BUNKA新聞社30年の歩み

5‐2 実践し学び取材する

[BUNKA新聞社30年の歩み]
②ふるさとコンサート

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 私が新聞を発刊した翌昭和59年(一九八四)に、白菊学園高校(現聖ウルスラ学院高校)音楽科3年生だった佐藤志保が、第38回全日本学生音楽コンクール全国大会声楽部門で優勝した。これは東北・北海道での優勝は初めてという快挙であった。同じく七戸町出身の打楽器奏者新谷祥子が、第1回日本打楽器コンクールで準優勝した。
 その他、絵では新制作協会展で新作家賞を受賞していた明山応義が、第2回東京セントラル油絵大賞展で入選。滝沢哲雄が東京国際美術協会第3回国内展で佳作賞を受賞。写真では村木節子がシュピゲール写真展でそのトップ賞である棚橋賞を受賞。出版では、十和田市出身の動物写真家の米田一彦が偕成社より『ニホンカモシカ』を出版。小説現代新人賞を受賞していた川上健一が講談社より『タ・オ・ル』を出版。動物写真家の菅原光二が童話『カラスのクロシはがんばった』を出版するなど、文化新聞の発刊を待っていたかのように、次々と文化的ニュースが飛び込んできた。そして昭和61年(一九八六)5月、市民待望の十和田市民文化センターがオープンした。
 絵や写真、本は観る、あるいは読めばわかる。が、音楽はたとえば新谷祥子さんが打楽器コンクールで準優勝したといっても、どんな音楽なのか聴かなければわからない。
 ちょうど文化センターがオープンした。それではふるさとに帰っていただいて聴こうじゃないかということで、昭和61年6月に、文化センターのこけら落としもかねて、BUNKA新聞社主催で第1回ふるさとコンサート「祥子=マリンバinふるさと」を開催した。これは新谷祥子さんが所属していた岡田知之打楽器合奏団と一緒であった。
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 以下、第2回ふるさとコンサート「音楽界にはばたく郷土出身若人によるふるさとコンサート」(昭和62年5月)出演/日高尚子(ソプラノ)、新谷祥子(打楽器)、鳥谷部良子(フルート)、高坂文子(ピアノ)、比内千穂(ソプラノ)、太田寿美子(ピアノ・ヴァイオリン)。十和田市民文化センター。
 第3回ふるさとコンサート「鳥谷部良子ふるさとコンサート」(平成元年3月)出演/鳥谷部良子(フルート)。七戸町柏葉館。
 第4回ふるさとコンサート「立崎恵理子、鳥谷部良子ジョイントコンサート」(平成2年2月)出演/立崎恵理子(コントラバス)、鳥谷部良子(フルート)。十和田市民文化センター。
 第5回ふるさとコンサート「中山エミディナーパーティ」(平成3年2月)出演/中山エミ。十和田富士屋ホテル。
 この他十和田市民文化センター主催で、私がプロデュースしふるさとコンサートを行った。
 十和田市民文化センター開館10周年記念ふるさとコンサート「今、ふるさとに帰る」(平成8年10月)出演/太田一也(チェロ)、前田征志(ファゴット)、新谷祥子(打楽器)、佐藤志保(ソプラノ)。十和田市民文化センター。太田一也は、第54回日本音楽コンクールチェロ部門で入選している。
 十和田市民文化センターふるさとコンサート「ふるさとへ錦飾りて候ー。」(平成10年1月)出演/前田征志(ファゴット)、鳥谷部良子(フルート)。十和田市民文化センター。と合計7回行った。

③その他の実践

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 この他、文化講演会や劇団公演、美術展、写真展なども行った。
 健康文化講演会「がん細胞の誕生」(講師/黒木登志夫東京大学教授)昭和62年(一九八七)7月、十和田市民文化センター。黒木登志夫は私の友人の友人であった。
 十和田文化新聞社5周年記念「荒馬座」特別公演『太鼓ようたえ』荒馬座は、私と妻が20代のころいた劇団である。昭和63年(一九八八)4月、十和田市民文化センター。
 鈴木ユリイカ文化講演会
 鈴木ユリイカは詩人で詩壇の芥川賞といわれるH氏賞の受賞者である。昭和63年10月、十和田市中央公民館。
 「細川剛写真集『寒立馬』出版記念写真展」平成2年(一九九〇)2月、十和田市民文化センター。
 「高見政良自選展」(美術)平成4年(一九九二)8月、十和田市民文化センター。