生徒諸君!青森の子ども

 十和田市立東小学校3年生と保護者ら約150名が集まり、2月3日に十和田バラ焼きゼミナールと協同して「日本一長いバラ焼き入りの恵方巻き」作りにチャレンジした。
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 初めにバラゼミ舌校長の畑中氏からなぜバラ焼きでまちおこしなのか?B‐1グランプリやバラゼミの今までの活動をスクリーンで紹介しながら観光の原点はふるさとを支える力、十和田プライドの構築が必要だと論じた。そして子どもたちに今回はバラ焼き入り恵方巻きの日本一を目指すが、それぞれに得意な事や好きな事を頑張ってオンリーワンの人間になって欲しいと呼び掛けた。ただバラ焼きをやるのではなく、なぜやるのか?それがどういう結果につながるかまで説明を聞いた児童・保護者らは真剣な笑顔で恵方巻きに取り組んだ。
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 つなげたテーブルの上にラップを引いて、長く伸ばして敷いた海苔に酢飯をのせ、バラゼミメンバーと一緒に鉄板で調理した玉ねぎとバラ肉を炒めたバラ焼きをトッピング。それを畑中舌校長の掛け声で合わせて一気に巻いた。全員でゆっくりと持ち上げ長さを計測。最長となる【38・6㍍】を記録し、バラ焼き入りの恵方巻き日本一の長さを更新した。児童・保護者らは歓声を上げて喜び、作った恵方巻きを笑顔で食べた。
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 十和田市の地元企業、株式会社福萬組が八戸学院大学と共催し、地域スポーツ活動の活性化を支援していきたいとバスケットボールクリニックを企画。講師に福島雅人氏(現・山形銀行女子バスケットボール部ヘッドコーチ)、長南真由美氏(現・専修大学コーチ)を招き、2月24日に十和田市立南小学校体育館で市内・近隣の小学生約180名を対象に「八戸学院大学×㈱福萬組バスケットボールクリニック」を開催した。ドリブル技術などのファンダメンタル(基礎)を講師が指導し、大学生と小学生の子どもたちがゲームなどをして楽しんだ。
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 長南さんは「まだバスケは始まったばかり、いろんなことにチャレンジして楽しんで欲しい」と挑戦する楽しさを伝えた。福島さんは「1日は1440分。そのうちの3分でいいからドリブル練習や英単語を1つ覚えてみる。1年経ったら身についている」と継続する大切さを伝えた。地元企業・地域の子どもたち・大学生・プロのコーチが集まったクリニックは参加したみんなを笑顔にし、大成功に終わった。
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 十和田市の企業・個人の寄付・協賛による有志の企画で2月6日に十和田中学校で腰塚勇人氏の「‐ドリー夢メーカーと今を生きる‐命の授業」が開催された。
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 腰塚氏は中学校でバスケ部の顧問として教育・指導に取り組む熱血教師だった。ある日、人生を大きく変える出来事が起こった。スキーで首の骨を折り、一命は取り止めたものの全身を動かす事の出来ない麻痺状態となった。絶望の中で心を救ってくれたのは、妻や両親、同僚の先生や生徒、医者や看護師、周りにいる人たち。入院、リハビリ生活の中で自分の命が助けられ、生かされていることの幸せに気が付き、奇跡的に職場復帰を果たすことが出来た。
 この期間に自分の人生についての見方や考え方、感じ方が変わってきたが、世間では障がい者に対する視線、子どものいじめによる自殺など、心痛ましい事件が多く取り沙汰されていた。自身の実体験から命の大切さ、生きてることの素晴らしさ、普段の生活で当たり前に感じ、忘れかけている幸せについて伝えたい。その想いから全国を回って「命の授業」を始めた。活動開始から約8年、1450回目の講演が十和田中学校となった。
 講演では脚を引きずりながらも力強い声で生徒らに呼びかけ、命の喜ぶ生き方「ドリー夢メーカー」について語った。口は何のために使うのか?目は何のために使うのか?耳は何のために使うのか?手足は誰のために使うのか?心は誰のために使うのか?自分の命を喜ばせる行動を一つ、仲間や家族を喜ばせる行動を1つ、考えて欲しいと問いかけた。
