入館料/一般500円・高校、大学生300円、小中学生100円
 ▽会場/七戸町立鷹山宇一記念美術館
 ▽問い合わせ/℡0176‐62‐5858


 鷹山宇一記念美術館
 takayamauiti.jpg鷹山宇一記念美術館の今年最初の企画展は、箱根・芦ノ湖成川美術館所蔵の現代女流作家展である。
 現代女流画家展は、82歳のときに青いケシ「ブルーポピー」を求めてヒマラヤに行き、92歳を過ぎて『命といふもの』を画集にまとめ、95歳になった現在なお描き続けている堀文子さんの作品(40点)をはじめ、次代の日本画を託される今をときめく森田りえ子さん(15点)など、14名の女流画家の作品が展示されている。
 展示室に入ったとたん、あっ女性の絵だなと、女性特有の優しさと華やかさが伝わってくる作品展である。
 展示作家は、堀文子、森田りえ子、松本祐子、鳥山玲、伊藤深游木、安田育代、吉澤照子、林美枝子、清水操、米倉正美、鈴木紀和子、青木淑江、宮本和胡、毛利やすみの皆さん。
 会期は、6月16日(日)迄。問い合わせは、℡0176‐62‐5858.

 青木淑江、伊藤深游木、清水操、鈴木紀和子、鳥山玲、林美枝子、堀文子、松本祐子、宮本和胡、毛利やすみ、森田えり子、安田育代、吉澤照子、米倉正美

takayamauiti.jpg ▽期間/4月27日(土)~ 6月16日(日)

 ▽会場/鷹山宇一記念美術館

 ▽入館料他問い合わせ/℡0176‐62‐5858


 

第12回鷹山賞児童作品展・第12回地球環境世界児童画コンテスト優秀作品展

 鷹山賞児童作品展は、青森県太平洋岸の児童生徒を対象に作品を公募。小学生492点、中学生125点の応募があった。その中から、入賞27点、入選95点が展示されている。

 takayamashou.jpg写真は、小学生に部の鷹山賞に輝いた、野辺地小学校4年木村峻君の作品。

  また、地球環境世界児童画コンテストは、世界75ヵ国以上の子どもの作品が展示されている。そこには、その国の風俗や生活などが、子どもの素直な目で表現されていて清々しい。

 

sekaijidouten.jpg  写真は、シンガポールの12歳の子どもの作品
 ▽期間/~1月28日(日)

  月曜休館(但し、祝日の場合は翌日休館)年末年始(12/30~1/2まで)
  午前10時~午後5時30分(閉館は午後6時)
 ▽会場/道の駅しちのへ・七戸町文化村内 鷹山宇一記念美術館

 ▽アクセス/東北新幹線「七戸十和田駅」より徒歩7分
 ▽観覧料/一般500円(400円)、学生300円(240円)、小学生100円(80円)

 ▽問い合わせ/〒039-2501 青森県上北郡七戸町荒熊内67-94
   TEL:0176-62-5858/FAX:0176-62-5860

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