令和2年度の十和田湖ひめます稚魚放流式が6月17日に行われた。
これは十和田湖増殖漁業協同組合(小林義美代表理事組合長)が毎年、近隣の小学生を招待し、十和田湖ひめますについて学べる恒例の体験行事だったが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のために放流式は行わない予定だった。
それを聞いた秋田県小坂町の小坂小学校から是非、参加したいと申し出があり、当日は小坂小3年生、27名の児童らが急遽参加した。
マスクと手袋でしっかりと感染予防を備えた児童らは元気にはねる十和田湖ひめます稚魚70万尾を大きな水槽からバケツに詰め替えてもらい大興奮。
湖畔に並んで「大きくなって戻ってきてね~」「元気でね~」と十和田湖ひめますの成長を願い、十和田湖に稚魚を放流した。
児童らは「楽しかった」と満足気。自粛で久しぶりの外出もあり、自然と触れ合いながら十和田湖ひめますの稚魚放流を楽しんだ。