生徒諸君!青森の子ども

 伝統工芸品である「きみがらスリッパ」を継いでいこうと活動している十和田きみがらスリッパ生産組合と三本木農業高校が10月25日にデントコーンの収穫を行った。きみがらスリッパは関東・関西方面からの注文が増加し、手作りが間に合わないほど好評で、昨年度より生産面積を拡大させた。植物科学科生徒46名が大きく伸びて育ったデントコーンの林の中へ入り、一つずつ実を捻り取りながら収穫していった。今後は収穫したデントコーンから皮を剥いてスリッパを作成する予定だ。
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 官庁街の花壇に花を植えて「花のあるまち」を目指す「十和田ガーデン花街道」が10月19日に第4回目となる植栽活動を開催した。
 殺処分ゼロを目指している「命の花プロジェクト」活動を続ける三本木農業高校動物科学科愛玩動物研究室の生徒と協力し、みき野保育園園児16名、わんぱく広場保育園園児11名の園児らと一緒に十和田ガーデン花街道花守美人メンバーが色彩豊かな約30種200株の花を殺処分された動物の骨の灰と一緒に一つずつ植栽した。
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 十和田市馬事公苑称徳館で第16回目となる「ちびっこ馬の絵コンテスト作品展」が開催された。展示は11月25日迄。
 作品は市内・近隣の小学1年生から6年生までを対象に募集した。子どもたちの絵には夢や願いが込められ、自由な発想で描いた作品は297点の応募があった。
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 十和田市長賞には十和田市立南小学校2学年・長根大雅くんが描いた「いっしょにほしを見にいこうよ」が入賞。十和田市教育長賞は十和田市立東小学校5学年・佐賀海音くんの迫力ある「燃えろ!炎の馬」、十和田湖ライオンズクラブ会長賞には十和田市立南小学校1学年・新関乃英さんの可愛らしくカラフルな「虹色のユニコーンに乗って花火を見たよ」が入賞した。主な入賞者は以下の通り。(敬称略)
 ▽低学年の部・金賞/太田一伽(藤坂1)銀賞/太田壮一(北園2)/森あやか(西2)銅賞/奥寺紅果(西2)/母良田諒(三本木2)/中沢瑠々佳(南3)/米田晴(ちとせ3)/齊下和樹(北園3)
 ▽高学年の部・金賞/佐藤良實(東4)銀賞/山名可恋(東5)/田中鈴花(三本木6)銅賞/高松惺(南4)/漆坂葵(法奥4)/鶴田紫乃安(南5)/赤坂教伊(法奥5)/吉田羽良(倉田6)
 ▽駒っこランド賞/岡田歩結子(北園1)/新山明佳(三本木1)/齊下颯姫(北園2)/工藤陽(北園2)/宮野龍真(南2)/中泉紗奈(西2)/立崎紗也子(松陽2)/佐藤心菜(三本木3)/三村風穏(藤坂3)/浜田若菜(北園4)/山端麗未(松陽4)/菊地優菜(南4)/奥寺小椿(西4)/山崎夢翔(南5)/津川紅葉(三本木5)/白山南乃蘭(北園6)/佃美沙(南6)
 子どもの健全な自立を促すために、子ども自らが作る「弁当の日」の取り組みを広めていこうと市民有志団体が、十和田市の「元気な十和田市づくり市民活動支援事業」補助金を活用し、「弁当の日」実践校を増やすことを目標に11日に十和田市立南小学校、12日に十和田市立高清水小学校で「弁当の日」講演会を開催した。
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 講師を務めたのは西日本新聞社編集委員・佐藤弘氏。始めに、子どもたちが自立した人間になるためには何が必要か?と問う。「尊敬・責任・社会性・生活力」の4つがなければいけない。相手に対して尊敬の念を持ち、自分の発言・行動に責任を持つ。一人では生きられないのだから周りと協力できる社会性も必要。その中でも生活力は生きていく中で必要不可欠な事。もしお母さんが料理を作ってくれなかったら、洗濯や掃除をしてくれなかったらどうなる?自分が死ぬまで母親が面倒を見てくれるわけではないのだから自分で生活できる技術を身に付けなければならないと語った。
 ある大学生たちのデータを例に食生活について考える。コンビニ弁当や高カロリーの外食、ダイエットのための偏った食事や魚や野菜の少ない食事などが多いのが現実。それはお金がないという理由ではなく、自分で料理が作れないからだと語った。
 そこで2001年から香川県で始まった「弁当の日」を紹介する。買い出しから片付けまで、包丁や火を使って料理をする子どもたちが弁当の日を通して成長していく姿が映された。また、24時間テレビでも放映された「花ちゃんのみそ汁」も紹介。ガンで余命を告げられた母親が娘に残した事は楽しい思い出作りではなく、生活するために必要な家事だったのは何故かを問いかけた。
 現在、十和田市内での実践校は三本木中学校陸上部のみ。今後「弁当の日」実践校が増えることが期待される。
