はたらくひと必読!仕事人!!今月のスポットライト

~関川明さんプロフィール~
 昭和32年7月28日生まれ(61歳)三沢市出身だが3歳から十和田市に移住し育った。八戸工大二高に進学するが野球推薦を受けて工大一高を卒業した。卒業後は測量専門学校(中央工学校)へ進学し、就職は地元である十和田市の建設会社㈱田中組へ入社した。約22年勤めた後に㈱大阪へ転職。それから約18年、総合建設業の営業部長として十和田市の発展に貢献してきた。ドローン利活用を推進するため、DIN(ドローンイノベーションネットワーク)を設立し、初代の会長として就任した。

~髙見雅之さんプロフィール~
 昭和43年9月23日生まれ(50歳)十和田市出身。三本木高等学校を卒業後は東海大学に進学し土木工学を学んだ。卒業後は青森市の市役所に就職したが、土地などに専任した仕事をしたいと26歳で公務員を退職し、高見土地家屋調査士事務所を開業した。早くからドローンの有効性に着目し、業務に活用するとともにノウハウの研究や機材の改良なども行ってきた。専門的な知識と豊富な経験に基づく高い技術力を活かしてDINの技術顧問として幅広い活躍をしている。

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 今回はドローンイノベーションネットワーク(DIN)の会長・関川明氏と技術顧問・髙見雅之氏を訪ねた。
 関川さんは十和田市の建設業で約40年間勤める。昔からヘリコプターやラジコンなど無人操縦機を操るのは好きでドローンには興味を持っていた。宅建協会で髙見さんと知り合い、ドローン購入を決めたという。趣味として遊ぶだけではなく近年頻繁に起こる災害時などに利活用出来ないかと市とも話し合うようになるが形式として行政から個人に頼むことも難しく、実行部隊のいる組織としてDINを起ち上げる運びとなった。
 現在は十和田市と協定を結び、広域事業として拡大を進め、七戸町や野辺地町とも協議中。ドローンの可能性は様々あり、災害時の情報収集や物品運搬、観光アイテムとしての活用、農林業へのサポート・鳥獣被害の調査、建設業での3D画像作成など単独ではなく、何かの別業種と合わせることで利活用の幅はどこまでも広がる。組織としての強みはすぐに出動できる訓練している実行部隊のプロがいることだと語った。
 髙見さんは26歳で高見土地家屋調査士事務所を開業し、仕事では人が乗る航空機で撮影される真上から見た映像(オルソ画像)で依頼主とのコミュニケーションをとっていたが、無人飛行で3D画像データを記録できるドローンを知り、いち早くドローン検定協会で資格を取得。ヴァーチャルで立体画像を見せることにより、説明もスムーズでイメージし易いため、業務で活用しているという。
 ドローンは開発当初から有用性だけではなく、危険性があることも認められている。そのため、承認が必要な飛行は夜間飛行・目視外飛行・イベント上空飛行・30m未満の飛行・危険物輸送・物件投下などがあり、飛行には許可や知識も必要。開発が進み、高性能なものも増えているが解析ソフトも高額のため個人での購入は難しい。このような専門的な知識や機材を業務の他にも産業利用出来ないかと考えていた時に関川さんと出会い、DINの技術顧問として就任する運びとなった。
 観光分野ではVRを使ってまるで飛んでいるかのような疑似体験を提供することも可能。例として、歩くのには困難な奥入瀬渓流の流れの上を飛ぶような体験が出来れば観光推進にもつながるのではないかと語る。
 また、ドローンには森の中でもセンサーが自動で木を避けて飛んでくれる機能もあるので遭難救助者の捜索時に熊など野生動物との遭遇、足場の悪い場所でも気にせず飛ばせる。赤外線センサーで夜間に飛ばすことも可能で、物品を運ぶことも出来るので災害・救助などの場面での活用も増えて行くだろう。
 ドローンの利活用の方法を考えるとアイデアは無限に出てくる。髙見さんは今後は災害・観光・農林・建設などの産業利用を視野に入れ、高齢者や子どもたちのためにも活用できるように考えていきたいと語った。
 ドローンイノベーションネットワークへのお問い合わせは...TEL:090‐4041‐8927/FAX0176‐27‐6519迄
