編集長のたわごと

突然ですが...

[編集長のたわごと]
 突然ですが、十和田湖の復興に携わることになりました。ことの経緯はこうだ。私は6年前に『十和田湖はむかし信仰の湖だった古道を歩く』を出版した。明治36年(一九〇三)に奥入瀬渓流の道が開通されるまで人々は十和田湖のおさご場に吉兆を占うために非常に険しい山道をのぼって行った。しかしその古道は、私を案内してくれた東正士さんは88歳でもう歩けない。古道を知っているのは私しかいない。私も73歳、私が歩けなくなれば古道は永遠に失われてしまう。そう思った私は昨年7月「元気なうちに伝えておきたい十和田湖への古道」探索を行った。マイクロバス1台25人の定員に対して自分で車を出しますからといって30人参加した。以後3回延べ74人が参加。このまま別れるのは忍びないと12月に参加者に呼びかけ望年会を行った。それに十和田湖から7名が参加した。十和田湖から下山し街に飲みに来る。これは初めてのことであった。今年1月、十和田湖で行われた「ふるさと魅力再発見!座談会」の席上私はつい、十和田湖の現状を何とか打開したいと「十和田湖の未来を考える会」をつくりますと宣言してしまった。そして1月20日に第1回設立準備会を行い、3月21、わずか2ヵ月でNPO法人を設立した。幸いに息子がBUNKA新聞社を継いでくれた。73歳の私の新しい観光事業の起業である。小笠原カオルまだまだこれっからである。