生徒諸君!青森の子ども

 三本木農業高等学校ラグビー部を卒業した「田嶋グン」選手(現釜石シーウェーブス)がラグビーU20日本代表に選ばれ、活躍をした。1月14日に久しぶりに母校へ凱旋。ラグビーU20日本代表ジャージを寄贈した。
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 遠藤校長は「田嶋グン選手は我が校の誇りである。現ラグビー部も新人戦では久しぶりの準優勝だった。OBの方々、保護者の方々の力を借りて、次は花園を目指したい。全校生徒で応援し、共に夢を掴みたい」と激励の言葉を送った。
 寄贈式終了後は「囲む会」を行い、田嶋選手は在校生ラグビー部員36名と、監督の苫米地衆候教諭、OB代表の成田一郎さん、コーチの中岫崇さんらと学生時代の思い出を振り返りながら、日本代表で出場した時の秘話などを語った。
 田嶋選手が3年生だったころの1年生(現3年生)の後輩からは「グン先輩はとてもきれい好き。部屋をきれいにするなど、生活面でいろいろと教えてもらった」。成田OB代表からは「口数が少なく、前に出る性格でもないが、人よりも倍の練習を積み上げ、怪我をしない強い身体をもっている選手だった。偉大な選手が近くにいるので目標として欲しい」と伝えた。
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 よつば寮の寮長も務める中岫コーチは「学生時代は送迎担当もしていた。グンは見た目通り物静かで、コツコツ積み上げるタイプ。筋トレなども自主的に行い、学生時代にはベンチプレス130㎏を持ち上げていた。みなさんもグンの背中を見て応援してほしい。」と伝えた。中岫コーチは当時七戸町でサッカーをしていたグン選手に目をつけスカウトした秘話も語った。苫米地監督は「当時はライバルの八戸工業にいて対戦した。日本代表の選手がいた学校であることに誇りを持って欲しい。」と激励してから、グン選手が出場した日本代表戦当時の映像を見る。イエローが2枚で人数的不利もあり、ビハインドの場面。諦めずに次に向けて話し合い、35‐34で逆転勝利した。田嶋選手は「U20日本代表でも「ONE TEAM」の精神は変わらない。グランドに立ったら先輩後輩は関係ない。試合での自分の役割を果たすためには監督や先生とのコミュニケーションも大事。」と後輩へ語った。
 田嶋選手は「成田コーチ、中岫コーチに鍛えられ、身体面でも精神面でも多くの事を学べた。三農ラグビーの伝統「走る・スクラム」を守って欲しい。厳しい練習もあるが団体スポーツをやってて本当に良かった。身体が大きかったり、足の速い人はいる。自分にはないものだから当たり負けしない身体を鍛え続けた。U20日本代表でアジアチャンピオンになってもゴールではないので、次は日本代表を目指したい。」と後輩らを激励した。現在178㎝112㎏の田嶋選手。次は日本代表で活躍する姿を見れるように応援していきたい。
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 令和元年度の「幼児リサイクル教室」が実施された。これは市で平成22年から循環型社会の形成を目的とし、幼児期から環境保全に対する意識の向上を計るため、幼児向けに資源ごみのリサイクル教室を行っているもので、市内の保育園、幼稚園を周り、紙芝居や資源ごみの分別ゲームを行っている。
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 紙芝居の内容は去年とは内容を変えて「ごみじゃないよ、しげんだよ」(目黒区大型紙芝居)にした。紙芝居を読んでゴミが資源に生まれ変わる事を伝えた。
 その後に資源ごみの分別ゲームをし、プラスチックや紙、ペットボトルやアルミ缶を仕分けた。園児らは合格シールをもらいこれから家のゴミは分別して捨てることを約束し、リサイクル教室は終了した。
 市内の中学生、高校生が「社会福祉やボランティア活動の大切さ」について学び、意見交換や高齢者との交流を通じて「思いやりの気持ち」「助け合いの気持ち」を育むための十和田市中高生福祉サミット「思いやり広場」が1月7日に開催された。
 社会福祉法人十和田市社会福祉協議会が主催となり、集まった市内中高生27名と市民交流プラザトワーレで開会。午前の部では社会福祉について考える意見交換。高齢者についての話しや、どうやって楽しんでもらうかの企画を練習し、午後には実際に高齢者が集う場所(ふれあい・いきいきサロン)を訪問した。
 考えたゲームは最初は頭を使うゲーム。漢字穴埋め&漢字バラバラクイズで高齢者らと交流を深める。
 次に身体と頭を使うゲームでパラリンピックの正式種目ともなっている「ボッチャ」で遊んだ。ボッチャとはジャックボール(目標球)と呼ばれるボールにそれぞれのチームが交互に自陣ボールを投げたり転がしたりしながらいかに目標球に近づけるかを競うスポーツ。老若男女、障がい者、健常な人でも同じルールで遊べる。
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 チームを分けて中高生と高齢者が交互にボールを投げる。簡単なルールだが戦略性もあり、目標球に自陣ボールがピタっとくっつくと周りからも歓声があがりゲームは盛り上がった。
 十和田市馬事公苑(駒っこランド)で1月16日に「馬そり始走会」が開催され、キッズゲレンデがオープンした。