カフェ・エステ・絵本作家など他業種にわたり活躍している髙森 むつみさん
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 おいらせ町で2011年に創業。現在は六戸町小松ヶ丘に移転オープンした「TUBO Café」を経営し、絵本の作家・紙バンドのハンドメイド教室・美食・美容コーディネーターなど、多業種にわたり活躍している髙森むつみさんを訪ねた。昭和51年12月1日生まれ、三沢市出身。六戸高等学校を卒業後は理容師の資格を取るために専門学校に通いながら実務を積むために働いていた。20歳で資格を取得したが諸事情のため理容業界へは残らず、旧とうてつのパートとしてレジ・接客を学ぶ。21歳の若さで結婚・出産し子育てに専念。主人の職場の社宅で過ごしていた。おいらせ町に家を建てた頃に主人の転職も重なり自分も子育てをしながら仕事を探す事となった。自宅で紙バンドを使ってバックなどを作る教室を開き、子育てと両立しながら働いていた。子どもが小学生の頃に図書ボランティアをやっていた流れで図書室の大改造を任せられる。本に興味を持ってもらおうと清掃・整頓・装飾など考え、その頃に自分で作ってみようと思い約1年半かけて完成したのが「ゆめひつじ」だった。また、父がうなぎ職人だったためか料理に関しての技術が身についていたため、資金的な問題を約3年かけて乗り越え、車庫をカフェに改装し「TUBO Café」をオープンした。オープンしてから最初の一週間はお客様がこなかった思い出は忘れられない経験だと語る。周知のための宣伝をし、大人でも子供でも食べられる料理を考え提供。健康食ブームもあり、経営も少しずつ安定してきた。6年間続けてきたおいらせ町から引っ越しを兼ねて開発が進んでいる小松ヶ丘に移転オープンし新たな活躍の場を広げている。

 今年4月28日に「14‐54CAFE」をオープンした中野渡さん夫婦を訪ねた。中野渡卓也さん(26)は青森市出身、中野渡実知さん(26)は弘前市出身の移住者夫婦。大学卒業後に青森市の特別支援学校の臨時講師として勤務したことが2人の出会いで、去年の5月に十和田市に遊びに来たときに「14‐54」オーナーのアレックスとマイケルに出会い、将来的には飲食店もやってみたいとの想いもあった中野渡さんと14‐54でカフェをしてくれる人を探していたアレックスと意気投合し、転職を決意したという。7月には起業企画書を提出し、12月にはプレオープン。臨時講師を退職後に4月正式オープンと、出会いから行動までがとても早く驚かされた。
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 中野渡さんは十和田湖や奥入瀬渓流のイメージが強かった十和田市の街なかを歩いてみると美術館があったり意外と都会だと感じた。寂しくなったシャッター街にも逆にいろんな可能性を感じたという。カフェでは地産品の野菜や県産品のコーヒーなどを提供したい。珍しいゴボウのホットサンドも人気がある。とりあえずは肩肘を張らずにカフェというより14‐54をコミュニケーションスペースとして利用してもらい、+αでホットサンドやコーヒーなど召し上がってもらえれば嬉しいと語った。
 フォトスタジオおだしまの「小田島星和」さんが6月に開催された青森県写真協会主催の第4回写真コンテスト・自由作品の部で金賞を受賞した。コンテストは他に営業作品の部と全体のグランプリからなる。テーマが自由なことからフォトスタジオおだしまで夏期に企画したキッズフォトキャンぺ―ンからシャボン玉で遊ぶ親子の写真を選んだ。タイトルは「シャボン玉いっぱい」でシャボン玉で遊ぶ親子の時間、子どもの表情に注目し、仕上がりを見て親が喜ぶような写真にしたかったと語る。
