夢追人ニュース

新渡戸稲造生誕150周年記念「新渡戸塾」

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石川光男さん日本人の心を説く
 nitobejuku.jpg今年は新渡戸稲造博士の生誕150年である。
 三本木開拓をした新渡戸伝、その孫新渡戸稲造につながる唯一の正当な子孫である新渡戸記念館(新渡戸常憲館長)では、新渡戸塾を開講。その第1講座は、国際基督教大学名誉教授の石川光男さんであった。
 石川さんは、「未来を創る開拓精神 未来に遺す共創都市十和田」と題して講演。
 日本は今親が自分の子供を殺したり、虐待するなど、憂いべきことが起きている。むかしはそんなことがなかった。
 これは、特に戦後欧米の文化が日本に入ってきて、欧米の文化が優れていて、日本の文化は遅れているという考え方から、日本人としての誇り、心が失われてきた結果である。
 キリスト教を根底とした欧米の文化は、○×思考、数量重視、個を重視した経済至上主義である。
 それに対して日本の文化は、自然畏敬であり、山や森林、巨木にも神がいると信じている。また、公を重視し、人とのつながり、自然とのつながりを大事にした文化である。
 公のために尽くし、三本木開拓をした新渡戸伝、新渡戸稲造博士の志を受け継ぎ、どう具現化するか。100年後の十和田市は、市民の皆さんにかかっているなど話し感銘を与えた。

 写真は、日本人の心を説く国際基督教大学名誉教授の石川光男さん