生徒諸君!青森の子ども

 7月9日に十和田富士屋ホテルで寺子屋稲生塾が「世界と友達part6~料理・音楽などの文化体験~」をテーマに開催され、約80名の親子が参加した。世界平和は「友だち」になることから、と新渡戸稲造が国際文化交流に努めた活動を見習い企画した外国の文化体験。今回はオーストラリアの文化を知るために講師として教育委員会からALTのサイモン・デービス氏とゾーイ・カークランド氏が務める。オーストラリアの文化の違いや知識などをクイズ形式でプロジェクターなどを使い子供らに伝えた。後半の講師は十和田富士屋ホテルの西洋料理長・太田昇氏が務め、オーストラリアの料理の説明のあと、子供たちや保護者が楽しみにしていた試食体験が行われ、ミートパイやベイクドポテトなどを美味しく味わった。
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 7月14日に三本木農業高等学校植物科学科1年生27名と環境土木科2年生らが農業と環境について学ぶため、奥入瀬自然観光資源研究会(通称おいけん)の協力を得て、コケについて学ぶ講義とコケの観察会を行った。
 講義の講師は理事の川村祐一氏が務め、天然の博物館だという奥入瀬渓流の歴史と自然と動物の世界、コケの知識などをスライドショーを使い、解り易く生徒らに伝えた。「立ち止まると見えてくる。大きな自然は小さな自然が集まってできている」がテーマ。次に観察会と称しルーペとスマホを持って生徒らと、ガイドの川井大輔氏と玉川えみ那さんを加え、コケの観察会を体験した。雨の降る自然の中でコケを少しだけ採集し、戻ってきてから顕微鏡で観察してみる。そこには小さな自然があり、生徒らは今まで見えていても見ていなかった世界を知る。1年生の村井咲彩さんは「コケは普段、目には止めないものだったけど、今までの話しを聞いて小さな存在がとても大きな存在に思えてきた」と教えてくれた。引率者の佐々木秀幸先生は「自然環境は作れるものではなく誰かが守っていかなくてはならない。それを伝えるためにコケを活用して地域の活性化につなげたい。通り道の景色から立ち止まる観光へつなげたい」と熱く語った。
 生徒らは午前の観察会を終え、午後は銚子大滝などを回った。奥入瀬渓流の環境調査と環境保全、そして観光での地域活性化と学ぶことの多かった課外授業となった。
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 6月に行われた第69回青森県高等学校総合体育大会ハンドボール競技会で青森県立三本木高等学校男子ハンドボール部が4年ぶりとなる優勝を果たし、山口県で開催される全国大会へ出場する事となり、三年生9名と顧問の櫻庭正明さんが小山田市長を表敬訪問した。
 櫻庭さんは「県大会では前半戦は苦しい戦いが多かったが守りを重視して最後は点差を離して勝つことが出来た。」と報告した。
 小山田市長は「私の母校でもあり嬉しく思う。後悔は残さないように戦って欲しい」と選手らを激励。
 生徒らは「自分らしい自分の得意なプレイでディフェンスからの速攻を頑張りたい」と市長に意気込みを伝えた。また、三本木高校ハンドボール部では珍しく?「分析班」と呼ばれるプレイヤーではないポジションがあり、対戦相手の分析や選手のモチベーションなどの後押しをするアナリストもいる。
 全国大会は8月1日から山口県で開催し、初戦は奈良県の一条高校と対戦する。過去は一回戦突破が最高記録だという三高ハンドボール部。二回戦突破を目標にすると、市長へ決意を語った。
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 6月17日に十和田南小学校が修学旅行先のJR北海道函館駅構内で十和田産品のPR活動を実施し、小山田市長へ活動の報告をした。
 今回で3回目となるこの活動はバイキング給食がきっかけで、南小学校ではキャリア教育の一環として、郷土愛の育み、人とのコミュニケーション力を身に付け、それを地域の活性化につなげようと修学旅行先で十和田産品のPRをしようと始まった。
 市内の事業者から協賛を受け、十和田産まっしぐら、にんにくや長芋やごぼう、黒にんにく、スタミナ源たれや十和田湖美水など十和田市の魅力と合わせて歩く人に声を掛け、商品のアピールをした。
