生徒諸君!青森の子ども

 5月16日に十和田南小学校で「修学旅行における十和田産品PR隊結団式を含むバイキング給食会」が開催された。これは修学旅行における子供たちのテーブルマナーを身に付け、地元産品に興味・関心を持ってもらい、郷土を愛する心を育て、それを修学旅行先でPRするために行われている。去年は北海道の地元メディアなどにも取り上げられ、十和田市に対する興味や関心を持ってもらえたようだ。
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 体育館では十和田・六戸給食センターの職員の方々が用意した美味しそうなバイキング給食が並び、6学年児童96名が席に着くと十和田産品PR隊の結団式が始まった。地元の協力農家のご来賓、十和田市の野菜応援団「十和田ふぁみりーず」も駆けつけ、6年生代表が誓いの言葉を述べ、バイキング給食となった。
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 食への理解から郷土を愛する心を育む活動が子供たちの成長につながるように修学旅行先での活躍を期待したい。
 5月9日から三本木農業高等学校で平成28年度の「野菜苗の販売」が行われた。
 三農の園芸施設野菜ハウスで育てられた22種類42品種の野菜、総本数47418本が販売され、初日から駐車場の空きがなくなるほどのたくさんの来場者が訪れた。ハウスでは植物科学科の生徒がお客様の注文を聞いたり、苗を車まで運んだりとおもてなしの接客で来場者との会話も楽しみながら笑顔で汗を流していた。
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 来場者からは「ここの野菜苗はホームセンターなどで売っているものとは質が全然違ういい苗だ。しかも安い。去年から楽しみにしていて朝から並んだ」との声も聞こえた。会計テーブルの少し横には生徒が自主作成した野菜の成長や育て方のポイント、注意事項などが手書きで書かれたプリントが準備されており、育てたことのない野菜にも興味を持てるような工夫も見られた。
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 昨年度は初日で約670人だった三農の野菜苗販売、今年は初日で約980人が訪れる大盛況となった。野菜苗販売はなくなり次第終了する。
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 この活動は生徒の社会の一員として働く意識を高め、地域とのつながりを深め、地域に根差した学校の生徒としての充実感を得るだろう。来年度の野菜苗の販売も待ち遠しい。
 5月25日に十和田市特認校である切田中学校に台湾から陽明中学校が訪れた。
 これは十和田市の農家に滞在し、農業や農家体験を陽明中生徒がすること、民族舞踊や英語の授業交流を行い将来の国際人としての育成を図るために企画された。
 切田中は全校で48名(三年生18名・二年生9名・一年生21名)で地域外からの入学も許される特認校としてある。陽明中は全校で3000人を超える大きな学校で互いに想像も出来ないような環境の違いに驚きを感じていたようだ。始めに塚本ゆかり校長が通訳を交えて挨拶をし、学校の特徴を伝えた。次に生徒がスライドショーを使って英語と日本語で学校生活の活動を紹介した後、ヴァイオリン演奏で陽明中生徒を歓迎した。
 次に台湾・陽明中生徒が台湾先住民舞踊を踊り、台湾民謡をヴァイオリン、フルート演奏と共に披露し歓迎を交歓した。陽明中学教師の学校紹介では生徒数の違いや文化や常識の違いはある。お互いの国の文化を学べれば嬉しいと挨拶した。
 今回の国際交流の主な内容では交流授業や交流給食会、農業体験などがある。国や言葉が違っても子供たちはすぐに打ち解け楽しそうに交流を深めていた。日程、内容についてのお問い合わせは...017‐728‐0131青森中央学院大学国際交流課(野呂香織)迄
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 4月20日に十和田市馬事公苑(駒っこランド)でさつき幼稚園園児52名を招待し、「春の花植え会」と「馬車始走会&にんじんあげ体験」を行った。始めの挨拶で馬事公苑理事長・黒沢一郎氏が「この花をみんなで植えて、これからくる人たちを花と一緒に迎えてあげたい」と園児らに伝えた。
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 赤紫のビオラとスコップが準備され、園児らは優しく花をつまんでワクワクしながら土に植えていた。この花がしっかりと土に根付きこれからくる来場者の目を癒してくれるだろう。花植えが終わってからは手を洗い、厩舎へ向かった。
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 馬車に揺られて楽しんで乗る園児、身体と同じくらいの顔の馬(のぞみ・いけづき・ほうらんの3頭)に怖がったり可愛がったりしてドキドキしながらにんじんをあげる姿がみられた。
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 花と触れ合い、馬と触れ合い、園児らは最後にお菓子もプレゼントされ素敵な体験をしてさつき幼稚園に帰った。
 3月28日から3月30日までの3日間、第47回全国ミニバスケットボール大会が開催され、青森県代表となった十和田ミニバススポーツ少年団男子が挑んだ。去年も全国出場し2回連続の出場となる十和田南の目標は「先輩を超える事!」だという。去年は予選ブロックで1勝1敗で敗れた十和田南の今回の対戦相手は岐阜県代表と山梨県代表。予選ブロックでは岐阜県代表と66対29、山梨県代表と62対28と快勝する事が出来た。
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 目標を達成してからの次の目標は全国1位!ブロック準決勝では静岡県代表と対戦する事となった。前半は一時13点差までリードするも4番キャプテン久保君、5番和田君が共に4ファールとなり苦しい展開のまま3Qで逆転された。最後は自力の差か一気に離され37対50で十和田南の全国への挑戦は幕を閉じた。
 3月19日20日に十和田市総合体育センターで「第21回十和田おいらせライオンズ杯中学バスケットボール大会」が開催された。