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 また、受賞を喜ぶ小田島さんが現在、もう一つ取り組んでいるのが西日本豪雨災害によって流れてしまった写真の洗浄だ。泥の中のバクテリアが写真を食べてしまうので時間と共に増殖するバクテリアで真っ白になってしまった写真もある。PGC(全国の若手写真館経営者が参加活動する団体)を通して岡山県にある写真館から写真洗浄の依頼があり、それを引き受けた。作業自体はそれほど難しくないのでFacebookなどでボランティアを呼び掛け手伝ってもらってもいる。被災地から届いたばかりの写真は泥と薬品の溶けたような臭いが混ざり、その悲惨さを物語る。洗った写真はくっつかないように一枚一枚離して干していく。感情移入しては作業が進まないので坦々とこなしているが、とある家族の何千枚とある写真を洗浄しながら赤ちゃんからの成長を見守ると、まるで知っている人かのような錯覚も覚えてしまい、現在はどうなってるか気になってしまうという。
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 東日本大震災の頃は学生だったので気付けなかったことは、パソコンやスマホのデータは何かの拍子で消えてしまう事もあるのできちんとプリントをして形として残していないと思い出も流され消えてしまうと感じた。
 大掃除の時にうっかり昔のアルバムを開いてしまい、思い出を振り返ると作業が止まってしまう経験は誰でもあるのではないか?写真には思い出や記憶を形として残す力がある。スマホの画像データではなく、形として残して欲しいと語った。
ふしぎな花倶楽部押し花インストラクター
東大野美穂子押し花教室
講師 東大野 美穂子さん
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 現在、十和田馬事公苑称徳館で企画展「蝶と押し花アート展」で押し花を展示している東大野美穂子押し花教室の講師・東大野美穂子さんを訪ねた。昭和35年4月28日生まれの十和田市出身。高校卒業後は東京の大学へ進学し、被服やデザインを専攻する。
 小さな頃から花は身近にあって草木や庭木がある環境で育ててもらったという東大野さん。「花」の表現方法は種類や大きさや色や形によっても違い、フラワーアレンジメントやいけ花やドライフラワーや花壇作りなど用途もジャンルも多種多様ある。その中でも小さな花が大好きで旅行先での風景を押し花で表現するのが好きだったという。
 嫁ぎ先が美容院だったために初めは花嫁のブーケ作りやフラワーアレンジメントなどをしていた。九州・東京・北海道では盛んな押し花のインストラクターとして「ふしぎな花倶楽部」のセミナーに参加。全国を回って勉強を兼ねて活動していたが、一言で「押し花」と言っても好みやジャンルは人それぞれで自分がやりたい作品作りに専念するために約22年前から自身の押し花教室を始めた。
 称徳館での企画展は今回で3回目。毎年11月の市民文化祭でも作品を展示、4月から5月頃まで浅虫の道の駅でも個展を開催している。また、受け入れボランティアの職場体験として小・中学生、幼稚園の母親などを対象にした講習会も行い指導もしている。押し花教室では生徒募集中。お問い合わせは...090‐9036‐8277迄
身体と心を整える運動療法
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ルーシーダットンインストラクター
苫米地 香さん
 十和田市内外で「ルーシーダットン」のインストラクターとして活躍する苫米地香さんは昭和56年3月17日生まれ、新潟県出身。学生時代からアルペンスキーに情熱を打ち込んでいたが、腰などを痛める怪我をしてしまい、整体・病院通いが続く毎日に気持ちまで落ち込んでいた。結婚を機に青森県に移住。旦那さんの母親がアクアビクスのインストラクターをしていたこともあり、手伝いや参加をすることで身体を動かす事が気持ち良いと改めて感じた。何か出来ないかと探していたところに自己整体を目的としたタイで伝わる運動療法「ルーシーダットン」と出会う。初めて身体を動かす人や、筋力の衰えた人、高齢者でも始めやすいという点や「自己整体」という言葉に惹かれ週2で八戸市の教室に通った。自身の身体の調子が良くなっていくことを実感し、子育てで忙しい中でもずっと続けていきたいとの想いから、インストラクター養成講座を受けて日本ルーシーダットン普及連盟認定インストラクターとなった。
