三沢市寺山修司記念館

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 ▽日時/~9月25日(日)▽会場/寺山修司記念館エキジビットホール▽入館料/一般530円・高大生100円・小中50円(割引あり)▽お問い合わせ/℡0176‐59‐3434
 4月4日から寺山修司記念館で特別企画展として「テラヤマ・ミュージック・ワールド」が開催された。
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 作詞家として活躍した寺山修司の足跡をたどるように会場内には、ミリオンセラーにもなった「時には母のない子のように」のレコードや今まで手掛けた多数の作品、関連した新聞記事などが展示されている。特別展は9月30日まで。
 5月3日からの3連休では、寺山修司生誕80年を記念してフェスティバルも開催された。天気は快晴、寺山修司記念館までの一本道は木漏れ日が覆い不思議な世界へ誘うように続く、野外多目的スペースでは造形作家Simizzyが手掛けた木材で作った遊具などで遊べるムシムシコロコロ・パークがあり、たくさんの親子が訪れ楽しんだ。
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 4日には俳優の三上博史のライブもあり、エミ・エレオノーラの演奏と合わせ、弾き語って観客を魅了した。三沢市ならではの特徴なのか、時折上空を通過する飛行機音にせっかくの歌やトークが聞こえない時があるのが残念だと感じた。それでも来場者は観て、遊んで、聞いて、楽しんでいたようだ。このフェスティバルは毎年恒例となっている。また来年も訪れてみたいと感じた。
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 問い合わせは...0176‐59‐3434(寺山修司記念館)まで。

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 三沢市寺山修司記念館の「寺山修司市民大学総合講座」が始まった。
 寺山修司総合市民大学は、寺山修司の資料を三沢市に誘致し寺山修司記念館建設のきっかけをつくった寺山修司五月会(山本優会長)が主催している。
 第1回目は、佐々木英明寺山修司記念館館長による「寺山修司記念館の17年と今後の展望」であった。
 佐々木館長は、寺山修司の演劇実験室「天井桟敷」の舞台に立ち、映画に出演した一人である。
 佐々木館長は、青森市で「だびよん劇場」が中心になって行っていた寺山修司祭と、寺山の資料が三沢市に寄贈された経緯や、寺山修司記念館の建設のとき、国から補助金をもらうにあたって文学館で申請したところ個人の文学館には補助金を出すことができないといわれ、観光資源として申請したところ通ったという記念館建設の裏話や、寺山と一緒にやっていたころはやがて消えるひとだと思っていた。が、亡くなって10年過ぎたころ、筑摩書房が出した「寺山文庫」をきっかけとして注目されるようになった。東京時代の寺山には私生活がなかった。すべて仕事であったなど、寺山修司と一緒にやってきたひとでなければわからない逸話などを語ってくれた。
 今後の寺山修司市民総合大学については本紙「催物案内」を参照下さい。
 写真は、寺山修司記念館の17年と今後の展望」と題して語った佐々木英明寺山記念館館長


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 昨年、寺山修司没後30年を記念して行われた寺山修司演劇祭が、今年も8月29、30の両日星野リゾート青森屋で行われた。
 異才・鬼才といわれた寺山修司の活動の中でその異才ぶりをいかんなく発揮したのが「演劇実験室・天井桟敷」である。寺山修司演劇祭は、その寺山演劇の再現である。
 早い時期から「天井桟敷」の音楽を担当してきたJ・A・シーザーが率いる「演劇実験室・万有引力」は、寺山演劇のダイジェスト版『百年たったら帰っておいで~演劇零年 百年の孤独』を上演。「天井桟敷」出身のおきあんごらが盛岡で結成した「劇団赤い風」が『星の王子様』を上演。いずれもこれが寺山演劇だという寺山演劇の独特な雰囲気を再現して魅せてくれた。
 寺山演劇祭はこの他、やはり「天井桟敷」出身で、詩人でもある寺山修司記念館館長の佐々木英明の構成・演出・出演による「寺山修司へのオマージュ 五月の序詞」が、佐々木英明、青森大学演劇部、同文芸部によって上演。さらには夜にはカッパ沼「浮見堂」の特設会場で、J・A・シーザーによる野外コンサート「山に上りて告げよ」が行われ、寺山の異空間に浸った二日間であった。
 写真は、演劇実験室・万有引力『百年たったら帰っておいで』の舞台