 今回、始走会に招待された園児は「緑と太陽の保育園」。駒っこランドを訪れた園児ら17名はまずは牧場に移動し、馬そりを体験。ソリは天気によって屋根ありと屋根なしが選べる。園児らは「さくら」が引く馬そりに乗ってコースを一周。その後に馬へニンジンのエサやり体験をした。「きずな」「ルナ」「ダイヤ」「のぞみ」の4頭へ笑顔でにんじんをあげる園児ら。今回は身体の大きいのぞみ以外は小さな馬だったので臆することなく積極的ににんじんをあげていた。あっという間になくなったにんじん。えさやり体験後は芝生広場へ新設したキッズゲレンデに移動。
 園児らはソリやゴムボートで長い坂を何度も滑り、冬の駒っこランドを満喫した。
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 戦後、国営開墾事業の中で、規模が大きく、その中でも成功されたといわれる開拓地が3つある。それをきっかけとし、「日本三大開拓地」として十和田市(青森県)、川南町(宮城県)、矢吹町(福島県)の3市町が選ばれた。
 その共通点のあることから三大開拓地児童交流事業が2005年からスタートし、3市町を交互に訪問しながら、その歴史を伝えると共に、お互いの故郷を知り、郷土愛を深める児童交流事業が行われた。
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 1月31日に十和田市に訪れた河南町、矢吹町の児童それぞれ20名ずつを十和田シティホテルで歓迎した。歓迎の挨拶で小山田市長は「戦後開墾事業の成功事例として3つの市町が選ばれた。今回で16回目。自分が生まれたふるさとをお互いに知り、文化や歴史を学び交流を深めて欲しい。毎年この時期は街なかにも雪が積もっているのですが今年は雪がゼロ。山の方には雪が積もっているので安心して雪遊びを楽しんで欲しい。また十和田湖冬物語も開催してるので雪像やかまくら、花火なども見てください。春夏秋冬楽しめる町なのでケガのないよう思い出を作ってください」と挨拶した。
 翌日1日は南コミュニティセンターで十和田市児童20名と顔合わせをし、開会式を開催。終了後にゲームで交流をし、開拓の歴史を学習した。その後は十和田市現代美術館や十和田市馬事公苑称徳館を見学したり、十和田湖畔で開催中の十和田湖冬物語を楽しんだ。2日は十和田湖温泉スキー場でスキー体験をし、三泊四日の三大開拓児童交流事業で思い出を作り、児童らは3日、帰路に就いた。
 十和田市現代美術館パートナーズ(TAPS)教育普及事業の一環で、平成27年度から開始した「がっこう⇄ゲンビ おでかけバス」が1月30日、31日の2日間、開催された。
 これは十和田市内の小中学生を対象に無料バスを運行し、より多くの子どもたちに現代美術館を親しんでもらい、感性豊かな子どもたちにワークショップを企画してアートを体験し、想像力を育てる場として開かれている。
 今回はちとせ小学校の1年生51名を対象に2班に分け、2日間に渡り実施された。始めに美術館内の常設展を歩いて回りながらアーティストの作品について見て学んだ。その後、用意された透明なレインコートに自由に絵を描いたり、シールを貼ったりしてオリジナルのレインコート作成をするワークショップ「アートを着よう!」を実施。
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 子どもたちはそれぞれに現代美術館の作品を思い浮かべながらオリジナルのレインコート作成を行った。楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、一生懸命に色を塗ったり、シールを切り貼りしたりしても時間が足りないようだった。
 最後は完成したレインコートを着てファッションショーを行った。子どもたちはお互いに見せ合ったりと自分で作った作品にご満悦。「楽しかった」「また作りたい」との声もあった。
 毎年恒例となった十和田市長と北里大学生の懇親会が12月9日に同構内で開催された。これは第二のふるさととして北里大学生に十和田市での生活を楽しんでもらいたい。十和田市民と大学生の交流の場を作ってもらいたとの想いから始まった。
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 初めに北里大学生との連携を試みたワークショップの報告から。7月に開催されたワークショップで出された「だれでも参加できる体育祭(十和田体育祭)」や「音楽祭のイベント(十和田フェス)」などのアイデアや、やりたいことの議案のまとめ、㈱パワフルジャパンとわだが主催する道の駅18周年祭でのブース出店の実施などが報告された。
 次に大学生からの質問発表。道路が凍らないように海水を流す。ROUND1や映画館、動物園やテーマパークなど活性化につながる施設が欲しい。学割サービス等を行うお店を増やして欲しい。とわだ雪見ラリーなどのイベントが試験期間と重なっているために開催期間の見直しをして欲しい。車を持っていない学生のために十和田七戸駅行きや「十和田湖冬物語」行きのバス停を設置して欲しいなど多くの意見が発表された。
 小山田市長は一つずつ丁寧に答えながら出来ることは実施できるように努力していきたい。十和田市にしかないもの、十和田市ではやっていないものもあるので、いろんな意見を参考にしたいと伝えた。
