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追悼!九條今日子展「きみが歌うクロッカスの歌」

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~寺山修司と九條今日子のラブレター~

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 三沢市寺山修司記念館の名誉館長で、寺山修司の元妻の九條今日子さん(本名=寺山映子)さんが今年4月に死去(享年78歳)した。
 寺山と結婚後、天井桟敷のプロデューサーとして寺山の活動を裏で支えてきた九條さん。寺山と恋愛時代から天井桟敷など、寺山と九條さんのその知られざる姿を追ったのが、この「追悼!九條今日子展」である。
 九條今日子さんは、SKD(松竹歌舞団)で舞台デビュー。その後松竹映画に移り、昭和33年(一九五八)ころから『花嫁の抵抗』、『悪女の季節』、『素晴らしき十九歳』、『黄色いさくらんぼ』など、主役は取れなかったものの青春映画のマドンナであった。
 そのころの寺山は、昭和34年(一九五九)に谷川俊太郎の勧めで書いたラジオドラマ『中村一郎』が民放祭大賞を受賞。その後処女シナリオ『十九歳のブルース』を書くが映画化されず。翌35年(一九六〇)『乾いた湖』(篠田正浩監督)で松竹女優九條映子(九條今日子)と出会い一目ぼれ。連日の手紙と電話で猛烈にアタック。こうして二人は昭和37年(一九六二)に結婚した。
 「追悼!九條今日子展」は、九條今日子の映画女優時代のスチール写真や、寺山のラブレター、九條今日子への想いの詩など450点、寺山と九條さんの熱き青春の愛の軌跡が展示されている。
 また、この展示会の冒頭の8月2日に、寺山修司記念館フェスティバル2014夏「九條さん、ありがとう!」が開かれ、天井桟敷の歌手蘭妖子ライブと、天井桟敷に関わったJ・A・シーザー、蘭妖子、佐々木英明、笹目浩之のトークショーが行われ九條今日子さんを偲んだ。
 「追悼!九條今日子展」は平成27年(二〇一五)3月29日迄。問い合わせは、℡0176‐59‐3434。