生徒諸君!青森の子ども

 三本木農業高等学校で、1月26日に「きみがらミニぞうり」製作を行った。コロナ対応のために予定は大幅に変更、昨年11月に3年生から指導してもらった2年生が今回、1年生に指導し製作へ当たった。植物科学科1年生35名がきみがらを織り込みながらミニぞうりを作る。教える側の2年生もついこの間、3年生から教えてもらったばかりなので慣れない手つきで説明書を見ながら指導していた。
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 きみがらスリッパは十和田市の伝統工芸品として全国で注目をされ、新宿ビームスジャパンとも取引されている。これからも無くしてはいけない伝統工芸品を見守っていきたい。
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 冬の十和田市馬事公苑(駒っこランド)で1月22日からキッズゲレンデがオープンした。
 オープン記念の招待園として社会福祉法人健佑会「とわだこ保育園」園児ら10名が招待され、馬そりの始走会、にんじんあげ体験、キッズゲレンデの初滑りを体験した。
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 駒っこ牧場での馬そり体験では怖がることなく、元気に手を振りながらゆっくりと周回する園児ら。次に馬のにんじんあげ体験では、身体の大きな馬に一歩引きながらも名前を呼んでにんじんをあげていた。
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 牧場から移動し、キッズゲレンデに行くと園児らは我先にとソリにまたがり勢い
よく滑っていた。たっぷり1時間ほどゲレンデを満喫した園児らへ駒っこランドよりお菓子のプレゼントが手渡された。
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 コロナ禍ではあるが感染症対策しっかりと取り、馬事公苑としても保育園としても久しぶりの体験イベント。マスクの下からでもわかる園児らの笑顔が早く直接見られるような時代が来ることを願いたい。
  青森県立三本木農業高等学校と太子食品工業株式会社(以下、太子)がスマート農業の推進、地域産業との連携と交流、課題研究活動の深化を図ることなどを目的とした商品企画検討会を開催した。
 1月19日に第4回目の検討会となり、デザインの確認・決定、販促物の作成を共有し合った。今回は農業経済科2年生徒10名、太子スタッフ4名とオプティムアグリみちのく赤石さんと、リモートで参加の朋和産業株式会社のスタッフ、そのデザイナーらとラフ案をもとに作成したデザインの発表をした。
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 女子チーム、男子チームに分かれ、それぞれにテーマ決め、その想いを伝えながら、狙う客層のターゲットなどを絞る。生徒らが描いたラフ案のメッセージやコンセプト、原画をデザイナーが汲み取りながら完成。発表時には生徒らも真剣な眼差しでドキドキしながら見守った。
 発表されたデザインは本当に素晴らしく、作った側の生徒らも興奮しているようだった。(※デザインについてはまだ未発表なので内容についてはまだ触れられません)
 朋和産業スタッフからは「今回のデザイン作りを通して学んだことは多いと思う。これからも何かの役に立つ経験だと思います。今年度が記念すべき第一期生となるので、来年度も継続して欲しい」と語った。
 新型コロナウイルス感染症の状況により、今後の予定は確定ではないが、商品販売会へは生徒らも参加して販売促進へ務める予定となっている。三農×太子のコラボ商品が店頭に並ぶ日を楽しみにしたい。
 令和2年度「とわだ子ども議会」が12月25日のクリスマスに開催された。密を避けるために例年の半分の人数で開催。参加した12名(1名欠席)が挨拶終了後に市政に対する質質疑を行い、小山田市長がそれに応答した。
 小山田市長は「市には条例というものがあり、条例の中の『まちづくり』には子どもたちが参加できる権利がある。みなさんの意見を発表してもらい、自分たちで創る十和田市を意識して欲しい」と挨拶。質疑応答は以下の通り。
 ①荒尾洸太(北園)安心安全な建造物が必要。市民がスポーツや学習に活かせる施設があればいい。税金はどのように使っていますか?/市は市民が安心して暮らせるように道路の整備や福祉のサービス、新型コロナウイルス感染症対策、学校の洋式トイレやエアコン設置などに使っています。最近では屋内運動施設「こまかいドーム」が完成。文化センターも来年には使用できるし、地域交流センターを市街地に建設予定しているので是非、活用して欲しい。