 小山田市長は十和田市の野菜を発信するために十和田市を勉強した事は修学旅行の体験も含め、素晴らしい事だと思う。青森県は野菜の産地だが消費量はまだ少なく、出来れば野菜を好きになって欲しい。また食材だけではなく、十和田市の歴史を勉強する事も面白いと思うと児童らに声を掛けた。修学旅行先の函館では震度6弱の地震もあり、PR活動以外にも思い出を1つ増やして学べた修学旅行になっただろう。
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 第38回未来の科学の夢絵画展で東中学校一年・伊勢谷芽生(いせや めぐ)さんが小学校・中学校の部、全国7411点の応募の中から青森県で初めて最高賞の文部科学大臣賞を受賞し、小山田市長を表敬訪問した。
 受賞作品は「手話電話機」で小学校6年生の夏休みの課題として制作したもので、へレン・ケラーの伝記を読んで聞こえの障害をもった人たちも普通の人たちと会話が出来ればと思い制作した。会話が手話と文字に変換され表示される電話を考え、会話を楽しむ様子を絵に描いた。
 表彰式では立派に答辞も述べた伊勢谷さんは誰もが楽しく暮らせる社会にするにはどうしたらよいか考えていきたいと思いますと市長に報告した。
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 6月11日に平成28年度第一回目の寺子屋稲生塾が交流プラザトワーレで開催された。今年の塾生は新入生を入れて53名と増えた。一回目の講義には35名が参加。
 開講の挨拶で小山田市長は、この塾を通じて体験を活かし、十和田市の事を知ってもらいたい。「ふるさと愛」日本一を目指して偉大な先人を知り、その精神を知り、これからの自分に活かして欲しい。ふるさとを愛する心、武士道の心、開拓の心を様々な体験の中で積極的に探して、仲間を想う心を身に付けて欲しいと塾生に伝えた。
 新渡戸常憲氏の挨拶では、十和田市に縁のある世界的な偉人がいる。世界には人種、言語、宗教など様々あるが、全て同じ人間だと稲造が説いている。この塾での体験を学校や家庭での生活の中で活かして欲しいと感謝の意を込め挨拶した。また、個人的な事ではあるが5月5日(こどもの日)に子供が生まれ、将来はこの塾に参加させたいと報告した。
 開講の挨拶が終わった後、始めに人間は大きく分けて4つに分ける事が出来ると生徒に謎かけた。男と女?大人と子供?など様々な意見が交換され、答えは血液型と知る。血液型別の4つの班に分かれて自己紹介から始まった。一般的によく言われる血液型別の特徴の長所や短所や相性を説明されると子供たちは心当たりがあるのか頷いて聞いていた。それから血液グループごとに分かれてじゃんけんをする事になると班ごとの行動の違いに特徴のある事に驚く。
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 講義の後半は「こども武士道」の著者である高橋和の助氏が講師を務める。挨拶が大事な理由、ことわざがどんなたとえから生まれたか、そして「イジメ」について考えることをテーマに講演した。なぜイジメがあるのか?イジメをなくす事ができるのか?を子供たちと議論する。原因は容姿や性格、貧富の差など様々で大きくまとめると「差別」が原因であると伝えた。原因が解れば解決法を考えることが出来る。よくある何パターンかを子供たちに実演してもらい、どうすればいいかを子供たちと一緒に考えてみた。
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 第一回目の講義は武士から生まれたことわざの意味や、武士道の精神の一端を学び閉講した。第2回目の寺子屋稲生塾は7月9日に「世界とともだちpart6~料理・音楽などの文化体験」をテーマに開講する。お問い合わせは...0176‐72‐2318(生涯学習係・竹ヶ原英樹)迄
 5月15日に(公社)十和田青年会議所主催の職業体験学習が開催された。今回は45名の小学生が集まり親子で参加。それぞれに希望の仕事を3つ体験する。消防士(レスキュー体験で目隠しの人命捜索や放水訓練など)・警察官(指紋採取の鑑識作業の体験など)・パン屋さん(サンドイッチ作り)・ケーキ屋さん(ホールケーキ作り)・給食員(この日の昼食用に作るカレー作り)・建築士(模型で自分の家を建てる)・水道屋さん(水道の配管つなぎ体験)・デザイナー(アイパッドを使ってオリジナルの名刺作り)・保育士(オムツ交換とデンデン太鼓作り体験)の9つの職業を体験。ケーキ屋さんや保育士に男の子、建築士や警察官に女の子が参加してた事が印象的だった。
