編集長のたわごと

十和田市は24億かけ焼山の現代美術館の分館を作るというが

[編集長のたわごと]
 十和田市のエコパーク構想の話しが、国立公園に隣接した場所に大規模養豚場建設の話しが出たとたんに、いつのまにか聞こえなくなってしまったと思っていたら、突然に焼山地区活性化事業計画がでてきた。この焼山活性化計画は、総事業費が24億1000万円、その中心となるのが十和田市現代美術館の焼山分館で、建物の工事費が10億4000万円、アート作品購入費が6億7000万円、併せて17億1000万円である。
 十和田市現代美術館が注目されたのはアート作品そのものではなく、官庁街通りに解放されたこれまでの美術館の常識を破った全面ガラス張りの建物であった。焼山に果たして二匹目のどじょうがいるであろうか。
 そこへ突然に降って湧いたように出てきたのが新渡戸記念館の休館である。築50年以上経っているので耐震基準が著しく劣っていることがわかった。が、十和田市の原点である新渡戸記念館を3年も4年も放っておくことはできない。
 今十和田市には、この新渡戸記念館の他、中央の雑誌に「破壊寸前の十和田観光」と書かれるほどまで落ち込んだ十和田湖の問題がある。焼山を一度白紙に戻して、新渡戸記念館及び十和田湖、そしてエコパークをどうするのか。その上で焼山の活性化を位置付けなければ市民は納得しまい。