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 ②櫻田陽奈(北園)アートに触れながら子供たちが楽しめる場所、例えばアート遊園地などを作れないか?/商店街にもアート作品はあり、アート広場など誰でも触れ合えるアートのまちとして県内外からも認められている。アートに触れ合う企画も支援している。子どもの頃からアートに触れ合える環境は大事だと思う。
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 ③橘音色(北園)商店街活性化のための出店についてインターネット募集を出してはどうか?/市としてはお店をやりたい人ができるように助成金を出している。これまでに13名が出店済み。インターネット募集やレビーをいただくことも効果はあると思う。
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 ④小笠原史織(南)危険なく安心して暮らせる道路整備について、段差がある道を整備してはどうか?/学校の通学路や利用者の多い道を中心に整備している。これからも安心安全なまちづくりを進めたい。
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 ⑤佐藤未悠(東)毎年、日本各地で自然災害が起ている。市民の防災意識を高める防災訓練をしてはどうか?/市では防災ハザードマップを作り、全世帯へ配布した。総合防災訓練は毎年開催場所を変えて行っている。地域の方々が主体となった防災へ取り組みたい。
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 ⑥高橋陽菜(東)外灯の整備について、まだ暗い場所も多く、市民アンケートを取ってみてはどうか?町内会や学区の方々から聞いて、年間20灯ほど順に設置している。
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 ⑦佐々木岳人(三本木)いまスケボーをやっているけど遊べる場所がない。約2000万円かかるスケボーパークを作って欲しい。/現在スポーツ施設があり、大人から子供まで交流する場はつくられている。スノボーパーク建設はすぐには難しい。
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 ⑧田中煌(三本木)十和田市が美しいまちであるように、市民へゴミ拾いスタンプなどを作ってゴミ拾いをさせてはどうか?/スタンプがなくても市民一人ひとりがゴミ拾いをしてくれる意識を作ることが大事。ゴミのないまちを目指したい。
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 ⑨田中日葵(三本木)スマホを通して病院の待ち時間を知るシステムを作ってはどうか?/感染症対策にもなるのでいいアイデアだと思うが、病院側から教えてもらう必要があり、その分の負担をかけることになる。市と病院が連携する必要がある。
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 ⑩中島健(三本木)屋内複合施設がもっと必要。ボルダリングやスケボーができる場所が欲しい。/現時点では難しい。
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 ⑪山本哲也(三本木)偏った食事ではなく、健康的な食事ができるように市営の駐車場付き食堂を作ってみてはどうか?/バランスの食事は大事。市では「おいしい十和田グルメフェア」などを開催。食堂やレストランなど美味しい食事を提供してくれるお店はたくさんあるので、地域食材を食べて欲しい。
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 最後に記念撮影をして令和2年度の子ども議会が閉会した。子どもたちにとっても市政に興味を持てるいい経験だったと感じた。
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 三農発「観光・スマート農業」推進プロジェクトの連携協議会および、成果報告会が12月18日に同校大会議室で開催された。
 委員には県農林水産部、県観光国際戦略局、県産業技術センター野菜研究所、市農林商工部、十和田奥入瀬観光機構、十和田おいらせ農業協同組合、青森県中央大学、十和田西高等学校、農業経営者、県教育庁(順不同)らと青森県立三本木農業高等学校の教員らが就き、生徒らの発表を聞いた。
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 始めに三農発「観光・スマート農業推進プロジェクト」の事業内容を紹介。連携協議会の設立、農業体験を通じた高校生「交流」プロジェクト、三農スマート農業プロジェクトを発表し、それぞれの現状と課題を提示した。
