はたらくひと必読!仕事人!!

株式会社 写真のオクヤマ 代表取締役 奥山 洋一さん

 時代の流れと共に進化する写真
ひとの歴史と未来をうつす仕事人
okuyamayouichi.jpg
プロフィール 昭和36年2月8日生まれ(54歳)
七戸町出身、三本木高等学校を卒業後、日本大学芸術学部写真学科に進学し、東京で就職しコマーシャルフォト(広告営業写真)の仕事を13年間学ぶ。母親が病で倒れたことをきっかけに帰郷し家業を継ぐ。52歳で代表取締役として就任し、現在は3Dプリンターでのフィギア作成など新しい事に取り組み続けている。

 今回は何かと話題になっている3Dプリンタのフィギア制作やマタニティを対象にしたボディペイント写真(ベリーペイント)など新しいものに取り組んでいる株式会社 写真のオクヤマの代表取締役・奥山洋一さんを訪ねた。
 写真のオクヤマの創業は昭和10年。設置カメラでフイルムに焼いて暗室で現像する、今ではテレビでも見る事がなくなった古き時代、三代目となる奥山さんの大学時代はポータブルカメラが少しずつ普及されてきた時代だった。当時のセンシトメトリー(感光材料の感度測定)の権威である教授から「君たちが今から学校で学ぶ事は、将来、まったく役に立たなくなる」とはっきり言われたことは今でも忘れられないと語る。それを証明するかのようにカメラは携帯型となり、デジタル化し、画像解析は高くなるなど急激な進化を遂げてきた。
 写真の「あるある話し」の一つ、大掃除の時に昔の写真アルバムをつい見てしまうと懐かしさが溢れて止まらなくなる。そんな想いに共感できる時代があった。
 しかし、時代の流れか現代ではカメラではなく携帯電話の電子映像としてデータに保管し、SNSなどに投稿して終わり。データが消えると思い出を残すことさえ出来なくなるのは残念だとも思う。写真を現像する人も減ってきている。写真屋として何とかしなくてはいけない現状に、写真の良さを伝えるだけではなく、新しいアイディアで顧客を呼ぶ事も必要だと感じた。
 写真のオクヤマでは時期企画の撮影会や写真展を開催したり、、3Dフィギアの制作をしたり、ベリーペイントなど様々な事に挑戦している。時代の流れや技術の進化にいま何が自分に必要か、自分の価値が何なのかを考えなければいけないと笑いながら語ってくれた。