 日常にある「当たり前」が実はとても素晴らしいことだと気付くことは感謝の気持ちにつながり、感謝が出来ることで誰かを喜ばせることができる。講演が終わり、生徒らは大きな拍手で腰塚氏を見送った。この「命の授業」を聴いた子どもたちが自分の命も、周りの命も粗末にすることはないだろう。
 十和田市名水保全対策協議会が「春の小川」の復元事業の一環として平成29年度元気な十和田市づくり市民活動支援事業の支援を受け、2月17日に十和田市民文化センターで「名水・湧水環境の保全に関するシンポジウム」を開催した。
 事例発表で北里大学獣医学部生物環境科学科講師・柿野亘氏が「湧水環境保全にかかわる生活論理をつくりたい」をテーマに白上名水広場・沼袋名水公園の水域に棲んでいる生き物たちを紹介。シナイモツゴなど絶滅危惧種も棲んでいることから私たちがどう取り組んでいかなくてはいけないのかを語った。
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 パネルディスカッションでは「100年先まで守り続ける湧水環境について」をテーマに十和田市立西小学校4年生と十和田市立藤坂小学校4年生をパネリストとして招き、環境保全の取り組みを発表。柿野氏をコーディネーターとし環境教育について学んだ。
 十和田市民文化センターで2月11日「第28回伝統芸能まつり」が開演された。
 各地域に伝わる舞踊は歴史を辿り、舞が生まれた理由を知る事が出来る。それを地域で残し歴史と文化を伝えていく伝統芸能。舞と衣装と小道具でその地域の時代の背景を想わせ踊る。毎年招待芸能を呼ぶことも目玉の一つ、今年は秋田県由利本荘市から国指定重要無形民俗文化財「本海獅子舞番楽」を招待し開催された。
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 会場にはたくさんの観客が訪れ、全13の団体(保存会)が伝承されてきた舞踊を披露した。継承が難しいと言われる伝統芸能の中で沢田鶏舞保存会は沢田小児童や卒業生が地域の活動として取り組み、軽やかな足取りで鶏舞を披露した。
 十和田市在住の小・中学生を対象に文化や芸術、スポーツなどで優秀な成績を収めたことを表彰する「平成29年度十和田市教育奨励賞」が2月17日に十和田市民文化センターで開催された。
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 文化・芸術部門は合唱・吹奏楽・読書感想文・珠算・絵画・版画・ポスター・ピアノ・俳句・書道・4コマ漫画・献立コンクールから小・中学生が148名。
 スポーツ部門は野球・自転車・レスリング・空手道・スキー・駅伝・陸上競技・サッカー・水泳・少林寺拳法・卓球から小・中学生が71名。計219名が表彰された。
 生徒代表挨拶では十和田中学校野球部の相間野斗歌くんが入学当時は想像も出来なかった成績を収めることができた。厳しく鍛えてくれた指導者、優しく支えてくれた保護者に感謝の意を述べた。
 1月21日に市民交流プラザトワーレで十和田工業高等学校パソコン部と放送委員会の企画で市内の小・中学生を対象にラズベリーパイゼロを使ったプログラミング教室が開催された。前回も参加した生徒・児童は慣れた手つきで新規参加者と一緒にプログラムを打ち込みながら自分で考えたゲームを作成した。十和田工業高等学校では子どもたちに興味を持ってもらい、将来の進学の選択のきっかけになればとプログラムや衛星受信など様々なことを企画している。
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 1月18日に十和田市馬事公苑(駒っこランド)がキッズゲレンデをオープンした。十和田みなみ幼稚園園児23名が招待されたが今年は珍しく雪がほとんど降らないため、馬そり始走会は延期。にんじんあげとゲレンデでのソリ滑りとなったが園児らは元気に冬の遊びを笑顔で満喫した。
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 同月27日28日に開催される「駒っこランド雪まつり」も開催が心配されたが願いが届いたのか雪は降り、第5回目となる雪像コンテストも無事開催された。27日にはセレモニーが行われ、28日の親子馬力大会では3連覇を目指す原子舞美さん親子を抑え、倉岡大和くん親子が優勝し会場を盛り上げる。行列の並ぶJAF「子ども安全免許証」コーナー、外ではソリを滑りながら雪像と記念撮影したりと、たくさんの親子の笑顔でいっぱいになった。