 現状として、インバウンドによる青森県の自然・農業・文化が再注目され、外国人観光客数伸び率は67%と全国1位となっている。県南地域では奥入瀬渓流・十和田湖など国内有数の自然観光資源を保有し、ゴボウや長芋、ニンニク等の根菜類をはじめとする全国トップクラスの生産量を誇る農業資源が豊富である。しかし、超高齢化社会により、県内労働人口が急激に減少している。
 そこで、海外からの高校生教育旅行における本県高校生と交流したいとのニーズへ対応しながら、これまでの生産農業に加えて、近年増加している「観光農業」への対応をし、県内労働人口の減少を見据えた「農業の省力化」を「三農生」がやるとテーマを決めた。その事業効果と成果発表。
 観光農業へ視野を向け、青森県を訪れる外国人の中で3分の1程を占める台湾の教育旅行にフォーカスを当てた。台北市立松山高級工農学校を受け入れて交流事業を実施。また、実際に台湾へ行って現地の声を聞いてきたりもした。感想としては予想をはるかに超える大都会で、市場などでは日本の食材は残念ながら「りんご」くらいしか見当たらなかった。ここから調査を兼ねて次に進む予定でしたが、新型コロナウイルスのために社会生活が完全にストップ。計画は一旦中止となりました。しかし、ZOOMを使ったweb交流会を実施し、日本に来たいとの声は聞けました。教育旅行団で参加してくれた高校生にとって青森県は思い出の場所となり、リピーターとして期待が出来ると思う。外国人にとって「異文化に触れたい」という想いは強く、農業はagriculture(アグリカルチャー)と呼ばれる文化であり、食文化の体験にも着目した。そば・大豆を実際に栽培したり、納豆の商品開発やそばの新商品開発に携わったりなど、地域との交流事業も実施した。まとめとしては、外国からの教育旅行、農業体験や交流はインバウンドへ十分つながるということ。新型コロナウイルスにより観光業自体が揺らぎ、生産農業と観光農業を足した新青森型農業の提案。今後の課題も提示し、観光農業プロジェクトの報告を終えた。
 次にスマート農業について報告。三農スマート農業プロジェクトとして、知ることと普及活動から始めた。活用するドローンについて自身でも学び、講習を受けて修了証も取得した。ドローンで撮影し、生産管理システムAIを使って管理する。GIS(地理情報システム)やImageJ(画像処理ソフト)を活用することで情報を数値化する。三農スマート農業PRの一例として三農スマート米の生産や、圃場見学やドローン体験をする一日留学in三農などを企画し、今までの農業にAIをプラスすることで労働者・後継者不足等の問題の解決につながればいいと思うと報告した。
 遠藤校長は成果報告会終了後に「畜産も農産も育てている学校ですが、一番は子どもたちが成長している学校であることを目指したい」と挨拶した。その後は来賓の委員らと協議を重ね、これからの課題について話し合った。
 青森県立三本木農業高等学校では平成24年から十和田きみがらスリッパ生産組合と連携し、きみがらスリッパ用デントコーンの皮・きみがらの活用について取り組んでいる。きみがらスリッパは十和田市の伝統工芸品であり、近年では生産が追い付かないほど関東・関西方面からの問い合わせも増加し、新宿ビームスジャンパンで7480円の高値で販売されるなど、全国的にも認知度が高くなっている。
 今年度はコロナ対応で生徒らの播種作業は中止、除草作業から参加する事となった。予定がずれる中で11月20日にきみがらぞうり制作を実施。植物科学科2年生32名が講師と3年生の指導のもときみがらスリッパ・ぞうりの制作をした。
 初めに十和田きみがらスリッパ生産組合の宮本桂子組合長と古舘よしえ副組合長らがきみがらスリッパの皮の選別、土台の使い方、手順や編み方などを説明した。生徒らはコロナウイルス感染予防のマニュアルに従い、スリッパ・ぞうりの制作を行った。今回は使用する皮はカラフルな6種類用意され、生徒らは会話控えめで楽しみながらぞうりを制作した。
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 第7回目となる華道・日舞・茶道の発表会「十和田ふれあい文化教室」が11月21日に市民交流プラザトワーレで開催された。親子で楽しむ茶道教室との合同発表会で、当日は表彰式も行われた。
 開会の挨拶では木村会長が「日本文化の代表的なもの、茶道やいけ花、日舞などを発表する場が開催出来て嬉しい。今日はその修了証も表彰します」と伝え、市内小学校から参加した生徒11名をそれぞれ表彰した。茶道の部では家元の不審庵からのお墨付きも貰った。