 県内と北東北から選抜された男女のチームがトーナメントで競い合い熱戦をくりひろげる。新年度のチームの実力を試す登竜門として県バスケットボール協会に位置づけされるこの大会で男子16チーム女子16チーム計32チームが日頃の練習の成果を発揮していた。
 女子決勝トーナメントに勝ち進んだのは木造中、三本木中、弘前南中、田舎館中の4チーム。準決勝では前半は両チーム競るも後半で差が開き木造中と弘前南中が決勝へ駒を進めた。決勝戦は途中20点以上点差を広げてリードする木造中に必死に追い上げる弘前南中、最後は1点差をかけるシーソーゲームとなり試合を盛り上げた。その接戦を制した木造中女子が優勝し栄冠を手にした。
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↑接戦を制し優勝した木造中女子選手
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↑惜しくも2位の弘前南中女子選手 ↓3位の三本木中女子選手
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 男子決勝トーナメントは藤崎中、大舘中、石鳥谷中(岩手)、十和田中の4チームが進出した。準決勝では前評判通り藤崎中と石鳥谷中が点差を離し順当に決勝戦へ勝ち進んだ。藤崎中はミニバス時代に全国へ行っているメンバーが揃い、中学県選抜にも選ばれている4番・木村拓郎選手と5番・神魁杜選手が中心となって安定した試合運びで決勝戦も大差をつけ優勝した。
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↑圧倒優勝の藤崎中男子選手
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↑岩手県から参加の石鳥谷中は準優勝 ↓惜しくも3位の大舘中
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言葉・心・親子をつなぐ親守詩
 子守唄は親が子へ愛情を込めて唄うものだが、その逆で子から親へ感謝の想いを表現する唄があってもよいのではないか?という思いをきっかけに愛媛県松山市で2004年「親守詩」が生まれた。今大会で第3回目となる親守詩は作文・詩部門、定型詩部門、連歌部門に分かれ全国から76637点もの応募があった。その中で作文・詩部門で北園小6年生の芋田海吏くんが最高賞とされる文部科学大臣賞を受賞した。水口校長先生は北園小では今まで標語などは取り組んでいる。これをきっかけに親守詩も取り組み地域との連携も深めていきたいと語った。小山田市長は詩を見ていると温かい家族の情景が見えてくるようだと作品に感心していた。
 芋田くんは受賞を聞いた時はびっくりした。これからは家族のために自分で出来る事は自分でやろうと思ったと教えてくれた。
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【 受賞作品の紹介 】
「おはよう。」と起きると、もう父の声がする。朝ごはんを食べた後、パジャマから着替えると父の背中は大きくて、いつになっても追いつけそうにない。その背中を見ると、本当に誇らしい気持ちになる。「行ってきます。」すると、父が「行ってらっしゃい。」毎朝、力強い声をありがとう。
 27年9月に開催された予選大会(第40回青森県スポーツ少年団フェスティバル兼第38回全国スポーツ少年団剣道交流大会県予選会)で見事中学の部・女子個人戦で優勝した坂本莉花子さん(2段)が大会優勝報告と続く全国大会への出場の報告のため小山田市長を表敬訪問した。
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 坂本さんは小学校6年生の時に団体で一回、中学校1年生の時に個人で一回と全国大会へ出場していて今回で三回目の出場となる。身長150㎝ながら当たり負けしない強さと得意な「面」で攻めていきたい。中学校最後の大会では勝つことよりも強豪との対戦で高校に向けていいスタートを出来るような試合をしたいと謙虚に意気込んだ。大会は3月26日から28日、鹿児島県で開催。坂本さんは文武両道を実行し、4月から三本木高校へ進学する。
 きみがらスリッパとは馬の飼料用作物であるデントコーンの皮を再利用しようと製作された伝統工芸品で、現在は昭和38年に設立された十和田きみがらスリッパ生産組合がとわだ産品販売戦略課とともに十和田市の特産品として生産・普及・販売に努めている。しかし後継者不足や高齢化の問題もあり、継承は難しいという現実がある。
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 そこで三本木農業高校植物科学科では生徒の地域活性化に貢献していく姿勢と態度を育てるために十和田きみがらスリッパ生産組合と連携した活動を行い、地域の伝統工芸品を守っていこうと播種・除草・収穫などを手伝ってきた。今回は校外研究活動の作製実習として3月5日に十和田市勤労青少年ホーム2階に集まり、きみがらスリッパを作製する事となった。今回からは手芸部も科と部のコラボレーション活動として参加。一足作るのに1人1日かかってしまうというきみがらスリッパも生産者数が増えれば生産量も増える。初めての作業に慣れた手つきで説明を聞きながら編み込んでいた。
 目的は伝統工芸を守る事だが生産組合の人たちの話しを聞きながら取り組む生徒らの姿には昔懐かしの温かい情景が見られたようにも感じた。この活動に携わった生徒らは友達とは話せない学校では学べない大切な事を経験しているのかもしれない。
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 2月13日に開催された少年少女発明クラブ等13団体が参加した「第17回青森県げんねんジュニアロボットコンテスト」の優勝報告が行われた。
 上級部門(競技名/ボール・オン・タワーⅡ)では2人一組で参加した三本木高等学校附属中1年の小笠原一真くんと工藤和貴くんが優勝。三本木中1年の山本春来くんが敢闘賞。中級部門では三本木小5年の小笠原ゆいさんがデザイン賞を受賞した事を報告した。
 競技はボールを正確に運ぶ技能を競うもので45㎝四方で決められたモーター数で作った有線の工作ロボットを市長室で操作披露し、完成度の高さを実証した。将来は工業関係のデザイナー、ロボット工学を勉強して災害救助のロボットを作りたいと夢を市長に語った子供たちが将来、何かを発明してくれる事を期待したい。
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