 苫米地さんは自身の会社(会場)を持たない出張インストラクターとして市内外から依頼があれば様々な場所で教室を開催している。現在の定期開催教室は総合型スポーツクラブRED HORSEの一環での開催、南部町での出張教室、お寺の本堂でルーシーダットン、座禅、法話をする教室も開催。また、保育園で子育てに忙しいお母さんを対象に企画しているホットママプロジェクトでも教室を開催し好評を得ている。自身で身体と気持ちを整える自己整体「ルーシーダットン」の良さをもっと広めていきたいと語った。お問い合わせは...Facebookで検索、またはtoma.kao.a@gmail.com迄。
新しい技術にも進んで取り組む
地域の境界 守りつなげる仕事人
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~力石優さんプロフィール~
 昭和58年12月6日生まれ(34歳)
十和田市出身。三本木高等学校を卒業後は福島県にある会津大学コンピューター理工学部に進学。(有)力石測研の創業は平成3年、力石さんが小学校1年生の頃に独立起業した。一人息子だったが家業を継ぐ事は強制されていなかったため、大学卒業後は東京の飲食チェーン店へ就職し接客や調理を経験した。諸事情により24歳の時に家業を継ぐために帰郷し、入社してからは資格を取得するために励む。25歳で行政書士、27歳で土地家屋調査士の資格を取得する。
 十和田市内の道路や下水道の測量・設計を行う有限会社「力石測研」の力石優さんを訪ねた。
 測量は新しい道路や建物を作るときに高さや距離を立体的に測ることが仕事。最近ではドローンを使った空撮や、そのデータを基に3Dビューで写真を立体的に見られる技術なども発達し、測量という仕事にも付加価値を生む事で依頼者へ解りやすく伝えることが出来るようになった。
 力石さんは測量士ではなく土地家屋調査士・行政書士の資格を取得。主に土地や建物の登記申請、土地境界の測量、行政への届出・許可申請などが業務だという。空き家問題など時代の流れや法律改正による課題にも順応していき、ドローンによる空撮・測量など新しい技術も進んで導入していきたいと語る。
 また、地域のために何かしたいと公益社団法人十和田青年会議所(JC)にも入会し6年目、今年はお祭り委員会の委員長を任せられた。今年から会場が変わるために雨天時にはどうするか?ステージ作りをどうするかなど懸念材料は多いが、課題を乗り越え成功させたいと意気込む。JCでは人とつながっていかなくては次に進めない事が多く、コミュニケーション力を磨ける場所だと思うと語った。
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 三本木タクシー向かい側にあるアロマショップ「アネモネ」を経営する若木加奈子さんを訪ねた。昭和49年7月10日生まれ。八戸西高等学校を卒業後は札幌にある短期大学に進学し、そのまま札幌で就職。雑貨販売のスタッフや飲食店の店長を勤めるなど多様な仕事を精力的にこなしていたが、仕事が好きすぎて身体を壊してしまう。止む無く札幌での仕事を辞めてからは八戸市で働き、そこで出会った旦那さんとの結婚を機に十和田市に移住してきた。今の仕事に関心を持ったきっかけは30歳のころに原因不明の病気にかかり薬や湿布では取れない自分にしかわからない痛みに苦しんだことだという。その時に一番効果があったのが温熱療法だった。自分と似たような悩みに苦しむ人の役に立てたらと温熱で痛みを和らげるホットセラピーを学んだ。また、出産・育児に追われる中で認知症にも効果があると言われるアロマセラピーの勉強に取り組み資格を取得した。創業は自宅でスタート、約2年前に現在の場所に移転オープンし、アロマセラピー・ホットセラピー以外にもハーブティーの販売や手づくり雑貨の委託販売、タロット占いなど幅広く活動する。 
 他にも自身の育児の悩みや経験を活かしたいと親子ヨガを始めた。乳児の目が離せない時期は一番観察が出来る時期でもあり、親子の触れ合いの時間を増やし、ヨガを通してママさんパパさんたちとの会話を楽しみながら育児の悩みを相談したりしあえる空間を作りたいと語った。また、市内の子育て支援センターで出張講座をしたり、こども園と協力してホットママプロジェクトを企画し、ヨガや手遊び、童歌などスマホに頼らない親子の時間を楽しめるように様々なイベントに意欲的に取り組んで活躍している。
