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㈲田島生花店 専務 脊戸 潤子さん

花で伝わる気持ちと言葉  十和田に咲いた一輪の花

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脊戸 潤子さんプロフィール
 昭和47年11月19日生まれ(41歳)。
三本木高校を卒業後、東京のJFTD学園(花の専門学校)に進学。卒業してからは東京の花屋さんで27歳まで働き、その経験を活かして家業を継ぐために帰郷する。田島生花店は昭和20年に開業。平成2年に現在の場所に移転した。一昨年に待望の長男(隆大くん)が生まれ、子育てに奮闘しながらも3代目として修業中。
 今回は産馬通りに面した花屋さん(有)田島生花店を訪れた。店内に入ると辺り一面、色鮮やかな花で飾られている。ここには冬でも春を感じられる空間がある。冠婚葬祭、歓送迎会、母の日などさまざまな行事には欠かせない彩りを添える花。女の子の将来なりたい憧れの職業に常にランクインしているであろう花屋さんに潤子さんは産まれた。
 小さな頃から花と共に育ってきた潤子さんは高校を卒業してから当然のようにお花の専門学校(JFTD学園)に進学した。それから東京の花屋さんで27歳頃まで勤め、帰郷して家業を継ぐ。潤子さんは生まれてからずっと花に携わってきたことになる。それ以外にも商店街を活性化させたいと街の情報紙『ちょこっと』の創刊時にみぞぐち布団店さん、松本茶舗さんと共同作成(現在は十和田市商店街連合会が発刊)したり、商工会青年部に参加したりと活動的な一面も見せている。花屋さんは綺麗な花に囲まれて一見、華がある仕事のように思われるが、実際は力仕事、水仕事で大変だったり、生花なので仕入れが週に何度もあったり、水や湿度、温度の管理などは1日も欠かせないなど、見えない所は大変な仕事なんだと教えてくれた。八戸の花市場に行き、仕入れる花を選別するが日本だけじゃなく世界中から花は集まっていると知った。色や質、見た目や匂い、価格なども見極めて選ぶ。
 潤子さんは花は元気を与えてくれる。幸せを感じさせてくれる。できれば一輪でもいいから家に花がある生活をしてもらいたい。花を身近に感じられるような人、家、街であって欲しいと語る。また、田島生花店の二階では生け花教室を開講しているそうで、若い人にも昔からある花の文化なども伝えたいと語った。
 花言葉などを知っていれば受け取る側も、贈る側も言葉を交わさなくても花から伝わる気持ちがある。言葉を伝えることが苦手な不器用な男の人でも、内気な女の人でも花があれば気持ちは伝えられる。様々なお客様から色々な注文はくるが「出来ない」とは言わない事を心掛けて仕事に取り組んでいきたいと語ってくれた。