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県境つないだ十和田湖マラソン 十和田湖の魅力を全国に発信する

[ローカルニュース]
県境つないだ十和田湖マラソン
十和田湖の魅力を全国に発信する自然と人が駆ける道
 7月10日に十和田商工会議所青年部が中心となり、十和田湖を活性化させようと地域と連携し、十和田湖の湖畔を走る第一回十和田湖マラソンが開催された。
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 秋田県と青森県の県境を十和田湖畔に沿って21㎞を駆けるこのマラソン大会は北海道から長崎まで、15歳から78歳までの463名の選手が参加した。受付・集合場所は休屋にある「十和田湖観光交流センターぷらっと」前、そこから遊覧船に乗って十和田湖の景色を楽しみながらスタート地点である秋田県大川岱に移動し、ゴールである子ノ口を目指す。前日までの60%の雨予報は大会成功を願い耐えるかのように時折小雨が降るも太陽の下、開会式が始まり、実行委員長の佐藤百年氏は「走りながら十和田湖の景色や魅力を楽しんで是非、全国へ発信して欲しい。そして何度でも足を運んで欲しい」と挨拶。今大会最年少の米田親一郎君が選手宣誓の挨拶をした。
↓第1回十和田湖マラソン実行委員長を務める佐藤百年さん
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↓選手宣誓を誓う参加者最年少の米田親一郎くん(15)
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↓合図と同時に一斉に勢いよくスタートする選手ら
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 スタート前に合図を待ち、意気込む参加者に訪ねると「ここは標高差のあるコースでのぼりや下り、カーブも多いこのコースは全国でも珍しいです。走る側にはかなり難易度が高い厳しいコースでとても待ち遠しかった!」と笑顔で喜びながら教えてくれた。スタートの合図で100m走かと思うくらいのスピードで先頭集団が走り抜ける。ボランティアスタッフ285名が大会運営を支え、小坂中学校、十和田湖中学校、十和田第一中学校の生徒らも給水ポイントで選手らを励ましながら大会を盛り上げる。十和田湖マラソンは険しいコースと時々降る雨、蒸せる暑さ、自然の厳しさとエネルギーを感じながらの疾走となった。
 1位のゴールテープを切ったのは秋田県鹿角市の尾崎紀幸さん。タイムは1時間15分46秒だった。ゴール後はしばらく動けないほどの疲労、最初の一言は「よいでね~(秋田弁で容易ではない)」と苦しかったコースを振り返る。10秒後に2位の小坂橋大史さんがゴール。出身は旧十和田湖町で現在は仕事で県外にいるがマラソンを機に帰郷してチャレンジしたという。お互いに健闘を称えあう姿は次々とゴールするランナー全てに窺えた。
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↑笑顔でガッツポーズ!互いを称えあう男子1位尾崎紀幸さん(右)、2位小板橋大史さん(左)と
女子1位川村美学さん(写真下)
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↓ゴールで選手を笑顔とお水で迎える十和田第一中学校の生徒ら
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 女性の部第1位は川村美学さんでタイムは1時間29分04秒。南部町にあるはらだクリニックに勤務。一緒に出る予定だった院長が肉離れのため断念したため孤軍奮闘。また名川中学校の陸上部のコーチもしているという。距離もコースも厳しかったと振り返る。
 次々とゴールする選手らは疲労困憊で足取りもフラフラ、汗と雨でずぶ濡れになりながらも目は輝いているように笑顔が絶えなかった。順位ではなく目標を達成した充実感が会場を埋め尽くす。
↓閉会式会場では十和田バラ焼きとひめます汁の無料提供があった。疲れて冷えた参加者の心と身体を温めた
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 ゴールした選手らは子ノ口から休屋にフェリーで移動し閉会式を待つ。会場では十和田バラ焼きとひめます汁が無料提供された。ボリュームある「バラ焼き+おにぎり」に「ひめます汁」のさっぱりした味の相性は抜群で、疲れで身体の冷えた選手らを力付ける。表彰式では小山田市長が標高差183mある厳しいコース、これを成功させたのは参加者や大会運営の協力者だと感謝の意を述べた。そして、今年を第1回とするならば第2回の開催も期待したいと挨拶した。年齢性別ごとに表彰式が行われ受賞者には実行委員長佐藤百年氏から記念品が贈られ大会は大成功のまま幕を閉じた。
【男子】高校生以上39歳以下①尾崎紀幸②小板橋③目移/40歳以上49歳以下①金澤貴②三谷③羽賀/50歳以上59歳以下①畠山一則②石岡③鶴ケ崎/60歳以上①永井恒②桧山③小西
【女子】高校生以上39歳以下①川村美学②橋本③原子/40歳以上49歳以下①敦賀奈津子②千葉③松原/50歳以上59歳以下①工藤小百合②久保③藤田/60歳以上①秋田秀子②小笠原③佐藤 ※1位選手のみフルネームで記載