ローカルニュース

日本を再び戦争をしない国に想いを込め「原爆写真展」

[ローカルニュース]
ロシマ・ナガサキ 原爆と人間 多くの市民、たくさんの親子が訪れる

犠牲になるのはいつも庶民
 安倍内閣の憲法拡大解釈で、日本は再び戦争をする国になるのではないかという懸念が国民の間で高まり、反対運動が大きなうねりになりつつある。
 そんな中、再び戦争をする国にしてはならないという思いを込め、このほど十和田市民文化センターで「原爆写真展」(十和田市原水爆禁止の会・苫米地宣廣代表=主催)が開かれ、「原爆と人間」、「サダコと折鶴」、平和の絵本などが展示された。
 これには多くの市民、たくさんの親子づれが訪れ原爆の悲惨さに見入っていた。
 *写真は、パネルを撮ったため光が反射しているところもありますのでご了承ください。

hirosima7.jpg
 原爆での犠牲者は広島で122,338人、長崎で73,884人といわれている。原爆亡くなったそのほとんどが庶民である。もう二度とこんなひどい思いをしたくない。それが戦争永久放棄の第九条の平和憲法を生み出したはずである

hirosima6.jpg
 多くの市民、たくさんの親子が訪れ熱心に原爆の写真展を見ていた。家に帰って親子でどんな話をするのであろうか

hitrrosima2.jpg
 水槽には三人、四人と水をもとめて重なりあって死んでいる。倒壊した家の中にも傷ついて横たわっている人。のどが乾いてたまりませんでした。水にはあぶらのようなものが一面に浮いていました。どうしても水が欲しくてとうとう油の浮いたまま飲みました(長崎・平和の泉の碑文)

hirosimna1.jpg
 来る日もくる日も新たな死者の数がふえつづけていた。火葬が毎日どこかの空き地で行われた。家族の手で葬られるもの、最後の一人を見送る仲間、あるいは引き取り手のいない遺体...。まだ暑さの残っている秋の夕暮れ。晴れ着を着せられ、焼かれようとしている姉妹の顔は、お化粧されて美しかった(長崎原爆資料館より)


hirosima4.jpg
 佐々木禎子は2歳のとき、広島の爆心地から1.7㎞の地点で被爆しました。奇跡的に無傷でしたが、被爆から10年後、小学校卒業目前に白血病に襲われました。「鶴を千羽折ると病気が治る」という伝説を信じて鶴を折り続けましたが、願いはかないませんでした。サダコの級友たちは、彼女の死がむだにならないことを願って、募金運動にたちあがりました。日本中の子どもたちの協力をえて、広島平和公園に、「原爆の子の像」がつくられました(「サダコの千羽鶴」より)

hirosima3.jpg
 川には人間がばたばたと飛び込んでいた。ほとんどがはだかにみえた。男女の区別さえつかない。死んでいる人。うめいている人。水をほしがる人。がむしゃらにさけぶ者ー。この姿を見ない者には話してわからない(山口瞳『ヒロシマ・ナガサキ二重被爆』より)

hirosima5.jpg
原爆でまっ黒焦げになった子ども


hirosima8.jpg
  二〇一〇年NPT再検討会議NGOプレゼンテーションで自らの写真(米国返還資料)を掲げ発言する長崎・谷口稜曄さん