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十和田八幡平国立公園への誘客に向けた座談会が開催

[ローカルニュース]
観光業界を救うインバウンド・シニア層に次ぐミレニアム世代とは?
トラベルインフルエンサーから学ぶ魅力の発信方法

 十和田奥入瀬誘客・ワーケーション推進協議会(小野田金司会長)が、このたび十和田八幡平国立公園への誘客を推進するため、地域の観光事業者等を対象に、ウィズコロナ・アフターコロナ期の観光に備えて、前向きな旅行意欲をもつ「ミレニアル世代(24~39歳)」へのマーケティングを学ぶ座談会を11月19日に十和田市アネックススポーツランド会議室で開催した。
 この座談会ではミレニアル世代が全国の観光事業者からインバウンド、シニア層に次いで観光割合の多くを占めていることから高い注目を集めていることを受け、ミレニアル女子旅マーケティングのプロフェッショナルであり、バリーズ株式会社CEO・野々村菜美さんをファシリテーターに迎え、影響力の強い4名のトラベルインフルエンサーに協力を仰ぎ、実際に十和田奥入瀬エリアに訪れた感想などを話し合ってもらった。
 小野田会長は「GW・夏休み・冬休みも日本の観光業界は安定しない。1年を通して安定する観光事業をと政府も推進している。DMO(一社十和田奥入瀬観光機構)でも十和田奥入瀬誘客・ワーケーション協議会をつくり、十和田の魅力を発信していく。様々なイベントを企画しながら十和田を観光してもらいたい。インスタグラムはよく理解してないので勉強したい。以前企画したバナナジュースやスカイランタンなどのイベントでSNSの発信力があると確信した」と挨拶。
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 野々村さんは「私は九州出身なので東北へ行くという機会が少なかった。この十和田も初めて来ました。いろんな人に来てもらって十和田がワーケーションに適しているか判断したいと思います。」と挨拶し、4人のトラベルインフルエンサー(インスタグラムでフォロワー数が多く発信力がある女性)を紹介した。以下、インスタグラムの検索ネーム紹介『mikimiki1021/hello_kakumi/sao_0324/yuuki_tadokoro』
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 ミレニアル世代を求める条件としてよくある悩みは3つ。①若年層を誘致する方法②SNSの活用方法③PRを何からしたいかわからないとある。実際に私たちの訪問前のイメージとしては、りんご・冬寒い・自然が多いというイメージしかなく、画像を検索しても十和田→十和田湖、奥入瀬→奥入瀬渓流と変換され、タグって(ハッシュタグから検索するという意味)みると、ほぼ風景の写真しか出てこなかった。また、海外からの投稿が多かったので海外で人気のある観光地だと理解は出来た。
 訪れてみた感想は、天気にも恵まれて本当に自然が素晴らしいと思った。自然を推した理由も納得できた。到着してからは一番最初に深呼吸したいと思った。ゆっくり時間を過ごすにはいいと思う。歴史ある自然や建物があって、近代的でアートな建造物も多くある。仕事と観光を楽しむワーケーションには適している環境だと感じた。
 印象としては、コケ散歩にガイドがついてくれていろんな話しを聞きながら歩くと本当に時間が足りないくらい楽しかった。写真だけでは伝わらない価値があった。改めて体験することが大事だと思った。酸ヶ湯温泉は歴史や効能を聞いてから入浴した。湯治目的で心と身体のリセットをする話しも聞いて温泉の見方も変わった。ワーケーション×湯治×ヘルシー×自然など掛け合わせていけば発信出来ると感じた。
 次にトラベルインフルエンサーの方々が到着してから撮った写真を紹介。ただの風景写真ではなく、自分をモデルに構図に入れて背景を撮ることで、風景だけではなく、写真スポットとして発信出来ると説明した。女性が求める事として、観光スポットの距離が結構離れていて移動時間が長く感じた。ただ、車の移動だけでは寂しい。自然以外のスポット、例えばコーヒーを飲める休憩場所なんかがあればSNSでも発信しやすいのかと思ったと伝えた。
 全体的に話しの内容から十和田奥入瀬は来てみたらいいことがわかる。なので来てもらえるように発信すればいいという印象。魅力の発信するプロと言えるミレニアム世代にアフターコロナ期の観光がどう影響するのか今後も注目したい。