生徒諸君!青森の子ども

 B‐1グランプリin十和田のPRを兼ね、どんなまちおこしの市民団体がくるのかを子どもたちにも知ってもらう。十和田市内の小学校(17校)児童に作成依頼していた62本の「のぼり旗新聞」が市民交流プラザ・トワーレに展示された。期間は9月16日から10月1日までの展示となる。
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 9月6日にB‐1グランプリin十和田の実行委員会がボランティアスタッフの団結式を開催した。約200名が集まり、交通整理や会場案内、清掃にあたる市民ボランティア団体が心を一つにしておもてなしの心で来場者を迎えようと、決意を新たに誓う団結式を行った。代表して宣誓する十和田西校2年生の下山穂乃華さんは「私たちは十和田市の最大の魅力である人の優しさと温かさでお客様をおもてなしし、一生に一度しかないこの大会で十和田市の魅力を最大限に発信します!」と大きな声で宣誓した。
 バラサポ代表の十枝内氏が参加者と一緒にボランティアの心得となる行動指針「バランティアスピリッツ」を唱和した。最後にバラゼミ舌校長の畑中氏が「ラビアンローズ!」を心を込めて三唱し、団結式を締め括った。ボランティアスタッフも大会の運営者の一人という自覚と十和田市の魅力を発信するための覚悟をもって大会に望んで大会を過去最高のものにして欲しいと感じた。
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 10月3日・4日に開催されるB‐1グランプリin十和田に携わるボランティアスタッフの方々が全国から訪れる出展団体や来場者をおもてなしするために「ボランティアスタッフのおもてなし指針」とすべくおもてなし日本一に取り組む十和田市立三本木中学校の協力でリーフレットを制作した。中を開くと今大会の「とわだに愛にいこう」をテーマに合わせ「あいさつ」「まごころ」「えがお」「身だしなみ」の4つのおもてなしについての指針が書かれている。このリーフレットは今大会に参加するボランティアスタッフ、市内の小中学校の生徒、市内商店街に配布される。まち全体が全国から訪れる来場者におもてなしの心と姿勢で迎えられるように応援したいと感じた。
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 8月14日・15日・22日・23日の四日間で十和田市相撲場で相撲の全国大会が開催された。あいにくの強雨にも関わらず、堂々と裸でぶつかり合う日本の国技・相撲。全国から多数の猛者が集う中、一瞬に全てを懸ける熱戦は繰り広げられた。
 8月14日は全日本大学選抜相撲十和田大会(団体優勝・日本大/個人優勝・小柳亮太(東京農大4年))、15日は選抜高校相撲十和田大会(団体優勝・木造/個人優勝・城山聖羅(金沢学院東愛工大名電))では3位に山市大悟くん(三本木農業2年)が入賞、22日・23日は全国中学校相撲選手権大会(団体優勝・浦添中/個人優勝・神山龍一(黒須中2年))と大会は幕を閉じた。
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 8月21日に三本木小学校体育館で「のぼり旗」の制作をしているバラ焼きキッズの活動の視察を兼ねて三村県知事と畑中舌校長が来訪した。
 のぼり旗(新聞)は自分たちのまちだけをアピールするのではなく、来てくれる出展団体のことも学び、応援するためのおもてなし活動の一つで、他のまちの事を知り、書いて伝える事で子どもたちにもまちおこしについて理解を深めるきっかけとなるだろう。三村県知事は制作しているグループの子どもたち全員に明るく声を掛けながら視察してまわった。普段は会う事もない県知事に子どもたちは少し緊張しているようだった。
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 三村知事は最後に子どもたちが素晴らしい仲間との時間を過ごせることへ感謝。もちろん協力してくれた先生方にも感謝。そして、そのきっかけを作ってくれたバラゼミにも感謝の気持ちを込めて大きな声で「ラビアンローズ!」と元気に挨拶をし「のぼり旗」の完成を祈り、体育館を後にした。
