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『生涯現役‐波乱万丈の95年』出版!!

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95歳で青森山田学園理事長に就任した盛田稔さん
青森、十和田、七戸で出版祝賀会

shougaigeneki.jpg 研究者の間では85歳以上を「超高齢者」、百寿を「超人類」と呼ぶそうであるが、テレビで活躍し、108歳で死去したきんさんぎんさんの双子の姉妹。99歳で処女詩集を出版した柴田トヨさん。聖路加国際病院理事長・名誉院長日野原重明さんなど、最近、100歳前後で、現役で活躍する人たちが目立って多くなってきている。
 95歳になって窮状を救うために、青森山田学園の理事長に就任した盛田稔さんもまさにその一人である。
 その盛田さんがこのほど『生涯現役‐波乱万丈の95年』を出版した。
 これは、本紙平成14年(二〇〇二)3月号から、平成22年(二〇一〇)7月号まで約8年、97回にわたり連載した『我が思い出の記』をまとめ、加筆し『生涯現役‐波乱万丈の95年』と改題し出版したものである。
 しかも、最終校正の段階で、『我が思い出の記』ではインパクトがない、盛田さんの生きざまに相応しく、『生涯現役‐波乱万丈の95年』と改題したところ、理事長就任の話しが舞い込んできたという、題名の通りまさに「生涯現役‐波乱万丈の95年」の本である。
 あらすじは、盛田さんが大正6年(一九一七)に、七戸町の川去という家が3軒しかなかった小集落で、9人兄弟4男として生まれた盛田少年は、父の仕事の関係で、八戸尋常小学校、同高等小学校、県立弘前中学校へと進む。
 そして、官立弘前高校を経て東京帝国大学に入学する。
 卒業後の昭和17年(一九四二)、陸軍見習士官として入隊。陸軍経理学校を経て、陸軍将校として中国戦線に赴く。
 敗戦後俘虜となるが、戦争中の、この中国戦線での軍隊生活がかなり詳しく記述されている。
 帰還後、職業軍人であったということから公職追放となり、同時に農地解放で田畑を失い、百姓となり荒地を開墾する。
 そして、七戸中学校から要請があり同中の教師となり、七戸高校を経て、弘前大学野辺地分校講師、同助教授、青森短期大学教授、北里大学畜産学部教授、青森大学教授を経て、昭和46年(一九七一)青森大学学長となる。
 21年間、同大学長を務め、平成4年(一九九二)退職。
 そしてこのほど、95歳にして、青森大学や青森山田高校などを運営する、青森山田学院の理事長に就任。まさに生涯現役、波乱万丈の95年でる。
 その95年を、学生に講義するごとく、わかり易く、物語としても面白く読め、また盛田さんの生きざまを知るのがこの本である。
 なお、盛田稔さんの出版祝賀会は、青森市(8月26日)、十和田市(9月2日午前11時富士屋グランドホール)、七戸町(9月15日午前11時柏葉館)の3ヵ所で行われる。
 『生涯現役‐波乱万丈の95年』(文化出版刊、B6版、555頁、定価3500円)。
 本は、大七書店(十和田市)、成田本店十和田店、成田本店青森新町店、銘書堂(七戸)に置いています。
 詳しくは、文化出版℡0176‐23‐0249迄。