生徒諸君!青森の子ども

 高校生の就職総合支援プロジェクト事業の一環で「就職に対する意識を高めるための研修会」が三本木農業高等学校動物科学科1年生35名・2年生34名の生徒を対象に6月27日・28日の2日間、同校会議室で行われた。
 講師としてフリーアナウンサーの上明戸華絵さんとマナー講師・外崎禎子さんを招いて「私をいきいきと生かす磨き方」をテーマに研修会は始まった。
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 初めに上明戸さんがどんな大人になりたいかを想像してみて欲しいと生徒に考えさせた。大人との接し方、言葉遣いや挨拶で大人として成長しているかがわかる。まずは国語の勉強。尊敬語と謙譲語、丁寧語を教える。また、よく使われる言葉で「大丈夫」や「すいません」など間違った使い方をしているものも多い。口癖になりやすい「マジか」や「っていうか」など若者言葉にも気を付けなければいけない。言葉の乱れは心の乱れと生徒らに伝えた。
 次に外崎さんがマナーマニュアルを講義。第一印象は会って3秒で決まる。立ち振る舞いや表情の作り方や言葉の使い方など今日から使える基本を伝えた。これから就職先やバイトなどで役立てて欲しいと生徒らに伝えた。
 三本木農業高等学校運転講習場構内で6月27日に市内外から測量会社が集まり、課外研修の一環として最新の測量技術を体験し、将来の進路選択への意識づけをするための出張測量実習が行われた。環境土木科生徒35名は6班に分かれ、ドローン用いた測量や、2周波GPSを使った測量など、最新の測量技術を学んだ。担当会社は「南部シビルコンサルタンツ㈱・㈱出雲(三沢)・東洋測量設計㈱・㈱オオタ測量設計・㈱カネナカ技研(三沢)・新産測量㈱・㈲三栄測量・北建測量設計㈲」の8社が協力。中には三農卒の先輩も多くいたようで後輩に優しく指導していた。
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 三本木農業高等学校動物科学科愛玩動物研究室2・3年生が道の駅とわだ とわだぴあで6月16日に「命の花PR活動」を行った。命の花プロジェクトは殺処分ゼロを目指す三農生徒が命の大切さを伝えようと小さな命を花に生まれ変わらせる活動で、プロジェクト内容のパネル展示での発表や、鉢花づくり体験の実施、鉢花のプレゼントなどを行った。
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 この日は雨も強く、花壇整備も予定に入っていたが傘を差しながら屋根下でのPR活動となった。
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 動物科学科愛玩研究室生徒12名は道の駅とわだに訪れたお客様に殺処分されてしまった犬や猫の骨粉を混ぜた土に植えた花を配りながら、殺処分される動物が減る事を願った。
 「十和田バラ焼き」によるまちおこしに取り組み、最前線に立ってボランティア活動をする高校生や中・小学生の活躍で郡山大会でゴールドグランプリ獲得、そしてB‐1グランプリ十和田市開催の実現など、企業・市民を巻き込んでまちづくりに尽力している十和田バラ焼きゼミナールが6月30日に「十和田高校会議所」を設立したことを発表した。
 これは次世代を担う若者(高校生)が主体となり、まちづくりについて考え、取り組み、組織として実現できるように設立された。実現のための資金面では大人がサポートする形を取り、企業・個人へ寄付金を募っている。すでに想定している額よりも寄付金が集まっているようで期待の高さがうかがえる。
 開会の挨拶では十和田バラ焼きゼミナール畑中舌校長が「十和田市開催のB‐1グランプリでは子供たちや市民団体の活躍が広く発信され、全国から高い評価を受けた。東京のアンテナショップもオープンし、今でも十和田市を全国へ発信し続けている。この十和田高校会議所は約2年の構想を経て、やっと今日実現出来ました。次は第3ステージである「住」。自分たちの住むまちは自分たちで作る!人口減少が進む中、住みたいまちづくりを推進していかなくてはならない。そのために次世代を担う若者の柔軟な発想や力を借りたい。大人は子どもたちのために力を貸してください」と挨拶した。
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 総会には十和田西、三本木農業、十和田工業、三沢の4校から20人が参加。事業計画では短命県返上に向けた「医」、地産食材の普及を目指す「食」、住んでみたいまちを考える「住」の3分野で企画立案をした。十和田高校会議所の初代会頭に就任したのは増山さくらさん。副会頭には「医」代表・豊川唯桜さん、「食」代表・古川咲良さん、「住」代表・秋元龍生さん、事務局代表・大川愛さんがそれぞれ就任した。増山会頭は「どうしたら自分たちのまちを良くしていけるかを考える志を持った仲間が集まった。学校の枠を越え、これから行動していきたいです」と挨拶した。
