夢追人ニュース

株式会社マルヤマ 代表取締役 大和 英樹さん

[夢追人ニュース]
防災に強いまち十和田市を目指して
火災から命と財産を守るお手伝い
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~大和英樹さんプロフィール~
 昭和62年9月2日生まれ(30歳)
十和田市出身。十和田工業高等学校電気科を卒業後は東京電機大学電気電子工学科へ進学。卒業後は消火器のメーカー(現マルヤマエクセル)に入社し、営業として福岡県で勤務。諸事情により25歳で帰郷し株式会社マルヤマに入社。平成26年6月に代表取締役として就任した。

 十和田市内で消火器の販売・点検や防災コンサルタント業務などを手掛けている株式会社マルヤマの代表取締役・大和英樹さんを訪ねた。
 大学を卒業後は消火器メーカー(現マルヤマエクセル)に就職し、消火器を取り扱う企業へ営業・卸し業務を行っていた。学生時代に離婚した父親が株式会社マルヤマの前代表で当時は後継ぎの事は考えてはいなかったが、父親が急病で倒れたことをきっかけに帰郷し入社。平成26年に26歳という若さで代表取締役として就任した。
 業者に卸すメーカー側から、その販売などをする業者側になった大和さんは、卸した消火器のその先を知らなかったという。似ているようで違う初めての業務は手探りで覚えながらのもので、会社のためにすぐに代表として就任するなど帰郷してからは忙しい毎日だった。
 青森県は何年か前に出火率(人口に対する出火件数の割合)全国ワースト1位を記録したこともあり、火事は比較的に多い地域と言えるが、残念ながら防災に対する意識は薄いのが現状。地域の防災力を強めて十和田市を「防災に強いまち」のモデルとなるようにするのが将来的な目標だと語った。
 ①そのための取り組みの1つとして、町内会単位で定期的に「防災講演」を始めたという。火事になる前に準備する事、火災が発生してからどうするか、火災後に必要な行動など、生命と財産を守るために地域の防災力が必要な事を伝えている。防災の意識を持つことで町内会での結束を強め、地域の交流も深めることにもつながれば嬉しいと語った。
 ②もう一つの取り組みとして「消火器のオリジナルラベル」の制作を始めた。赤く目立つ消火器は逆に隠されてしまう事も多いため、いざ火事になった時に探せない人も多いという。消火器に店舗のラベルを貼ったり、小学生の防災図画や用語、家族写真やアート写真でもいい、隠されない見せる消火器を広めていければアートのまち十和田市は消火器も素晴らしいと注目されるかもしれない。消火器のデザインは元々規制が厳しかったためにオリジナルラベルの制作は全国的にも先駆けとなる。お客様の要望に応えて興味を持ってもらうことから防災への意識を高めていきたいと語った。もしかすると新築祝いの贈り物に家族写真の貼ってある消火器が贈られるようになるかもしれないと感じた。
 ③もう一つの取り組みは災害時の防災セット「SONAE」の周知。どんなに気を付けていても出火原因の1つにある放火を防ぐには高額な設備投資が必要で一般家庭では限界がある。防災用品と非常食12食分(3食×4日分)が入っている。この非常食(保存食)は非常時にしか食べてはいけないのではなく、当たり前に賞味期限はあるので毎月1つでいいので食べて買い足すようにすれば1年で交換と同じくなる。薬の常備薬のように置き場所や賞味期限などを確認する事でいざというときに役に立つ。将来的には保存食も十和田地産のものにしようと思案中。そうすることでもっと地域と密着した会社として地域社会に貢献できると考えていると教えてくれた。
 ④火災時の実施訓練を受ける消防士や消防団員とは違い、一般の方は実際に火災に遭った時の対応などは難しいだろう。将来的な夢となるが気軽に誰でも火災体験をして消火・避難訓練を出来る防災施設を作りたい。VRを使った疑似体験コーナーや保存食の試食体験などイメージは広がる。命と財産を奪う火災の怖さを知る事が一番防災意識を高めることにつながる。将来の十和田市が防災拠点のモデルとして全国に知られるように防災を通じて自分が出来る事を考えていきたいと語った。
 株式会社マルヤマへのお問い合わせは...HP/http://www.maruyama-t.co.jp/0176‐22‐0133迄