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三農生徒が生産から製作まで 「きみがらぞうり」の製作講習会

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 三本木農業高等学校植物科学科では地域活性化へ貢献する姿勢を育むための活動の一環で、伝統工芸である「きみがらスリッパ」の継承を目的とし、デントコーンの播種から収穫・調整を行ってきた。3月13日には十和田きみがらスリッパ生産組合の会員を講師とし、同校柔剣道場で製作講習会が行われた。5月の播種から約1年をかけての締めくくりとなる。
 植物科学科1年35名と留学生のジュダ君が組合員9名の指導を受けながら製作を始めた。皮の選別から製作台を使っての編み方を学ぶ。今回はスリッパ製作は時間が足りないため「ミニ草履」を作る事となった。
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 初めての作業は悪戦苦闘する生徒も多く、教える側も大変だったようだが、生徒らは1個目を作り終えるとコツをつかんだようで、次々と皮を編んでいく生徒も見受けられた。最後の仕上げに可愛らしい草履の鼻緒を付けるとお洒落なアクセサリーのようになった。片付けまでが作業と道場を綺麗に掃除した後にお互いに感想を述べた。
 宮本組合長は「初めは上手く編めなくて心配だったけど、4つも作ってくれた子もいて嬉しい。また作ってみたいと思う子は夏休みや冬休みに作りにきてください。ありがとうございました」と挨拶。
 今年度、同校を卒業し、新たに会員となった村井咲彩さんは「私の後に次いで後継者になってくれる人がこの中から出てくれれば嬉しい」と後輩に期待を寄せた。留学生のジェダくんは「日本の文化に興味があります。製作は楽しいけど難しい。アメリカには草履がないから戻ってから作ってみたい」と感想を述べた。最後に記念撮影をし、お互いに感謝しながら製作講習会は終わった。
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