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  7月29日に企業などに就業していない20歳以下の若年者を対象に、ものづくり技能に対する意識を高め、競う場が必要と「ものづくり競技大会」が開催された。全14の競技職種があり、その一つ、電気工事部門で十和田工業高等学校2年電気科の斗沢宗弦くんが銀賞を受賞した。大会では決められた制限時間の中、配布された電気回路図を見て施行する。速さと正確さを競う技能種目で全国2位の成績を収めた。
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 市長に報告した斗沢くんは次にある「高校生のものづくりコンテスト」では優勝を狙いたいと意気込みを語った。技術が認められればこれからの企業就職にも即戦力として大きく期待されることだろう。

 7月25日(土)26日(日)に第28回東北電力旗青森県大会が開催された。上位2チームが宮城県で開催される東北電力旗東北ミニバスケットボール大会へ出場する事が出来る。今年3月にも先輩らが全国大会へ出場した十和田南ミニバスケットボールスポーツ少年団男子が今年の7月の東北電力旗予選県大会でも見事に優勝を果たし東北電力旗の出場権を勝ち取った。
 【青森県大会結果】
▽一回戦/高舘24‐54十和田南 ▽二回戦/弘大附属34‐39十和田南 ▽準決勝/くらいし35‐48十和田南 ▽決勝戦/黒石Jr 42‐47十和田南
 【東北電力旗結果】
▽一回戦/ほなみミニバスケットボールスポーツ少年団(山形)43‐51十和田南 ▽二回戦/成田ピュアスピリッツ(宮城)45‐38十和田南
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 結果は宮城県1位代表の成田ピュアスピリッツに敗退し、夏の東北電力旗への挑戦は幕を閉じた。十和田南ミニバスの子どもたちは「この敗戦で学んだ事を忘れずに次に活かして2年連続の全国大会への出場を目指したい!」と決意を語った。

 8月21日に知事と県民との意見交換を行い互いに理解を深める事業の一つとして「知事との元気まるごとトーク」が実施された。今回の意見交換のテーマとして「十和田バラ焼きゼミナールの活動から広がる地域愛と人づくり」と称し、三村知事とバラゼミ舌校長の畑中氏、バラサポ代表の十枝内氏、十和田西校を代表して日野口美月さんと太田毬乃さんが対談を行った。
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 畑中舌校長 あと43日となり、三村知事にも名誉大会長として協力してもらい嬉しく思います。自由度の高い市民団体として次世代を担う若者に地域を愛してもらいたい。これからも「生きる・働く・学ぶ」ことをテーマに考え、青森県の素材(宝)の魅力を発信できる活動をしたい。
 三村知事 自分たちの住む街を大好きなんだと思ってくれるだけで素晴らしい大会だと思う。交通の課題もあるが、少しでも多くの人に来て子どもたちを見てもらいたい。そのために十和田大会開催に関しては県からも協力をしたいと思います。
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 日野口さん バラゼミの活動に参加することで人とのつながりの大切さを体験できた。地元の事を知ってもらう活動を通して十和田市の事を大好きになりました。将来は地域の困っている人を助ける保健士になりたい。青森県は短命県返上など健康問題がありますがどう思っていますか?
 三村知事 青森県はタバコやお酒、運動不足や塩分を多くとる事で生活習慣病なり、40~50代で亡くなる人が多い。また、肥満傾向の子どもたちも多いことから子どもの頃からの食育を通じた健康を目指していきたい。青森・長野・沖縄で長寿サミットをやったり、出汁を作って塩分を少なくする運動などを実施しています。保健士はいろいろな職業の中でも一番「ありがとう」と言われる仕事かもしれない。頑張って保健士になる目標を叶えて下さい。
 太田さん 私は以前より積極的になり、周りの事を考えられるようになった。人と関わる事の大変さと楽しさを体験し成長する事が出来たと思います。将来は教師になって地元の素晴らしさを生徒に伝えたい。小中高の壁を取り払い、みんなで活動をしていくことは可能ですか?