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 表彰式後に子どもたちはいけ花に取り組んだ。今回はクリスマスをテーマに珍しい花や鈴を飾り付け、それぞれに自分のいけ花を表現し展示した。
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 その後は日舞の発表。初めに元禄花見踊りを國分梨可さん(南小6年)が優雅に踊り、戸来奏結さん、千桜さん姉妹が可愛らしく舞う。他生徒らも練習の成果を発揮し、音楽に合わせて日舞を踊った。発表後は参加した親子で一緒に三本木小唄を踊った。
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最後に茶道の時間。畳の上でのイメージが強いが今回はコロナウイルス感染予防のため、お菓子を先に出して椅子の上で食べお茶を点てた。コロナ禍の影響でなかなか発表する場もない中で、十和田親子ふれあい文化教室を開催出来たことは生徒さんにも親にも楽しめた時間だったと表情から伝わった。茶道教室へのお問い合わせは...0176‐23‐0266(米田 七重)迄
 十和田市立第一中学校が10月31日に40周年記念式典を実施した。新型コロナウイルス対策も万全に、生徒42名が迎える中、歴代の校長やPTA会長が参列した。開式のことばは第20代PTA会長の小川秀樹さんが務め、国歌はコロナウイルス感染予防のためにCDで流された。
 二本柳智弘校長は「奉仕の心、日本一を目指し、地域と触れ合う学校となるよう、教員一同取り組み、40周年を迎えられたことは嬉しい」と挨拶。
 式典実行委員長兼第23代PTA会長の堰野端展雄さんは「法奥中学校と沢田中学校が合併後に第一中学校の初の1年生として入学し、当時は生徒も300人いた。時代は昭和から平成、令和へと移り変わり、人口減少は止まらない問題もあるが、若鷹の精神で地域の発展を願いたい。」と挨拶した。
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 生徒代表のことばでは高渕紗也生徒会長が「4歳上の兄から本校の特徴となるふるさと学習のことなどを聞いていて入学するのが楽しみだった。今年のスローガン『一日一生~一瞬一瞬を大切に~』を考え、計画を立てて未来へ向かって羽ばたきたい」と挨拶した。
 記念演奏では総合文化部が練習の成果を発揮し、「波を越えてはるかに」「ふるさと」を演奏し、40周年を祝った。
 2015年から開始した「がっこう⇔ゲンビおでかけバス」が深持小学校4・5年生児童11名を対象に11月6日に開催された。これはアートイズ講師による創作ワークショップで子どもたちの自由な発想を引き出すことを狙いとしている。
 今回は「トレースアート」という透明なシートに写し取る制作を行った。子どもたちはアート広場等で見える景色を写し取りながら1人では画けない難しいキャンパスに協力しながら楽しんで作品を制作していた。
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 十和田市アネックススポーツランドで11月1日にテニス教室「浅越しのぶ」PRO CLINICが開催された。浅越プロは兵庫県出身。伊達公子の後輩として「伊達2世」と呼ばれる。2004年のアテネ五輪では杉山愛とのダブルスでベスト4、2005年に世界シングルランキングでは21位。WTAツアーで3度のシングル準優勝、ダブルスで8勝を挙げた。2006年、30歳で現役引退を発表した。
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 クリニックは県内のテニスクラブチームや大学のテニス部等から男女問わずに約40名が参加。フォアハンドやバックハンドの基礎練習では後ろ足を軸足にしっかりと決めて前に踏み込んで、ラケットを下から振り上げて打つといいとアドバイス。ボレーは手首を固定してお腹に力をいれて押し込む。スマッシュは自分の頭より少し前で打つ。身体を横向きにすることで肩と腰に捻りをいれて打つことができると伝えた。基礎練習後には参加選手らがコート上でローテーションしながらラリーの打ち合い。プロとの打ち合いでは急に球筋が速くなり、楽しみながらも真剣に打ち返していた。あっという間に2時間半が過ぎ、実践の後は質疑応答の時間。参加者らはスランプの時にはどう乗り切ったのか、苦手な相手にはどう対応するのか等を質問。それに浅越さんは「自分の長所を出して相手に合わせず自分のペースを守る。そのために自分のルーティンを決めておくことも大事」と答えた。
 最後に記念写真撮影とサインお渡し会を行いクリニックは閉会した。
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