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第20回ふるさとイベント大賞で桜流鏑馬がトップの総理大臣賞

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 十和田市で毎年4月下旬、桜の季節に行われる「桜流鏑馬」が一般財団法人地域活性化センターの地域イベント表彰‐第20回ふるさとイベント大賞のトップ賞である内閣総理大臣賞を受賞した。
 青森県ではこれまで、第3回イベント大賞で五所川原市の立佞武多が第2位にあたる優秀賞を、第15回で田舎館村の田んぼアートがトップ賞である総務大臣賞を、第19回では弘前市のお山参詣が第3位にあたる優秀賞を受賞している。
 流鏑馬はもともとは武士の実戦弓術として平安時代から行われていたものを源頼朝が復活させ武士のたしなみとして幕府の行事に組み込んだといわれている。それが青森県では櫛引八幡宮など、歴史の古い神社の神事として現代に伝わっているものである。
 それを、神事からスポーツとして発展させようと平成14年(二〇〇二)に流鏑馬競技連盟が発足。十和田市では生きた馬でまちづくりしようと平成13年(二〇〇一)に馬事振興協会が発足し、生きた馬100頭による第1回「駒まつり」が開催された。このとき十和田乗馬倶楽部会長中野渡利彦さん等によって初めてスポーツ流鏑馬が一般に披露された。
 そして平成15年(二〇〇三)の第3回「駒まつり」で第1回流鏑馬大会を開催。
 その翌平成16年(二〇〇四)に第1回目の桜流鏑馬が行われた。駒まつりは秋に行われたのに対して、桜流鏑馬はその名の通り女性らしく桜の季節、4月下旬に行われてきた。
 注目は、女性が華やかな衣装を身にまとい、疾走する馬に、弓を持ち手放しで跨り、180㍍の鉄砲馬場を、約60㍍間隔に置かれた三つの的に騎射するのである。その馬の速度は180㍍を速いひとで9秒台、遅いひとでも10秒台で走り抜けなければならない。その10秒間に矢を取って構えて射る。これを3射しなければならないのである。女性ならではの華麗で豪快、かつ勇猛果敢な人馬一体となったスポーツである。
 平成16年の第1回桜流鏑馬を紹介する記事で本紙は「将来は十和田市を代表するイベントに」(平成16年5月号=第245号)と書いた。それから12年、馬でのまちづくりの一つの頂点を極めた桜流鏑馬。まさに全国に発信する馬のまち十和田市を代表するイベントに育った。