生徒諸君!青森の子ども

 十和田市出身のファゴット奏者の前田正志さんが母校である十和田市立南小学校で音楽会を開演した。前田さんはアンパンマンなどのアニメ音楽の録画に参加するなど活躍している音楽家で、仲間であるフルート奏者の関聡子さんと母校を訪れ、南小学校児童511名に音楽の魅力と楽しさを伝えた。
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 ピタゴラスイッチのテーマ曲や人生のメリーゴーランド(ハウルの動く城)など聞き覚えのある人気曲からアイルランドの民謡メドレーなどを奏でて、楽器の由来や特徴や魅力などを語った。最後は校歌を児童の歌と共に演奏し音楽会は終了した。
 10月28日に開催される瀋陽B‐1グランプリにボランティアで向かう三本木中学校生徒に上北森林組合から応援したいと青森県産ひばで作ったB‐1グランプリを象徴する巨大な箸が寄贈された。青森県産ひばは150年以上の歴史をもつ天然檜葉で抗菌・防虫・脱臭・精神安定効果をもつと言われる「人に優しい」であり、それを加工して大きな箸を作った。また、箸を収める桐の箱も同時製作。防湿・防カビ・防虫・耐火性のある木で火災にも強く天然の防火タンスとしても知られる
 日中友好の懸け橋になって欲しいと想いから「愛のかけはし」として10月18日に三本木中学校校長室で寄贈式が行われた。上北森林組合代表理事組合長の赤石継美氏は「B‐1グランプリでの三中生徒の活動に感動した。何かの形で応援できないかと思い今回の箸の寄贈を考えた。青森県産ひばと同じく大きく成長し、十和田市を元気にして欲しい」と挨拶した。
 小泉教頭は「三中はおもてなし日本一を目指している。地域の方々からの支援もあり、中国で学べるチャンスを活かし、たくさんの事を学びたい」と抱負を述べた。
 三中生徒代表として下山さんが「今もらった箸を中国に持っていき、十和田市の魅力をPRしていきたい」と感謝の意を述べた。三中生徒らはこれから10日後に畑中舌校長らと瀋陽で素晴らしい体験をし、成長して戻ってくる。
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 10月21日にサン・ロイヤルとわだで「小さな親切運動」十和田支部40周年記念式典が開催された。
 「小さな親切」実行賞では「美しいあいさつ日本一」を目指し、学校独自でゆるキャラ「オアシスマン」を考え挨拶運動を実施している『十和田市東小学校』、ふるさとよさを発掘し、自作した歌「たからもの」を通じて十和田市の魅力発信を実行している『十和田市立三本木小学校』、「奥入瀬川クリーン作戦」に毎年親子で参加し、清掃活動を通して地域貢献を実践している『県立三本木高等学校附属中学校2学年PTA』の三組へ授与された。
 「作文コンクール」では三本木小学校・切田中学校・大深内中学校・附属中学校の4校から63点の作文が出展され優秀賞・最優秀賞が小学校の部、中学校の部でそれぞれに表彰された。作文は親切についてがテーマで自分がしてもらった親切や実行できた親切など実体験から学んだ「親切」が書かれ最優秀賞を受けた十和田市立三本木小学校4年・柴崎里桜(りお)さんと県立三本木高等学校附属中学校1年・櫻田莉子(りこ)さんが読上げの発表をした。
 最後に三本木小学校音楽部が「たからもの」を合唱し式典は終了した。
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 十和田市立ちとせ小学校で10月16日にJFAこころプロジェクト「夢の教室」が実施された。これは夢を叶えたアスリートを特別授業講師として迎え、様々な想いや実体験を子どもたちに伝えることによって夢を持つことの大切さを学ばせるために企画された。
 講師は元プロサッカー選手の島田裕介さん(同じく元プロサッカー選手の高田保則さんがアシスタントとして入る。)前半は体育館で身体を動かすゲームを一緒にしながら子どもたちとの距離を近づける。
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 後半は黒板を使っての授業の時間。自己紹介から始め、Jリーグを4つ移籍し、最後は韓国でプレイしたことを映像で伝えた。小学校3年生の頃に兄の影響でサッカーを始めた。体格も身長も違う兄に勝てるものを探しリフティングを始めた。小学校5年生になる頃には1000回を達成。同じ時期にJリーグが開幕し自分に夢が出来た事を伝えた。しかし現実は弱小チームだったために市大会で敗戦。モチベーションの上がらない中でも黙々と自主練習は続けた。その成果あってか中学時代に県選抜に呼ばれる。しかし、その中では自分が一番下手と気付かされた。そんな中でも自分の左足のシュートだけは負けない武器だと気付き試合にも出場することが出来た。高校時代は強豪校へ進学し朝から晩までサッカー三昧...しかし全国大会へは一度も行く事は出来なかった。
