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夢を叶えた人の言葉 平成29年度「夢への挑戦」講師・佐々木則夫

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 市内、近隣の中学生を対象に文化やスポーツで活躍した著名人を講師に呼び、夢を叶える力、その努力や体験や感動を伝え、将来の夢や希望の実現のため努力し目指す意欲や姿勢を育てる講演会「夢への挑戦」が9月5日に十和田市民文化センターで開催された。
 講演会は第2学年の中学生545名が参加し、講師であるサッカー日本女子代表前監督・佐々木則夫氏を招いて開演された。佐々木氏はサッカーを志す者なら誰でも知っているであろうFIFA女子ワールドカップで澤穂希選手を率いる日本代表を初の優勝に導いた一流の監督だ。
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 佐々木氏は「多感な時期だからこそ何かを感じて欲しい。1人1人がどういう生き方、姿勢なのか、聞き方次第で受け取り方も変わる。意味のない講演になるか意味のある講演になるかはあなた方次第でもある」と挨拶し講演を始めた。
 「今は様々な分野で世界に向けたグローバル化が進んでいるが、サッカー界はいち早く世界で通用するにはどうすればいいか視野を海外に向けていた。」そう伝えてから自分が計画したスケジュールをモニターで写した。1日、1ヶ月、1年という単位ではなく9年間のスケジュールから作成。世界の「なでしこ」になるというヴィジョンを持って夢と計画を掲げた。サッカーだけではなく、日本の女性として「ひたむき・明るい・芯が強い・礼儀正しい」のなでしこらしさをピッチの内外で表現し、フェアプレー賞も受けた。
 2011年、震災の年にドイツ女子サッカーワールドカップで優勝。選手育成は連携や技術や精度の向上を見るが、試合が始まると監督として出来る事は少ない。だからこそ選手主導の集団的知性を鍛える事に取り組んだ。その中で一番重要な能力は「コミュニケーション」だと話した。
 最後に2011年のワールドカップの映像を流した。いま見ても感動する夢を叶えた瞬間を見て子供たちは間違いなく何かを感じただろう。生徒代表の切田中学校2年・長沢健伸くんは「自分は達成したい目標があります。失敗を恐れずに挑戦していきたいです」と佐々木氏にお礼の言葉を述べた。