編集長のたわごと

出会いは異なもの味なもの

[編集長のたわごと]

yamamotoosamu.jpg 私はこの30年間、仕事柄様々な人たちと出会ってきた。その出会いは、私にとって宝である。

 しかし、こんな愉快な、面白い出会いは初めてである。

 3月のある日、夜7時ころであろうか。十和田市で唯一のライブハウス、ハミングバードⅡのマスター工藤信雄さんから、面白い人たちが来ているから来ないかと、携帯に電話があった。

 私はその夜、ある祝賀会があり飲んでいた。祝賀会も一段落したので、さっそくハミングバードⅡに行った。

 店に入ったとたん、見覚えのある人が、ギターを弾き歌っていた。

 だけどその歌手は、会うのが初めてである。写真やCDのジャケットなどでもみたことがない。

 しかし、なぜか見覚えがあるのである。

buru-suman.jpg 思い出した!あっ、アレだ!! 私の大好きな漫画家山本おさむさんの漫画のモデルの『Hey!!ブルースマン』だ!!

 演奏が終わって、そうでしょうといったら、そうだということになって意気投合した。

matunobeyasusu2.jpg 続いてマスターから、この人は日本テレビの「世界一受けたい授業」でお馴染みの松延康さんだと紹介された。

 松延さんは、ナント北里大学獣医学部の卒業生で、大学3年、同修士課程2年、博士過程2年、併せて7年十和田市にいたというのだ。

 ところが松延さん、オレBUNKAS新聞社を知っているよというのだ。

 えっ、何で??

 大学いたころ、看板屋でアルバイトをしていて、BUNKA新聞社の看板を立てる行ったというのだ。

 ここでまた、松延さんと意気投合、さっそく来年の市民大学に来ていただくことを約束した。

matunobeyasusu.jpg 次の日、三沢航空科学館で、松延さんの「親子で本気の理科実験」があるというので見るに行った。

 松延さんの講座が始まると、子どもはもちろん大人までもが目をキラキラ輝かして松延さんの話を聞いていた。さすが世界一受けたい授業である。この講座に参加した子どもたちはいっぺんに理科が好きになったに違いない。

 nakamuramitio.jpgそして、もう一人、ここにすごい人が来ていた。組み木絵作家の中村道雄さんである。

 組み木絵とは、木の木目や色をそのまま使い、絵具を一切使わないで、そのものずばり木を組み合わせて絵を制作するのである。中村さんの組み木絵は世界で大変高く評価されている。

 その中村さんが何故ここにということになる。

 実は、ブルースマンの西濱哲男さんと、組み木絵作家の中村道雄さん、ハミングバードⅡの工藤信雄さんは、20代の頃、アルバイト先で一緒になり、夢を語り合った仲である。

 そして、松延康さんは、北里大学在学中から工藤さんの知り合いであった。

 そこへ私が飛び込んだというわけである。

 まさに、出会いは異なもの味なも、私にとっては素晴らしい出会いであった。