 小山田市長は「まずは十和田高校会議所設立おめでとう。このまちが元気になるために何をしていけばいいのか?このまちで住むためにどうしていけばいいのか?高校生には勉強や部活の忙しい中、出来る範囲で頑張って欲しい。過去にバラゼミの取り組みに参加した県外就職予定だった子が『地元と自分を見つめ直す機会をいただいた』と地元就職を決めてくれたこともある。また、今年の春まつりは18万4千人ほどが訪れた。そこで十和田に来たらバラ焼きが食べたいとの声が多くあり、2時間待ちだったと聞く。もっと提供できるお店が欲しいと思った。高校生がまちのことへ関心を持ち、輪が広がれば十和田市の将来は明るく、心強く思い、ますますの発展を祈念したい」と激励の言葉を送った。
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 また十和田高校会議所のシンボルマークも自主製作し発表した。馬と春に咲く桜の花が特徴で、縁取る円は高校生の輪を、青と緑の背景は奥入瀬渓流と十和田湖の自然を表現している。初代会頭の増山さんは「リーダーとしてどうあるべきかはまだわからないけど、やりたいことは決まっている。若い世代から高齢者までが住みやすい町にしたい。それを実現出来るように頑張っていきたいです」と決意を述べた。
 今後の予定としては9月頃に第1弾として「食」と「医」に関する企画を考えている。十和田産品について勉強会も開きたいと語った。
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 ...以下、十和田高校会議所の高校生メンバーの紹介▽会頭・増山さくら(西3)▽副会頭・豊川唯桜(西3)/古川咲良(西3)/秋元龍生(西2)/大川愛(西3)▽委員・佐々木翔一(西1)/照井萌乃花(西1)/沼尾まゆ(西3)/洞内陽向(西3)/佐々木詩織(西2)/太田こころ(西1)/白山小陽(西1)/川原梨瑚(三沢1)/相内大地(西2)/千田陸翔(西2)/相内海人(西1)/三浦竜介(西1)/畑山虎希(三農2)/杉山榛名(工3)/古川佳乃(工1)
 十和田高校会議所メンバーは随時募集とのこと。お問い合わせは...0176‐25‐7758(十和田バラ焼きゼミナール)迄

 東中学校3年生の小川大輝くん(十和田レスリングクラブ所属)が、6月8日・9日に茨城県水戸市東町運動公園で開催された「2019沼尻直杯全国中学生選手権」の48㎏級で出場選手83名、7試合を勝ち上がり見事優勝した。翌日10日には清水目伸監督と一緒に丸井教育長を表敬訪問し、結果を報告。
 清水目監督は「大輝くんは素直な子。試合中は素直過ぎてはいけないが、練習の成果をしっかりと出せた。現ルールでは守っている方がポイントを取られるので攻めの指導、攻めの姿勢で優勝出来たと思う」と報告。
 大輝くんは「3才からレスリングを始めた。先に始めていた兄の背中を見ていて、今まで自分だけが優勝出来なかった。今回は目標としていた優勝が出来て嬉しい」と報告した。小川家は三兄弟で大輝くんのお兄さんは長男航大さん(日本体育大2年)、次男颯太さん(八戸工大一高3年)が共に優秀な成績を収め活躍している。
 丸井教育長は「自分が教諭だったことから知っている大輝くんがこんなに大きくなって成長した姿を見れて素直に嬉しい。怪我をしないように頑張ってほしい」と優しく声を掛けた。
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 小川くんは11月に台湾で開催されるU‐15のアジア大会に日本代表として出場予定。大輝くんは「日本代表として恥じらないように戦いたい」と静かに闘志を燃やしている。近い将来、十和田市からオリンピック選手が出ることを期待して小川3兄弟を応援していきたいと感じた。
 企画展「ウソから出た、まこと」で北澤潤氏の作品『LOST TERMINAL』で展示しているインドネシアの乗り物「ベチャ」に乗ってタイヤの軌跡で描くアートを体験しようと、6月16日に十和田市現代美術館でワークショップが開催された。この日はあいにくの雨で室内で開催されることとなり、約30名の親子が参加した。
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 講師は佐貫巧さん(八戸学院大学短期大学部法事保育学科准教授)が務め、市内で幼稚園教諭、保育教諭をしている沼尾大伸さん、酒井啓太さんがサポートした。子どもたちをベチャに乗せてタイヤの跡を描き、それに絵具で色を付け足していく。子どもたちが服を汚しながらも創り描いたアート作品。インドネシアと十和田を繋ぐ軌跡のアートは完成した。