お問い合わせは...090‐9535‐4568迄。アメブロやFacebookでも公開中
仕事・育児・地域貢献に専心
お弁当を届ける大家族で育った長男
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~紺野兼如さんプロフィール~ 昭和59年2月14日生まれ(34歳)
9人兄弟の2番目の長男として育つ。三本木農業高等学校では馬術部に所属。卒業後は様々な仕事を経験しながら母の起業した「のぎく」に入社し、21歳で代表として就任した。
 警察署通りにある一見、外観からはわからないがお弁当の仕出しを専門に受注販売の営業をしている「お弁当ののぎく」の代表・紺野兼如さんを訪ねた。創業は平成13年。主婦の働く場所を作るために母親が自宅で開業。その後は十和田市民文化センターで喫茶「のぎく」として移転オープン。新幹線開通を機にお弁当の仕出しを専門にする事となり、朝早くからの営業となるために現在の場所に移転した。
 9人兄弟の大家族で育ったという長男の紺野さんは学生時代から親代わりに下の子を面倒見る生活を過ごし、父は土建業、母はお弁当の仕出しと仕事をしており、家業を手伝うのが当たり前だった。高校を卒業してからは父の土建業を手伝ったり、自動車整備工場へ転職したり、帰郷してからは夜の飲食店でバイトをしながらお昼も働いたりと様々な仕事を経験して最後に母親の起業した「お弁当ののぎく」を継ぐことを決め、21歳という若さで代表として就任した。紺野さんは仕事以外にも地域貢献に精力的に取り組みたいと祭りを楽しむ子どもたちを増やしたい、十和田囃子を発信していきたいとの想いから集まった団体『まつりびと「羈」』に入会し、現在は事務局長を兼任している。また、去年から十和田青年会議所にも入会し、青少年育成委員会の委員も務める。また、仕事上の関わり合いがある放課後デーサービスで子どもたちのために何かしたいと資格を取得し、新しい事業も始めたいと意欲をみせる。仕事・育児・地域貢献とやりたい事は溢れてくる。これからの活躍に期待したい。お弁当の「のぎく」へのお問い合わせは...0176‐24‐1015迄。
積み重ねた実績が表彰
十和田市を代表する世界のおだしま
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~小田島幸寿さんプロフィール~
 昭和28年7月3日生まれ(64歳)
旧十和田湖町出身。9人兄弟の末っ子として幼少時代を過ごす。十和田工業高等学校電気科を卒業後は興味のあった写真技術を学ぼうと名古屋にあるタナベ写真館へ修行のため就職。十和田市に帰郷してからは旧エースカメラに入社するが、独立をするために社員を辞め、スタジオを借りて個人営業をする。23歳でカトリック教会向かいの旧S&Aでスタジオおだしまをオープン。駐車場や広さの立地を理由に現在の「スタジオおだしま」に移転オープンした。
 これまでの優秀な成績の積み重ねと優れた写真能力を認められ、PPA(プロフェッショナルフォトグラファーズofアメリカ※プロ写真家によるアメリカでもっとも大きい会)から、2018年度マスターオブフォトグラファーを獲得した「フォトスタジオおだしま」の代表取締役・小田島幸寿さんを訪ねた。
 マスターオブフォトグラファーとは単なる1枚の写真が認められたわけではなく、PPAで設定されている基準を満たした写真家に贈られる賞で、小田島さんは1999年からアメリカプロ写真協会(PPA)コンテストに写真を出品。これまで入賞やローンコレクション(優秀賞のようなもの)を多く受賞した。そこは世界中から作品が集まる大きな大会であり、世界から見た日本の写真、世界と比べた日本の写真の違いを学んだ。3万人以上いる会員の中で今年は78名が受賞。小田島さんはその中の1人に選ばれた。創業から41年、写真業界はフィルムからデジタルに移行。会社は息子が後継ぎとして戻ってきてくれたので成長を見守りながらお客様の思い出を形に残していきたいと語った。 
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