 令和元年度の第32回「十和田市民合唱祭」が11月24日に十和田市民文化センター大ホールで開演された。今年は前回、部員不足のために出演できなかった三本木小学校合唱部と北里大学獣医学部コーラスサークルが復帰。北里大学は一度部員が1人まで減ってしまったが諦めずに勧誘し、集まった仲間と練習の成果を発揮した。三本木小合唱部は南小学校合唱部との合同合唱で元気なハーモニーを会場へ響かせていた。
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 十和田湖コーラス愛好会、コーラス四季、滝の詩王者合唱団、コールアゼリア、十和田混声合唱団が練習を重ねた歌声を披露。子どもから高齢者までが一同に集まり、同じ舞台で合唱をする。最後に会場全員で「ふるさと」を歌い、合唱祭は幕を下ろした。
連載企画「子どもの時間」の著者
新藤 幸子さん
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 約2年半の間、本紙11ページの「子どもの時間」の著者として協力頂いた新藤幸子さん。きっかけは知人の紹介で本紙で一度紹介したことにあり、書いているブログの本の出版とも重なっていたが、是非とのお願いに連載協力してくれた。
 当時小学生だった悪ガキたちも今は高校1年生と中学3年生になっている。最近は顔も見なくなってしまったがどうしているだろうと時々思い出すという。新藤さんは4人(現22歳、大学1年生、高校1年生、小学3年生)の子を持つ母として子育てに奮闘中だが、当時の悪ガキたちのおかげで末っ子の友達が遊びにきて、多少悪さをしても気にはならなくなった。私自身にとっても本当にいい経験だったんだと改めて感じる。
 子どもは友だちがいっぱいいれば何か自分で遊びを考える。大人に「うるさい」「危ない」「勉強しなさい」と言われ、遊ぶことをやめてしまう子どもは可哀想。ただ、遊ぶ場所がいっぱいあった昔と違って、周りに迷惑をかけてしまう公共の場だったり、不審者もいて、親の目の届かない場所での遊びは不安など、自由に遊べない現状もある。そこで遊べる場所、遊べる環境があればと思い、毎週水曜日にちとせ小の校庭をお借りし、「プレパーク」を企画した。ゲームは1人でいる時に遊ぶもので、子どもたちが集まると、自分たちで自由に遊び始める。少しずつ大人になり遊びを忘れてしまうのは仕方ないが、遊びを知らずに大人になるのは怖いと思う。子どものうちにいっぱい失敗して、ケンカして、仲直りして、経験から学ぶことの方が大事だと思う。食べる・遊ぶ・寝るが子どもの仕事。子どもと関われる時間は親にとっても子どもにとっても一生に一度の大切な時間。子育て世代の親には忙しいを理由にしないで、今しかない時間を大切に過ごして欲しいと語った。
 国際ソロプチミスト十和田主催の茶話会が11月30日に十和田富士屋ホテルで開催。夢を実現するためのサポートプロジェクトの一環で「夢を拓く 女子中高生のためのキャリアサポート」茶話会が開かれた。
 田中キヨノ会長は「特定のキャリアを考えている人はいても、なかなか決められない方も多いと思う。自分の価値、興味などを知ってもらい、キャリアをもっている方に講師を頼み、講演を開催しました」と挨拶。
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 講師を務めたのは七戸町鎮座 新明宮 宮司 松林和子さん(68)「今、伝えたいこと」をテーマに講演を始めた。「私は若い頃は本当に活発で30歳で結婚。40歳では5人の子を持つ母になっていた。子育てに追われる中、37歳で兄である先代宮司が急逝した。宮司の世界は当時男性中心の世界だったので悩みも多かったし、やめたいと思う事が何度もあった。『大変だからこそやりがいと言う』という言葉に励まされ今日まで頑張ってこれた。これからは新しい令和の時代を生きる若い人たちの背中を押してあげたい」と語った。皆さんは自分の宗教は知ってますか?と問いかけるもほとんが知らないと答える。墓参りなど宗教的なものが日常生活にあっても気が付いていない。「おかげさま」という言葉にも「陰」という言葉に「御」と「様」がついている。「いただきます」は誰に言っているのか?この習慣も神様の教えであると話した。
 休憩に歌の時間をはさみ、後半は旦那様が趣味としている写真を紹介。その中で朝陽が昇る写真を紹介した。昔、電気も何もない時代の人たちは太陽をどう見ていたか?暖かさも明るさも与えてくれる太陽に感謝していたと思う。今は当たり前にある生活にも感謝する気持ちを持って欲しいと伝えた。西暦はイエス・キリストが生まれてからの数え方、247ある元号は日本独自のもの。これを見るだけで時代の背景も見えてくる。今年で126代目の天皇となり、新しく「令和」となった。この言葉の意味を知ることで私は好きになれた。大嘗祭に参加した時の思い出話しに花を咲かせ、世界から見た日本人の良さは謙虚である事、礼儀正しく親切であり、世界平和を願っていることと伝えた。講演終了後は玉串拝礼の作法を子どもたちに教 え、コーヒーとケーキを楽しみながら最後は半崎美子さんの「明日へ向かう人を」を合唱し講演は終了した。
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