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 今年は10社が名乗りを上げた雪像コンテストは会場に訪れた子どもたちの投票により決定。子どもが好きなキャラクターを模った雪像は大人気で投票の結果、田中建設株式会社の「となりのトトロ」が優勝した。この2日間で馬事公苑へ訪れた人数は約2700名(当苑調べ)。たくさんの親子が笑顔で冬の駒っこランドを楽しんだ。
 アジアからの教育旅行や観光客を農家民宿に誘致し、生徒や農家との国際交流を進め、農村地域の活性化を目的とした「アジアからの観光客誘致推進協議会」の紹介で十和田市立第一中学校生徒が台湾の高雄市立明華中学校生徒との異文化交流を行った。
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 明華中学校生徒と保護者は前日には農家へ民泊体験。25日に第一中学校で迎えられグローバル人材育成につながるように英語を共通語とした交流授業が行われた。始めに沢田地区の伝統芸能沢田っこ「鶏舞」が披露され明華中生徒を歓迎した。お互いに違う国の言葉でも共通語の英語で自己紹介などをし、コミュニケーションを深める。また、新渡戸稲造が高雄市に工場を持っていた(現・台湾糖業博物館)事も知り、共通点があった事で距離も近づいたようだった。それから日本文化である「節分」を体験。台湾にはない文化で最初は戸惑っていた。邪気を払い福を呼ぶ儀式のような日本文化だが、台湾から見ると豆(落花生)を人に(鬼役)ぶつけてから拾って食べる風習に驚いていたようだが最後は楽しんでいた。
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 お昼には一緒に給食を食べ(台湾では朝・昼・晩と学校給食)、年賀状を送るため(台湾では正月は2月16日)にハガキに住所を書いてもらっていた。第一中の生徒からは最後に手作りのウマジンと短期留学修了証を手渡し明華中生徒を見送った。英語の必要性、文化の違いを知る事、国際交流のこれからを生徒らは学んだのだと感じた。
 十和田市立第一中学校で取り組んでいる「ふるさと学習」の一環で「移住者さんと語ろう第2弾ワールド編」が1月18日に開催された。ゲストは十和田市に移住してきた稲生町の「14‐54」のオーナー、マイケル・ウォーレンさんとアレックス・クイーンさん(当日は都合が合わずに欠席)が講師として十和田市立第一中学校2年生22名の生徒と移住をテーマに英語で語り合った。
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 マイケルは五戸でALTをしたことがあり青森を知った。毎年、五所川原の立佞武多を見に行くなど青森の様々な魅力を好きになった。自身の新しい表現の場として都会と田舎をつなげたいと感じ、条件のいい物件を探していたら十和田市にたどり着き「14‐54」をオープンしたという。メインの仕事は東京でとても忙しい→田舎にくると落ち着く→けど少し物足りない→何か出来ないかと新しい自分を考える→音楽イベントや地域交流の場として企画して楽しんで欲しい。一つの事にこだわり過ぎずに「I am~(私は○○)」と言えるものを何個でも持って欲しい。それをまとめたものが私になる。自身の紹介を兼ねて生徒らに考え方や活動を伝えた。
 生徒からは「外国から見た十和田市はどう映っているのか?」「十和田市に移住してきて何をしたいのか?」など英語で質問がありマイケルは質問の意味をしっかりと受け止めながら丁寧に答えていた。また、当日これなかったアレックスの人物像が想像できる放映された録画映像を見せて移住者として周りに助けられた事、地元の人たちと仲良く出来たことなどを伝えた。
 外国人移住者との語りの場は出来るだけ英語で進行されていた。元ALTの英語を学びながら、ふるさとを確認し、外国人移住者の考え方や働き方など知るなど学ぶことが多かった時間となった。
 ふるさと活性化のためには一生地元から出ないのではなく、一度くらいは県外、国外を見て知るほうが新たに見えてくるものがあるのだと学んだ授業となった。
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