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オペラ「シンデレラ」をもってふるさとへ凱旋公演

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 藤原歌劇団団員テノール歌手の山内政幸さん

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 十和田市出身のオペラ歌手で藤原歌劇団正団員の山内政幸さんが、このほど十和田市民文化センターでオペラ『シンデレラ』の公演を行い、市民から大きな拍手をもらった。山内さんにとってオペラ歌手になって初めてのふるさと十和田市でのいわば本格的オペラの凱旋公演となった。
 山内政幸さんは昭和49年(一九七四)5月十和田市に生まれた。三本木中、八戸工大二高、昭和音大短期大学、昭和音大声楽科を卒業。同時に日本オペラ振興会オペラ歌手育成部マスターコース終了後、藤原歌劇団に入団。一昨年晴れて団員に昇格した。
 藤原歌劇団は、日本のオペラの先駆者である藤原義江が昭和9年(一九三四)に日比谷公会堂にプッチーニの『ラ・ボエーム』を上演したのが最初とされ、最初は藤原歌劇団として活動していたが、昭和56年(一九八一)に日本オペラ協会と合併統合し、日本オペラ振興会となり「藤原歌劇団」の名称は、西洋オペラの公演事業名として残している80年の歴史を持つ。その団員約200名、準団員500名という日本最大のオペラ集団である。
 山内さんは藤原歌劇団での公演の他、若手の歌手たちと「Divo e Diva」を結成、公演活動を行っている。今回はその公演であったが、山内さんはサンドリヨン(シンデレラ)を見初める王子役として出演。オペラの醍醐味を魅せてくれた。
 また、オペラというと音楽はオーケストラで演奏されるが普通だが、地方では予算やオーケストラボックスがない(十和田市民文化センターはある)などの理由でなかなかできない。がエレクトーン2台でオーケストラが演奏されたのにはちょっと驚きであった。
 話はちょっと横道にそれるが、山内さんは大晦日も押し迫った12月27日、地元冨士屋グランドホールで、熱烈なオペラファンであった裕子さんと晴れて結婚。ここでは余興で自ら日本歌曲を歌うなどして、文字道理主役をつとめた。

シンセサイザー2台でオーケストラ

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