~寺山修司と九條今日子のラブレター~

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 三沢市寺山修司記念館の名誉館長で、寺山修司の元妻の九條今日子さん(本名=寺山映子)さんが今年4月に死去(享年78歳)した。
 寺山と結婚後、天井桟敷のプロデューサーとして寺山の活動を裏で支えてきた九條さん。寺山と恋愛時代から天井桟敷など、寺山と九條さんのその知られざる姿を追ったのが、この「追悼!九條今日子展」である。
 九條今日子さんは、SKD(松竹歌舞団)で舞台デビュー。その後松竹映画に移り、昭和33年(一九五八)ころから『花嫁の抵抗』、『悪女の季節』、『素晴らしき十九歳』、『黄色いさくらんぼ』など、主役は取れなかったものの青春映画のマドンナであった。
 そのころの寺山は、昭和34年(一九五九)に谷川俊太郎の勧めで書いたラジオドラマ『中村一郎』が民放祭大賞を受賞。その後処女シナリオ『十九歳のブルース』を書くが映画化されず。翌35年(一九六〇)『乾いた湖』(篠田正浩監督)で松竹女優九條映子(九條今日子)と出会い一目ぼれ。連日の手紙と電話で猛烈にアタック。こうして二人は昭和37年(一九六二)に結婚した。
 「追悼!九條今日子展」は、九條今日子の映画女優時代のスチール写真や、寺山のラブレター、九條今日子への想いの詩など450点、寺山と九條さんの熱き青春の愛の軌跡が展示されている。
 また、この展示会の冒頭の8月2日に、寺山修司記念館フェスティバル2014夏「九條さん、ありがとう!」が開かれ、天井桟敷の歌手蘭妖子ライブと、天井桟敷に関わったJ・A・シーザー、蘭妖子、佐々木英明、笹目浩之のトークショーが行われ九條今日子さんを偲んだ。
 「追悼!九條今日子展」は平成27年(二〇一五)3月29日迄。問い合わせは、℡0176‐59‐3434。

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 ▽期間/~7月27日(日)
 ▽会場/三沢市寺山修司記念館エキジビッドホール
 ▽入館料/一般530円・一般団体430円(20名以上)・高大生100円・小中学生50円
 ▽問い合わせ/℡0176‐59‐3434

terayamashuji.jpg 偉才、鬼才といわれた寺山修司が亡くなって30年。その30年を記念した様々な催しが行なわれているが、このほど寺山が多感な少年期を過ごした三沢市で「寺山修司演劇祭」が、星野リゾート青森屋で行なわれた。
 寺山の様々な活動の中で特に偉才を放ち、寺山を有名にしたのが、日本より外国で評価された演劇実験室「天井桟敷」である。
 寺山修司演劇祭は、青森大学演劇団「健康」の、寺山修司へのオマージュ(寺山修司記念館)『懐かしのわが家』(佐々木英明構成・演出)。札幌市の実験演劇集団風蝕異人街による、寺山の旗揚げ公演であった『新版青森県せむし男』。東京で活動する劇団☆A・P・B‐Tokyoによる、同じく寺山の初期の作品『毛皮のマリー』。そして全出演劇団によるフィナーレ野外音楽劇『醒めて、歌えよ!』であった。
 寺山の作品に初めてふれる観客も多かったであろう。200人余りの観客は、少し戸惑いながらも、寺山の世界に浸っていた。

 8月3日(土)は、三上寛さんと福士正一さん、佐々木館長による三上寛ライブ「寺山修司を追いかけろ!」。寺山修司の素顔を唯一撮ったカメラマンハービー・山口さんをゲストに迎え、三上寛さん、佐々木館長を交え、寺山修司に迫ります。

terayamafesuteibaru.jpg ▽8月3日(土)午後1時~

    三上寛ライブ「寺山修司を追いかけろ!」

           午後2時~

    「寺山修司の素顔」トークショー

 ▽8月4日(日)午前11時~

    三沢の若手ミュージシャンを中心とした10時間ぶっ通し手づくり野外コンサート

《寺山修司没後30年記念》
 寺山修二の素顔を唯一撮ったカメラマン、ハービー・山口の写真展

terayamashuji.jpg ▽期間/8月1日(木)~11月24日(日)

 ▽会場/寺山修司記念館

 ▽問い合わせ/℡0176‐59‐3434

 

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 ▽会場/寺山修司記念館
 ▽同4日(土)午後1時~・修司忌献花(寺山修司命日)、寺山修司へのオマージュ「懐かしのわが家」、三上博史ライブ等

 ▽問い合わせ/℡0176‐ー59‐3434

 写真は、2011年夏のフェスティバル

 

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