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大正15年生まれ 米寿の歌姫 盛田 敬子さん

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女性合唱団コールアゼリア20名中80歳以上が7名

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 日本一短命県の青森県。その理由として、タバコや酒の消費量が多い。農業県なのに野菜の摂取が少ない。インスタントラーメンの消費量が多いなどの様々な理由があげられている。
 つまり生活習慣がなっていないということである。
 その中でも特徴的なのは3次活動時間のなかの積極的な自由時間活動が全国最低である(総務省「社会生活基本調査)。3次活動時間とは、仕事以外の自由時間の過ごし方である。つまり、研究や学習、趣味、娯楽、文化的活動、スポーツ、ボランティアなどの時間である。
 特に、退職ないし60歳を過ぎてから、趣味や文化的活動、スポーツ、ボランティアなどをすることが、いかに健康につながるかを証明しているのが、ここで紹介する女性合唱団コールアゼリア(浜田登美子会長)である。
 コールアゼリアの団員は20名(指揮者・ピアノ伴奏者を除く)。この20名の中で、80歳以上が7名。そしてその最高齢者が大正15年(一九二六)生まれで、今年米寿を迎える盛田敬子さんである。
 コールアゼリアは昭和38年(一九六三)三本木小学校PTA文化部を母体として生まれ、昭和44年(一九六九)にPTAから独立して十和田ママさんコーラスとなり、昭和55年(一九八〇)にコールアゼリアと改名。半世紀以上の歴史を持つ女性合唱団である。
 6月7日に行われた創立52周年演奏会には『あの鐘を鳴らすのはあなた』、『野薔薇』、『荒城の月』など、とても80歳以上の人たちが歌っているとは思えない美しいハーモニーを聴かせてくれた。
 盛田敬子。大正15年(一九二六)12月8日、七戸町に生まれる。年号が昭和に変わるのは12月25日だから、ぎりぎりの大正生まれということになる。七戸高等女学校卒業。同時に18歳で七戸小学校に教師として勤務。以後、上北郡内の小学校を廻り55歳で退職した。コールアゼリア歴35年である。
 「コールアゼリアの練習は2時間歌いっぱなしです。これまで医者にかかったことがないです。趣味を持って、みんなと一緒に笑って食べて、それが健康の秘訣です」と語る。コールアゼリアのみんなもそうであろう。
 退職、あるいは60歳を過ぎたら、趣味やボランティアなど社会活動に参加し、仲間をつくり生きがいをもとう。それが健康で長生きの一番の秘訣である。