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十和田市現代美術館入館者が6年4ヵ月で100万人突破!!

[夢追人ニュース]
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 十和田市現代美術館(藤浩志館長)は8月23日、入館者が100万人を突破した。
 現代アートって何だ??そんなのでひとが来るわけがない。税金の無駄遣いだなどと市民賛否両論の中、平成20年(二〇〇八)4月26日オープンした。
 本紙もオープン1年前の平成19年(二〇〇七)1月号より「野外芸術文化ゾーンって何だ!!」というテーマで、金沢21世紀美術館や広島市現代美術館などの現代美術館や、十和田市現代美術館に展示される予定の23人の作家及びその作品を紹介してきた。
 ところがふたを開けてびっくり。美術雑誌やテレビで大きく取り上げられ、桜の満開と重なったこともあり、4月26日から5月6日までのゴールディンウィークの11日間に2万8405人が入場し、現代美術館への不安はいっぺんに吹っ飛んでしまった。
 以後、その年の9月3日、オープン130日目で10万人突破。1年後の平成21年(二〇〇九)5月6日に20万人突破。同9月23日に30万人突破。平成22年(二〇一〇)4月野外芸術文化ゾーンが完成しグランドオープン。その年の6月6日に40万人突破。同11月16日オープンして2年半で50万人を突破した。
 が、平成23年(二〇一一)3月11日、東日本大震災が勃発。さらに福島原発の事故が重なった。東北全体がそうであったように以後入館者が鈍化。にも関わらず、その年に発刊された『日本の美術館ベスト100ガイド』(マガジンハウス刊)の表紙を飾っただけでなくグラビアで9頁を割いて紹介された。平成24年(二〇一二)6月23日70万人突破。同年環境芸術学会のそのトップ賞である第1回環境芸術学会賞を受賞。そして昨年5月9日オープン5年目で83万人が入館。さらに今年(二〇一四)1月地域創造大賞(総務大臣賞)を受賞。そしてこのほど100万人を突破した。
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 十和田市現代美術館人気の秘密は何であろうか。第1に、世界的な建築家西沢立衛氏設計による官庁街通りと一体となったガラス張りの美術館の建物の話題性であろう。第2に、美術館の準備段階から企画や運営に携わってきた南条史生森美術館館長とそのグループによる企画力の強さ、発信力の強さであろう。
 今やアートや建物が観光になる時代である。かつて文化の砂漠といわれていた十和田市。十和田市現代美術館は、文化でまちづくりの先進事例となった。
 100万人目の入館者となった吉田千恵さん(宮城県)