はたらくひと必読!仕事人!!

丸井商事株式会社 統括課 課長 丸井 香織さん

[はたらくひと必読!仕事人!!]
心と身体を温める癒しの空間
人が集まる温泉目指す女将さん
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~丸井香織さんプロフィール~
 昭和61年12月6日生まれ(29歳)十和田市出身。三沢高等学校を卒業後、東京にある共立女子大学に進学するが諸事情により大学2年の時に中退。当時は何かをやりたいという気持ちは強く、その何かを探して通信大学や心理学など学んだりしていた時期もあった。23歳の時に就職が決まっていたが、とある事件があり実家に戻ることになり、そのまま丸井重機建設に就職する事となる。十和田温泉オープンに伴い丸井商事株式会社に異動し総括課の課長として就任する。温泉ソムリエの資格も取り、女将的存在でお客様を迎える。

 今回訪ねたのは十和田温泉で美人女将を兼ねる丸井商事株式会社の総括課課長の丸井香織さんだ。22歳の頃に帰郷してからは丸井重機建設に総務として就職。また同年、何かをやりたいという意欲を持って十和田青年会議所にも入会し、十和田市のこれからについて様々な考え方や経験を学ぶ。数年前に丸井商事が十和田温泉を営業すると聞いた時はまだ他人事だったがオープンしてから直ぐに丸井商事に異動する事が決まり、29歳の若さで統括課課長として就任した。
 お客様に喜んでもらえるようにと任され、温泉ソムリエの資格も取得し、フロントに立って何を求められているか考えた。老若男女、様々な利用者の方が多いが、女性の視点から美容や癒しの空間として利用できるように「和酒女子」と企画した酒粕パックや、十和田バラ焼きゼミナールとコラボした「バラ風呂」など、女性の憧れを叶えられるような温泉を目指したいという。また、ゆったりとした空間と時間を過ごせるように漫画や雑誌、小説などを多めに置き、利用者が時間を気にせずくつろげるゆとりのスペースも用意した。
 まずは人材育成からとスタッフ内で「ありがとうカード」と名付けた感謝の気持ちを伝える投書箱を設置。これによって親近感が生まれ、感謝される喜びを知り、女性が働きやすい雰囲気と環境を作りたい。それがお客様にも伝わるような接客を心掛けていると教えてくれた。
 温泉は「安全・安心・清潔感」を一番大事にしたい。細かな所に目が届くような清掃と、かゆいところに手が届くようなサービスを提供したいと語ってくれた。
 営業は順調で利用客も増えている中、事件は今年7月に起きた。お客様から温泉が温いと報告があり、調べてみると塩分濃度が強いためか地下の配管ケーシングに穴が空いてしまい土が混ざった源泉が流れ出てしまっていた。やむなく約一ヶ月間休業する事となり、同敷地内に温泉を掘削する事を決めた。一時的にボイラー設備を導入し、源泉を混ぜた湯沸かし湯で営業は再開。工事中に珍しい掘削現場見学ツアーを企画するなどピンチがあってもプラスに変えていこうとする姿勢が素晴らしいと感じた。やりたい事はいっぱいあるが今はまだ我慢、温泉としての営業は今年12月から再開する予定なのでお客様が喜ぶような企画も今後考えていきたいと語った。