 三村知事 今は生徒と先生の関係も良くなってきていると感じる。みんながみんなにありがとうと思える活動は素晴らしく子どもたちが輝いていると思う。地元を好きだと言える子どもを育ててくれたバラゼミに感謝。現在は青森キャリア推進事業など企業体験などの活動を学校単位でしている。子どもたちには体験を通していろいろと学んで欲しいと思います。教師になることを目指して頑張って下さい。
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 十枝内氏 私は4年前に十和田市に来ました。当時は本当に元気のない町だと不安に思っていました。そんな時にバラゼミに出会い、自分に出来る事を考えバラサポを立ち上げました。未来が見えなければ生きてはいけない。青森県の財産を活かして欲しいと思います。
 三村知事 畑中さんには気持ちに熱さがある。市民5千人のボランティアが参加してくれる事は素晴らしく、B‐1を一つのステップとして十和田市には何かが生まれる。苦労も楽しみに変えるバラゼミ、畑中さんには尊敬の意を表したいと思います。
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 バラゼミの想いを伝え、子どもたちの夢を知る知事との対談は互いに有意義な時間となった。子どもたちが成長し、まちが活性化する。バラゼミの活動を通してまちおこしの祭典が確実に変えた何かは未来の青森を救ってくれるのだろうと感じた。

 7月15日に北園小学校で「みらいく」が開催された。みらいくとは(公社)日本青年会議所が主催で未来の有権者である子どもたちに選挙の大切さや重大さを知ってもらおうと企画された。初めに民主主義って何だろう?と質問を投げかける。社会にはみんなのために守らなければいけないルールがある。そのルールを多数決で決めるために約1億3千万人が集まって相談する事は難しいから団体の代表を選んで決めてもらう。その代表を決めるために行われるのが選挙だと子どもたちに伝えた。模擬選挙が始まり3名の立候補者が各々の公約を発表する。給食の形式やトイレ掃除、携帯の使用について公約を掲げる。話しを聴いている子どもたちからは頷きや感嘆の声が聞こえていた。演説が終わりグループごとにまとまって相談する。
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 自分のため、友達のため、学校のために真剣に考える子供たちは大人が思う以上に素晴らしい意見が飛び交っていた。...投票が終わり候補者が選ばれた。子どもたちは「自分の選んだ人が選ばれるかドキドキした」「自分がどうなったらいいかを基準に考えた」「今まで興味はなかったけど選挙の大切さや自分の責任について考えた」など発表した。青森県の投票率は全国最下位。これを聞いた子どもたちが未来を変えてくれると期待したい。
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 B‐1グランプリin十和田まで残り87日となった7月8日に三本木農業高等学校の玉ねぎ畑に市内にある小学校(三本木小学校4学年児童89名・東小学校2年生児童64名・松陽小学校1~4学年児童27名)の十和田バラ焼きキッズ180名の児童が集まり、バラゼミ、教員と三農生徒と共にB‐1グランプリで使用する玉ねぎ(品名・ネオアース)を収穫した。天気は快晴、手袋と長靴で格好を決めた元気な子どもたちは畑に飛び込み、玉ねぎを一斉に掘り出した。収穫した玉ねぎをカゴに入れる子どもたちは大きさや形を確かめたり、残ってる玉ねぎはないかシートをめくったりしながら楽しんで玉ねぎを収穫していた。
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 収穫が終わり、バラゼミと子供たちはみんな揃って「十和田に愛にいこう!」と玉ねぎ畑から愛を叫んでいた。
 また、今回は特別に当日に収穫を手伝ってくれたバラ焼きキッズの子どもたちには玉ねぎがプレゼントされた。子どもたちは「家に帰ったらカレーやバラ焼きを食べたい!」「お母さんにプレゼントしたい!」と喜んでいた。また当日はヤマザキパンから協賛としてパンも配られた。子どもたちは暑い日の農作業の疲れも嬉しさに変わっていたようで元気にバスに乗り込んで母校に帰っていった。
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