 十和田市立法奥小学校で卒業制作「新・十和田湖伝説」に登場する「八の太郎」がイワナを食べたエピソードをふまえて、奥入瀬川に生息するイワナに興味を持ってもらい、地域の自然について学ぶことを目的として、イワナの稚魚放流、試食体験が6月6日に奥入瀬川漁業協同組合の中川原繁氏所有の栗畑付近の河原で開催された。
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 参加した法奥小児童64名が同組合長・川村慎一氏が用意した約1万3千匹のイワナの稚魚をバケツに分け、傷つけないように優しく奥入瀬川へ放流した。
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 放流後は竹に刺して炭火で焼いた香ばしいニジマスをみんなで試食。児童らは焼きたての大きなニジマスを大きな口を開けて笑顔でかぶりついた。骨や尻尾まで食べる子どもたちもいて、普段は魚が苦手だと言う子どもたちも美味しい美味しいとニジマスを堪能していた。
 閉会式で挨拶をした村中香音さん(6年生)は「魚の事を考えて優しく放流出来ました。魚は普段食べている10倍美味しく感じました。ありがとうございます」と感謝を伝えた。
 青森県立三本木農業高等学校で5月23日に「全校田植え&MUD FLAG FESTIVAL 2019」が開催された。
 午前中は同校の植物科学科、動物科学科、農業機械科、環境土木科、農業経済科の生徒と職員、十和田西高校、七戸高校、六戸高校から数名がゲスト参加し、総勢約600名を超える全校田植えが行われ、終了後に恒例となった「マッドフラッグ大会」が開催された。
 初めにお笑い担当?の生徒らが仮装をして寸劇を披露し大会を盛り上げる。マッドフラッグは砂浜で行うビーチフラッグとは違い、同構内にある水田のステージで泥しぶきを上げながら旗を取り合う。足を取られ、転んで泥まみれになりながらも走る姿は迫力満点。参加した選手は必死に楽しみ、観客からは歓声と拍手が送られた。
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 今回は女子個人戦の他にもリレー方式の男子・職員による団体戦も導入。ゲスト参加した他校の生徒らも意地を見せるが土の上では三農生徒が強かった。女子個人は西衛瑞稀さん(動物科学科3年)と村舘希実さん(植物科学科2年)が同着優勝。男子リレーは三農サッカー部Cチームが優勝した。
 十和田市立南小学校で5月20日に「十和田産品PR活動隊」の結団式とバイキング給食が行われた。この取り組みは同校で2014年から行っており、今回で6回目。教育活動の一環で六年生が修学旅行先で十和田産品のPRをし、郷土を学ぶというもの。初めに十和田産品PR結団式が行われ、代表の川村萌乃さん、吉田遼太くん、齊下凛くんの3名が挨拶「未来・文化・郷土・十和田市をつなぎ、黄金の実を実らせる子どもになれるように学ぶことを誓います!」と宣誓を述べた。
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 十和田野菜PRキャラクターのにんにんも応援に駆けつけ、観光客へPR・プレゼントするゴボウやニンニク、パンフレットなどを提供した企業、協力した市担当者から激励を受けた。子どもたちのお待ちかねのバイキング給食前には十和田・六戸学校給食センター職員が食べ方のマナーや食べ物の栄養について説明。「いただきます」の挨拶の後、一斉に並び、マナーを守って地元食材を使った美味しいバイキング給食を楽しんだ。
 青森県立三本木農業高等学校で毎年恒例となった野菜苗の販売が5月7日から同校敷地内にあるハウスで開始された。植物科学科と環境土木科の生徒138人が授業の一環として販売に携わった。
 毎年1000人以上の来場者が訪れるという販売会の人気の秘密はトマトやレタスなど22種41品の野菜苗を5万本用意しているという豊富さと、学習の一環として栽培、販売しているために安価(30円~120円)で提供できること、ハウスから直接苗を入手できるため苗の痛みが少ないこと、そして生徒らと来場者が直接触れ合い、生徒が育てた野菜苗を購入できることにあると感じた。
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 来場者はハウスに並べられた野菜苗を見定めながら生徒との会話も楽しみ購入を決めていた。販売会では野菜苗以外にもマリーゴールドやサルビアなどの花の苗も販売しており、販売は無くなり次第終了となる。
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