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 子供たちは単に作業を体験するだけではなく、仕事をしている大人の考え方や難しさや大切さなども学んでいたようだ。将来どんな仕事につくかはわからない無限の可能性を秘めた子供たちも他の仕事の内容や考え方を知る事によって理解と選択肢が増えるだろう。
 5月16日に十和田南小学校で「修学旅行における十和田産品PR隊結団式を含むバイキング給食会」が開催された。これは修学旅行における子供たちのテーブルマナーを身に付け、地元産品に興味・関心を持ってもらい、郷土を愛する心を育て、それを修学旅行先でPRするために行われている。去年は北海道の地元メディアなどにも取り上げられ、十和田市に対する興味や関心を持ってもらえたようだ。
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 体育館では十和田・六戸給食センターの職員の方々が用意した美味しそうなバイキング給食が並び、6学年児童96名が席に着くと十和田産品PR隊の結団式が始まった。地元の協力農家のご来賓、十和田市の野菜応援団「十和田ふぁみりーず」も駆けつけ、6年生代表が誓いの言葉を述べ、バイキング給食となった。
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 食への理解から郷土を愛する心を育む活動が子供たちの成長につながるように修学旅行先での活躍を期待したい。
 5月9日から三本木農業高等学校で平成28年度の「野菜苗の販売」が行われた。
 三農の園芸施設野菜ハウスで育てられた22種類42品種の野菜、総本数47418本が販売され、初日から駐車場の空きがなくなるほどのたくさんの来場者が訪れた。ハウスでは植物科学科の生徒がお客様の注文を聞いたり、苗を車まで運んだりとおもてなしの接客で来場者との会話も楽しみながら笑顔で汗を流していた。
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 来場者からは「ここの野菜苗はホームセンターなどで売っているものとは質が全然違ういい苗だ。しかも安い。去年から楽しみにしていて朝から並んだ」との声も聞こえた。会計テーブルの少し横には生徒が自主作成した野菜の成長や育て方のポイント、注意事項などが手書きで書かれたプリントが準備されており、育てたことのない野菜にも興味を持てるような工夫も見られた。
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 昨年度は初日で約670人だった三農の野菜苗販売、今年は初日で約980人が訪れる大盛況となった。野菜苗販売はなくなり次第終了する。
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 この活動は生徒の社会の一員として働く意識を高め、地域とのつながりを深め、地域に根差した学校の生徒としての充実感を得るだろう。来年度の野菜苗の販売も待ち遠しい。
 5月25日に十和田市特認校である切田中学校に台湾から陽明中学校が訪れた。
 これは十和田市の農家に滞在し、農業や農家体験を陽明中生徒がすること、民族舞踊や英語の授業交流を行い将来の国際人としての育成を図るために企画された。
 切田中は全校で48名(三年生18名・二年生9名・一年生21名)で地域外からの入学も許される特認校としてある。陽明中は全校で3000人を超える大きな学校で互いに想像も出来ないような環境の違いに驚きを感じていたようだ。始めに塚本ゆかり校長が通訳を交えて挨拶をし、学校の特徴を伝えた。次に生徒がスライドショーを使って英語と日本語で学校生活の活動を紹介した後、ヴァイオリン演奏で陽明中生徒を歓迎した。
 次に台湾・陽明中生徒が台湾先住民舞踊を踊り、台湾民謡をヴァイオリン、フルート演奏と共に披露し歓迎を交歓した。陽明中学教師の学校紹介では生徒数の違いや文化や常識の違いはある。お互いの国の文化を学べれば嬉しいと挨拶した。
 今回の国際交流の主な内容では交流授業や交流給食会、農業体験などがある。国や言葉が違っても子供たちはすぐに打ち解け楽しそうに交流を深めていた。日程、内容についてのお問い合わせは...017‐728‐0131青森中央学院大学国際交流課(野呂香織)迄
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