三沢市寺山修司記念館

寺山修司演劇祭2014 異才を放つテラヤマ・ワールド

[三沢市寺山修司記念館]
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 昨年、寺山修司没後30年を記念して行われた寺山修司演劇祭が、今年も8月29、30の両日星野リゾート青森屋で行われた。
 異才・鬼才といわれた寺山修司の活動の中でその異才ぶりをいかんなく発揮したのが「演劇実験室・天井桟敷」である。寺山修司演劇祭は、その寺山演劇の再現である。
 早い時期から「天井桟敷」の音楽を担当してきたJ・A・シーザーが率いる「演劇実験室・万有引力」は、寺山演劇のダイジェスト版『百年たったら帰っておいで~演劇零年 百年の孤独』を上演。「天井桟敷」出身のおきあんごらが盛岡で結成した「劇団赤い風」が『星の王子様』を上演。いずれもこれが寺山演劇だという寺山演劇の独特な雰囲気を再現して魅せてくれた。
 寺山演劇祭はこの他、やはり「天井桟敷」出身で、詩人でもある寺山修司記念館館長の佐々木英明の構成・演出・出演による「寺山修司へのオマージュ 五月の序詞」が、佐々木英明、青森大学演劇部、同文芸部によって上演。さらには夜にはカッパ沼「浮見堂」の特設会場で、J・A・シーザーによる野外コンサート「山に上りて告げよ」が行われ、寺山の異空間に浸った二日間であった。
 写真は、演劇実験室・万有引力『百年たったら帰っておいで』の舞台