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平山郁夫展開催 鷹山宇一記念美術館

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ooyamaikuo.jpg 平成21年(二〇〇九)に逝去した、元東京芸大の学長、元日本美術院理事長で、日本画壇の最高峰であった平山郁夫展が、鷹山宇一記念美術館(戸舘昭吉館長)で開催される。
 平山郁夫は、昭和5年(一九三〇)広島県出身。旧制広島修道中学時代、原爆で被災した。その経験が平和に対する強い希求となる。東京美術学校(現東京芸大)卒業後、同校助手、東京芸大教授、同学長となった。
 また、社会活動では、ユネスコ親善大使、世界平和アピール七人委員会、日中友好協会会長、文化財保護振興財団理事長、日韓友情年日本側実行委員長、東京国立博物館特任館長など、幅広く活動している。
 鷹山宇一記念美術館で平山郁夫展は、平成11年(一九九九)平成13年(二〇〇一)に続き今回は3回目である。
 今回の作品展は、「平山郁夫展~次世代への伝言~」と題して、中学生のとき、広島の原爆投下を、実際に自分の目で見た『B29から落下傘投下を目撃する』、『原爆の茸雲』、『廃墟と化した広島』から始まり、『八甲田山の残雪』、『仏教伝来エスキース』、そして『敦煌鳴沙』、『絲綢の路パミール高原を行く』、『マルコ・ポーロ東方見聞行』など、本画素描55点、大下図3点、小下図1点、合計74点が展示されている。
 それは、特に素描には平山郁夫自身の解説がついており、平山郁夫という画家の精神的な、あるいは人間的な歩みにほかならない。
 さすがに日本画壇の大御所。大変見ごたえのある作品展である。

 写真は、「『絲綢之路天空』の大下図。平山郁夫は本画を描く前に下絵を描いていた。それが下図である。
 ▽期間/9月23日~10月30日(期間中は無休)▽入館/一般850円(650円)、高校・大学生400円(320円)、小中学生200円(160円)*( )内は団体及び前売券等▽問い合わせ/℡0176‐62‐5858迄。

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