 十和田市立松陽小学校の1年生から3年生の児童21名(当日は風邪のため1名欠席で20名)が10月9日に「十和田ライオンズクラブ和キッズ体験プロジェクト」として日本の伝統文化「茶道」を体験する授業を行った。
 十和田ライオンズクラブでは6年前から開催している事業で、伝統文化の継承と共におもてなしの心を養い、マナーを身につけることを目的に行っている。
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 子どもたちは床に敷いたゴザに正座し、両手を添えて隣に座る友達に「お先に頂戴いたします」、茶道の先生に「お手前頂戴いたしまする」と挨拶。お茶碗を左手で持ち、右手で2度回してから点てたお茶を飲む。お茶を飲んだ子どもたちは「...苦い」と小声で言いながらも笑顔で飲み干し、茶道体験を楽しんだ。他にもお菓子を頂いたり、茶を点てる体験も実施。足の裏を見せないように歩くなど作法やマナーなどを学んだ。
 清水目明美校長は「他団体が子どもたちのために教育体験など企画してくれて嬉しい」と御礼を述べた。
 十和田市立東小学校6年生が北海道への修学旅行先での十和田市PR活動を行ってきたことを報告するため、10月3日に小山田市長を表敬訪問した。
 今回は北海道で起きた地震後(9月27日から29日の3日間)に市内最後の小学校として訪れることとなり、観光推進課から協力・提供いただいた観光パンフレット・蔦温泉入浴剤に加え、北海道応援メッセージを書いた短冊(栞)を添えてPR活動を行ったと報告。
 小原広基校長は修学旅行を楽しむと同時に、被害にあわれた北海道の方々にも思いやりの気持をもって欲しいと子どもたちと被災地の事前学習をし、現地でPR活動を行った。また、旅行後には校内で「1人100円募金」を行っている。パンフレットを受け取った方から学校へ感謝の手紙が届いたことなどを伝えた。
 来訪した代表の児童(佐々木隼太郎くん・竹原陽子さん・小笠原真嗣くん・野崎ひらりさん)は「どうPRするか自分たちの言葉で考えた」「外国人の人にも声をかけられ緊張した」など市長に活動の報告をした。
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 「世界に誇れる奥入瀬を目指して」をテーマに「これからの奥入瀬を考えるシンポジウム」が9月29日に十和田市民文化センターで開催された。
 開会の挨拶で小山田市長は「各分野のスペシャリストにお出でいただき感謝。国立公園に指定されてからは特に優れた自然景観として特別保護区となっている奥入瀬渓流は歩道と車道が併設し、年間約200万人が訪れる。交通渋滞、排気ガスなどの影響を緩和するために奥入瀬バイパスを着工しました。観光と環境を両立するための戦略について今日は学びたい」と述べた。
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 基調講演では講師に奥入瀬渓流利活用検討委員会委員長の石田東生氏を招き、「世界に誇る奥入瀬の再生復活~奥入瀬から日本の危機を考える~」と題し、これからの奥入瀬の在り方について講演した。「全国に15しかない自然系特A級(世界に誇れる自然資源)のうち、2つが奥入瀬渓流と十和田湖である。その中で国道に面しているのは全国で奥入瀬のみ。そのために渋滞・事故・騒音・排気ガスなど交通に関した問題がある。エコフェスタ、トラック協会に広域迂回、マイカーの駐車場活用などを協力お願いしてきたが規制にも限界がある。そこで奥入瀬を救うため、国土交通省・環境省・国立公園満喫プロジェクト・工事業者の4者の共同プロジェクトとして「青撫山トンネル」が着工された。交通システムが確立されることで観光地としての魅力向上を図り、地方創生につなげられるようにしていきたい」と語った。
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 次に地域の取り組みとしてプレゼンを発表したのは十和田西高等学校観光科の生徒。エコロードフェスタのボランティアガイド、十和田バラ焼きゼミナールとの協働、十和田市秋まつりの流し踊り、とわだハイスクールフェスティバル、十和田湖冬物語の雪像制作、10市大祭典への参加、街なかガイド等々、地域をつなぐ活動を通して郷土を愛する心を育むことで自身の成長につながった事を堂々と発表した。十和田西高はあと4年で統合されなくなってしまうが活動は続けれるようにと惜しまれた。十和田西高とトラック協会にはその活動と協力に石田氏から感謝状が手渡された。
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 パネルディスカッションでは青森県知事の三村申吾氏、十和田市長の小山田久氏、NPO法人奥入瀬自然観光資源研究会(通称おいけん)の玉川えみ那さん、一般財団法人日本みち研究所の川瀧弘之氏がパネラーを務めた。
