編集長のたわごと

自衛隊が外国で殺し殺される前に戦争法を廃棄しよう

[編集長のたわごと]
 安倍政権が数を頼りに違憲戦争法案を十分な説明も曖昧に無理やり通した。安倍の祖父岸信介が新安保条約を強行採決したのと同じ形になった。が、結果は55年前と全く違う方向に進んでいる。60年安保のときは新安保条約が採決されたあと、反対運動が急激にしぼみ、あの激しい運動は何だったのかと思ったが、今回はしぼむどころか次の参議院及び衆議院の選挙で賛成議員を落し安倍政権を倒すぞと、若者や主婦、学者など国民各層に深く広がっている。
 これこそが民主主義の原点である。先の衆議院選挙で自民党が294席、公明党と併せ325席と国会の三分の二を占めた。が、自民党が圧倒的に支持されてそれだけの議席を占めたのではない。その支持率は小選挙区制で43・01㌫、比例で27・62㌫に過ぎなかった。それが実際には小選挙区で237議席、つまり4割の得票率で8割の議席を占めたことになる。比例では57議席だから全議席の3割のみである。これが自民党に対する正しい評価である。自民党が圧勝したのは小選挙区制という民意を切り捨てる選挙制度のお蔭で、実際に自民党を支持している国民は3割しかいないということを国民ははっきりと認識した。次の選挙では棄権しないで選挙に行こう。これが合言葉である。
 アフガンでは米軍が国境なき医師団の病院を誤爆した。バングラデシュでは邦人が殺された。自衛隊が外国で殺し殺される前に戦争法を廃棄しなければ。