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三農生徒×太子食品 新商品企画検討会

[ローカルニュース]
 最先端技術を応用した「スマート農業」を推進する株式会社オプティムアグリ・みちのく(赤石淳事業統括部長)が青森県立三本木農業高等学校(遠藤剛校長)と地元企業の太子食品工業株式会社(工藤茂雄社長)との農商工連携プロジェクトを始めた。
 昨年から取り組んでいた大豆生産で収穫した農産物は太子食品工業三戸工場で加工され商品となる。その中でオリジナル納豆の商品化を目指し、スマート農業に携わる人材育成にもつなげるために、工場見学を通して農産物加工に関する知識や技術などを学習した三本木農業農業経済科2年生10名(農産物流通研究室)の生徒らが、商業的学習を目的とした商品企画検討会を行った。
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 これは太子食品工業株式会社と三農生徒の、いわゆるコラボ商品開発の企画で生徒らは「商品企画から発売までの商品開発への理解」を学ぶことで調査研究活動の深化を図り、新しい商品開発の企画書プレゼンを提出し、実際に商品開発までをするという。
 初めに商品開発室担当の日影芳徳さん、佐藤文佳さん、今田千絵さんの3名が生徒らに挨拶。
 企画プレゼンにはコンセプトが必要だと実際に発売した「まるで木綿」の商品開発についての事例を発表した。...《2010年に独自製法で開発した業界初の低脂肪・低カロリーの豆腐を発売。「からだ想いのおいしいとうふ」として発売したが思うように売れずに終売となった。
 お客様の声を聞くと"もともとヘルシーな豆腐にはカロリーオフは期待してない。なめらかなのにくずれにくく味染みが良い"などの意見があり、再商品化に、向けて特長の洗い出しをした。豆腐は木綿派と絹派があり、味しみが良い絹が好きだけど料理にはくずれにくい木綿を使うという意見があった。ターゲットを絹が好きで料理で使い分ける人に合わせ、「くずれにくい絹」であることを中心に3つの特長(①くずれにくい②味がよくしみる③手にのせて切りやすい)でアピールした。中味は同じ商品でもコンセプトやターゲット、アピールポイントが変わるだけで売れるか売れないかが違ってくる。パッケージをリニューアルしたりと長い間お客様に愛される商品に生まれ変わるまでを紹介した。》
 これを聞いて生徒らはリサーチ・コンセプト・商品設計を考え企画書を作成する。デザインなど話し合い、予定では来年3月に発売。どんな商品が誕生するのか今から楽しみである。