 決してエリートサッカー人生を歩んでこなかったが何度も挫折しながらも諦めず続けたことがJリーグ、プロサッカー選手につながったと子どもたちに伝えた。
 最後に子どもたちからの夢の発表、スポーツ選手やユーチューバ―、美容師や建築士、父の後を継ぐなどの声もあった。「継続は力なり」を証明してくれた島田講師に挨拶し記念撮影をして夢の教室は終了した。
 三本木農業高等学校植物科学科の生徒らが10月5日に十和田湖・奥入瀬渓流を学ぶことで環境保全の意識を深め、苔を活用した観光資源としての活用を考えるためにコケの観察会と蔦温泉周辺の散策を行った。
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 初めに奥入瀬自然観光資源研究会理事・川村祐一氏の講義を聴き、十和田湖・奥入瀬渓流が出来た歴史と、小さなコケから始まった雄大な自然の軌跡を伝えた。午前はルーペとスマホを持って苔の観察をし、午後は蔦温泉周辺の散策をして観光客の受け入れの課題を考え、自然環境と観光資源を学んだ。
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 「あいさつ」日本一を目指す十和田市立東小学校が9月に行われた修学旅行先での2日目、函館朝市での職場体験後に会場の一角を借りて十和田市アピールを行ったことを報告するため10月2日に小山田市長を表敬訪問をした。
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 十和田市観光推進課から「十和田市の見所パンフレット」と「蔦温泉入浴剤」をいただき、6年生54名が朝市に訪れていた方々に声を掛けてプレゼントをした。そのお礼を兼ねて市長に報告。小山田市長は十和田市の事をもっと知ってもらいたいと児童に日本の道百選であること、日本の三大開拓地であり友好都市があることなど、詳しく調べると十和田市は様々な魅力があることを伝えた。
 子どもたちは「声を掛けるのには勇気が必要だった。」「今度十和田市にくるという声も聞けて嬉しかった。」と活動の成果を感じていた。
 第15回目となる「ちびっこ馬の絵コンテスト作品展」が10月7日から11月26日まで十和田市馬事公苑称徳館で開催される。10月15日には市内外から応募のあった284点の中から審査され、展示される事となった受賞者36名(当日は都合により5名欠席)の表彰式が行われた。十和田市長賞を受賞したのは北園小学校2年生・齊下和樹くん、十和田市教育長賞は神奈川県から家族で遊びにきた時に描いたという吉田羽良さん、十和田湖ライオンズクラブ会長賞は北園小学校6年生・吉川心結さんが受賞した。(以下略とさせていただきます)
 開会の挨拶では黒沢理事長が「十和田市は馬に関わる歴史がある町で世界流鏑馬選手権など海外にも馬を通じた魅力を発信している。子どもたちの素直な心で見た馬がどう描かれているかを厳選しました」と伝えた。
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 入賞者は賞状と自分の絵が写されたポスターを笑顔で受け取った。閉会してからは家族で会場に展示してある絵を見て回っていた。お問い合わせは...0176‐26‐2100迄
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▽十和田奥入瀬プロジェクト/小学6年生による写真展/写真家池田晶紀ワークショップ
 ▽期間・会場/11月20日(月)~11月25日(土)十和田市立松陽小学校/11月25日(土)~12月23日(土)14‐54(まちなかの会場)▽観覧料/無料▽お問い合わせ/℡0176‐20‐1127

十和田奥入瀬プロジェクト  小学生と美術館が創作するアート作品展
 十和田奥入瀬プロジェクトの一環で小学校と美術館をつなげる「ぼくたちわたしたちの小学校美術館」が行われた。10月23日・24日に十和田市立松陽小学校の6年生児童12名と写真家・池田晶紀氏によるワークショップを行い、ポスターを作成。写真を通して普段見て気付かなかった事や思った事を感想文にして書いて10月30日・31日に作品を完成させた。子どもたちは仮装したり思い思いのポーズで写真を撮ったり撮られたりしながらどんな作品になるかを楽しみに取り組んでいた。展示期間は11月20日~12月23日まで。
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 また、松陽小児童と美術館職員による11月26日には14‐54でギャラリートークも行われる。
