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『藝術とノエシス 評論・エッセイ 選集』出版

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 新渡戸記念館館長 新渡戸常憲さん
 notobetunori1.jpg十和田市立新渡戸記念館館長新渡戸常憲さんがこのほど、『藝術とノエシス評論 ・エッセイ選集』を出版した。
 新渡戸さんはもともと日本では数少ない音楽学博士で、音楽評論家である。
 三本木開拓をした新渡戸家8代目という立場から、新渡戸家を継ぎ、館長の傍ら今も音楽評論としての二足のわらじを履き活動している。
 『藝術とノエシス評論 ・エッセイ選集』は、新渡戸さんがこれまで『音楽の友』や『音楽現代』などに書いた音楽評論や、地元の新聞「東奥日報」や「デーリー東北」に書いたエッセイなどをまとめたものである。
 第一章「音楽芸術 評論」は、ショパンやリスト、あるいは新渡戸さんが注目する若手ピアニストたちへの評論で、非常に高い次元での専門的な追求が行なわれ、クラシック音楽を知ったひとでないとわからないであろう。
tunenorinohon.jpg 第二章「自然界の音楽を聴く 私の精神風土」は、「自己紹介」に始まり、「トンボを追って」、「建築と創造など。また、「新渡戸家の祖先」や、「昆虫学者・新渡戸稲雄」、「身近にある自然」などのエッセイで、新渡戸さんの人柄がにじみ出ている。また、新渡戸家のことも、あ、そうであったかとエピソードを通してわかるように書かれている。
 そして第三章は、「これからの日本」で、新渡戸さんが館長になって取り組んだ「未来遺産」運動や、「寺小屋稲生塾」のことなどが書かれている。
 新渡戸さんのことは、これまでも度々紹介してきているので、経歴などははぶくが、昨年4月より新渡戸記念館の館長に就任して以来、十和田市のまちづくりの新しい担い手になっていることを伺わせる。