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㈲アコーズ 専務 BEER PLAZA PILSEN 店長 岩城 康次さん

黒服、眼鏡、蝶ネクタイで駆け回る 十和田市飲食店業界のカリスマ
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岩城 康次さんプロフィール
昭和37年2月26日生まれ(51歳)。
 黒石市出身。三本木高校を卒業後、東京都立正大学へ進学。家業の事情で途中で自主退学し帰郷。当時のディスコブームの流れに乗り「ジグザグ」を経営。平成2年に「ビアプラザ ピルゼン」をオープンし、その後のカラオケブームの流れに乗り、「カラオケ フェスタ」を開業。十和田の飲食店業界を支え続けている。
 扉を開けると外からは想像出来ないオシャレな雰囲気のビアホールがあり、昔から同じスタイル、変わらない笑顔でお客様を出迎える岩城康次さんがいる。十和田市では知らない人はいないだろうと思える程の顔の広さを持っているのは昔から変わらない姿勢にあるのだと感じた。気さくで仕事は真面目、ふざけた話しから真剣な話しまで年齢は気にせずに誰でも話しの出来る人。それが岩城さんの魅力の一つで、営業だけではなく十和田市をもっといい街にしようと常に想い考え、行動している。
 ピルゼンはこの小さな町の十和田市でもキリン生ビールの専門店として東北でも上位を獲得する売り上げを記録したこともあるビアホールである。岩城さんが飲食店街の神様(カリスマ)と呼ばれる由縁は、時代の流れに遅れることなくディスコやカラオケボックスなど成功した商才だけではなく、常にお客様がどうしたら喜んでもらえるかを相手の立場にたって考える「おもてなしの気持ち」や、チャンスを見逃さず、捨てないための「もったいない精神」や、悪いことをするためには理由がいるがいいことをするためには理由はいらないと「有言実行」する行動力などがあるためなのかもしれない。商売には損得がなく、お互いに得が生まれれば経済もいい方向に向かえる。
 いい町にするには、働き住む人たちも同じ意識を持つことが大切だと語る。
 岩城さんの慈善活動の一部を紹介しよう。
 
 市援会「もったいない」から始まる慈善活動
市援会とは?...文字通り市を応援する会のことで、カケモ社長の欠畑さんを会長に、飲食業協会、遊戯業協会、ガソリンスタンド協会の協力を得て3年前に結成されました。十和田にあるいろんな会社や働く人たちが岩城さん等の口伝えで集まり協力してくれている市民ボランティア団体です。今まで捨てていた空き缶の蓋(プルタブ)やペットボトルのキャップなどを集めて換金し、そのお金で中央病院の車椅子などに替えて寄贈することが主なボランティア活動です。
 現在まで車椅子は15台寄贈しています。捨てればゴミ、集めればお金になる。1人では100年かかる事も100人いれば1年で、1000人集まれば何かが出来る、1万人集まればもっと凄い事が出来るかもしれない。「小さなことからコツコツと、やがて大きなうねりとなる!」を合言葉に市民の協力者と共に市に還元できることを考え活動しています。
 
 リユース箸を広める活動 十和田市の箸から端まで綺麗に...
なぜリユース箸に?...ゴミ袋に割り箸が穴を空け、カラスが減らない身近な環境から、日本の割り箸を作るために中国の木が伐採されている地球環境まで、日本の文化である箸は割り箸ではない。使い捨てを減らす時代になっていると感じた。スプーンやフォークは洗って使うのにどうして箸は使い捨てなのだろうと疑問に抱いた。岩城さんは飲食業協会に声を掛け理解をしてもらい箸を広めていった。結果はゴミは減り経費は削減された。
 
 百切会チャリティーゴルフコンペ
多々あるスポーツの中でこれほど年齢層が広い競技はないだろう。岩城さんの主催で、いつかは100を切ろう!と集まったゴルフ初心者たちが楽しむ場として年に1回開かれている。ちなみに必ずといっていいほど開催日は台風や雷雨に重なるらしいが参加者は増え続けている人気イベントだ。そして参加費の中からチャリティー代を集め車椅子やスタットレスタイヤなどを寄付している活動でもある。
 
 LED化、除雪、イベントなど...これからの飲食店業界の選ぶ道
不況や時代の流れによってこれからどんどん厳しくなっていくのはどの商売でも同じ。大手チェーン店は大量輸入によって安く仕入れているために個人経営の自営業は値段では勝ち目がない。数が力になることを理解し十和田市のために協力してくれる人たちで何とかしなくてはいけない現状だ。飲食業協会に働きかけLEDやリユース箸を団体購入という形式をとり、安く仕入れるために業者にお願いをし、 経費を削減する。また除雪などは市から機械を借りて自分たちで街を綺麗にする。これからは待っているだけではいけないと危機感を持ち、飲食業界だけではなく十和田市で働く人たちとみんなで笑えるように、十和田市をいい町にするために盛り上げていきたいと語る。