 日中国交正常化45周年記念として、広く称賛された十和田バラ焼きゼミナールのまちおこし活動とおもてなしの心。畑中舌校長の中国講演会をきっかけに、10月28日29日の二日間、中国の瀋陽でB‐1グランプリの公認イベントが開催される事となった。
 十和田大会でも大きな反響を呼んだ子供たちのバランティアの中から三本木中学校生徒がおもてなしを伝えるためにバラゼミと同行する事となり、9月20日に市民交流プラザトワーレで「日中国交正常化45周年×B‐1グランプリin中国瀋陽団結式」を開催した。開会の言葉は「ボンジュール!ようこそ十和田市へ!」と今回参加する三中生徒8名が元気に挨拶。
 主催者挨拶では外務省在瀋陽日本国総領事館首席領事・奥正史氏が「田中角栄、毛沢東から始まった日中国交正常化から45年、今回は45周年記念のメインイベントとして進めている。『民をもって官を促す』という言葉を守る事は難しいものだが日中関係が悪くなった時でも青少年、民間の交流が途絶えることはなかった。地方と地方、青少年の交流を深めることで日中の関係は良くなる。日本のおもてなしがどんな効果を生むかを期待している。素晴らしい経験と成果をもって帰国して欲しいと思う」と挨拶した。ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会(愛Bリーグ)会長・渡邉英彦氏は「十和田市は素晴らしい。今回の機会を与えてくれたことに感謝したい。市民活動が日中国交までつながるとは設立当時は思いもしなかった。」青森県は卓球というスポーツ文化を通して昔から日中国交はあったことを話し、「練習では初心者、試合では王者」という言葉を貰ったことを伝えバラゼミの活動を例えた。十和田市長・小山田久氏は「瀋陽での畑中舌校長の講演会ではたいへん感銘を受けたと聞いた。ボランティア精神を再びもって中国と食などの文化交流、そしてインバウンドの集客にもつなげたい」そして三中生の活躍を祈願し挨拶とした。それから市民からの寄付贈呈が行われ、食の本場、中国での出展に意気込む出展団体【小樽あんかけ焼そば親衛隊・十和田バラ焼きゼミナール・横手やきそばサンライs・越前坂井辛み蕎麦であなたの蕎麦で辛み隊・津ぎょうざ小学校・高槻うどんギョーザの会・ひるぜん焼そば好いとん会・今治焼豚玉子飯世界普及委員会・日田やきそば研究会・佐伯ごまだしうどん大作戦・大村あま辛カレーうまか隊!】の挨拶が行われた。最後に記念撮影し団結式は閉会した。
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 市内、近隣の中学生を対象に文化やスポーツで活躍した著名人を講師に呼び、夢を叶える力、その努力や体験や感動を伝え、将来の夢や希望の実現のため努力し目指す意欲や姿勢を育てる講演会「夢への挑戦」が9月5日に十和田市民文化センターで開催された。
 講演会は第2学年の中学生545名が参加し、講師であるサッカー日本女子代表前監督・佐々木則夫氏を招いて開演された。佐々木氏はサッカーを志す者なら誰でも知っているであろうFIFA女子ワールドカップで澤穂希選手を率いる日本代表を初の優勝に導いた一流の監督だ。
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 佐々木氏は「多感な時期だからこそ何かを感じて欲しい。1人1人がどういう生き方、姿勢なのか、聞き方次第で受け取り方も変わる。意味のない講演になるか意味のある講演になるかはあなた方次第でもある」と挨拶し講演を始めた。
 「今は様々な分野で世界に向けたグローバル化が進んでいるが、サッカー界はいち早く世界で通用するにはどうすればいいか視野を海外に向けていた。」そう伝えてから自分が計画したスケジュールをモニターで写した。1日、1ヶ月、1年という単位ではなく9年間のスケジュールから作成。世界の「なでしこ」になるというヴィジョンを持って夢と計画を掲げた。サッカーだけではなく、日本の女性として「ひたむき・明るい・芯が強い・礼儀正しい」のなでしこらしさをピッチの内外で表現し、フェアプレー賞も受けた。
 2011年、震災の年にドイツ女子サッカーワールドカップで優勝。選手育成は連携や技術や精度の向上を見るが、試合が始まると監督として出来る事は少ない。だからこそ選手主導の集団的知性を鍛える事に取り組んだ。その中で一番重要な能力は「コミュニケーション」だと話した。
 最後に2011年のワールドカップの映像を流した。いま見ても感動する夢を叶えた瞬間を見て子供たちは間違いなく何かを感じただろう。生徒代表の切田中学校2年・長沢健伸くんは「自分は達成したい目標があります。失敗を恐れずに挑戦していきたいです」と佐々木氏にお礼の言葉を述べた。
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