はたらくひと必読!仕事人!!

㈲フォトショップふたば フォトグラファー 小原 達郎さん

記憶を引き出す宝物  大切な思い出を残す写真家

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小原 達郎さんプロフィール
 昭和54年7月11日生まれ(34歳)
七戸出身で三本木中学校に転入、三沢高校へ進学し、東京農業大学へ進学し卒業後に地元に帰郷。幼少から頑張っている野球を趣味で続けている。平成14年に実家を継ぐ形で写真を始めた。正確に年月はわからないが、大正時代に東京の二葉堂から、縁あって七戸に本店を創業。昭和40年頃に三本木稲荷神社前に十和田店をオープンした。代々受け継ぎ、6代目となる。
 今回は稲荷神社の前にある㈲フォトショップふたばのフォトグラファー・小原達郎さんを訪ねた。青森に帰郷してからはPGC(パイオニアグリーンサークル)に入会し、そこで出会った人たちからいろいろな技術を学んだと語る。当時はフィルムでネガを焼くという現像方法の写真だったが、現在は100%デジタルに変わってきている。その影響からか、せっかく思い出として写真を撮っても現像する人は減ってきているように感じると語る。達郎さんが現在、一番力を入れているのは「家族写真」だと教えてくれた。きっかけは、あの東日本大震災だった。ボランティアで「写真を洗う」手伝いをしていた。お婆ちゃんが泣きながら家族の写真を探している現状も見てきた。潮水に浸かった写真はなかなか復元は難しい。人の薄れていく記憶を、写真は一瞬で思い出せる宝物なんだと改めて写真の大切さを感じたと言う。
 あまり宣伝はしていないらしいが、写真を現像してアルバムに貼るのではなく、画像データを元に構成・デザインをし、写真集のようなアルバム製作もしている。お店に訪れた時には是非、目を通してもらいたい逸品だと感じた。また、去年から取り組んでいる「ラブフォトメッセージ」という写真に言葉を入れて大切な人への贈り物として渡せる企画もあり、額と送料込みで3000円(税別)となっている。達郎さんは仙台で毎年やっているイベント「家族の絆展」にも出展する。様々な節目に撮る写真も大事だが、何でもない様な日常も家族にとって大切な一枚なんだと感じた。
 写真を残す意味を考えれば、何十年後かに「過ぎた日を思い出せる宝物」を増やす事も今後は楽しみになるだろうと感じた。