 「車を置いて山奥に歩いて行く観光地とは違い、道路に面している珍しい観光地であるため、環境保全と観光推進を両立するのは難しい。」「自然保護区となった今でも山菜取りや苔の盗掘もあり、地域の人たちや外国人観光客へもルールやマナーをしっかりと教えていく仕組みを作っていかなければならない。」「20年前からの想いがやっと実を結びトンネル工事が始まり自然に対する負荷も軽減されるが保護するだけではなく活用出来なくては生業も成り立たない。」などの意見が交わされた。トンネル開通後の期待と、観光と環境の両立を地域活性化につなげられることが奥入瀬の再生にとなるとまとめた。
 十和田市立東小学校で5年生を対象としたJFAこころのプロジェクト「夢の教室」が開催された。これは十和田市教育委員会で夢を叶えたアスリートを講師として招き、実体験に基づいた授業を通して夢を持つことの大切さを学ぶために市内の小学校を対象に毎年開催されている。
 今年は東小学校へ元バスケットボール選手であり、女性初のプロのヘッドコーチとして活躍した「岡里明美」氏と元プロサッカー選手であり、国内外で活躍した「安永聡太朗」氏を講師として招き授業を行った。
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 前半は体育館で身体を動かしながら判断力、瞬発力、チームワークを遊びながら鍛えるボールを使ったトレーニングを実施。決められたルールの中で最適な方法を考え、短時間で仲間に伝える難しさと楽しさを学んだ。児童らは失敗しても個人を責めることなく、前向きに取り組む姿勢が素晴らしいと講師陣から講評を受けていた。

 後半は実体験を紹介しながらの授業となり、講師を務めた岡里さんは小学校五年生で出会ったバスケでコンプレックスだった身長を好きになったこと、始めは下手だったバスケがどんどん好きになっていったこと、楽しいバスケから勝つためのバスケになり、厳しい練習から辞めたいと思ったこともあると伝えた。プロの試合に感動し、自分を好きになれるように全日本の選手になるという夢を見付けた。当時、日本一強かった高校に進学し、キャプテンとして全国制覇をする。卒業後は実業団のシャンソン化粧品に入社し、18歳で日本代表に選ばれた。しかし、そこから約2年半の間、試合に出ることはなかったという。選手になる夢は実現出来たけど選手として試合に出る夢を叶えるために岡里さんは諦めずにチャンスを待った。夢は叶い、アトランタオリンピックに出場することが出来た。27歳までスタメンとして活躍していたが、28歳の時に選手生命に関わる怪我で引退をした。
 バスケ選手としての人生のどん底を味わったが不思議と後悔はなかった。それは全力でやり切ったという想いと、次の夢に実業団のコーチになることを決めたからだと児童らに伝えた。そして、34歳で日本人初の女性のヘッドコーチとして就任しデビュー戦では昨年度のチャンピオンチームに勝利するなど更なる活躍の場を見せた。講演が終わってから児童らに夢を叶えるための目標を発表してもらい、最後に夢はチャレンジすることが大事で失敗しても成功しても全部自分の成長につながっていく。1日に一回小さな勇気を出して行動してみること、人に優しく感謝の気持ちを忘れないこと、人という財産を増やしてくださいと伝え、夢先生の夢の授業を終えた。
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 十和田湖のひめますのブランド化を推進し、通常期とは異なる十和田湖ひめます料理を味わえる企画「十和田湖ひめます味紀行」が9月8日から10月8日までの期間に県・市内外の飲食店15店舗を対象に開催された。今年で3回目となる。
 初日となる9月8日にはひめます放流式など日頃から十和田湖ひめますの振興にご協力をいただいている十和田湖小中学校の小学1年生から中学3年生の児童生徒5名を招待した開始式・試食会を「湖が見えるレストラン信州屋」で開催した。
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 開始式では十和田湖ひめますブランド推進協議会の小林副会長が「十和田湖の1つの象徴となっている十和田湖ひめますを地域の宝として広く発信していきたい。遠くから来るお客様以外にも地域の方々にも食べてもらい、参加店舗でも心を込めた接客を奨めたい」と挨拶した。試食会では児童生徒が「美味しい」と言って笑顔で用意されたひめます定食を食べた。
 十和田市教育委員会で主催するALTから学ぶ英語の時間「イングリッシュ・デイinTOWADA(夏)」が8月19日に開催された。市内の小学校5年生から中学校3年生までの参加を認められた子どもたち約90名が遊びながら英語を学び、楽しみながら交流を深めていた。言葉よりも表現力が身につくような講義となった。
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