十和田湖ニュース

新しい健康ビジネスを興す

[十和田湖ニュース]

徳島県出身の藤代典子さん十和田市に移住

hujiswironoriko.gif   東京、青森間約3時間。首都圏はもはや気軽に声を掛けられる距離となった。そのビッグチャンスである新幹線青森開業を活かした、新しい健康ビジネスを興した人がいる。藤代典子さんがその人である。
 徳島県出身の藤代さん、
 「平成20年(二〇〇八)の冬に初めて十和田に来たんですが、渓流の石の上に綿帽子のように雪が乗っかっている。それを見て感動しました。こんなきれいなところをみたことがない。これが日本?まるで外国に行っているような思いでした」と語る。
 このほど、㈱ノースビレッジウエルネスを設立。十和田の美しい自然と、安全安心な食と、温泉を生かした健康ビジネスを開業した。
 藤代さんは、昭和47年(一九七二)3月徳島県に生まれた。広島大学を卒業。NTTに入社。東京に転勤になった。
 もっと勉強したいと、NTTで貰った給料を貯金し、30歳を過ぎてから米・南カルフォニア大学修士課程に留学、経営学を学んだ。
 同時に、広くアメリカを見てきた藤代さん。観光と健康を併せた会社をやりたいと考えていたところ、同僚が、あなたと同じ事を考えている人がいるよと、大谷真樹さんを紹介された。
 大谷さんは、ITで成功を納め、次の仕事として青森県を日本の理想郷にしたい。そのために10年で100人の起業家を育てようと、起業家養成講座を開講している八戸大学・八戸短期大学総合研究所所長教授である。
 話をしてみると、自分がアメリカで考えてきたことと、大谷さんがやろうとしているこことと考え方が同じである。この人とだったら一緒にやって行けるだろうと決意した。
 そして、まず東京で会社を設立。誘致企業という形で十和田市に会社を移した。藤代さんも4月に東京都から十和田市に住所を移し、オープンの準備を進めてきた。
 さて、㈱ノースビレッジウエルネスがやろうとしている健康ビジネスとは、どんなことであろうか。
 第1はマクロビオティックに基づいた食事である。
 マクロビオティック?
 これは、玄米菜食、あるいは穀物菜食、自然食で、実は日本で生まれ、欧米で発展した長寿法、健康法である。
 わかりやすくいうと、日本の一汁一菜の粗食、あるいは玄米菜食ということになろうか。
 現在、欧米では最も健康的で、しかも美容にいい食事として、バレリーナやダンサー、スーパーモデル、あるいは有名人や上流階級に普及している食事である。
 戦後日本は、特に経済の高度成長と共に食生活が、欧米風の肉食、あるいは栄養豊富な飽食へと変ってきた。
 結果、肥満、糖尿病が国民病となり、がんが死亡原因の第1位となった。これは、食生活の変化からくるものである。
 実は現人類につながる人類が誕生して凡そ15~16万年前。そのほとんどが飢餓との戦いの中で暮らしてきた。そのために人間の体は、飢餓に対する様々な機能が備わっているが、飽食に対する機能が極めて不備である。
 日本でいえば、昭和20年代まではまさに飢餓状態であった。
 成人が1日に必要なカロリーは、年齢や運動量によっても違うが1500~1800㌔カロリー。
 それを越すカロリーを摂れるようになったのは経済高度成長以降のせいぜい50年程度である。
 現在の日本の状況は、美味いものを食べて不健康になり、高い医療費を支払っているということであろう。
 それに対しノースビレッジウエルネスでは、玄米と穀類を中心に、十和田市のへらい農園等で作られた安全安心な自然栽培野菜を使った食事と、1日500~800㌔カロリーの食生活を行なう。断食は免疫力を高める効果がある。
 第2は、運動である。
 十和田の美しい自然の散策及び森林浴。そして健康増進につながる運動を行なう。
 第3は、温浴である。
 蔦温泉などと提携し、1日数回入浴し芯から体を温める。いわばこの地域でむかしから行なわれている湯治である。
 その他、生活習慣や病気の予防に対する健康講座。体温、血圧などをセルフチェック。自分の体の状況を知ることで、自身を体調の気づきを促すなどである。
 まさに、十和田の美しい自然と、安全安心な食、そして温泉を充分に生かした健康ビジネスである。
 さて費用だが、2泊3日で5万円である。
 この他、八戸の㈱近田会計事務所と連携し、「ゲームで財務を学ぶ経営者向け健康合宿」も行なっている。
 これは、「戦略MGマネジメントゲーム」の演習を通じて、財務・会計といったノウハウを習得するもの。いわば遊びを通して経営を学ぶというものである。
 藤代さん自身も南カルフォルニア大学で経営を学んだエキスパートで、医師が経営する、栄養・運動・医療を統合させた会社(カルフォルニア州)のマーケティングマネージャ、米系のホテル投資会社のマーケティングマネージャなどを歴任してきてる。
 著書に、『TOKYO美食パラダイス』(実業之日本社刊)、『成功するオンラインショップ』(東洋経済新報社刊)などがある。
 このような能力を持った人が青森県で事業を興す。将来が楽しみである。
 問い合わせは、℡0176‐51‐6351迄。

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